なんか神の不手際で転生するらしい |
わーい、あれから特に何もなく中学生にはならなくて春休みになったよー。
さて、突然だが今俺は学校のグラウンドに来ていた。なんでも士郎さんが監督をしているサッカーチームと別のサッカーチームで試合をするらしい・・・それで俺と刃もレヴィによって半ば強制的に連れて行かれた。
まあそれはいい。もう慣れたから・・・・・・問題は・・・・・・・
「「ゴルァ!!テメェ等!!なのは達に近付くんじゃねぇ!!!嫌がってんだろうがぁ!!」」
なんでコイツ等がいるし・・・・
「もう!いい加減にしてよ二人とも!!」
「私たちは好きでここにいるんだから伸は関係ないよ!」
「そうよ!なんでアンタ達に刃の居場所を指図されなきゃいけないのよ!!」
「なのは!?・・・・・オイ!テメェ等!!何俺のなのは達を洗脳してやがる!!!」
「安心しろよこの俺がお前たちの眼を覚まさせてやるからな」
・・・・もう無視しよう。いっそのこと某魔術師殺しみたいな無視ができれば一番いいのだがあいにくそんなことはできない。出来て数分だけだ。
「おや皆来てたのかい?」
「あ!お父さん」
「それに・・・伸君に刃君も」
「ええ・・・」
「誘われたので一応・・・それよりもうすぐはじまりますよ」
「おっとそうだね。」
「そういうわけだ。お前らもさっさとどっかいけ」
「ッチ!覚えてろよ!!」
「ゼッテェぶっ潰す!モブごときがオリ主である俺に勝てるわけがねえからな!!!」
そう言って、どこかへと去って行った。いや、前回負けたの分かって言ってます?
まあ、そんなこんなで試合が始まろうとしたのだが・・・
「なんでアイツ等がいるんだろうね?」
「さあな・・・・だが士郎さんの意図ではないことだけは確かだ。」
だって頭抱えているし・・・・
「皆!!お前等のために絶対勝ってやるからな!!!」
「そこの((踏み台|皇魔))なんか放っておけ!それより俺のこと応援しろよ!」
「あんなこと平然と言うなんて・・・・」
「見てるこっちが恥ずかしくなるわ・・・」
「しかもなんで僕があんな奴の応援しなきゃいけないんだよ!!」
声をかけられた当の本人たちは完璧に引いていた。
そしてテンションダダ下がりのまま試合開始のホイッスルが鳴った。因みにこのサッカー自体は普通のサッカーだと予め断っておく
「オラァ!」
最初に取ったのは聖火(以後馬鹿1号)だった。しかし馬鹿一号は誰かにパスをしようともせず個人プレーに走った。しかも・・・・
「おい・・・あれって・・・」
「完璧に魔力強化しているよね。」
「本当に男の風上にも置けんな・・・」
「ていうより、男の恥さらしだよ・・・」
「いえ、もう男の恥そのものですよ」
「いえ、男の汚点そのものです」
「み、皆落ち着こう・・・ね?」
フェイトが宥めた。
見てみると、あのバカ男以外の男子全員が暗い顔をしていた。よっぽどシュテル達に言われたことがショックだったのだろう。
すると対戦相手の士気が憤怒のごとく上がり、一気に馬鹿一号のボールを奪取!
「あ!コラ!テメェ!!何勝手に俺からボールを取ってやがる!!」
いや、そういうスポーツだからコレ!!
そしてそのままゴールイン。早々に一点を取られた。
そして次は((馬鹿2号|皇魔))がボールを取ったがやはりというかなんというか魔力強化による個人プレーそしてあろうことか敵に誘導されファール。そしてそのままさらに一点取られた。
「オイこのクソ審判!今のはどう見ても向こうが―――」
と言い、審判に対して猛抗議、だが当然受け入れてもらえるはずがなくイエローカード。そして最終的には馬鹿共でボールを奪い合う結果に・・・そしてここで―――
「タイム!!」
士郎さんがファインプレーでタイムを出した。いや今回のファインプレーはマジでこれだと思う。そしてあのバカ二人に近づいた。どうやら選手交代を言っているようだ。しかし馬鹿共はギャーギャー喚いて聞きやしない。すると――――
ゴチン!!!!!
士郎さんによる拳骨が・・・おおー、でっかいタンコブ・・・あんなのクレヨン○んちゃんでしか見たことないぞ
そして、選手交代なのだが問題が・・・なんか替えの選手・・・というよりもともといたはずのFWがいないのだ。すると士郎さんがこっちに来た・・・・了解した。
「なぁ、伸君、刃君、頼みが「代理で出ろと」いいのかい?」
「構いませんよ。というよりそんな感じがしていましたから」
「すまないね」
そう言って控室でユニフォームを着てフィールドに出る・・・すると
「二人とも頑張ってー」
「伸!がんばって」
「刃!ハットトリックきめや〜」
「あんな奴らボコボコにしちゃいなさい!」
「肋骨の一本二本折って再起不能にしてやれ!!」
皆が応援してくれたのだが、アリサとディアーチェそれはダメだろプロレスやるわけじゃないんだから。
「オイ!」
見ると敵のFWが睨みつけている
「ん?」
「あんなかわいい子達に応援されて、いい御身分だな」
「まあな」
「け!」
こういう手合いは受け流すに限る。そしてホイッスルが鳴りキックオフ。刃からボールが渡され
バン!
そこからシュートしてゴールを決めた。思うのだがこれこそ究極の個人プレーだと思う。魔力強化?あんなバカ男共と一緒にするな。鍛え方が違うだけだ。
「おい!審判!さっさとホイッスルを鳴らせ!それとも今のは反則か?」
その言葉と共に審判が我に返りホイッスルが鳴らされ、あっという間に一点盛り返した。
「ちょ・・・・今のなんや?」
「シュートしただけです」
「にしたっておかしいやろ!なんであんな遠くから・・・・・」
「シンだからです。それ以上は語りません」
なんか外野が煩いが再びキックオフそして先ほどの少年がボールを持ってこっちにやってきた。
「へ・・・少しはできるようだが「喋る暇があるなら足を動かせ」へぇ?」
そう言ってボールを奪う俺。そしてMFが俺を止めようと前に出るが
「よ・・・っと」
「はぁ?」
俺はリフティングの要領でボールを相手の頭上に通過させ着地点に回り込み胸でキャッチしかし3歩ほど進んだところで今度は3人で攻めてきた周りを見ると見事にマークされている・・・・しかし
「フン!」
俺は思いっきりボールを蹴り上げた。最初は皆どうせ渡すくらいなら遠くに投げてしまおうという魂胆だと思ったみたいだがちがう、だってそこには
すでにオーバーヘッドの体制を構えた刃がいるのだから。そしてそのまま、オーバーヘッドシュートを決めた。
余りのプレーに全員唖然としている。まあ無理もない。誰がもうすぐ小学4年生になろうという子供があんなシュートを放てると思うだろうか・・・・
そしてその次は俺がナックルシュートをその次は刃がドライブシュートとダイビングボレーをして見事ハットトリックを決め6対2で勝利した。因みに俺と刃による連係プレーは最初の2回の他に1回、内容はドリブルからシュートまでヘディングだけで点を決めるという頭を使ったプレイをした。あとは様々な奴と適当にパスをしてゴールを決めた。いやだってこれそういうゲームだし。もっと決めようと思えば決めれたけどそれはそれで大人げないしな。そしていなくなっていた本来のFW二人は控室のロッカーの中で簀巻きにされていたそうな。
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第四十三話:不正はなかった | ||
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頭を使ったプレイ、何か合ってるけど違うような気が(頭翅(トーマ)) | ||
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