仮面ライダー 打ち砕け! 暗黒魔術師の野望 2 |
異世界への旅立ち
ネズミマムシを倒したその時、ダブルライダーは何者かに背後から攻撃され、
前方に吹っ飛ばされた。
何とか体制を立て直し、攻撃が飛んできた方向の空をみると
そこにはカラスにタコが巻き付いたような姿、そしてネズミマムシと同じく鷲に蛇が絡み
ついたシンボルのベルトをした怪人がいた。
仮面ライダー二号
「お前は何者だ!?」
タコガラス
「カラスにタコの能力を移植した改造人間。その名もタコガラスです。
クワワワカカカカカカッ!」
仮面ライダー一号
「タコガラス・・・・ネズミマムシの仇でも取りに来たか!?」
タコガラス
「いいえ仮面ライダー。ネズミマムシは単なる捨て駒。首領の本当の目的は
貴方達を疲れさせる事だったんですよ!」
仮面ライダー一号
「何っ?」
タコガラス
「気づきませんでしたか?いつもより戦闘員の数も多かった筈ですが・・・」
仮面ライダーは少し考え始める。確かに戦闘員はいつもより多かった。
しかし、余りその事を気にせず闘っていたがまさか別の怪人の策だったとは・・・
仮面ライダー一号
「我々の体力を消耗させて、お前が止めを刺す作戦か!?」
タコガラス
「いいえ・・・・首領の目的は今から私を過去のある場所に送り込む事なんですよ
貴方たちに計画を知られ邪魔されると困るのでね・・・」
仮面ライダー二号
「何っ!? 過去だと!?」
タコガラス
「その世界には首領に是非献上したい宝物があるのです」
ダブルライダーは目の前の怪人の言う事を今一信じられなかったが、かつて
時空を超えた戦い「正義の系譜事件」にて邪悪の化身「邪眼」が過去と未来の時空を利用
して世界を滅ぼそうとした事を思い出す。その時はそれぞれの時間の仮面ライダーが協力
して邪眼を倒し、何とか野望を阻止できた。だとすればこの怪人の言っている事は本当に
なる。
仮面ライダー一号
「お前は過去へ行き、何を首領に献上する気だ!」
タコガラス
「それは知りたければ、私を捕まえる事ですね。最も彼らを倒す事が出来たらの話ですが
・・・・ 行きなさい戦闘員の諸君! クワワワカカカカッ!」
タコガラスが合図したのと同時にダブルライダーの周りに戦闘員が現れた。
しかもネズミマムシの時より数が多い。
仮面ライダー二号
「くそっ!まだこんなにいやがったのか!」
タコガラス
「せいぜい彼らを相手に頑張るんですね。 クワワカカカッ!」
タコガラスは後方の方に飛んでいき、目の前にある時空の裂け目みたいな物に入ろうとし
た。
仮面ライダー一号
「まずい!過去に行く気だ!」
仮面ライダー二号
「本郷!ここは俺に任せて奴の後をおえ!」
仮面ライダー一号
「一文字!? し、しかし・・・」
仮面ライダー二号
「奴が何を首領にプレゼントしようとしているのかは分からねえ。
だがこれだけはいえる。それが首領の手に渡ったら大変な事になる事だけはな!」
仮面ライダー一号
「・・・・分かった すまん一文字」
一号はそういうと近くに留めてあった自分の愛車新サイクロンに乗るとタコガ
ラスが飛び込んだ今にも消えそうな時空の裂け目へと向かっていった。
仮面ライダー一号
「タコガラス! 思うどおりにはさせない! 例え戻れなくなったとしても
貴様の野望は何としても打ち砕いてやる!」
(ブウウウウウウウウウン)
一号はそういうと時空の裂け目に飛び込み、そしてそれと同時に裂け目が閉じてしまった。
仮面ライダー二号
「いったな・・・・・さあお前らの相手は俺だ! かかってこい!」
ゲルショッカー戦闘員
「ギイイイイイイイイイイッ!」
ゲルショッカーの戦闘員一斉に二号に向かっていった。二号は迫りくる戦闘員達を
ある者は殴り払い、ある者は蹴り払っていった
説明 | ||
死闘の末、怪人ネズミマムシを倒したダブルライダー しかし突如、二人に不意打ちを仕掛けるものが現れた 果たして何者なのか!? |
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