リリカルなのは〜〜転生後の人生〜〜第19話
[全2ページ]
-1ページ-

皆さんどうも、雨宮リンドウです。ただいま市街地でフェイトたちと交戦中です。なぜそんなことになっているかというと…

 

――回想――

 

遡ること少し前、俺となのはとユーノ(ユニも)はジュエルシードの捜索を行っていた。

 

「今日はここまでかな…」

 

なのはがそう言ってとりあえず今日はここまでとなったが…その少しあとフェイトがこの街中でジュエルシードを強制発動させようとしていた。

 

「こんな街中で強制発動!?」

 

そう言ってユーノは結界を展開する。

 

その後フェイトとなのはが同時にジュエルシードを封印しようとしてなのはが少し早くジュエルシードの所に着いたのでデバイスに取り込もうとしたがアルフに邪魔される。

 

 

そしてそのまま戦闘開始となって現在に至る。

 

「前も聞いたがなんであんたらはジュエルシードを探してるんだ?」

 

「前にも言ったが、答える理由が見つからないよ」

 

ドン!

 

俺とアルフの拳がぶつかり合う。

 

「やっぱそうかよ…」

 

なのはも自分がジュエルシードを探す理由を話しフェイトに理由を聞こうとしていた。

 

「私は…」

 

フェイトが答えようとしたときだった。

 

「フェイト!答えなくていい!」

 

「「「!?」」」

 

俺となのはとユーノがその声に反応する。

 

「優しくしてくれる人たちの所でぬくぬく甘ったれて過ごしてるようなガキンチョに何も話さなくていい!私たちの最優先事項はジュエルシードだろ!?」

 

この!・・・・

 

「今いいとこだろうが!話の腰折るんじゃねえ!」

 

ズドン!

 

「うわあぁ!」

 

雷の魔法を放ちアルフに直撃する。

 

それに伴いなのはたちの戦いが再開するが、フェイトがジュエルシードに向かいだした。

 

「あ!」

 

なのはも慌ててフェイトを追いかけ二人のデバイスがジュエルシードにぶつかった瞬間強烈な光が放たれた。

 

「うお!」

 

とりあえずユニが飛ばされないようにキャッチする。

 

「なんだあれ!?」

 

「いけない!」

 

急にユニが大声を出した。

 

「どうした!?あれが何か知ってるのか?」

 

「あの光から二人を遠ざけないと危険です!」

 

危険ってどう危険なんだよ!?

 

俺は考えるよりも早く体が動いていた。

 

とりあえずなのはたちを投げ飛ばしその場から離れさせる。その後さらに光が強まってきた。

 

「何かヤバくね!?」

 

魔力と気の防御全開!

 

そしてその場から吹き飛ばされた。

 

ドン!

 

ビルの壁に叩きつけられたが防御を全開にしてたのでそこまでダメージはなかった。

 

「いって〜」

 

「リンドウ君大丈夫!?」

 

「わりと平気だ」

 

「「いや、でも血が出てるよ…」」

 

「まさかユーノとなのは両方から突っ込まれるとは…」

 

確かにあちこちから血は出ているがそこまでひどくはない

 

「!?…あいつ!」

 

フェイトがジュエルシードを素手で封印しようとしている。なのはとフェイトのデバイスはぶつかった衝撃のせいかボロボロとなっている。

 

「なんて無茶を…」

 

やっぱ無茶なんだあれ…

 

「いけない!リンドウさん、あの子を助けてください!」

 

「いや、どうしろっていうんだよ」

 

「あの子と同じことをすればいいんです。早くしないとあの子がジュエルシードに飲まれてしまいます」

 

「しょうがねえ…」

 

ガシッ

 

フェイトの手ごと掴み一気に魔力を注ぎ込む。

 

「しっかり気張れよこら!」

 

「!?」

 

フェイトが俺の行動に驚いている。

 

そしてなんとか封印してその場を収めた。フェイトはアルフが抱えて連れて帰った。

 

俺がけがをしてしまったのでなのはが今日は泊まれと言って聞かなかったのでとりあえずなのはの家に行くことになった。

 

ちなみに桃子さんが手当てをしてくれた。

 

――翌日――

 

「なのはがほしければ俺を倒してからにしろ!」

 

目の前には木刀を持って怒り狂っている恭也さんがいる。

 

どうしてこうなった?

 

今までの流れを簡単に整理しよう…

 

先日なのはの家に行く→桃子さんの手当てを受ける→なのはの部屋に泊まることになる(なのはと桃子さんの威圧により)→朝なぜかなのはが一緒の布団で寝ている→恭也さんが見つける→道場に連行→現在

 

なんか…ありがちだな…

 

「どうした!こないならこっちから行くぞ!」

 

そう言って木刀を振ってくる恭也さん。しかも…

 

「攻撃が鋭い…」

 

「これでも剣術をやているからな」

 

そういうことか…

 

木刀を使いなんとか距離をとる。

 

「こっちも行きますよ…」

 

「来い!」

 

面倒だから一気に奥義で行く…

 

「無明神風流殺人剣奥義…」

 

殺人剣だけど木刀だから大丈夫だよな…

 

「白虎!」

 

木刀を振ると虎の形をした風が恭也さんに向かう。

 

「!?」

 

初撃は何とか避けたが2撃目で捕まり恭也さんを引き寄せる。

 

「これは!…」

 

「恭也さん、あなたも触れたでしょう…」

 

「くっ!」

 

ふせごうとするがもう遅い

 

「白き獣(白虎)の爪牙に…」

 

カウンターの要領で攻撃を決めて勝負がついた。

 

「とりあえず俺は学校行きますは…」

 

そう言ってその場を後にした。

 

Side なし

――時空管理局、次元航行船アースラ――

「皆、今回の旅はどう?」

今喋ったのがリンディ・ハラオウン。このアースラの艦長である。

 

「順調ですね。ただいま第3船速で航行しており、目標地点には160ヘクタ後には到着予定です」

 

「前回の小規模次元振以来目立った動きはないですが、2組の捜索者が再び衝突する危険は大いにありますね」

 

「そう」

 

「失礼します、リンディ艦長」

今話したのがエイミィ・リミエッタ、アースラのオペレーターである。

 

「小規模とはいえ次元振の発生は厄介ですものね。危なくなったら急いで現場に向かってもらわないと、ねぇ、クロノ」

 

「大丈夫です艦長、そのために僕が居るんですから」

クロノと呼びかけられたのがクロノ・ハラオウン、時空管理局の執務官である。

 

管理局が海鳴へ向けて動きだしていた。

 

Side end

 

リンドウside

放課後ジュエルシードが発動した気配がしたのでなのはと向かってみると、そこは海鳴臨海公園だった。

 

フェイトたちも来ているようだ。ちなみに今回の相手は木の化け物のようなものだ。

 

「ザケル!」

 

試しに魔法を放ってみるがシールドによって防がれる。

 

「ほう、いっちょまえにシールドまで張るのかい」

 

「今までのよりは強力だ」

 

今の現象になぜかフェイトたちが反応した。

 

その後木の化け物?が根っこのようなものを伸ばしてくるが俺となのはは空に飛んで回避した。(ユーノとユニは離れている)

 

「バルディッシュ!」

 

『arc saber』

 

バルディッシュから放たれたアークセーバーにより根っこは切られた。

 

なんかちょっとした連携みたいになってるよ…

 

その後なのはとフェイトが砲撃を放つ。

 

「俺もいっとくか…ザケルガ!」

 

3人の攻撃により、ジュエルシードが完全に封印された。

 

「ジュエルシードにはへんに衝撃を与えてはいけないようだ…」

 

「レイジングハートとバルディッシュが前みたいになったらいやだもんね…」

 

「それでも、譲れないから…」

 

「私が勝ったら…ただの甘ったれた子供じゃないとわかったら、話きいてくれる?」

 

「・・・・」

 

「リンドウ君、下がってて」

 

「はいよ」

 

そしてなのはとフェイトのデバイスがぶつかろうというとき一人の少年が表れた。

 

「ストップだ!ここでの戦闘は危険すぎる、詳しい話をきかせてもらおうか?」

 

誰だ?

 

 

 

今回も技紹介に行きたいと思います。

無明神風流殺人剣奥義 白虎・・・白い獣の形をした風(神風)を放つ。1撃目に発生させたすさまじい神風で相手を引き寄せ強烈なカウンターとなる2撃目で大ダメージを受ける。

原作 SAMURAI DEEPER KYO

 

ザケル・・・電撃を放つ呪文

原作 金色のガッシュベル

 

ザケルガ・・・一直線に走る貫通力の強い電撃を放つ呪文

原作 金色のガッシュベル

 

 

-2ページ-

 

さて、今回の第19話、どうだったでしょうか?

いよいよ、無印も後半に入ってきました。よければ最後まで見ていってください。

もちろんA's編もやるつもりです。

説明
今回はクロノの登場です。(最後だけだけど…)
総閲覧数 閲覧ユーザー 支援
2047 1973 4
コメント
来た!アニメの最初の方で性格の悪いクロノ君!リンドウ君はどんな反応を取るのか楽しみですね…。(神薙)
タグ
リリカルなのは 漫画 転生 チート 

Lancasterさんの作品一覧

PC版
MY メニュー
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。

<<戻る
携帯アクセス解析
(c)2018 - tinamini.com