夜天の主とともに 36.復讐
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夜天の主とともに 36.復讐

 

 

 

「一体何が起こっている‥‥。」

 

そう仮面の男の一人、に変身している使い魔リーゼアリアは呟いた。

 

当初の計画では高町なのは、フェイト・テスタロッサと守護騎士たちが交戦中に割り込んで強制的に守護騎士たちを蒐集。邪魔をされないように二人を拘束してあとは闇の書の主を強制転移させ半ば無理やり覚醒へと誘導。

 

最後に暴走状態に入る前の完成人格をその元となっている少女ごとデバイス、デュランダルのもつ最大の凍結魔法で封印、のちに無人管理外世界に幽閉する。

 

実際のところこの計画は概ね順調に進んでいた。すでに闇の書の主は覚醒し、魔力を大量に蒐集しすぎたのか球体状となって停止しているという嬉しい誤算つきだった。

 

しかし目の前に映るこれはなんだ。

 

さきほどまで瀕死の状態であった少年はそれが嘘であったかのように落ち着き自身の足で立っている。さらにその姿はすでに少年のそれではなく20歳は超えているのではないかというほどに成長している。

 

変わっていなかったが肌が見えるところの至る所に赤い線のようなタトューが伸びている。髪も灰色へと染まり、眼は黒く染まっていた。デバイスもギザギザとした攻撃的なものへと変化していた。さらに魔力光が変化したのか薄緑色だったそれは闇のような漆黒へとなり今も体中からオーラのように漏れ出ている。

 

そして最も驚愕したのが傷ついたリンカーコアが一瞬で回復したことだった。確かに治らないほど蒐集はしておらず時間をかければ自然に治る程度のものだった。しかし瞬時に治るなど理論的にありえないのだ。驚きのあまり思わず距離を取ってしまったほどだ。

 

少年、いやその男はその闇のような双眸をこちらに向けたままじっとしている。

 

「どうする?」

 

そう言ったのはもう一人の仮面の男、に変身した同じく使い魔のリーゼロッテ、妹だった。どうするというのはもちろんこの男のことだろう。

 

「我々の目的は闇の書の完全封印。これに構っている暇はないと思うが。」

 

「………いや邪魔をされては困る。幸い闇の書も動く気配がない。こちらを始末しよう。」

 

二人は頷くと攻撃態勢に入ろうとした。そして、

 

先手を取ったのは健一だった。

 

「「!?」」

 

ダランと下げていた両腕を急に仮面の男たちに向けて突き出した瞬間その両腕から漆黒の砲撃が放たれた。

 

不意を突かれた二人は迫る砲撃に対しギリギリのタイミングでシールドを張った。放出される砲撃とシールドの衝突音が響く。

 

(この砲撃、収束速度と発射速度があり得ないぐらい早いけど威力は耐えれないほどじゃない。これが収まった後に速攻を仕掛ければ。)

 

アリアは魔法が得意でロッテは白兵戦が得意。だからロッテはこの攻撃にてこずるだろうが自分は大丈夫だと思っていた。

 

巨大な魔力刃が目の前の砲撃を切り裂いて飛来するのを見るまでは。

 

「ぐぁぁ!!」

 

回転しながら迫る魔力刃はそのままシールドへとぶつかりアリアを後方へと一気に下がらせた。アリアはその攻撃を払おうとするがなぜかできずむしろ食い込んできているように感じた。

 

(これはフェイト・テスタロッサのハーケンセイバーと同じものか!しかし段違いに威力が違う!ここでさらに追撃されるとまずい!)

 

一刻も早く破壊しなければと焦るアリアは健一がいつの間にか消えていることに気付いた。そして何かの気配を感じ取り背後を見るとそこには今防いでいる魔力刃と同じものを腕に生成し放とうとしている健一がいた。

 

「ぐぉおぉ!!」

 

荒れに挟まれたらいくらなんでも無事では済まない。しかし、眼前の魔力刃は未だに壊れない。健一は迷いなく後ろまで腕を引き絞った。

 

「うぉぉぉぉ!!」

 

しかしその攻撃は横合いからのロッテの強烈な蹴撃が健一へと突き刺さることで防がれた。健一はその強烈な一撃によってビルを何度も貫通しながら吹き飛ばされた。

 

その間にアリアもやっとのことで魔力刃を壊し、健一がいるであろう方角へ向いた。

 

「大丈夫か?」

 

「あぁ、済まない。あの攻撃は厄介だな。」

 

「最初の砲撃もだな。どうする?」

 

「いつも通りだ。二人がかかりでやればできんことはない。やるぞ。」

 

「ああ。」

 

ロッテはビルを飛び出すと一気に健一へと接近した。健一もちょうどビルから出てきたようで今度は拳を構えていた。口端からは血がこぼれていた。

 

ロッテは自身が姉ほど魔法が得意ではないと自覚している。だからこそ接近戦で挑んだ。相手も同じタイプだろうと勝てる自信があった。

 

だから最初から全力でいった。相手に攻撃させる隙も与えないという意思表示か拳や脚の攻撃よるラッシュを仕掛けた。

 

健一も迎え撃とうとしたがそれをさせないのがアリアだった。健一が攻撃しようとする絶妙なタイミングで遠距離から魔力弾を巧みに操り攻撃したりバインドを仕掛けていた。

 

それによりアリアのほうにも意識を向けなくてはならず結果的にロッテのラッシュ攻撃を許す形となった。

 

ビルからサポートするアリアはこれならいけると思った。

 

完全に流れはこっち。自分の攻撃やバインドで反撃することができず、避けながらロッテの猛攻を防ぐことしかできない。あとは時間の問題だ。

 

そう思ったところで自分の言葉に違和感を感じた。何かとんでもない勘違いをしているような。

 

(私の魔力弾やバインドをロッテの猛攻を受けながら避けられている?)

 

アリアが考えている間にもロッテの猛攻は健一の行動を制限している。見るからにこちらが優勢。だが、思考を止めない。

 

(しかもそれでなおかつロッテの攻撃を完全に防いでいる。つまり見切られている?もしそれらが全部自分が攻撃する一番いいタイミングを待っているだけだとしたら!!)

 

アリアはすぐにこのことを伝えようとしたがそれはあまりに遅かった。ロッテはなかなか決まらないことで最大の一撃に込めようと脚に魔力を込め蹴りを放った。絶え間ないラッシュを途切れさす攻撃を。

 

瞬間健一の姿がロッテの視界から消えその攻撃を空ぶった。

 

「えっ?」

 

「ロッテー!!後ろ!!」

 

思わず姉が自分の本当の名前を呼ぶ声に反射的に振り返ると、すでにそこには恐ろしいほどに魔力を右脚に込めた健一がいた。

 

しかしそれで終わりではなかった。

 

その右脚に装着している足甲が丸太ほどに大きくなっていたのだ。すね辺りまでしか覆っていなかった装甲も膝までのび、厚くなっていた。咄嗟にロッテは腕でガードしながら障壁を割り込ませ、それと同時に激突した。

 

それを見ていたアリアは防げるとホッとした。

 

ものすごい勢いで蹴り飛ばされるロッテを見るまでは。

 

「一体何が‥‥はっ!?」

 

殺気を感じ後ろを振り返るとさきほどまで空中にいた健一が真正面から攻め込んできていた。それだけならまだ問題はないのだが、

 

(ばかなっ!?速すぎる!!)

 

あまりの速さに驚愕するアリアだが、それでもすでに障壁を健一と自分の間に張り終えガッチリと防御を固めていた。

 

そんなものは関係ないとばかりに健一は、今度は脚ではなく右拳を同じように巨大化させ魔力を限界までこめ、そしてそれを叩きつけた。

 

 

ゴガァァァァァン!!!

 

 

凄まじい激突音とともに両者はぶつかった。アリアの眼前ではその重厚で当たればひとたまりもないであろう拳が障壁を破ろうと金属音を鳴らせ続けている。

 

しかしその一方でこれなら防げるとアリアは感じた。完全に攻撃を押さえこめている感覚はある。

 

そう思ったアリアは気づかれないように誘導弾をその無防備な背中へぶち込んでやろうとした。そして魔力を溜めようとした時だった。

 

自分の障壁とせめぎ合っているその巨大な拳がどす黒い魔力光を放ち始めた。それと同時にアリアは正面から風が流れるのを感じた。それは次第に強くなっていきだんだんと踏ん張りが利かなくなってきた。

 

(こんなに急に突風が吹くはずがない!まさか障壁をすり抜けてこいつが!?)

 

そこまで気づいた時にはすでに手遅れであった。その突風は漆黒の奔流となりその勢いをも加算した拳の圧力の結果、アリアはロッテ同様吹き飛ばされた。

 

「くぅ‥‥。障壁をすり抜けるなんて反則でしょ。」

 

自分の口調が素に戻っていることにも気づかないまま現状把握を試みた。ダメージはそこそこある。でも体はまだ動く。魔力もまだある。

 

そこまで確認したところですぐ横の瓦礫の中からうめき声が聞こえた。どけてみるとロッテがいた。うまく防御することができなかったのかアリアよりダメージがあるようだった。

 

「おい、しっかりしろ。」

 

「ぐぅ‥油断した。やつはどこに?」

 

わからないとアリアが答えようとしたとき突如巨大な魔力が感じられた。慌ててビルの外を確認すると‥‥

 

「うそ‥‥‥でしょ。」

 

その魔力の発生源は健一だった。健一はすでに2人を補足済みで両手を前に突き出したまま何かを詠唱している。

呟かれるたびに魔法陣がいくつも展開され、そのたびに感じられる魔力の大きさも膨れ上がりそれに呼応するかのように闇のような輝きは限界まで輝いているようだった。

 

それらを確認したうえでアリアは発射間近であり、すでに回避不可能であることを悟った。とすれば取れる行動は一つ。

 

「ロッテ!!死ぬ気で耐え切るわよ!!」

 

「わかったわ!!」

 

残っている魔力を全て障壁につぎ込み今までにないほど強固なシールドを張り、来るであろう強大な砲撃を待った。

 

「……滅ぼせ。」

 

その呟きとともに特大の砲撃が健一から放たれた。その漆黒の砲撃は、魔力刃も含まれているのか付近にあったビルなどを吹き飛ばし切り刻み、破壊の限りを尽くす奔流となって姉妹へと向かい激突した。

 

衝突と同時に強烈なGに襲われ支える両腕も悲鳴を上げ血が噴き出した。抑えきれず裂傷が次々と体中に刻まれていく。

 

(耐え切って‥‥見せる。)

 

(お父様のためにも‥‥絶対に!!)

 

いつ壊れてもおかしくないほどに障壁はボロボロだったが、それでも実力なのか、その執念のせいかギリギリのところでなんとか耐えていた。

 

そして永遠に続くかと思われた暴虐の嵐は突如止まった。必死の思いで耐えていた2人はそれを耐え切ったのだと思った。希望が湧いた。

 

「た、耐え切っt。」

 

しかしそれは脆くも崩れ去る。

 

地に伏した妹を呆然と見て、その横を見た。そこにはさっきまで遠く離れたところから砲撃を放っていた健一だった。その両手は自分たちを吹き飛ばした時のように巨大化していて、魔力が込められていた。

 

そこまで確認したところでなぜ突如砲撃が止まったかを悟った。あれはわざと止めたのだ。そして一番確実な方法、自らの手でとどめを刺す方法へ変えたというだけの話。

 

「なん…なのよ。あんた一体なんなのよ!!」

 

答えは期待していなかった。少年がこの姿になってからというもの詠唱以外では一度も口を開いていないのだから。それでもアリアは聞かずにいられなかった。しかしその予想は裏切られた。

 

「……マスターの怒りを、悲しみを知れ。」

 

「えっ?」

 

思わず聞き返したが、それ以上は何も話す気はなく、その右手を後ろに引き、魔力を込め始めた。健一の周りに風というものが視覚化されたのか、漆黒の風が取り巻く。そしてそれをアリアに向かって容赦なく振り下ろした。

 

眼を瞑り迫りくる最後の一撃を待った。しかし、いくら待とうとそれはやってこない。恐る恐る目を開けると、

 

「これはやりすぎじゃないかい君。」

 

ただ1人の弟子で、可愛い弟分のクロノだった。しかしそれ以上は意識を保つことが限界だったのかアリアはその場で気を失った。

 

一方クロノはそれを感じ取っていたが目の前の重い一撃に耐えるので精いっぱいだった。こうしている今も、押し出す力が強まっている。

 

『フェイト、ナリン今だ!』

 

『うん!』

 

『OKや!』

 

念話による合図とともに健一の両側から挟み込むようにフェイトとナリンが攻撃した。それに気付いたのか健一はクロノへの攻撃を中断し右手でロッドを、左手でアックスを掴んだ。

 

「クロノ、いまのうちや!長くは持ちそうにあらへん!」

 

「すまない。」

 

その隙にクロノは気絶しているアリアとロッテを抱え離脱した。フェイトとナリンも離れようとしたがデバイスを掴んでくる力が緩まる気配が見つからず動けないでいた。しかもその状態で、健一の両腕が魔力光を帯び始めた。

 

(ゼロ距離で魔力弾ぶち込む気かいな。なら‥‥)

 

『なのは!』

 

『了解なの!』

 

「レイジングハート、ピンポイント砲撃で少し小さめのバスターいける?」

 

〈マスターと私ならいけます。〉

 

「だよね!」

 

〈Buster Mode〉

 

「ディバインバスター!!」

 

「えっ?」

 

「ちょま、なのはそれあかん!」

 

桃色の砲撃は3人まとめて当たるかと思われたが、狙い通り健一のみを打ち抜き吹き飛ばした。それを間近で見ていた2人は生きた心地はしなかったが。

 

「あ、当たるかと思った。」

 

「話しちゃうやん!!こういう場面ではシューターをまとめてぶつけるはずやろ!!」

 

「ご、ごめんなさい。」

 

「まぁそれぐらいやないと今のあいつを引きはがすことできへんかったかもしれん。」

 

「それに‥‥出てくるよ。」

 

フェイトがそういうと瓦礫の中から健一が出てきてなのはたちと同じ目線の高さまで浮上した。先ほどの砲撃でダメージを負ったのか血が滴る。

 

「なのは‥‥非殺傷モードだよね?」

 

「むぅ、フェイトちゃんそれは失礼なの!いくら私でもそんなことしないよ。」

 

「ってことはあいつの体がすでに限界来てるっちゅうことやな。にしてもホンマに健一なんかいの?見事なまでに大人になっとるけど。」

 

「……あなたたちは高町なのは、フェイト・テスタロッサ、ナリン・ノーグルですね。」

 

そこで健一が口を開いた。しかし、その言葉はあまりに他人行儀であった。まるで話しているのは健一ではないかのように。

 

「………なるほど。ちゅうことは今話してるあんたはジェナだな?」

 

「その名を呼んでいいのは我が主と騎士たち、そして私のマスターだけです。」

 

「???」

 

「ナリン、どういうこと?」

 

納得顔で話しているナリンを見てなのはとフェイトは状況が理解できないのか怪訝な表情をした。すると目の前にモニターが現れた。

 

『それは僕が説明するよ。』

 

「「ユーノ(君)?」」

 

『彼は今自身のデバイス、ジェットナックルに意識も体も預けて眠っている状態なんだ。』

 

その言葉になのはとフェイトは驚きの表情を見せる。ユーノはさらに続ける。

 

『前に健一のデバイスは闇の書とつながりがあると言ったよね。その後かなり深いところまで調査したらそのデバイスは闇の書ができる前、夜天の書とともに作られたものだったんだ。』

 

『書を作り出した人にはとても親しい友人いや、伴侶ともいうべき人がいたらしいんだ。ジェットナックルはその人に与えたもので書ともある程度リンクすることができたんだ。役目は情報収集のサポートと言ったとこかな。その人たちが亡くなった後は夜天の書へと保管された。』

 

次々と明かされる闇の書との繋がりを聞き、2人はジェナを見た。今は攻撃の絶好のチャンスだというのに何もせずこちらを見ている。

 

『そして歴代の誰かが闇の書へと変貌させた際にその影響をジェットナックルも受けた。それは所有者への魔力侵食と、もう一つあるんだ。』

 

「「もう一つ?」」

 

その先を知っているのかナリンは嫌なことを思い出すかのような表情をしていた。

 

『感情の暴走だよ。侵食され続けた最後に感じた感情を増加、暴走させ、その後はデバイスが主導権を握って所有者が最後に想った願いをかなえるために動き出す。そして、最後には‥‥‥死ぬ。』

 

「「!?」」

 

三人は驚愕した。その事実もだがこのままでは目の目の人物は死んでしまうということに戦慄した。

 

「ユーノ、解除方法はないの?」

 

『前にも言ったけど闇の書改変以降は一度しか起動してないからその記述はないんだ。』

 

「説明ご苦労さん、ユーノ。そのまま調査頼むわ。」

 

『わかった。みんな気を付けて。』

 

モニターが消え3人はもう一度ジェナを見る。

 

「健一君はどうなっているんですか?」

 

「……マスターは今私の中で眠っています。最後の時を静かに、安らかに終えるために。」

 

「まだ彼は死んでない!!」

 

「いや、死にます。私のせいでマスターは死にます。ならば、せめてマスターの最後の願いだけは叶えると決めました。」

 

「その願いっちゅうのは?」

 

「騎士たちを消し、我が主に深い悲しみと絶望を与えた者へ怒りと悲しみ、そして絶望を与え滅ぼすことです。そしてそれはまだ実現されていない。」

 

ジェナは戦闘態勢を取るために拳を構えた。

 

「あなたたちも邪魔さえしなければ騎士も我が主もそしてマスターも楽しく平和に過ごせていたことでしょう。よってあなたたちも‥‥滅ぼします。そしてこの世界も覚醒した我が主とともに身体の限界が迎えるその時まで滅ぼします。」

 

「そんなことはさせへんで。」

 

「あなたは私たちが止めます。」

 

「絶対に助けるんだから!!」

 

各々がデバイスを構え、にらみ合う両者。

 

終焉の時は近づいていた。

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

どうも森羅です。更新がかなり遅れて本当にすみませんでした。ネタが思い浮かばなかったりモチベーションがあがらなかったりとなかなか執筆することができませんでした。

私が考える最終話までは書こうと思っているのでこれからも読んでくださると嬉しいです。

 

健一のバリアジャケットがどんなのだったか忘れた方は18話を見ていただければ大丈夫だと思います。

 

次話も更新が遅れる可能性があると思いますがよろしくお願いします。コメント、感想もお待ちしてます

それではまた〜。

 

説明
A's編です。随分と更新が遅くなりました。今回は長めのものとなっています。それではどうぞ。
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コメント
蒼扇さん、コメントありがとうございます!!そう言ってもらえると嬉しい限りです。なるべく早く更新できるように頑張りますのでお楽しみを!!(森羅)
待っていました! 結構好きな作品でしたので久しぶりの更新嬉しく思います。続きもどうか頑張って下さい(蒼扇)
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