なんか神の不手際で転生するらしい
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いやあ、あの運動会から速いことでもう冬だよ。まあ、あったことと言えば・・・

 

 

回想開始

 

 

「伸」

 

「なんだ?」

 

「お腹が空きました。」

 

「MA☆TA☆KA!」

 

 

 

セイバーの奴、あれからは自重してくれているとはいえこのままでは食料が・・・・ん?まてよ・・・

一つイイコトを思い出してチラシを渡す。

 

 

 

「セイバー・・・」

 

「なんでしょうか?」

 

「此処に行け・・・・ここに行けば安く大量に食える。」

 

「・・・・・・こ、これは!!」

 

 

 

そこには・・・「超絶!ギガデカモリ丼!30分で食べれば1万円!何度でも挑戦可!!」と書かれていた。

 

 

 

「行ってくれるな?(小遣い稼ぎのために・・・)」

 

「承知いたしましたそれと・・・別に1杯以上食べてしまっても構わないのでしょう?」

 

「ああ」

 

「「フッフッフッフッフ」」

 

 

 

 

 

 

とか、

 

 

 

 

 

 

「お前等!いいものあるぞ!」

 

「「?なんでしょうか?」」

 

「『大食い選手権!大食い王者たちに勝てる一般人は誰だ!』だってさ(笑)」

 

「ほう・・・私を差し置いて王を名乗るとは・・・」

 

「しかもコレ・・・二人一組のチーム戦のようですね・・・なるほど・・・」

 

「行ってくれるな?」

 

「「もち」」

 

「「「アーハッハッハッハッハ!!」」」

 

 

 

と、まあこんなことがあった。まあすべて売家に帰してやった。

 

 

 

さて、そんなある日のことである・・・・ことは学校の下駄箱で上履きを履こうとしたらなんかズタボロにされていた。しかも机の中は刃物だらけになって手を入れたら悲惨なことになっていた・・・まあ、この程度でどうこう揺れるほどメンタル軟じゃないが毎日されると上履きの費用が馬鹿にならないし刃物取り除くのも面倒臭い。なので、監視カメラ&ボイスレコーダをセット・・・と言っても風王結界で撮影するだけだけど・・・で、まあ案の定下駄箱は((バカ男1号|皇魔))、机は((バカ男2号|聖火))だった。とりあえず理由を盗み見したら『アイツ・・・・いつも、いつも俺のなのは達に付き纏って迷惑かけやがって・・・・これは天誅だ!』とか訳のわからんことを言っていた。

とりあえず言質も撮ったのでこれを言峰先生の協力のもと視聴覚室で学校中のテレビに放送した。そしてただでさえ運動会の件からさらに場を悪くし親を呼ばれる始末・・・因みに運動会の後も当然あの二人は親と一緒にお呼ばれを食らっていることをここに記しておく。なんでも親が仕事で忙しいのが災いして深夜まで待たされたとかなんとか・・・

まあそんな愉しいことがあってその一週間後下駄箱を開けたらな―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一通の手紙が入っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんだコレ?」

 

「手紙ですね」

 

「またベタだね」

 

「なんでこんなものが・・・」

 

「これは・・・俗に言うラブレターという物では・・・・」

 

「可能性としてはあるな。」

 

「ちょ!?アルトリア?シン?」

 

「仮にそれがラブレターとして・・・う、受けるのですか?シン」

 

「そんなのお母さんが許しませんよ!」

 

 

 

アリシアお前いつから俺のお母さんになった?てか・・・・

 

 

 

「お前等何故いる?」

 

「ラブレターと聞いて」

 

「どんな聴力しているんだ・・・・」

 

「左頬が裂けたシマウマさん並?」

 

「ご、ごめんね。姉さんが・・・・」

 

「それより中身は何よ?」

 

「どれどれ・・・・」

 

『放課後屋上に来てください』

 

「テンプレだな」

 

「テンプレだね」

 

「で、どうするのですか?」

 

「う〜ん・・・・来るのを今か今か待ち続けるところを見ながら愉悦食を食うのもいいが・・・」

 

「愉悦食て・・・」

 

「まあ・・・一応・・・でもなあ・・・やっぱテンプレだし・・・」

 

「なんでそこでテンプレにこだわるの?」

 

「だってギャルゲーとか恋愛シミュレーションゲーとか何時もこんなのだし・・・」

 

「なんでそんなゲームやっているの!?」

 

「いやよく深夜にいかがわしい声がリビングから聞こえるから覗いてみたらディアーチェやユーリがゲームをさ・・・ついこの前も新作のたしか『恋するマテリアルは』」

 

「「わあぁぁぁぁぁ!!言うな!(言わないでください!!)」」

 

「なんだ、つまらん([∩∩])(ここからさらに実はシュテルやレヴィも隠れてやっていることを暴露しようと思ったのに・・・・)」

 

『(あの顔は絶対まだ何か知ってる顔だ・・・・)』

 

「とりあえず中身は本当にそれだけなのですか?(まずいです!これ以上彼に喋らせて私のことまで言われては・・・・)」

 

「うむ、そうだな・・・どれどれ・・・『放課後屋上に来てください。話したいことがあります』だそうだ」

 

「うむ、やっぱりベタだな」

 

「流石経験者は言うことが違う。」

 

「いい加減にしろぉ!」

 

 

 

 

 

 

 

放課後

 

 

 

「さてと・・・来たわけだが・・・・」

 

 

 

高町や月村たちは私用でいないからな。マテリアルたちは掃除当番・・・完璧だ。しかし、誰もいない・・・てっきり本当か、なんか俺に恨みでもある奴が仕組んだ策略(笑)だと思って楽しみにしてたのに・・ただのいたずら手紙か?そう思い、帰ろうかと思った時だった。

 

 

 

「あ、あの!」

 

 

 

後ろから声をかけられた。振り向いてみると茶髪のツインテールの女の子がいた。上履きの色からして一年だろう・・・・てか―――

 

 

 

「君があの手紙の差出人か?」

 

「あ、はい。そうです」

 

 

 

どう見てもSAOのシリカです。ありがとうございました。

 

 

 

「それで何か用か。」

 

 

 

もしも告白なら上げてフる。

 

 

 

「申し訳ございません!」

 

「・・・・・は?」

 

「いつも、いつも家の駄兄が迷惑をかけて」

 

 

 

迷惑かけているで、大体心当たりが二つあるが一応聞いておこう。

 

 

 

「ちょっといいか・・・まず君は誰だ?」

 

「あ、すいません。申し遅れました。私、皇魔綾子と言います」

 

 

 

綾子って確か・・・今年は言ってきた一年の女子の中で飛びぬけて男子に人気のある生徒だ、って狩谷が言っていたな・・・・結構前だったし興味もなかったけど・・・それより今聞き捨てならない単語があったな

 

 

 

「皇魔と言うと・・・・」

 

「はい、誠に遺憾なのですがあの皇魔王鬼の妹です・・・」

 

 

 

あのバカの名を口にした瞬間彼女の声のトーンが下がった。てか、相当キてるなこりゃ

 

 

 

「・・・・苦労しているんだな」

 

「・・・はい、うちの父も『なんであんなふうに育ったのか理解が出来ん』って・・・・」

 

 

 

まあ中身が中身だしな。

 

 

 

「だがそれで俺に謝るのはなぜだ?」

 

「昨日、貴方の上履きをズタズタにしていたり、ただでさえいつも迷惑かけていたりしているのに謝りもしないということで・・・なので私が代わりに謝りに来たのです。」

 

 

 

な、なんてできた娘なんだ・・・コイツ本当に一年生か?実は転生者とか実は小さい頃、両親殺されて自立した俺のような人種じゃないよな・・・てか、あのバカの妹だというのが一番信用できない。初見じゃ絶対にわからんぞコレ!

 

 

 

「あ、そ、それはどうも・・・でもそれは君が謝ることではないのでは?」

 

「いえ、昨日それで親にも怒られて『明日麻井君に謝りにいきなさい』って言われていたのですがその駄兄が『なんでオリ主の俺がモブであるアイツに謝らなきゃいけねぇんだよ!むしろ謝るのはアイツだ!!』ってよくわからないことを言ってきて・・・あのつかぬことお聞きしますが『モブ』とか『オリ主』ってなんだかわかります?」

 

「ゴメン・・・俺もよくわからない」

 

 

 

本当のことだが、うちのクラスメイト達がそれについて何説かの仮説を言っていたな。確か・・・『この宇宙にあるどこかの脳味噌だけの異星人に脳を犯された』とか『実は異星人に連れ去られて頭の中にダイナマイトを埋め込まれた』とか『実は異星人そのものだ』とか『実は、あの姿は仮の姿で、本当の姿は邪王真眼持ちのダークフレイムマスター・SP・プリーステス・モリ・サターン7世だ。』とか『実は前世の記憶があり、前世はかなりのクズイ人間でわりとどころか完璧に電波系残念人間でリア充を目指してはいたが現実を見ずに妄想にいつも浸っていて漫画やアニメの世界に行けたらいいのにといつも思っていたリア充とは程遠いダメ人間だった』とかその他諸々あったりする。

 

 

 

「そうですか・・・・」

 

「因みにアイツがそういう根拠は?」

 

「『アイツは俺の嫁たちにいつも付きまとって困らせている蛆虫だ。』とか『クラスの秩序を乱す害悪だ』とかなんとか・・・そんなに強く怒って言うものですから入学式の時にどんな人物なのか見てみましたが全然普通の生徒ですし、むしろ駄兄のほうが迷惑かけていますしアイツのほうがその嫁とかいう人物にしつこく付きまとっていますし。それに、後から聞きましたけどその日に来た転校生をいきなりストーカーするなんて信じられませんよ!それをあんな歪に解釈するなんて・・・・責任転嫁以外何でもありませんよ!!」

 

 

 

あ〜、なるほど、入学式の時の俺に対する視線はこの子のものだったのか・・・・

 

 

 

「まあ・・・なんだ、さっきも言ったが確かに君の兄には迷惑しか掛かっていないがだからといって君が俺に謝る必要はない」

 

「そう言っていただけると嬉しいです」

 

「ところで・・・・思ったのだが君、もしかして兄の事前々から嫌いなのか?」

 

「当たり前です!いつも、いつも気持ち悪くていやらしい笑みを浮かべて私に近づいて来たり、やたら私の頭を撫でてこようとしたりするし、しまいには私が風呂に入っている最中に無理やり風呂に入ってきて大事なところを触ってこようとするんですよ!?あんな汚物の妹だと思うと恥以外何でもありませんよ!だいたいですね――――」

 

 

 

この日、綾子の日ごろのストレス及び愚痴を聞きまくり、帰れたのは午後8時だった。そして補導されるのが目に見えていたので皇魔(以後綾子のことだと思ってくれ。) が車で家の近くまで送ってくれた。

 

説明
第五十五話:遺伝子ってすごいね。
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コメント
↓貴方だけではないです。俺もです。(HIBIKI)
ああいうのの妹or弟は純情すぎて眩しさすら感じるのは自分だけだろうか(頭翅(トーマ))
↓↓自分は耐えません(笑)(Lapis lazuli)
仮説の最後、当たりだよ!(頭翅(トーマ))
オリ主2人の家族、自分には耐えられないと思います(なゆた)
自称オリ主はジュラル星人なのか?(日隠 夜行)
自称オリ主の家族が報われない(涙)。ストレスとかで、病気になっていなきゃいいですが・・・(Fols)
お兄さんはエロゲーとギャルゲーがお友達で愛読書はToLOVEるなんですよ、きっと(笑)…自分で書いてて結構ひいたわ(汗)(Lapis lazuli)
伸、貴方の技術(?)で大嘘憑き(オールフィクション)創ってあの屑共をなかった事に出来ないか?(戸籍や人々の記憶からも消してほしい)(頭翅(トーマ))
まさかこの流れだとリズベットが自称オリ主2号の…ま、まさかねー(^−^;)(train)
誰の言葉か忘れたが、本当に自称オリ主は(馬鹿)正直だな。程度の低い嘘が全て責任転嫁で自己紹介みたいになってるよ。(hikage961)
自称オリ主の妹はなんて不憫なんだ。(tenryu)
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