真・恋姫無双 天下統一伝 第十話
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賊に襲われている村に到着した

だが、自衛組織が成り立っているのか

思ったより、被害は少ないようだった

そこで、俺は、その自衛組織の長に話を聞くことにした

 

「主、ひとりでなに言っているのですか」

「やめて、水仙、そんな哀れみな視線でこっちを見ないで〜」

 

今日も、うちの軍は平和でした まる

 

 

〜会議場〜

「刃殿、連れてまいりましたぞ!!」

 

緑、そんな大声出さなくてもわかる

大体、室内だから、お前の声、よく通るんだよ

永久なんか、気絶寸前っぽいし

 

まぁいいや、そんで、俺のまえに跪いたのが

 

「お初にお目にかかります

私は姓が? 名が徳 字を令明と申します

中平の治として知られる

李通様に会えて光栄です」

 

?令明…

『三国志』の著者である陳余が

項羽に殺害された周荷に例えるほどの忠義の将

一番有名なのは

演義とかで

関羽と戦う前に棺を用意して

「我が命、ここで尽きたならこの棺の中へ入れよ

関羽の命脈が尽きたなら ここに関羽の首をいれ

手厚く葬れ」

と言って、関羽と一進一退の勝負を繰り広げた

結局、?徳は負け

最後まで忠義を貫き通し、斬首された

 

どうなってんだよ、ここは

馬超、曹操の将であるはずの、?徳が

なんでここに

てあれ?

 

「中平の治?」

「はい、李通様が従える県は

すべて繁栄を迎え

その治世の高さから

そう呼ばれるようになったそうです」

 

へぇ〜中平の治ね〜

黄巾の乱のとき、年号は中平だから

そう呼ばれたのか

あ、でもそうなると

玄宗の開元の治が・・・

 

 

玄宗さん、済みません

この世界では、貴方の開元の治の由来

俺になるかもです

 

「それはさておくが

?徳、どうやってこの村を守りきった?

周囲は地の利を活かせそうもないただの平地だし

賊軍も多い

どうやった?」

 

「それなんですが…」

「どうした?」

「弓矢で脅して

ひるんだところを

私が先鋒の将を討ち取っただけで

相手が逃げて行ったんです

おそらく、合流して攻めかかるつもりかと」

「その先頭から何日たった?」

「5日です」

「兵力差は?」

「賊は先鋒だったので、1000対5000くらいでした」

 

「偵察・・・ではないな」

「そうでしゅね、偵察だったらそんなに兵は出さないはずでしゅよ」

「様子見、でしょうか〜」

「それだったら、将を出すまでもないだろう」

「なんか、腑に落ちないですね〜」

 

「とりあえず、明日の進軍に警戒して

周囲に防柵を築き上げておきましょう

そして、夜は夜襲を警戒し四方の高台に二人一組で一刻交代で兵を見張りさせ

いざとなったら、銅鑼を鳴らさせましょう」

「とりあえずそれでいこう

ただ、街中も二人一組で警邏させたほうがよくないか?」

「そうでしゅね

それでいきましょう」

 

「ところで永久?」

「なんでしゅか?」

「なんで君は、長文になると噛む確率が

異様に減るんだい?」

 

・・・

あ、聞いてはいけないことだった?

 

「知りましぇん!!!」

 

会議終了後〜

「李通殿!」

 

?徳に声をかけられた

 

「どうかしたか、?徳?」

「いえ、李通殿、あなたに少しばかりお手合わせ願おうかと思いましてな」

「おやおや、?徳殿、抜け駆けするきですか?」

 

あの〜水仙さん、そんな悲しみの目でこっちを見ないでください

 

「いえいえ、徐晃殿、私はあくまで

李通殿の力量を測っておきたいだけですので

そのようなやましい意味ではございません」

「水仙、やめとけ

そんで?徳は、何が言いたい?」

「正直に申し上げますと

あまりに、武を振るうに似合わない体格ですので

その武、計りとう存じます」

 

あ〜、確かに

俺、結構細いし、筋肉は、あるにはあるけど

外側からは見えないし

まぁ、農村耕してる農家の長男とみられても可笑しくないか

まぁ、現代語で言うなら…  細マッチョ?

 

「あ〜、?徳殿、主の武をあまり見縊ってかかっては

自分が怪我しますよ」

「そのような武なら、なおさら挑戦したいですな〜

私より上の武を持つ者なんぞ

世にどれほどいるのかも分かりますまい

その自分の武よりも上に行くものを

この五感で感じ取りたいのですよ」

 

あ〜、この人、あれか?

バトルジャンキーか?

あの、挨拶代わりに殺し合い

1に鍛錬 2に手合わせ 3,4が死合で、5に戦の?

 

「それでは、李通殿」

「ちょ、ま、そんな急に!?」

「当然でしょう、善は急げと言いますしな

では…」

「ッチ、避けられねぇか

んなら、戦に影響が出ない程度に即効で決めるか!」

 

「我流二槍流 ? 令明」

「東野一刀流 李 優行」

 

「「推して参る!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~?徳side~

なんだ、あの覇気は!?

始まると同時に 李通殿は、覇気を出した

その覇気に圧倒され、自らの心まで操られそうだった

気絶しなかった自分を褒め称えたい

覇道を歩む才はあると聞いていたが 

よもやこれほどまでとは… 

 

 

そして、覚悟をしてもう一度

李通殿の方を見ようとするが…

 

「!? どこへ消えた」

 

視界から完全に消えていた

 

「及第点も上げられないね」

 

後ろから声がした

私のではない

ふと、後ろを向くと

李通殿が立っていた

 

「そこか!!」

 

そう言って、渾身の力で槍を振ったが

 

「遅いね、これじゃ〜赤点かな」

 

簡単に、片手で受け止められた

 

「なっ!?」

「一回寝とけ」

 

そこで、私の意識はなくなった

 

 

 

 

~刃side~

始まったと同時に

8割くらいの覇気を放出させた

が、やはり鍛えているのか

?徳は気絶しなかった

 

星や、水仙だと

一発でやられたから結構自信あったんだけどな

8割覇気放出

 

ただ、まぁ、足はふらつくようなので

相手の後ろへ高速で回り込む奥義

疾風を使って回り込んだ

 

 

 

 

 

 

ここで、何度か出てきている東野流について説明すると

 

東野流は、俺の先祖東野 一迅が戦国時代に開いた

自然を称した剣技のこと

 

大まかに分けると

風、林、火、陰、山、雷、地、水、氷、月、陽の11個

 

ひとつの属性だけで攻撃する技を 奥義

二つ掛け合わせると 第二奥義となり (例 風+火)

三つだと第三奥義となる

四つだと、その人のみが発動できる秘奥義となる

 

掛け合わせれるのは四つまで

それ以上やると 体への負担が大きくなり

八つ合わせるのは禁呪とされてる

 

っていうのが東野流

どっかのゲームと似ているな…というコメントは控えてください

 

先ほどの疾風は、漢字からもわかるように

風の技だ

まぁ、目の前から標的が急にいなくなったら

どうなるかな〜っていう、遊び心満載でやったんだけど

 

因みに、水仙だと

 

「あれ、主はどこいった?ま、いっか」

といってその場から去り

 

星の場合

 

「このような、加弱い女児を一人ぼっちにして

主は、ひどいですな」

といって嘘泣き

いや、女児って年でもないだろう…

ん、いま寒気が

 

で、緑の場合

「なんじゃ、つまらんの〜

刃殿、大体貴方は武門の恥というものを…」

その場に留まって説教し出す

空に向かって

 

 

 

 

とまぁ、うちの武官の実験結果はこんな感じ

うん、まともじゃないのは分かっているから…

 

それにしても

キョロキョロしすぎだろ…

後ろを気にしろよ

戦場であんなことしてたら、死ぬよ…

まぁいいけど

んじゃ、取り敢えず

 

「及第点も上げられないね」

 

挑発しとこ

 

俺の声で気がついたのか

?徳は、振り向いて襲いかかってきた

 

だけど、遅いね

小学校の時に爺にやられた

銃弾よけゲームに比べたら

これじゃぁ

 

「赤点だな〜」

 

あ、声に出ちゃった

まぁ、狙って出したんだけどw

 

いい加減鬱陶しかったので

片手で槍を止めて

気絶させた

 

…結局 歯ごたえなしか

つまんないな〜

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ありがとうございました

 

「作者」

 

なに、刃?

 

「週一投稿だとペース遅くないか?もっと早くできねぇの?」

 

そうはいっても、土曜も学校あるし

結構これで一杯一杯なんだよね〜

 

「使えね〜」

 

黙らっしゃい

 

「ほぉ〜、俺に口答えするか

ちょうどいい、読者様も、作者のアノ説明じゃわかりにくい

東野流の奥義を見せるか」

 

ちょ、まじで!?、話せば分かる

話せば分かるって!!

 

「問答無用、

東野流第三奥義 戦火風月!!」

 

まてよっていねぇ

 

「こっちだよ、はぁ!!」

 

ちょ、やめ ギャァァァァ

 

「たっく、火のついた戦斧で、アッパーしただけなのに

もうダウンしてやがる

まぁいっか、

読者の皆さん、このダメ作者をよろしくお願いします!!」

 

感想、意見等も よろしくお願いします 

説明
祝十話です
これからも よろしくお願いします!!
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コメント
報告ありがとうございます!! すぐに修正します(yukky)
誤字情報です。 「が、やはり鍛えているのか」が「が、やはり鍛えているにか」になっていますよ?(劉邦柾棟)
タグ
真・恋姫無双 主人公チート アンチ一刀 

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