「魔力反応！獲物みっけ…行くよ、グラーフアイゼン」

『了解』

ヴィータはなのはの元へと向かっていった

『対象、高速で接近中』

レイジングハートがなのはに知らせる。

「近づいてきてる？」

『対象、接近中』

ヴィータのデバイス、グラーフアイゼンもなのはが近づいてることを知らせる。

『来ます』

なのははだれが近づいてきてるのかを確認するためにビルの屋上に来ていた。

『誘導弾です』

なのはの前に迫っていたのはヴィータではなくヴィータの放った誘導弾だった。

なのはもそれに気づきシールドを張って防御する。

「テートリヒ…シュラーク！」

しかし反対側からヴィータがなのはに殴り掛かるがなのははもう片方の手でシールドを張り攻撃を防御する。

ドーン！

しかしその攻撃の重さに耐えきれすなのはは吹き飛ばされてしまう。

「きゃあぁぁ！」

ヴィータが追い打ちをかけようと迫るがなのはがバリアジャケットを展開したため一時止まった。

『Swallow fligen』

ヴィータが鉄球のようなものをグラーフアイゼンを使い飛ばす。

ズドーン！

その爆発で煙が上がった隙に一気に近づきグラーフアイゼンで叩こうとするが避けられる。

「いきなり襲いかかられる覚えはないんだけど…どこの子？いったい何でこんなことするの！？」

しかしヴィータはそれに答えず再び攻撃を仕掛けようとする。

「教えてくれなきゃ…わかんないってば！」

なのははあらかじめ放っておいたディバインシューターを操作してヴィータの後ろから攻撃するようにする。

「！？」

ヴィータもそれに気づき１発は避けたがもう１発はシールドを張って防いだ。

「この野郎！」

ヴィータは一気に近づき再びグラーフアイゼンで殴ろうとするが…

『Flash Move』

レイジングハートのおかげでなんとか回避する。

『Shooting Mode』

「話を…」

『Devine…』

「聞いてってば！」

『Buster』

なのはの放ったディバインバスターはヴィータの帽子をかすっていきそのまま吹き飛ばした。

それをみたヴィータの目の色が変わる。

「グラーフアイゼン！カートリッジロード！」

『Explosion』

ヴィータがそう言うとグラーフアイゼンが弾のようなものを装填し、形が変わる。

「ラケーテン…」

グラーフアイゼンのブースとを利用し勢いをためて攻撃に移る。

なのははシールドを張って防ごうとするがシールドを貫かれた。

「ハンマー！」

「きゃあぁぁぁぁぁ！」

そのままなのはは吹き飛ばされビルに激突する。

そのままヴィータがさらに追撃をかける。

『protection』

レイジングハートがプロテクションを張るが即席では大した硬度もなくそのまま破壊される。

ドーン！

「はぁ…はぁ…手こずらせやがって」

グラーフアイゼンから空薬莢が飛び出す。

ヴィータはグラーフアイゼンを振り下ろそうとする。

（こんなので…終わり？…いやだ…クロノ君、ユーノ君、アリシアちゃん、フェイトちゃん…）

「リンドウ君…」

その名前にヴィータが一瞬反応するがそのまま振り下ろす。

ガキン！

１人の少女がヴィータの攻撃を止める。

その後ろにも１人少年１人の少女が居る。

「フェイトちゃん、アリシアちゃん、ユーノ君…」

「ごめんなのは、遅くなった。いまリンドウも向かってるよ」

「仲間か！？」

『scythe form』

「友達だ」

「民間人への魔法攻撃、軽犯罪では済まない罪だ」

「なんだテメエ、管理局の魔導師か？」

「時空管理局嘱託魔導師、フェイト・テスタロッサ」

「同じく、アリシア・テスタロッサ」

「抵抗しなければ、弁護の機会が君にはある。同意するなら、武装を解除して」

「誰がするかよ！」

そう言ってヴィータはそのままビルから飛び出した。

「ユーノ、なのはをお願い」

「うん」

「私も行くよ」

そう言ってフェイトとアリシアがヴィータを追いかけ、ユーノがなのはの治療を開始する。

「バルディッシュ！」

『arc saber』

「セイレーン！」

『foton luncer』

「グラーフアイゼン！」

『swallow fligen』

フェイトとアリシアはヴィータの攻撃を避けてヴィータは障壁で防いだ。

その時下からアルフが表れる。

「バリア…ブレイク！」

バリン！

アルフの攻撃で障壁は割れたがヴィータに反撃をくらいそのまま吹っ飛ばされる。

「！？」

その間にフェイトとアリシアが近づいてきてるのに気づきヴィータは距離をとった。

「な！？」

しかしそのままアルフの仕掛けたバインドにかかる。

「終わりだね、名前と出身世界、目的を教えてもらうよ」

しかしその時

「何かヤバいよ、フェイト、アリシア」

「「キャァ！」」

不意に現れたピンクの髪の女性と顔を隠した少年に攻撃を受ける。

「うおおおお！」

アルフの方には銀髪の男が表れる。

「大丈夫かヴィータ、それと落し物だ、破損は直しておいた」

「ありがと」

少年がヴィータのバインドを解く。

「シグナムとヴィータはあの金髪の二人を頼むぞ」

シグナムと呼ばれたのは先ほどのピンクの髪の女性である。

「あぁ」

「わかった、だがお前はどうする？」

「俺は…」

そして少年が上を向くとそこには雨宮リンドウが居た。

「あいつとやる」

「「分かった」」

少年vsリンドウ

「誰だあんた？俺と同じ年くらいか？」

「さあな」

「行くぜ、火竜の鉄拳！」

ガシ

リンドウが火竜の鉄拳を放つが少年に止められた。

「うそ！？」

そして少年はリンドウを投げ飛ばす。

「くそ…火竜の咆哮！」

ビルに着地したリンドウはそこから火竜の咆哮を放つ。

「封印の剣＜ルーンセイブ＞」

少年がいつの間にか持っていた剣の形が変わり緑の剣に変わる。そしてそのまま火竜の咆哮を切り裂いた。

「その剣は！？」

「音速の剣＜シルファリオン＞」

「ぐっ！」

リンドウはすさまじい速度で斬られるが気力で防ぐ。

（氣つかってもこんなに食らうのか！）

リンドウが振り返った瞬間には少年はすでに次の動きに入っていた。

「爆発剣技…爆撃乱舞！」

ズドーン！

そのまま食らうがリンドウは無事だった。

「爆発だろうがなんだろうが俺に炎は効かねえ」

（そういえばあれはそうだったな）

そしてそのまま戦いは続く

フェイトvsシグナム

「バルディッシュ、フォトンランサー！」

『foton luncer』

「レバンティン、私の甲冑を」

『了解』

「打ち抜け、ファイア！」

フェイトはフォトンランサーを放つがシグナムには効かなかった。

「魔導師にしてはいい線だ、だがヴェルカの騎士に１体１を挑むにはまだ足りん！」

シグナムは一気にフェイトに近づき斬ろうとするが障壁に止められる。しかし即席の障壁では止められず障壁が砕けた。

「くっ！」

初撃を何とかバルディッシュで止める。

「レバンティン、叩き斬れ！」

『了解』

レバンティンが銃弾のようなものをロードすると剣に炎が灯る。

ガキン！

またバルディッシュで止めようとするが止めきれずそのままビルまで飛ばされる。

「もう終わりか？ならばじっとしていろ、そうすれば命までは取らん」

「誰が」

そう言ってフェイトは立ち上がる。

「いい気迫だ、わが名はヴォルケンリッターの将シグナム、そしてわが剣のレバンティン、お前の名は？」

「時空管理局嘱託魔導師、フェイト・テスタロッサ、そしてこの子はバルディッシュ」

そして再び戦いが始まる。

さて、技紹介に行きたいと思います。

封印の剣＜ルーンセイブ＞・・・普通の剣では切れないものを切る剣。代わりに普通の剣で切れるものは切れない

原作　RAVE

音速の剣＜シルファリオン＞・・・音速で相手を７回切りつける剣

原作　RAVE

爆撃乱舞・・・爆発の剣＜エクスプロージョン＞を使った技。敵に突っ込んで攻撃する技

原作　RAVE

今回はレイブ押しでしたね。