リリカルなのは〜〜転生後の人生〜〜第21話
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「・・・・・・・」

 

なんと言ったらよいのか…言葉が見つからない。

 

「信じられないかもしれませんがれっきとした真実です」

 

「そんなことが…」

 

俺がユニから聞いた話はフェイトが人造魔導師計画という計画で造られた魔導師だということ。

 

その元となったのがアリシア・テスタロッサというプレシア・テスタロッサという魔導師の一人娘で昔起きた魔導炉の暴走事故に巻き込まれ死んでしまったらしい。

 

そしてその娘の代わりに造られたのがフェイトだということ。

 

そして…

 

「アリシアを生き返らせるためにジュエルシードを集めてるってのか?」

 

「はい、しかもフェイトさんはこのことを知りません」

 

「アリシアが生き返ったらフェイトはどうなる?」

 

「おそらくは…」

 

ユニは何も言わなかったがなんとなくわかった。おそらくフェイトは捨てられるのだろう。ユニの話だとフェイトはあまり好かれてはいないらしい。

 

「何でそれを俺に話したんだ?」

 

「必要なかったですか?」

 

「いや…そんなことはない…ありがとよ」

 

「リンドウさんはこれからどうするんですか?」

 

「俺は…」

 

俺が今後なすべきこと…それは

 

「そんなの決まってる…――――――――――」

 

「リンドウさんならそう言うと思ってました」

 

「そのためにも必要なことがある」

 

そう言って俺はダイオラマ球に入った。

 

現実世界での1時間後…

 

「準備は?」

 

「後は俺の運次第だ」

 

実際よく1日でできたなあれ…

 

その後俺となのはは再び合流し、アースラへとむかった。そこでアースラの面々に簡単に紹介された。

 

「今後は捜索はこちらでやるから場所がわかったら現地に向かってくださいね」

 

「「了解です」」

 

エイミィさんからお茶を貰った際砂糖とミルク?をお茶に入れていた。お茶に対する冒涜じゃね、あれ?

 

そして俺はクロノとは犬猿の仲のようなものになっている。

 

また数日が過ぎ今俺たちはジュエルシードの回収にきている。ちなみに火の鳥みたいになってる。

 

「リンドウ!僕とリンドウで捕まえよう!」

 

「オッケー!ラス・テル・マ・スキル・マギステル、風の精霊11柱縛鎖となりて敵を捕らえろ…魔法の射手・戒めの風矢!」

 

ユーノが鎖のようなバインドで捕まえ、さらに俺が戒めの風矢をかける。

 

「今だなのは!」

 

「うん!…リリカル・マジカル、ジュエルシード、シリアル[封印!」

 

『receive number[』

 

無事収集完了

 

その際クロノたちはフェイトたちについて捜査している。ユニに聞いたことは話していない…クロノがなにするかわからないからな。

 

ちなみにフェイトには2つ持っていかれてる。

 

俺たちがアースラに来てから10日目…

 

俺たちが集めたジュエルシードは計3つ、フェイトが手に入れたのが2つであと6個見つかっていないことになる。

 

「リンディさん」

 

「あら、リンドウ君どうしたの?」

 

「残りの6つ…もしかしたら海にあるんじゃないですか?」

 

「そんなことはわかっている!」

 

「ほうほうそうですか…では執務官殿、海のどの辺にあるんですか?」

 

「な!?それは…」

 

「分かってるんじゃないんですか?執務官殿」

 

「君は喧嘩を売ってるのか?」

 

「いえいえそんな滅相もない」

 

そのまま踵をかえして部屋に戻る。あれをもっと完成に近づけないといけないしな

 

「おっす、なのはにユーノ」

 

なのはとユーノはお菓子をたべていた。

 

「「あ、リンドウ(君)」」

 

「あと6個早く見つかるといいな」

 

「そうだね…なのはとリンドウは寂しくないの?」

 

「別にそんなことねえよ。もともと一人が多かったからな」

 

「私も平気。リンドウ君とユーノ君が居てくれるし…私最近まで一人でいること多かったから」

 

なのはが一人で?意外だな…

 

「昔お父さんがお仕事でけがをして…そのころはまだ喫茶店も始めたばっかりでお母さんとお兄ちゃんは忙しかったしお姉ちゃんはお父さんの看病でいないことが多かったの…」

 

恭也さんのあのシスコンはその罪悪感かなんかからきてるのか?

 

「だから、わたしも割と平気」

 

そんなことを話しているとアースラに警報が鳴り響いた。

 

「何かあったのか?」

 

「とりあえずリンディさんたちの所に行ってみましょう」

 

そういやユニってみんなといるときはあんま話さないよな…

 

リンディさんたちの所に行くとフェイトが一人で6個のジュエルシードを発動させていた。

 

「あいつなんて無茶しやがる!」

 

「あの、私たちすぐ現場に!」

 

「その必要はないよ」

 

「アァ?」

 

「放っておけあの子は自滅する…たとえしなくても力を使い果たしたところで叩く。今の内に捕獲の準備を」

 

「ふざけんなよテメエ!」

 

「リンドウ君!」

 

「あいつだって生きてんだぞ!てめえらは事件さえ解決すりゃ誰がどうなろうが知ったことじゃねえとでもいうつもりか!?」

 

「私たちは常に最善の選択をしなければいけないわ、残酷にみえるかもしれないけどこれが現実」

 

「最善の選択だと?…」

 

「人一人を見捨てるのがてめえらの最善かよ…だったら勝手にしろよ。俺は俺の最善を尽くす」

 

「君は!?」

 

「とめられるものなら止めてみろよ…それに俺は気に入らない命令には従わないといったはずだ」

 

「分かりました…リンドウ君たちには現場に行ってもらいます」

 

なんだ急に?

 

「このままジュエルシードを放置しておくわけにはいきません。行ってもらえますね?」

 

「艦長!?」

 

「ユーノ、ゲートを開いてくれ」

 

「う、うん分かった」

 

俺たちはフェイトの結界内に転移した…

 

「行くよレイジングハート…星は空に、風は天に、輝く光はこの腕に、不屈の心はこの胸に…レイジングハートセェットアァップ」

 

『standby ready set up』

 

気合い入ってんな

 

『私たちはどうしますか?』

 

「起動パスワードなんてないしな…普通に行くか」

 

『分かりました』

 

「行くぜブラッド、セットアップだ」

 

『standby ready set up』

 

フェイトたちの所まで行くとアルフがいきなり飛びかかってきた。

 

「待て!」

 

が、ユーノがシールドでとめた。

 

「僕たちは戦いに来たんじゃない」

 

その隙に俺たちはフェイトの所に向かう。

 

「まずはジュエルシードを止めないとまずいことになる。今は封印のサポートを」

 

そう言ってバインドを発動させる。

 

「「フェイト(ちゃん)」」

 

「手伝って、ジュエルシードを止めよう」

 

「そうだな…」

 

なのはがフェイトに魔力を分ける。

 

「ユーノとアルフが止めてくれてるうちに3人で止めるぞ」

 

「せーの!」

 

「サンダー…レイジ」

 

「ディバイン…バスター」

 

「火竜の…咆哮」

 

ズガァァン!

 

「やったかな…」

 

「ジュエルシード6個の停止を確認しました」

 

「なんてでたらめな…」

 

「でも凄いわ…」

 

そんなことを言っているアースラの面々であった。

 

なのははフェイトに近づいていく。

 

「友達に…なりたいんだ」

 

「!?」

 

「ほう…」

 

なるほど…友達ね…なのはらしいな。

 

「なんだ?」

 

「!?…本艦および戦闘空域に次元跳躍攻撃!あと6秒!」

 

空から雷が降ってきてフェイトに直撃した。

 

「うお」

 

「きゃ」

 

俺となのはは余波?のようなもので飛ばされフェイトはアルフに抱えられた。その後ジュエルシードを取ろうとするもクロノによって阻止…そのまま吹き飛ばすがクロノは3つのジュエルシードを持っていた。

 

「やるな…あいつ」

 

その後アルフは水中に魔力弾を放ちそのまま逃走した。アースラの機能がいくつか泊まっていたので追跡は不可能だった。

 

 

 

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今回の21話、どうだったでしょうか?

いよいよ最終章に入った感じがします。今後はなるべく早く投稿していきたいと思っています。

説明
いよいよ最終章に入っていくかな?
よければ見ていってください
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