魔法少女リリカルなのは 退屈嫌いの転生者の介入録
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あの後さっきの紙に書かれていた場所に行くと家があってその家の鍵穴と紙が入っていたポケットとは逆のポケットに入っていた鍵が一致し開いた

 

まぁ、その家は今まで住んで居た所と比べれば狭いが一人で暮らすには広すぎる家だった

 

しかも地下施設まで付いていると来た

 

とんでもねぇな

 

とまぁ、そんなことは置いておく

 

どうしてもツッコミたいことがある

 

名前だ

 

俺の名前が明らかにおかしい

 

この世界での俺の名前はクロヴィ・ユリエラ・ディーフェンベーカー・ロロット・オミ・ドゥ・ラ・パトリエール・アデレード・アルバート・アクセルロッドというらしい

 

鏡を見れば確かに外国人みたいな見た目にも見える

 

どうやら転生するときに容姿が少し変わったようだな

 

だがあの名前はねぇだろう

 

何だあの幾つもの名前を無理やりつけたような名前は?

 

語呂も悪ければ共通性も無い

 

こんな名前を名乗るのは少し嫌悪感が沸くぞ

 

クロヴィ・ユリエラ・ディーフェンベーカーならわかる

 

クロヴィ・ロロット・オミ・ドゥ・ラ・パトリエールの場合も納得できる

 

クロヴィ・アデレード・アルバート・アクセルロッドも十分しっくりくる

 

が、全部合わせるのは無しだろ?

 

台無し感が半端じゃなく出てやがる

 

が、まぁ戸籍もこれで登録されているらしい

 

諦めるしかねぇな…

 

ま、これだけの非日常の材料があるんだ。楽しませてもらおうじゃねぇか

 

さてと、んじゃまずは地下に行って能力の練習でもしますかね…っと

 

地下に向けて歩いてゆく

 

 

 

 

 

 

地下に降りてから一時間も経過しない、いや20分すら経っていない

 

そんな短時間で

 

「…………」

 

死んでいた

 

何となくでソラニカから練習しようと決め

 

何となくでSophiaという能力から練習しようとなった

 

が、このSophiaがとんでもねぇシロモノだった

 

Sophiaの特性は【世界の数値化】

 

世界のありとあらゆるものを数値として認識できる能力だ

 

これを計算すれば未来の予知すらも可能(完全な予知は不可能)

 

簡単だろ、と思いながらいざ挑戦してみると

 

「なんつぅめちゃくちゃな能力だよオイ…」

 

世界の情報全てを数値として認識する

 

これにより普通の倍を遥かに超える情報量が押し寄せる

 

そんな物を計算する余裕は俺には無かった

 

結果

 

「…………」

 

挫折しそうだ…………

 

気を取り直してSophia以外を練習してみる

 

Lucifer

 

Hyde a factという黒い手をどこからでも出せると言う物

 

形を変えることで球とかにもできるらしい

 

が、まぁ最初ということで基本の形をとらせる

 

集中し

 

「Hyde a fact!」

 

呼び出す

 

すると

 

黒い手が出てきた

 

 

「小せぇ…………」

 

自分の手のひら程度の大きさで出てきた

 

「っくはぁ、上手くできねぇ…………」

 

思わず大の字で寝っ転がる

 

ここまで出来ない事があるなんて初めてだった

 

だから

 

「やっべぇ、超楽しい…………」

 

興奮していた

 

初めての"出来ない事"

 

その存在が自分の思考を埋め尽くしていた

 

「絶対に…………」

 

呟く

 

「絶対に完全に使いこなしてやる!」

説明
2話 特訓
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