銃を抱えた女の子12 |
「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
あいつは勢いをつけながらあの化け物に突っ込んでいく。
なんて無謀で、、無鉄砲な?!!
何が算段が整ってるよ!!ただ突っ込んで死ににいってるだけじゃない!!!
銃を抱えた女の子
尚は体をかがめ、斜め気味になりながらスピードをつけながらぬいぐるみに突っ込んだ。
それに連動するようにぬいぐるみは大きく手を振り上げ今にでも振り下ろしそうとしている。
距離が一メートルほどになると、ぬいぐるみが動いた。
気味悪いほど血をべったりつけた手が振りかぶり、横になぎ払い気味に攻撃を仕掛けてきた!
腕は大きく広い、その腕がスピードを付け残像が見えるほど速く動く!!
その攻撃は近づいてくる!腰ほどまでかがんだ体は本来なら腹の位置であるのにかがんでいるせいで
顔にこのままでは命中する!!
その攻撃が近づいてきた時、少年は飛び上がった!
その行動はギリギリで、その下をあの怪物の腕が通り過ぎた!!
ブン!!!
もう少しで足にあたるような、ギリギリの位置。
、、、あいつ、、、早い、、、
遠思はすばやい動きに目を奪われている。
ぬいぐるみが体を回転し始める
理由はすぐ理解した、攻撃の追撃だ!!体を回転し反対の腕で裏拳を決めようとしているのだ!!
すぐその拳は飛んできた!!体はまださっきの位置のまま空中に浮いたままだ、このままなら命中する!!
その攻撃を尚は見切っているように動き出す!
向かって来る拳に合わせて下から蹴りを繰り出す!!!!
、、ガッ!
攻撃は命中した、だが軌道を変えるほどの力は無い、
攻撃は向かって来た!!!!
しかし浮き上がった体が下に下がる!
先ほどの蹴りは拳にまだくっ付いている。その拳に体を任せ蹴りだした!
身体は斜め下に向かい落ちていく!
ぎゅっ!!
ソレを静止したのは尚の手だった。
ぎゃりっ!しゃっ!
尚は身体を腕で支え態勢を整え、さらに身体を反転し相手に向かう!
「、、、すごい、、!!」
身体を攻撃に転じるのか、、!!
そう遠思は思っていたのだが、、
しかし、そこを通り抜け、後ろに回った!!
「一回落とす!!」
「え、、?」
そう言うとあいつは怪物の足元を見つめ始めた
そうすると間もなく怪物は下に下がり、姿を消した。
「、、え??落ち、、た???」
「とりあえず、時間は稼げるな」
「、、、、、あ、」
算段って、、、時間稼ぎ?、、
尚は少女に向かって走り気味になりながら近づく。
「おい、怪我、、、無いか?」
あいつは心配そうな表情をしてあたしの頭をなでながら聞いて来た。
その行動を冷静に考えたら恥ずかしくなりその手をなぎ払い、
「さ、触んないでよ!、、ったく、」
つい顔をしかめた。
「っはは。こんだけ元気なら大丈夫だな」
、、、あいつ、笑った顔、、こんなに綺麗だっけ?
、、はっ!!な、、何をあたしは!!!!
少女は頭を抱えたまま唸る。
「、、、そういえばあんたの力って、、」
、、シィ!!、、
あいつがその言葉をさえぎった
「、、早いな、案外機敏みたいだ」
「ええ?!!あんた!もう戦う方法ないんでしょ!八方塞がりじゃないの!!?」
「、、、ハァ?なにを言ってるんだよ。今もう罠をたっぷり作ったさ」
「、、ハァ?」
「俺がほしかったのはあいつが攻撃を仕掛けず、落ち着きながら罠を作る時間だよ」
「わ、罠ってあんた、ずっとあたしと話して、、」
ずぎゃ!!!
「、、話は一度終りだ」
またあの影が向こうに見える。
その姿を確認した尚は一言言った
「さあ、、この34メートルの廊下が勝負だ、、」
怪物はこちらを見て、、
、、、、、ふしゅ、、、、、くしゅう、、、、
どこかさらに殺気を飛ばしてくる
「、、、こい!!!」
、、、ぐわぁああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!
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