魏・Afterシナリオ[流れ星]
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[成都のあの場所で]

 

 

 

 

[月明かりに照らされて]

 

 

 

「ずっと私の傍にいなさい」

 

 

 

[珍しく駄々をこねられ]

 

 

 

 

「だめよ、そんなの認めないわ」

 

 

 

 

[認めたくない現実]

 

 

 

 

「いかないで・・・・・・・」

 

 

 

 

[虚しい叶わない願い]

 

 

 

 

 

「愛していたよ・・・・・かりん・・・・」

 

 

 

 

よく知っている可愛い女の子の声

その声は・・・・・俺のせいで泣いている

 

 

 

 

泣かないでくれよ・・・・・・

 

 

 

一刀「華琳!!!」

 

 

 

 

 

素足に馴染みのある木の床 夕暮れになった光景  足元には素振り用の木刀  

 

 

 

 

 

一刀「・・・・・・・・・・ここは?」

 

 

 

 

 

目覚めた場所は聖フランチェスカの武道場

 

この状況だと現実に帰れたのか・・・・・・

 

 

 

 

一刀「そんな・・・・・有り得ないだろ」

 

 

 

 

歴史が変わったのじゃないのか!なのに現実世界に!俺に影響がない!

 

 

おかしい、何かがおかしい

 

 

頭で考えても仕方がない!変わった歴史が解る物は・・・・・・ッ!!

 

 

 

 

納得の行く答えを求めて俺は急いで図書室へ行った

 

 

 

 

聖フランチェスカの図書室

普段は絶対行かない場所だ

 

 

 

 

急いで俺は歴史のコーナーを探し、目的の本を急いで取った

 

手にした本は三国志、何かが絶対に変わっているはず

 

 

 

一刀「・・・・・そんな・・・・・」

 

 

強烈な虚無感と絶望 

 

 

認めたくない!認めたくない!

 

焦りと不安の感情が胸に押し寄せる

 

 

あの日々を、あいつらを、あいつらの夢を

 

 

愛し合った思い出を夢で終わらせたくなかった

 

 

最後に記された文には何1つ・・・・三国の結末の変化に変わりは無かった

 

 

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気づけば自分の部屋寝ていた

 

 

 

 

ボーッっとする頭の中、なにもかもが無気力になっていた

 

 

 

敷布団、4畳半の畳、ガラス製の窓からの朝日

 

 

一刀「やっぱり・・・・・・か」

 

 

 

現実に戻されて、現実が認めれない自分がここにいる

 

 

 

 

一刀「そいや・・・・・今日何曜日だっけ・・・・・」

 

 

当然長い間過ごしてきたので時期間がかなりズレている

 

 

 

 

 

一刀「サボルか・・・・・・・はぁ・・・・・」

 

 

 

 

もう一度布団へ潜る 

 

次に目が覚めればきっと・・・・・

 

 

 

 

 

??「おはようやでー!カズトー!!」

 

 

・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

??「おいおい・・・おま・・・・まだ寝とるんかいなぁ」

 

 

 

 

一刀「・・・・・誰?」

 

 

 

 

 

??「酷ッ!俺や俺、ヒントはひらがな3文字」

 

 

 

 

 

一刀「・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

祐「正解は た・す・く 君でしたー・・・・うわぁぁぁん!!」

 

 

 

 

 

 

一刀「いや、覚えてるって、忘れるわけないだろ」

 

 

 

 

久しぶりの友達、祐に会えて懐かしい気持ちが沸いてきた

 

 

 

 

 

祐「ほんなら・・・・今日の約束おぼえとるん?」

 

 

 

一刀「・・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

祐「ねーよwwwおまえねーよwww・・・・・うわぁぁぁん」

 

 

 

 

 

久しぶりの鬱陶しさもなぜか懐かしく感じてしまう

 

 

 

 

 

一刀「んで・・・・・何するんだ?」

 

 

祐「えぇ!マジで忘れたの!宿題や宿題!フランチェスカの美術品のレポート書くゆうやつや!」

 

 

 

 

そんな物があったのか・・・・・・だけど

 

 

 

 

 

一刀「すまん・・・・今は1人に・・・・・・・・・・」

           祐「よっしゃ!いくでぇ!さっさと準備せぇい!」 

 

 

 

仕方ない・・・・・・か、

 

 

懐かしい友人と二人で学園のへ向かった

 

 

 

 

 

祐「ほぁーこりゃすごいでー・・・・・・」

 

まじまじと巻物を見ている祐

 

 

 

 

 

一刀「お前・・・・字、解るのか?」

 

祐はわからんっといってニヤっと笑っている

 

 

 

 

はぁーっとため息を付きすぐ近くにある日本刀の詳細記事をレポートに丸写しをした

 

 

祐「いかんでー・・・そんな事したら」

 

ニヤニヤと俺の方を見て、銅鏡の詳細記事を書く

 

その銅鏡はボロボロの、そして展示品ではないものだった

 

 

 

 

祐「なんやこれ・・・・・おっかしな記事やで」

 

 

一刀「ほら!帰るぞー!そろそろ飯の時間だ」

 

 

大勢の人の中で祐を呼び寮へと戻る

 

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祐「のぅ、一刀はんー」

 

 

寮へ戻る帰り道に祐が声をかける

 

カズト「ん?何だ?−歴史なら得意だぞー何でも言えー」

 

やる気のない口調で俺は祐の質問の答えをいってやろうと思った

 

 

 

祐「外 史 っ て な ん や ?」

 

 

突然の問いに俺は背筋が真っ直ぐになって体制を崩し転んでしまった

 

 

祐「おい、大丈夫かいな・・・・そんな驚く事かいな?」

 

腰を下ろし、こけた俺に手をさしのばす

 

一刀「いてて・・・・・そんな事知る・・・・・か」

 

 

ちらっと見えた1文、その1文は確かに聞いた事のあるもの

 

 

「魏の種馬へ 許して欲しいなら、帰ってきなさい」

 

 

 

 

 

祐「あぁ・・・この文やろ、なんか誰かにおくったメッセージっぽい・・・・・っておい!」

 

 

 

俺は急いで、祐の呼び声も聞かず急いで、

 

 

 

 

一刀「ハァハァ・・・・・・・・」

 

 

右端の小さな戸棚の中にある、銅鏡

 

 

 

これが唯一この現実と外史を結ぶ物

 

 

頼む・・・・・・・!!

頼むよ・・・・!!

 

 

[この想いは]

 

 

 銅鏡を両手で力強く持ち

 

 

 

[こんな所で]

 

 

 

 

 最愛な人を想いながら

 

 

 

 

[終わりたくないから]

 

 

 

 

 

 会 い た い  と願った

 

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華琳「ふぅ・・・・・もぅ夜なのね」

 

 

やっと終わった公務

 

空を見上げれば真っ暗な空に綺麗な星

 

 

 

 

華琳「はぁ・・・・・・」

 

出るのはため息

 

 

 

 

 

夜になるといつも思い出してしまう

 

アイツは・・・・カズトは・・・・・

 

 

 

華琳「はぁ・・・・」

 

 

 

 

 

 

[黒くて暗い空]

 

 

 1人は寂しいと思ったのはあの別れた日から

 

 

[その色は終わりを示す]

 

 

 覇王を目指していた私

 

 

 孤独を覚悟していた私

 

 

 

 

[けどそこにあるのは夜空満点の無数の星]

 

 

 

  愛されている事の大切さを知らなかった私

 

 

 

 

[その輝きは人の願いを表すかのように]

 

 

 

  別れたとき初めて気づいた

 

[けど動くことがない、叶わない願いがそこに在る]

 

 

 

  アイツの存在、温もり

 

 

 

 

[もし・・・・・孤を描いて流れたら]

 

 

 

こんな顔見たらアイツ・・・・笑うんだろうな

 

 

 

[その願いは想いと共に]

 

 

しょぼくれた顔して・・・・華琳らしくないぞ?

 

 

 

[あなたに伝わる想いかも知れない]

 

 

うっさいわね!ばか!

 

 

 

そんな妄想をして1人で笑ってしまう私

 

 

 

[「会 い た い 」]

 

 

 

華琳「!!」

 

 

 

 

私は急いで走った

 

 

[始まりは流れ星]

 

 

 

 

別れを告げたあの場所へ

 

 

[別れる覚悟はできていた]

 

 

 

気づけば俺はそこにいた

 

[最後になって、あなたの大切さを改めて知った]

 

 

月光が反射した美しい川

 

 

[変えられない運命が悔しくて悔しくて]

 

草や木に囲まれた場所

 

[泣いて、あなたを失って泣いて]

 

あの頃のように綺麗な満月

 

 

[もう1度だけ、会いたいよ.....]

 

うしろから声がする

 

 

[1年ぶりになる愛しい人の後姿]

 

 

その声を聞いて後ろを振り向く

 

 

[長い間、頭の中にしかなかった愛しい人の顔]

 

華琳「・・・・・ばかぁ!!ばかぁ!!」

 

 

[突然またあらわれるな!]

 

 

可愛い女の子が走りながら叫ぶ

 

[何笑ってんのよ!どれだけ......]

 

 

俺は嬉しくて、嬉しくて、顔の笑顔が隠せない

 

 

 

 

 

ただいま・・・・・・・・華琳

 

[言いたい事が山ほどあるのに]

 

 

走りながら思いっきり胸に抱きついてきた時

 

[頭の中が真っ白になって]

 

 

おかえりなさい・・・・・・・っと小さな声でそう言ってくれた

 

 

 

 

 

 

 

もう離したくない、この想いと

 

 

 

 

 

最 愛 の 人 を 

 

 

 

 

 

魏・Afterシナリオ[流れ星] 完

 

 

説明
華琳様が華琳様による華琳様だけのシナリオになっちまったぜ


友人の名前忘れちまったorz
[追記]
所々変じゃね?と思う場所はきっと・・・
ここ・・・!こんな事言わせないでよね!バカ!
(企画みたの昨日でしたので^^;)

かなっぺ!結婚してくれ!

誤文字発見で訂正しました

かなっぺ!結婚してk(ry

このシナリオには[銅鏡は許子将の教えに従って作った設定]

[外史に戻れたが、華琳と華陀が一緒にいる事を街で見かけ、愛しあっているのかと勘違いをする]

[もし華琳と会えば外史に悪い影響がでるかもしれないと一刀は思う]

[最終的には魏のヒロイン全員が探し回り、華琳が一刀を別れた場所で見つける]


[曹丕を産むHappyEnd]


これが本当は作りたかったSSでしたが
時間がね!時間がね!

かなっぺと結婚させてくれたら
続きを書こうと思います

追記追記追記(もういいよ

一部の所を変えさせてもらいました

べべ別に!支援が嬉しくてやったわけじゃないんだからね!

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たくさんのご支援ありがとうございました


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コメント
トモキさん>漢√に出すべきお方でしたね  Mitiさん>シッーです、にわか厨ってばれてしまいます(マテ(ちげ)
呼称に関しては自分も突っ込みたいところですが…とにかくGJ!(MiTi)
友人の名前は及川佑ですw ちなみに一刀の事はかずピーと呼びますよ(トモキ)
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ct004khm 恋姫無双  華琳 

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