魔法少女リリカルなのはAfter ダメ人間の覚悟 |
俺はハルカ達と一緒に教室を出て、中庭でさっき俺が作ったタコ焼きを食うことにした。
透「ふ〜ふぃー、疲れったぁー・・・・あぁ腹減った」
ハルカ「サラリーマンかアンタは、ほら自分が作ったやつ食べればいいじゃないの」
透「へーへー」
ハルカ「全く・・・・ところでアンタ達何でさっきから一言も発して無いの?」
なのは「ええ?!だ、だって・・・・」//////////////
フェイト「そ、それは・・・・・」////////////
はやて「透君の・・・・・」///////////
ハルカ「ハァ、要は透の素顔を久しぶりに見たからなんでしょ?」
するとハルカ以外の皆が一斉に頷いた、まぁこんなになったのは大体1年以上前じゃけぇな・・・・よう先生に言われんかったな俺。
すずか「ハルカちゃんは何とも思わないの?」
ハルカ「私?そりゃもちろん、久しぶりに見て恥ずかしかったわよ、でもあの場で誰も動かなかったらダメでしょ?だから無理矢理ポーカーフェイスをとったってわけ」
アリシア「そーなんだ・・・でもさぁ、やっぱり透髪切りなよ」
透「・・・・切るよ、今度恭也さんと一緒に」
なのは「え、お兄ちゃんと?いつそんな約束したの?」
透「午前中に恭也さんと忍さんがウチのクラスに来てのそん時に言ったんよ」
アリサ「じゃぁ髪は切りに行くってことね?」
透「そーゆー事になるの」
俺等はタコ焼きを適当に食った後、ジュース(俺はコーヒー)を飲みながら談笑した。
透「そーいやぁお前等、早ぉ仕事切り上げたんじゃって?無理すんなっつったやんけぇ」
なのは「無理はしてないよ」
フェイト「ただいつもコツコツとやって来たから早く終わったんだよ」
アリシア「私達はあの二人とは違うんだよ」
アリシアがエッヘンと胸を張って威張っとる・・・・アリシアが真面目に仕事ねェ・・・・・・・・・無理、想像出来んわ。
透「ってあの二人って榊と緋村はもしかして来とらんのん?」
はやて「あのアホ二人やったら、今まで真面目に仕事せんかったツケがあって残業しとるで」
アリサ「じゃぁ文化祭はアイツ等と顔を合わせなくて済むのね!?」
ハルカ「そーなるわね」
アリサ「よかったぁ〜」
まるで裁判に勝ったような安堵っぷりじゃねぇ、まぁ気持ちはわかるけど。
はやて「にしても透君料理の腕上がったんとちゃう?」
透「そうかいのぉ?」
なのは「うん!さっきのタコ焼きスッゴク美味しかったよ!」
アリシア「家でも食べたいなぁ」
透「アレはタネとかタコとかが良かったけぇよ、さっきみたいなのをもう一度作れって言われても出来んけぇな」
なのは アリシア「「そんなぁ〜・・・・・」」シュン
透「・・・・・でもあんなんじゃなくてええんなら、作ってやるで・・・・」/////////////
全員「本当!!??」
透「・・・・・アレじゃなくてええんなら」
アリサ「何よ、素直じゃないわね」
透「お前には言われとぉないんじゃ!!」
アリサ「何ですって!?」
すずか「アリサちゃん、透君も落ち着いて!」
ハルカ「あ!いけない・・・もうこんな時間じゃない!皆行くわよ」
突然ハルカが立ち上がったと思ったら、俺以外が皆立ち上がってどっか行こうとしとった。
透「お、おい!どしたん急に!」
ハルカ「あ・・・・えっとさ、私達・・・その・・・・・クラスの子達に頼まれてミスコンに出ることになったのよ」///////////
透「はぁ!?ミスコン!?」
アリサ「私は出たくないって言ったのよ!?」
なのは「でもどーしてもって、頼まれて・・・・」
すずか「それで皆仕方なく・・・・」
透「はぁ・・・・・・それは・・・・ドンマイ・・・とりあえず行こうか」
フェイト「え?!透も来るの?!」///////////
透「あ、すまん・・・・デリカシー無かったの、いやその・・・・・やる場所まで一緒に行こうかと思ったんじゃけど・・・終わるまでどっかで時間潰しとくわぁ」
アリシア「あ!ダメ!透も一緒に来て!」
透「え・・・・じゃけど」
なのは「透君にも・・・・その・・・見に来てほしいんだ」///////////
透「いやぁ・・・・まぁ、ええけど・・・・」
はやて「せ、せやったら早行こか!」
俺はなのは達が走ってこうとしたけぇ、自然と付いて行こうとしてしもうた。
ハルカ「ちょ、ちょっと待って!」
透「どしたぁーーー!!」
ハルカ「携帯落としちゃって・・・・・・先行ってて!!」
なのは「ハルカちゃん!急いでね!!」
俺等はハルカを残して先にミスコンが行われる会場・・・・体育館に向かった。
・・・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
透「遅いのぉ〜ハルカの奴」
フェイト「どーしたんだろうね」
なのは「あ!来たみたいだよ!」
なのはの声で遠くの方を見てみるとハルカが走って向かって来とった。
透「おーい!こっちじゃこっち!!」
ハルカは俺の声に反応したんか知らんけど、俺等の方に走って来た。
透「おーい!早せぇ!!」
透 ???「「ハルカ(はるか)!!」」
全員「・・・・え???」
はるか Side
はるか「も〜、響ちゃんいきなりどこ行ったのよぉ」
私は親友の響とさっきまで文化祭を回ってたけど、響が急にどこかに消えたので私は彼女を探し歩いていた。
はるか「はぁ〜、こんな時に限って携帯忘れちゃうし・・・・ツイてないなぁ」
散々歩いていると遠くから私を呼ぶ声が聴こえた気がした。
???「・・・・・るかぁ〜!!」
はるか「??この声って・・・・・響?」
響「はるか!!アンタ何やってんのよ!?こっち来なさい!!」
はるか「え?何が?って響ちゃんこそ今までどこに居たのよ?」
響「何言ってんのよ、アンタが急に居なくなったからでしょ?!それより、アンタミスコン出るんでしょ?もう始まるわよ!」
はるか「ミスコン・・・え!嘘!?」
響「本当よ、さぁ早く行きましょ!」
はるか「あ!待って響ちゃん!」
私と響ちゃんはさっきまで忘れていたミスコンの会場である体育館に向かって走り出した、けど今日は文化祭で校外の人達が多く来ていて思うように走れなくて、また響ちゃんとはぐれてしまった。
はるか「ま・・・・・・待ってよぉ〜響ちゃん」
でもいつの間にか目の前に体育館があって、響ちゃんは体育館裏口前で私のことを待っていた・・・・・その近くに何人かの男女もいるけど、あの子達もかな?
響「こっちよぉ!早くしなさーい!」
響 ???「「はるか(ハルカ)!!」」
全員「・・・・え???」
響が私の名前を叫んだ瞬間隣に居た男子も私の名前を叫びだして、響とその男子と男子の近くに居た子達も互いに見て驚いてた。
あ!・・・・・あの男子って、確か・・・前に・・・・・・。
Side Out
???「えっと・・・・・あなた達もはるかを待ってるの?」
なのは「はい・・・そーですけど・・・え?あなた何で」
アリサ「何でハルカの事知ってるのよ!」
???「何でって私は「響ちゃ〜ん!」・・・はるか、遅いわよ」
はるか?「だってぇ、人が多過ぎるんだもん」
響?「それは最初から頭に入れて走りなさいよ」
はるか?「えぇ〜・・・」
フェイト「えっと・・・・」
アリシア「どーゆーこと?」
ハルカ「ごっめーん!携帯さっきの所に落としててさぁ・・・・どーしたの?」
なのは「あ、ハルカちゃん」
響?「え、ハルカって・・・その子も名前がハルカなの?」
ハルカ「え?あはい、私「あぁ!!思い出した!」は?」
はるか?「響ちゃん!この子だよこの子、この前話してた子だよ!」
透「は?・・・・あ、もしかしてこの間ぶつかりそうになった先輩?」
はるか?「そーそー、覚えてたんだぁ」
まぁ前に盛大にぶつかりそうになったけぇな、多少はインパクトあるんじゃけど・・・・さっき、この2人互いに「響」「はるか」って言っとったけど、もしかして・・・いやぁまさかねぇ。
はるか?「響ちゃんこの子の目ってスッゴク綺麗なんだよぉ」
響?「分かったから、ちょっとアンタは落ち着きなさい・・・・ごめんなさいね」
透「あ、いいえぇ別にいいんすよ」
ガシィッ!
透「ん?」
なのは「トオルクン」
フェイト「ドーユーコトカ」
すずか「聞キタイナ」
透「あ、えっと・・・俺も名前は知らんけど」
はるか?「あ、そーかまだ自己紹介してなかったわね」
響?「あらまだしてなかったの?」
はるか?「うん、私はね・・・・」
はるか?「2年4組の森島 はるかって言うの、よろしくね♪」
響?「うちのはるかが迷惑かけたわね、私2年4組の塚原 響よ」
おいおいマジか、何で魔法と無関係なところから来とん?この2人ってアレじゃろ?確か『アマガミ』の上級生の二人じゃろ?
なのは「え!あ!私、1年3組の高町 なのはです!よろしくお願いします!」
ハルカ「同じく、中村 ハ・ル・カです・・・」
はるか「あら、私と同じ名前ね♪」
ハルカ「そーですね」
アリシア「アリシア・テスタロッサです!」
フェイト「妹のフェイト・テスタロッサです、えっと、よろしくお願いします」
はやて「八神 はやていいます、よろしゅう」
アリサ「アリサ・バニングス」
すずか「月村 すずかです、どうぞよろしく」
透「えっと、俺は1年1組の井上 透っす・・・この前はスンマセンっした」
はるか「いいよ、私も悪かったし」
ハルカ「ねぇ、前に何があったのよ?」
透「結構前に・・・・確かお前らが俺の髪を切れとか言った時さぁ、俺急いで戻った時あったやん?」
アリシア「あったっけぇ?」
すずか「ほら透君が急いで戻った時あったじゃないアリシアちゃん」
透「そん時に森島先輩にぶつかりそうになっての、そん時は互いに自己紹介する暇なかったけどね」
響「あ、もしかしてあなた達が噂の子達?」
フェイト「噂って?」
響「何か今年の新入生はイケメンの男子と綺麗な女子が入ってきたらしくてね、知らない?あなた達7人どう呼ばれてるか」
はやて「いいえ」
アリシア「全然」
響「確か『聖祥大附属中の7大女神』って名前だったかしら」
ハルカ「『聖祥大附属中の7大女神』・・・・」
アリサ「何よその名前!!」/////////////
フェイト「め、女神・・・」/////////////
あぁ久しぶりに聞いたのぉ、その名前・・・ってそんなことよか。
透「あんさぁ、ミスコンの方はええの?」
なのは「にゃ!!」
フェイト「忘れてた!!」
ハルカ「皆まだ受付してないの?」
すずか「うん!」
アリサ「なら早くしましょ!」
はるか「あ、私も一緒に行っていい?」
はやて「ええですよ、行きましょ!」
はるか「オーキードーキー♪ありがと!」
響「じゃぁ私は体育館の外に居るから」
はるか「うん!」
透「ほいじゃぁ俺はどっかで休んどくけぇ」
なのは「え、透君見に来てくれないの?」
透「いやお前、出場するお前等も恥ずいじゃろうけど、見る俺も恥ずいんやぞ」
フェイト「そ、それもそっか」//////////
ハルカ「いいじゃない、見に来なさいよ」
透「はぁ?!」
アリサ「ハルカ、アンタ何言ってんのよ!?」////////////
ハルカ「だってこの人の多さだと探すのメンドーでしょ?いいじゃない」
なのは「だからって・・・・」///////////
アリシア「でも恥ずかしいな」///////////
それでものぉ、見に行くのは・・・・ちょっとのぉ。
はるか「恥ずかしいなんてことないじゃない」
響「はるか、アンタはちょっと黙ってなさい、話がややこしくなるから」
はるか「えぇ〜何でよぉ」
透「・・・・・俺が見に行ってええんか?」
なのは「・・・・・透君がいいなら」///////////
フェイト「私は別に・・・・・」///////////
はやて「ええよ・・・・・」//////////
透「・・・・ほぉか、ぅんなら行こうかね」
ハルカ「はい!決まった!ほら、皆行こう!」
あとがき
はぁ〜やっと紹介出来ました、長かったです。森島 はるかと塚原 響の紹介が今回でやっと出来ました。
アマガミからはこの2人だけにするか、どーするか迷ってますが、仮にもこの作品は『魔法少女リリカルなのは』なんで仮に『アマガミ』のキャラを出しても『魔法少女リリカルなのは』の話にしていきますのでご了承を。
さて、次回はミスコンをやろうか結果だけにして別の作品にするか迷ってます。する・しないに関係なく透達を2年にしようかと思ってます。
説明 | ||
第13話 ダブルはるか | ||
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