Pの記憶/TとSの世界 プロローグ
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とある世界。

 

紫のパーカーを着た亜餌砂鬼 操と紅 渡がいた。

 

「本当にいいのですね?」

 

紅が操に問いかける。

 

「いいよ。

 もうやることやったし。

 それに、住むところも家族だって出来た。

 それだけで十分だ。

 あの日の事は、消えないけどな。」

 

ゆらりと操の姿がオレンジ色の怪人に一瞬変わる。

 

「分かりました。

 では、どの世界に行きたいですか?」

 

操は紅に問われ、即答する。

 

「インフィニット・ストラトスの世界がいい。」

 

「分かりました。

 手続きが終わり次第、連絡させていただきます。」

 

「ありがとうございます。

 では。」

 

そう言うと、銀色のオーロラが現れ、彼を包み込む。

 

そして、彼は、居なくなる。

 

「ありがとうございました。

 本当に。」

 

呟くと彼もまた、消える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある豪邸。

 

そこには、3人の住居者がいた。

 

やはり紫のパーカーを着た亜餌砂鬼 操。

 

黄色と紫の怪人ビーイマジン。

 

もとはFate/stay nightの住人ライダー。

 

因みに、ライダーはメイド服だ。

 

操は部屋でテレビを見ていた。

 

すると、コンコンとドアが叩かれ、ライダーが入ってきた。

 

「先程、紅様から手続きが終了したとのことです。

 明後日が始業式です。」

 

「あぁ、ありがとライダー。

 じゃあ、夕飯作ってくれないか?」

 

「分かりました。」

 

そそくさと、ライダーが出ていく。

 

「明日は、買い出しかな。」

 

操は、ベランダに出る。

 

「ここが、インフィニット・ストラトスの世界か。」

 

「一眠りするかな。」

 

部屋に戻り、ベッドに寝転がる。

 

操は、すぐ眠ってしまう。

 

彼は、夢を見た。

 

いつも隣にいた一人の少女。

 

笑顔が綺麗だった。

 

そして、怯えきった顔だった。

 

『どうして。

 嫌だ…!

 ずっと一緒にいてよ!』

 

ふと、手を見ていた。

 

その手は…。

 

「はっ!

 また、あの夢…か…。」

 

そう言って、時間を見ると、まだ5時だった。

 

「もう一度寝るか…。」

 

操は、再度眠りにつく。

 

そのあと、ライダーが操にキックをかまして起こしたのは余談である。

 

 

説明
これは、最後の物語。
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オリジナル 仮面ライダー インフィニット・ストラトス 

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