貴方と人生を共に 最終章 本編8
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梨花の部屋

 

コンコンッ

 

梨花「どうぞ。」

 

華琳「失礼するわね。」

 

梨花「華琳さん、何の用事で?」

 

華琳「聞きたい事があるのよ。貴方には来る事分かってたみたいだけどね。」

 

梨花「・・・あの時に言った・・・大局の話ですね?」

 

華琳「ええ、貴方だったのよね?大局には逆らうな、逆らえば身の破滅と・・・

 

何故そんな予言をしたの?ずっと引っ掛かってるのよ。」

 

梨花「分かりました・・・理由は2つあります、一つ目は、運命を変えられるか

 

試したのです。ですが・・・」

 

華琳「運命は変えられず、一刀は私の前から消えたのよね?」

 

梨花「はい・・・二つ目は一刀様を悲しませない為です。」

 

華琳「・・・なるほどね・・・ありがとう、これで引っ掛かってた部分が溶けたわ。

 

でも、もう一つあるの・・・これが本題よ。」

 

梨花「もう一つ?」

 

華琳「貴方は一刀が死ぬじゃなく、消えると予言したのよね?」

 

梨花「はい、一刀様が薄くなり、消え去った予言を見ました。」

 

華琳「・・・私の仮説だけど、一刀の意志が消えると言う事じゃないのかしら?」

 

梨花「・・・なるほど、確かにそう考えれば辻褄が合いますね。」

 

華琳「それは、暴走すと言う事でもあるわ。」

 

梨花「と言う事は、心理戦を仕掛けてくる可能性もあるって事ですね。

 

何処で暴走するのかは分かりませんが・・・そうか!」

 

華琳「何か方法があるの?」

 

梨花「一刀様の事を調べてる内に奇妙な事が分かったのです。

 

第一次鬼門大戦と神鬼と契約する事で真の力を得ると言う・・・」

 

華琳「契約すれば、一刀は消えずに済むと言う事?」

 

梨花「分かりませんが、おそらくは・・・」

 

華琳「で、それは今何処に居るの?」

 

梨花「現契約者は百刀様です、ですが、現在正史には存在しません。

 

契約を破棄する事が出来ないと言う事です・・・

 

事実上契約は出来ないと言う事になります。」

 

華琳「そんな!」

 

ドンッ

 

華琳は強く壁を叩いた。

 

華琳「・・・それでも、会う必要があるわ。」

 

梨花「本気ですか!鬼の門を血筋以外が通る事・・・それは死を意味しますよ!」

 

華琳「それでもよ!」

 

梨花「鬼門は地獄の門に通じるとも言われております。今は五胡を平定させましょう!

 

まだ時間はあります!私も情報を集めてもらう様に頼んでみます。」

 

華琳「・・・そうね、気を取り乱した見たね・・・ごめんなさい。」

 

梨花「いえ・・・私も同じ気持ちですから・・・」

 

華琳「それで、鬼門大戦って何?」

 

梨花「詳しい事は分かりませんが、邪鬼と神鬼との戦いって聞きました。

 

鬼門の権力争いみたいな感じじゃないですか?」

 

華琳「そう・・・部屋に戻るわね。」

 

梨花「おやすみなさい。」

 

バタンッ

 

梨花「・・・私に出来る事をしましょう・・・

 

次いでに鬼門大戦の事も調べて貰いましょう。」

 

梨花は式神に手紙を渡し、管理局へ飛ばした。

 

 

 

 

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王座の間

 

潤香「じゃあ、軍議始めようか。」

 

雛里「はい、鮮卑の現在の状況ですけど

 

東部鮮卑の槐頭王です。こちらは素利、厥機、彌加を傘下に加えております。

 

次に中部鮮卑です。私達が狙う地ですのでよく聞いて下さい。

 

中部鮮卑は柯最王が西部鮮卑の置?落羅王と同盟を結んでいる状態です。

 

武将も一騎当千の強者ばかりです。特に慕容には気お付けて下さい。

 

妖術を使うらしいです。」

 

王葉「なら、沙末汗も気お付けた方が良い、奴も妖術師だ。」

 

星「妖術か・・・昔の私なら驚いただろうがな。」

 

桂花「五胡の妖術なら天から帰って来た人に任せた方が良さそうね。」

 

星「なら、沙末汗は私がやろう。東部には私を入れてくれ。」

 

雛里「分かりました。では続けます。

 

この3部を平定すれば、鮮卑全土は劉豹軍に降るでしょう。」

 

華琳「残りは羌、烏丸、そして、一番厄介な匈奴が残ってるわね。」

 

一刀「兵数はどれ位なんだ?」

 

千登里「大まかな数字で表すと、中部が100万東部が70万西部が50万ですね。」

 

京「多すぎだろ!?」

 

桂花「私達の兵数は80万・・・結構きついわね。」

 

星「昔の魏、呉、蜀、北が五胡全土と衝突していれば、

 

間違いなくやられていたと言えるな。」

 

千登里「そうですね。匈奴だけでも200万以上は居ると考えた方が良いでしょう。」

 

一刀「何としても味方になって貰わなきゃな。」

 

王葉「私達も生きる為に蜀に侵略してたしね。食物の育ちが悪くてね。

 

柯最王はおそらく、一刀さんと同等の力を持っているわね。」

 

京「その時は一刀様、よろしくお願いします。」

 

一刀「俺かよ!」

 

王葉「だけど、勘は鋭い割には頭がパーよ。心理戦に持ち込めば勝てるんじゃない?」

 

星「ちなみに王葉よ、お主と戦った主は本気では無いんだぞ?」

 

王葉「えっ!」

 

華琳「おそらく1秒以内に死んでたわね。」

 

一刀「そんな、化物扱いされると結構精神的にきついんだけど・・・」

 

華琳「あら?事実を言ったまでよ。」

 

一同『うんうん』

 

一刀「ああ〜かなり凹んだわ・・・厠で泣いてくる・・・」

 

華琳「それと、今回は一刀抜きで行くわよ。」

 

一刀「へっ?」

 

京「そんなん無理だろ・・・」

 

華琳「一刀ばかりに頼ってると一刀の身が持たないわ。」

 

一刀「う〜ん・・・じゃあ、鎌と恋は連れてってくれ。

 

それと、王葉は俺の副官をやってもらうから残しといてくれ。」

 

華琳「分かったわ。それと、今回は武が強い者達で固めるわ。

 

ミーナ、向こうから雪蓮を連れてきて頂戴。鈴々もね。」

 

ミーナ「分かったわ。」

 

華琳「早急に編成を行いましょう。」

 

雛里「はいっ!」

 

千登里「御意。」

 

桂花「はっ!」

 

潤香「なら一刻後に集まるで良いわね?」

 

華琳「ええ、それで良いわ。」

 

一刻後

 

華琳「今回は中部だけに的を絞るわ。

 

その後、東部、西部の二面作戦で行くつもりよ。」

 

千登里「では、編成を発表します。

 

総大将 潤香

 

華琳

 

梨花

 

 

 

春蘭

 

愛紗

 

 

雪蓮

 

炎蓮

 

鈴々

 

冥琳

 

私で行きます。残りは城内から機を伺って兵を送って下さい。」

 

潤香「ええ〜私も出るの〜?」

 

雪蓮「良いじゃない。久々に2人で駆けましょうよ。」

 

潤香「あら、いつの間に。」

 

鈴々「鈴々も乗るのだ!」

 

愛紗「鈴々、あまり前に出過ぎるなよ?」

 

鈴々「愛紗に言われるまでもないのだ!」

 

愛紗「何!」

 

春蘭「愛紗よ、喧嘩なら外でやって来い!」

 

桂花「(まともな春蘭は・・・新鮮ね)」

 

明命「雪蓮様!お久しぶりです!」

 

雪蓮「明命も成長したわね、亞莎もね。」

 

亞莎「雪蓮様・・・会いたかったです。」

 

雪蓮「蓮華も向こうに居るわ。貴方達もこの大陸が平和になったら行きましょう。」

 

明命「もちろんそのつもりです!」

 

梨花「方法はありますよ。一度正史に行けば、正史の人間として仮固定されます。

 

なので一度行ってしまえばよろしいんです。固定は私がしておきます。

 

住民票とかも貂蝉に連絡しておきますので。」

 

一刀「なら、行くか?しばらくは時間もあるしさ。」

 

明命「本当ですか!」

 

亞莎「是非行きたいです!」

 

一刀「華琳、一度戻るよ。」

 

華琳「ええ。例の物と火縄銃を用意するには時間が掛かるわ。

 

ゆっくりしてきて頂戴。」

 

一刀「あいよ。ミーナ行けそうか?」

 

ミーナ「何とかね。集まって手を繋いで頂戴。」

 

京「何が始まるんだ?」

 

星「まあ、良いから天の世界を堪能してこい。」

 

桂花「ドキドキするわね。」

 

璃々「ご主人様の世界か〜」

 

明命「私は鍛冶屋に行きたいです!」

 

亞莎「私は書物が欲しいな・・・」

 

梨花「それと」

 

パチンッ

 

桂花「なっ何?この服」

 

一刀「これが天の世界の服さ。そんな格好だとコスプレにしか見えないしな。

 

変人だと思われるぞ?」

 

璃々「可愛い〜」

 

暦「動き易いな。」

 

一律聖フランチェスカの制服です。

 

梨花「向こうの字が分からないと思うので・・・目を閉じて下さい。」

 

パシンッ

 

梨花「これで向こうの字も読めるはずです。」

 

ミーナ「我は時の契約者!時空の扉よ開け!」

 

ピカーンッ

 

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北郷邸

 

ピカーンッ

 

一刀「ここが俺の家さ。」

 

霞「おお〜一刀お帰り〜」

 

桂花「こっここが天の世界・・・ゴクッ」

 

チンッ

 

明命「敵襲ですか!」

 

サッ

 

秋蘭「お帰りなさいませ。この方達は?」

 

桂花「秋蘭!」

 

秋蘭「?どなたですか?」

 

一刀「桂花、この人は生まれ変わりだよ。」

 

桂花「そっそう。」

 

蓮華「秋蘭、ケーキ焼けたわよ?」

 

明命・亞莎「!」

 

蓮華「あら?お客さんかしら、北郷蓮華です。

 

一緒にケーキでも食べてく?」

 

華蓮「ははさま〜ケーキまだ〜?」

 

明命「小さい蓮華様です!」

 

亞莎「可愛い〜」

 

スッ

 

華蓮「お姉ちゃん達だあれ?」

 

華蓮は蓮華の後ろに隠れてしまった。

 

蓮華「あらあら、ごめんなさいね。この子人見知りが激しいから。」

 

亞莎「いっいえ、お構いなく。」

 

京「うわ、何だこれ!」

 

京はテレビを観ていた。

 

一刀「それはテレビって言うんだ。まあ、天の世界の情報屋って所かな。」

 

京「へ〜天の世界はすごいな。これは?」

 

一刀「それはゲームって言うんだ。」

 

京「ほ〜」

 

ポチポチポチバキッ

 

京「あ・・・」

 

一刀「・・・(まあ、月音のだし・・・新しいやつ買ってあげるから簡便な。)」

 

ちょんちょんっ

 

桂花「ねえ、これは何なの?」

 

一刀「これはパソコンって言うんだ。」

 

ブンッ

 

桂花「!ブンッて言ったわよ!大丈夫なの?!」

 

一刀「大丈夫だって。天の世界では、機械と言う物を頼って情報や、

 

家事やらをするんだ。掃除する時はほうきでしょ?これは掃除機って言って。」

 

一刀はテーブルのお菓子を落とした。

 

キュィーンーーーー

 

一刀「な。」

 

明命「すごい・・・」

 

亞莎「天の技術はすごいですね・・・感動です!」

 

璃々「ご主人様〜璃々疲れた〜」

 

一刀「今日は取り敢えず家で過ごすか。」

 

バフっ

 

璃々「ふかふか〜」

 

一刀「それはソファって言うんだ。」

 

一刀は色々教えて行き、秋蘭や月下達に教えてもらい何とか理解は出来た様だ。

 

一刀「じゃあ、風呂に行くか。秋蘭、適当に似合いそうな服を見積もっといて。

 

下着類もお願い。」

 

秋蘭「はいっ」

 

外史組と風呂へ移動した。

 

璃々「すご〜い!」

 

一刀「璃々、そこを捻ってみ。」

 

璃々はシャワーの蛇口を捻った。

 

ザーーーー

 

璃々「くすぐったい〜?」

 

一刀「それはシャワーって言って、水やお湯が出てくるんだよ。」

 

桂花「何時でもお湯浴びが出来るのね・・・すごいわ。」

 

ザーーー

 

京「先客が居るみたいだな・・・」

 

サーシャ「にゃにゃにゃ〜?」

 

明命「お猫様!」

 

サーシャ「にゃにゃ!誰にゃ!」

 

明命「お猫様が喋った!あの!モフモフさせてもらって良いですか!」

 

サーシャ「今はお風呂タイムにゃ!後でにゃら良いにゃ!。」

 

明命「では!後でお願いします!」

 

一刀「居たのか・・・」

 

サーシャ「一刀様、お先にゃ〜」

 

ガラガラガラッ

 

桂花「猫まで喋れるなんて・・・」

 

一刀「いや、あれは特殊だから・・・」

 

ジャブンッ

 

一刀「ふ〜久し振りだな〜」

 

亞莎「あの・・・そっちに行ってもよろしいですか?」

 

一刀「良いよ。」

 

ぴとっ

 

小蓮「シャオも〜」

 

ぴとっ

 

美羽「主様〜?」

 

次々にくっ付き始め・・・

 

一刀「あの〜動けないんですが・・・」

 

風「お兄さんも楽しんでるじゃないですか〜」

 

一刀「って風・・・いつの間に」

 

風「お兄さんが帰って来たと聞いたので〜一人占めしようかと思ったのですがね〜」

 

京「風!」

 

風「おやおや京ちゃん〜お久〜」

 

京「そう言えば風もこっちに来てたんだよな。」

 

風「そですよ〜風は一流弁護士ですから〜」

 

京「べんごし?」

 

風「これから知っていけば良いかと〜お兄さん大きくし過ぎですよ〜むふふっ」

 

ぎゅっ

 

一刀「あうっ?」

 

京「種馬は健在ですね。」

 

一刀「ほほう・・・襲って欲しいと見える!」

 

風「ばちこいです〜」

 

亞莎「///やっ優しくお願いします。」

 

桂花「ちょっ!」

 

一刀「不二子ちゃん〜ダイブ!」

 

その後は言うまでもない。

 

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結果

 

桂花6回ダウン

 

明命6回ダウン

 

小蓮7回ダウン

 

亞莎9回ダウン

 

京6回ダウン

 

璃々12回健在

 

風15回健在

 

美羽11回

 

計67回性覇!

 

風呂から上がり一同リビングへ

 

続く。

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北郷一刀 恋姫†無双 華琳 

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