真・恋姫無双 幼き命を護る者
[全1ページ]

序章

 

(わりとあっけない最後だな…。)

眼前に迫り来るトラックを見て彼はそう思った。

(でも、これはこれで俺らしいかな?)

もうじき死ぬと言うのに彼の心はあっけらかんとしている。

(できるなら、これからを生きる幼き命達に今よりも明るい未来が待っていますように…。)

 

そして彼は静かに目を閉じ、意識を手放した。

 

 

 

「…………ここは?」

目を開けて俺の目に飛び込んできたのは『白』1色に塗りつぶされた世界だった。

「地獄にしてはどうも静かすぎるし…。かといって俺が天国に行けるわけ無いし…。」

いまいち方向感覚が掴めない。手足を動かしても水中にいるように上手く動けない。

「結局ここはどこなんだよ…。」

どうなっているのわからないまま、何も起きない事にいい加減イライラしてきた…。

「あぁ畜生!神様でも閻魔大王でも良いからとりあえず誰か出で来いよ!」

返事なんか無いとは思うけどね…。

 

 

 

 

「は〜い!」

 

「へ?」

予想に反して間の抜けた声で返事が聞こえてきた…。

 

「すいません、お待たせしました桐山達也さん!ちょっと事務処理に手間取ってしまいまして…。すぐに準備に入りますね!」

 

「あ、ハイお願いします…ってあんた誰?」

 

あまりの展開にダサいノリツッコミをしてしまったぞ。

俺はこれからどうなるんだろう…。

 

説明
初投稿&初制作です!恋姫無双のオリジナル主人公&転生モノです。TINAMIの偉大な作者の方々に感化され書いてみようと思いました。駄文だとは思いますが、誤字脱字・文脈のアドバイス・展開の要望などをぜひどうぞ!でも誹謗中傷は勘弁して下さい…。
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コメント
↓八幡の蟹鍋さん ありがとうございます!御期待に添えるよう精一杯頑張らせて頂きます!(ken)
最近恋姫SSを読み漁っている者です。新しいSSなので期待しています。頑張ってください。(八幡の蟹鍋)
↓月千一夜さん ありがとうございます! コメントをしていただくと「見て頂いてる」という事が実感できて本当にうれしいです!その喜びを活力に変え精進していこうと思います。(ken)
最近少なくなっていく恋姫SSを残念に思う中、新たな作品の登場を唯々祝福しています。これから様々な意見・指摘などあるでしょうが完結めざして頑張って下さい(月千一夜)
↓TAPEtさん ありがとうございます! 書き方はもちろんですが、読んでいただく皆様に対する礼儀というものを私自身肝に銘じておきます。(ken)
↓jonmanさん ありがとうございます!自分では気づかないミスをすることも多々あると思います。様々な指摘にしっかり耳を傾けながら、続けていきたいと思います(ken)
↓言い分は判りますけどあまり皮肉染みた言い方は控えてほしいです。作者も事前に読者が知っておくべき情報はきちんと知らせておく方が良いでしょう。後読む方々のために最後まできちんと完結させましょう。(TAPEt)
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