なんか神の不手際で転生するらしい
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パン!パパン!

 

 

 

 

季節は秋!!ついにやってきた運動会・・・・

 

 

 

『宣誓!((我|オレ))達、私達は――――』

 

 

 

今セイバーが選手宣誓をしているんだ。因みに俺達は蒼組(誤字に非ず)・・・・聖火のところは紅組(誤字に非ず)そして皇魔のところは何故か金色組・・・・ツッコンじゃだめだ。うん・・・・

 

 

 

「では準備体操を始めます」

 

 

 

『コマンドー式ラジオ体操第一!途中特殊訓練を受けたことのある子供にすら絶対にできないところがありますがグダグダぬかさずに行いましょう・・・・ハイ!』

 

 

 

 

 

 

とまあこんな調子で運動会が行われた。狙うなら優勝だろう。セイバーとか何気に負けず嫌いなところあるし。

 

 

 

『プログラム13番の障害コスプレースに出る人は入場ゲートに集まってください。』

 

 

 

お、俺の出番か。少し蒼組は出遅れているがまあ問題ないだろう

 

 

 

『さぁー!始まりました。この障害コスプレース!ルールは単純50メートル先にあるボックスまで走り好きなボックスに入りその中にある服を着てさらに100メートル先の平均台を突破し、残りの50メートル先にあるお題を取りそのお題をクリアすればいいだけです!』

 

 

 

因みに俺は第一レース・・・なので初見。やだなぁ〜

 

 

 

「伸君がんばって!」

 

「伸!ファイトだよ!」

 

「伸!死んでも勝ちなさい!!」

 

「伸、負けたら許しませんよ!」

 

 

 

死んだら勝てねーよと心の中で言っておく。あと、多分俺の名前言っても多分誰かは分からないだろう。だってスタート位置から50メートル先のボックスまでマジックミラーの壁でおおわれているんだもん。故にこちらから周りが見えていて向こうはこちらが見えないのだ。まあアイツ等が知っているのは俺が何番目に走るのか教えたからだが・・・決してアイツ等がしつこいから折れたわけではないぞ。

 

 

 

『では、位置について・・・よーい・・・パァン!!』

 

 

 

ピストルの音と共に一気にダッシュする。そして6つあるボックスから真ん中右側のボックスに入る。だってボックスもマジックミラー仕様だから端っこ選んだら公衆の面前で着替えるのと同義だぜ?もちろん外からは見えないようになっているから大丈夫だけど・・・・ねえ?

そして俺の服はコレか。・・・・・なんでこんな服があるの?

 

 

 

「さあ〜てぇ、ほとんどのランナーはコスプレボックスに入りましたが、着替えるのに手間取っているのでしょうか?未だ誰1人出てきま・・・・うおぉっと!?1人着替えが終わり出てきたランナーがいます!あの美少女は誰だ!?速い!!銀色が走っている!!」

 

『ぶぶ!!!?』

 

 

 

あ、高町達が吹いた。まあ無理もないよね・・・だって今の私の姿・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

闇の書の意志のコスプレをしたジャンヌ・ダルク30世の姿だもん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Side:三人称

 

 

「ちょいまち!!て、ええ!?なんでリインフォース(初代)の服があるんや?」

 

「し、知らないよ。はやて!!」

 

「てか、アレ伸だよな?」

 

「うむ、あれほど女装が恐ろしく似合う男はアイツしかいるまい」

 

「似合いすぎていて分かるって逆にすごいですね」

 

「ふつう逆じゃないかしら?」

 

「(なぜでしょう・・・・あの風貌にとても見覚えが・・・)」

 

「いやあ〜ほんと伸君は何来ても似合うわね♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ジャンヌウウウウウウウ!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『何か男達からものすごい雄叫びが聞こえていますが、おおっと!?次々と残り五人も出てきたぞー!』

 

 

 

そう言って伸?の後に出てきたのは、高町とシュテルのBJにはやてとディアーチェのBJにユーリのBJを着た男子だった。・・・・・・凄まじく似合ってない。因みにさっきのザフィーラのセリフで薄々気づいていると思うが・・この競技・・・・・・((男子専用|・・・・))である。

 

 

 

「わ、私のBJがぁ〜・・・・」

 

「・・・・計画通りです」

 

「ふぇえ!?ど、どういうことなの?シュテル?」

 

「この競技実はあなた達が(嘱託魔導師の件で)休んでいる間に女子限定でこの競技のコスプレの絵をかく時期が合ったので私とそこに居るユーリが描いたのです。」

 

『何やっちゃっているのですかぁ!??』

 

「御心配なく一応すべてのBJを書いて提出して、レヴィとフェイトとアリシア以外はすべて通りました。」

 

「「ほ・・・」」

 

「え〜、僕のBJ通らなかったの?シュテるん?あんなにかっこいいのに!?」

 

「流石にレオタードを男子にはかせるのはアウトだということで・・・」

 

「(最大の理由は露出度の多さだったんですけど・・・隠しきれないらしいので・・・)」

 

「む〜」

 

「わ、私のBJが採用されたんは・・・・なんでやろう・・・嬉しいはずやのに全然嬉しくないんやけど・・・」

 

『さあ、次は平均台コース!!と言ってもただの平均台ではありません!その眼下に広がるのは長さ20メートル深さ10メートルにわたるとろろプール!!一体これだけでどれだけのナガイモが犠牲になったのか想像もできません!!そしてそのプールの端に立った男子が当然のごとくしなる棒で妨害してきます!もしも足を踏み外してとろろダイブしたときは・・・・想像しただけで私全身がかゆくなってきました!!!』

 

「だったら言わないでよ!こっちまでかゆくなってきたわ!!」

 

『おおっと!?どうしたことでしょうか?トップの選手が俯いたまま動きません・・・いったい何が―――』

 

「・・・・やさしくして・・・ね?」(上目ウルウル+頭部の羽ピコピコ)

 

『これはキョーレツ!!男の娘のこの仕草・・・即死級だー!!あまりの可愛さに観客が写真を撮り始めた!!そして妨害する男子は・・・・』

 

「よろぉこんでぇー!!!(あ、でも公平さを出すために少しは受けてください)」ヒソヒソ

 

「ならこの種目の蒼組の子は全員通してあげてね?」ニコッ

 

『よろぉこんでぇー!!!』

 

『さぁ満を持して渡りました!おおっと!?それでも一応妨害が行われています。が、全く機能していません!!この棒には先端にとろろがついていますが全く意味をなさず!そのままクリア!!そしてそれと同時に残り五人も来た!!まだまだ逆転の芽はあるぞ!!』

 

「「「「「(よし!俺も・・・・)やさしくしてね?」」」」」

 

『死ねえぇぇぇぇぇぇえぇえええええ!!この汚物が!!!!(あ、蒼様は通って構いませんよ)』

 

『男子がブチ切れた!!』

 

「「「「ちょ・・・やめ・・・・『ザブン!』ウギャアアア!?かゆい!かゆいいいい!!!!!!!」」」」」

 

 

「本来なら叩き落としているところだが・・・・相方の美貌に感謝しておきな・・・羨ましいぞ!この野郎・・・」ヒソヒソ

 

「・・・・・サンキュー・・友よ」

 

 

 

Side:伸

 

 

(ちょろいものね・・・・)

 

 

これでこの種目の一位二位のツートップはほぼ確実ね。さてと・・お題、お題と・・・・・え?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ケイネス先生の毛髪を取ってこい』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・まあいいや。とりあえずケイネス先生、ケイネス先生と・・・あった

 

 

 

「ん?どうしたのかね?」

 

(徐にお題の紙を見せる)

 

「な!?この私の・・・・天才の髪の毛をよこせだと!?ふざけるのも大概に『ブチン!』ぎゃ!?」

 

「はい、これでいいかい?」

 

「ありがとうございます!!あなたは・・・」

 

「僕は通りすがり正義の味方(ただし外道)だよ。」

 

「ありがとうございます!通りすがりの正義の味方さん!!」

 

 

 

『おおっと!?謎の((美少女|男の娘))Aがいま運営委員の居るゴール前まで来ました。そしてとろろゾーンではいまだに四人の選手が悪戦苦闘しています!!』

 

「お題を確認します」

 

「ハイ」

 

「確認しました・・・どうぞ」

 

『ゴール!!!!!!圧倒的…圧倒的ゴール!謎の美少女A!!他者に対して圧倒的すぎる記録を残してゴールです!!』

 

 

 

 

五分後―――

 

 

 

 

「ではお題を確認します・・・確かに((月霊髄液|ヴォールメン・ハイドラグラム))ですね。どうぞ」

 

『続いてもう一人の蒼組もゴール!これはかなりポイントが高いのではないのでしょうか!?他のクラスにもポイントはありますが、あまり時間が残っておりません!!なお、ゴールできなかった場合は当然ながら0点です!!』

 

『痒い!痒い!!クソォ!いっそ一思いに殺してくれぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!』

 

「ふう・・・大変だった」

 

「お疲れ様すごかったよ!」

 

「うん!ありがとうすずかちゃん!!」

 

「あれ?でもアンタ女装しているときは引っ込み思案だったじゃ・・・」

 

「それは多分黒髪じゃないからだと思う」

 

『そういう問題!?』

 

「そーだよ・・・あと、本当の名前のほうは言わないでね。それにしても、なんでかな?なんかものすごく視線が集中してる気がするんだけど」

 

「それは多分伸がかわいいからだよ」

 

「いや、そうじゃなくて・・・なんか結構いやらしい視線も集中しているのよ・・・」

 

 

 

※ここで今の伸君の状況を振り返ってみよう!今の伸はちょうど初代リインフォース(またはジャンヌ・ダルク30世)をそのままツヴァイにまで小さくした感じだ。そして、彼(女)の服にはヌルヌルでベトベトのベタベタで粘り気がある白いとろろが付着し、走ったせいか少し顔が紅潮している・・・・つまり――――

 

 

 

「目福、目福」

 

「これが・・・隠されたダアト!!」

 

 

 

以上!ここまでが一般的な小学生の彼を見たときの感想。そして――――

 

 

 

(え?これなんて事後?)

 

(ハァハァ・・・エロい!)

 

(俺の息子落ち着け!落ち着いてくれぇぇぇ!!!)

 

(hshsしたいお)

 

(これは・・・イケる!!)

 

(もうロリコンでいいや)

 

(もうショタでいいや)

 

(もう男の娘フェチでいいや)

 

(僕がフキ取って―――)

 

 

 

と、こうなるわけである!!

 

 

 

「取りあえず、着替え―――」

 

『言い忘れていましたが、ゴールした方やリタイヤした方でコスプレBOXに入り着替えた方々は、特定の競技に出る人以外は騎馬戦までその恰好でいていただきますので、着替えないでください!もちろん例外の人もその時までは着ていてください』

 

 

 

因みに騎馬戦は最後から二番目の競技だったりする。

 

 

 

「えぇー!?どうするのよ!このとろろ何とかしたいのに・・・」

 

『(いや!むしろそのままでいいよ!!)』

 

「いいえ、我らが聖女よ・・・ご安心ください・・・」

 

 

 

とここでやってきたのはもう一人の蒼組の男子(ユーリ服)だった。

 

 

 

「え?」

 

「この、((月霊髄液|ヴォールメン・ハイドラグラム))の力で見事そのとろろを取ってごらんに見せましょう。」

 

「本当!?」

 

「はい・・・ではこちらに・・・」

 

「ど、どうなの?」

 

「んー、ちょっとくすぐったいかな・・・・ん・・」

 

 

 

さあここでもう一度伸君の今の状況を振り返ってみよう!!今の彼女は下半身と手首を((月霊髄液|スライム))に浸されている(ように見える)状態だ!そしてその月霊髄液から触手のようなものが出て今とろろを拭き取ってくれている。しかし、他人から見たらどう見ても美少女(幼女ともいう)がスライムに襲われている光景である。簡単に言うとロリ・リインフォース・アインス(またはロリ・ジャンヌ・ダルク30世)がスライムに成す術もなく襲われている図である!!!

 

 

 

「これなんてエロゲ?」

 

「これは・・・ヤれる!」

 

「これは・・・薄い本が出るな」

 

「今年の冬コミはこれで決まりだな。」

 

「我が麗しのジャンヌに何をするおつもりでそこの御三方?」

 

 

 

その後三人の行方を知る者はいなかった。

 

 

 

「ふう・・・ありがとう。」

 

「いえいえ、これくらい、臣下の務めでございます・・・では」

 

「またねー・・・・で、何さっきからじっとこっち見ているんですか?恭也さん、士郎さん」

 

「「え!?い、いや・・・その・・・」」

 

「・・・えっち」

 

「「いやちょっとま―――」」

 

「「あなた(恭也さん)?」」

 

「「!?」」

 

「まさか士郎さんにそんな趣味があっただなんて・・・」

 

「いけませんね・・・恭也さん・・私と同い年くらいの女子に少し目を奪われるくらいならまだ許容範囲なのですがこれはちょっと・・・」

 

「「O★HA★NA★SHIがヒツヨウね」」

 

「御愁傷様♪([∩∩])」

 

(アイツ絶対わざとだ!)

 

「まて!誤解だ!!桃子」

 

「ちょ・・・助けてくれ!美由希!!」

 

「骨があったら拾っといて上げるわ」

 

「そんな殺生な!!?」

 

「「さあ逝きましょうか」」

 

「ちょ・・・字が違―――」

 

 

 

その後、運動会が終わるまで二人の姿は発見できなかったそうな。そしてこの競技で蒼組が一位になったのは言うまでもない。だって全員ツートップだったんだもん。

 

説明
第五十二話:ウンドウカイ、ハジマリマス
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コメント
切嗣と青髭の旦那が居たぞwww(頭翅(トーマ))
とろろプールの深さ10m、溺れたら嫌すぎる(なゆた)
ケイネス先生の残り少ない髪が・・・ あと青髭の旦那www(青髭U世)
策士だw(tenryu)
おいwwwなんか切嗣さんがいたんだがwww (xiel)
いけませんね・・・恭弥さん→恭也では?(ohatiyo)
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