魔法少女リリカルなのは〜幸せを運ぶ蒼き魔導師〜 |
第二話.魔法とは?
翌日、僕と美由希さんは学校がちょうど休みだったので、なのはちゃんはいないのですが、二人で街に出かける事にした。
まあ、出かけるといってもなのはちゃんの学校が終わるまでの暇つぶしも入っているのですがね。
しかし、街に来たといっても何もすることがありませんね。
ここは女性である美由希さんに聞いてみますか。
「美由希さん。何か行きたいところはありますか?」
「そうだね……それじゃちょっと服屋に行っていいかな?」
「良いですよ。それでは行きますか」
僕は美由希さんが提案した服屋に向かった。
しかし僕たちが入ったお店は女性専門の店であるので、さすがにきついですね。美由希さんの連れで言い通せますが。
まあ、いらぬ疑いをもたれるのも嫌なので下ばかり向いていますが……それでもきついですね。
そうこうしていると美由希さんに引っ張られながら、試着室の前につれてこられ、そのまま待つ事になった。
まあ、女性ですから一度試着するのは当たり前なのでしょうが。
しかし、待っていると思い出しますね。
シグナムやヴィータにシャマル、それとオリヴィエに服を作ってあげていたのを。
あの時は四人とも凄く喜んでくれましたね。
昔のことを思い出していると、試着室に入っている美由希さんから声を掛けられ、返事をしたらカーテンが開いた。
そこにいたのは、夏をイメージさせる白と水玉模様のワンピースと麦藁帽子を被っていた。
その姿を見た僕は見とれてしまった。
シグナムやオリヴィエたちと同じくらい綺麗です。
「?どうしたの秋樹君」
見とれていたら変な心配をされてしまいましたか、しかしここは感想を待っているように思えますし、言いますか。
「あ、いえ。なんでもありませんよ美由希さん。それにしても似合っていますよ」
「ふえ?そ、そうかな」
僕が素直に感想を言うと美由希さんは顔を真っ赤にして、俯いた。
「どうしました?美由希さん」
「ううん!!何でもないの!着替えなおすから待ってて!」
そう言ってカーテンを閉めた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それから時刻は経って、夕方。
僕たちはあれから、美由希さんが試着した服と麦藁帽子を買って、ファミレスに行き、昼食を食べてからは、ゲームセンターに行った。
ちょうどゲームセンターで時間がいいぐあいに潰せ、夕方になったため、なのはちゃんの通う小学校になのはちゃんを向かいに行った。
校門前に着くと、なのはちゃんが紫の少女と金髪の少女と話しているのが見えた。
どうやら僕たちが近づいてきているのがわかったらしくなのはちゃんはこっちに手を振ってきた。
僕たちもそれぞれ手を振って、返事した。
なのはちゃんは話していた少女二人を連れて僕たちの元にきた。
「秋樹さん!こんばんはなの!」
「ええ。こんばんは。ところでそちらのお二人は?」
「秋樹君は会うの初めてだったね。こっちは月村すずかちゃん。お兄ちゃんの彼女さんの妹さん。それで、こちらはアリサ・バニングスちゃん」
「ああ…君が妹さんでしたか。よろしくすずかちゃん」
「はい。秋樹さん。なのはちゃんからお話しは伺っています」
「そうでしたか。バニングスちゃんもよろしく」
「よろしくおねがいします。それとアリサで大丈夫ですよ秋樹さん」
「そっか。ならそうさせてもらうよアリサちゃん」
それから少しの間僕たちは話をしてからわかれた。そのさい、いやな予感がよぎったため二人のほうに、仮面をつけた僕の分身をつけておいた。
すずかちゃんとアリサちゃんたちとわかれた僕たちは公園に来た。
どうやらあのフェレットも居たようですね。まあ、好都合です。
「さて、いきなりですが昨日のことについて少し聞かせてもらいます。なぜあそこにいたのですか?二人は」
僕は率直に二人に聞いた。
「私たち二人とも変な夢を見て、そしたら声が聞こえていたの。それで夜中に出てみたら私が後だったんだけど、そこで知ったのなのはちゃんも聞こえてるんだって」
「私もお姉ちゃんも一緒で、そこで知ったんです」
ふむ。どうやら声は同じようですね。しかし夢を見ていたとは……。
「では、お次はフェレット君に聞きましょう。といってもまずは自己紹介です。僕は如月秋樹です。君の名は?」
『えっと僕はユーノ。ユーノ・スクライアです』
「スクライアですか。懐かしい名前ですね」
『知っているんですか!?』
「ええ。とあるところでスクライアの一族とあったことがあるのです」
前世。ベルカ時代でですけど。
あの時は驚きましたね。チェーンバインドが強かったですね。
話が脱線しそうですね。
「そうですか。そういえば二人のデバイスについて聞きたいのですがいいですか?」
「デバイス?」
「なんですかそれ?」
「ああ〜そうですか。そこからですね」
僕は魔法やデバイス、リンカーコア、バリアジャケットについて説明した。
バリアジャケットは勘ですけど。僕も場合騎士甲冑だからですかね。
「今も持っていると思います……それです。そのネックレスです」
僕がそう言うと二人は首にさげていた待機状態のデバイスを手にした。
確か二人の変身は、認証がいるんでしったけ?ですが非効率ですね。となると少し効率よくしますか。
僕は、二人に目を閉じてもらった。
「では、バリアジャケットから行きます。待機状態のデバイスを握って心の中で考えて、自分の思いを具現化して、それが二人のみを守るバリアジャケットになります」
僕は、殆ど勘でそう言うと。二人は僕の言ったり通りして、バリアジャケットを展開した。
どうやら飲み込みが早いですね。
美由希さんとなのはちゃんのバリアジャケットはまったく違いますね。
(美由希のバリアジャケットはFate/EXTRAのキャスターっぽい服装。胸元はそこまで強調はされていない by影)
それでは次に行きましょう。
「次はデバイスのセットです」
そのまま僕は簡単に説明して、二人にセットアップしてもらった。
これもまたすぐにセットしてくれた。
本当に早くて助かります。
「どうやら二人のデバイスの形状はほぼ一緒ですね。違うとしたら刀と杖でしょうね。といっても昨日は杖だったはず……ああ。そういうことですか」
「どういうこと?」
「どういうことなんですか?」
「ああ……僕だけが納得してもわからないか。簡単に言うとね。二人のスタイルに合わせているんですよ。美由希さんは恭也さんに剣術を教えてもらっているでしょう。だからです。なのはちゃんは接近戦より遠距離支援が強いのでしょう」
僕は簡単にそう言って、ほかにも少し教えてから解散した。
しかし、夕方頃にあったすずかちゃんとアリサちゃんにつけていた分身から誘拐ということを聞き僕は急いで飛翔した。
家に簡単にメールをして
説明 | ||
古代ベルカ時代を生きた蒼き魔導師 彼は幸せを運ぶ事で有名だった。 だが、彼は不治の病に犯され若くして亡くなった。 多くの人と四人の家族に見守られて墓で眠った。 |
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コメント | ||
Folaさん。ご期待に沿えるかどうかわかりませんが、頑張ります!と、たぶん他のことでも驚くかもしれません……(蒼崎夜深) A’sの時で再開した面々がどのような反応するか楽しみです。(Fols) ありがとうございます!(蒼崎夜深) くぅ〜……A’sまで待ち遠しい……!(クライシス) |
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