Fate/anotherside saga〜ドラゴンラージャ〜 第八話『選択』 |
私は素直な悪よりも頑固な善を好む。
――モリエール
? ? ?
「……なるほど、確かに信じがたい話だな」
俺の長い話を聞き終わったヘルタント子爵はポツリと言葉をこぼす。
「全ての願いを叶えることのできる『聖杯』を手に入れるために百組ほどの魔法使いと過去の英雄のコンビが争い合った。そしてそれが行われたのは空に浮かぶ月。おまけにこことは違う異世界、か……。ふふ、昔話や吟遊詩人の物語でもこんな荒唐無稽な話はないだろうな」
「はい。正直なところ話した俺自身も信じてもらえるとは思っていません。ですが、事実なんです」
「ふむ。正直なところを話すと、私は君の話を完全には理解できていない。月で行われたという聖杯戦争とやらも、生き返った過去の英雄というサーヴァントも、そして別の世界というもの自体が、私には想像することすらできない」
「……はい」
そう、だろうな……。
いきなりそんな話を聞いて理解できる人がいるはずがない。
その直前にサーヴァントの力をその目で見て、自分が生きていた現実が虚構のものだと知った俺ですら、初めて保健室で((魔術師|ウィザード))や聖杯戦争のことを聞いた時は理解できなかった。
ましてや、今日初めて会った人物から突然、この世界とは違う世界やらなにやら聞かされても、理解できるどころか信じることすらできないだろう。
ヘルタント子爵は少し微笑んでから話を続ける。
「もう一度言うが、私は君の話を完全に理解できていない。……だが、それでも私は君の話を信じようと思う」
「えっ?」
「なんとっ!」
「領主さま!?」
思いがけないヘルタント子爵の言葉に俺とネロ、そしてハーメル執事の三人は驚きの声を上げる。
「ヘルタント子爵。自分で言っておいてなんですが、本当に俺の話を信じられるのですか? 口からの出まかせを言っているとは思わないんですか?」
「君がこんなところでウソをついて何の得がある? それにウソをつくならもっとマシな話を用意するだろう。なによりも君の話はこの世界の常識とは何かもがかけ離れていた。たとえ、一流の詐欺師や吟遊詩人でもこんな話を思いつくことはできないだろう」
「……」
「それにさっきの話と違って、今の君の話には強い感情が込められていた。ただの作り話や妄想ではこうはならないだろうな」
「しかし……俺の話は理解できないと先ほど言っていましたが……」
「ああ。確かに君の話を完全に理解することができない。だがな、タクトくん。勘違いをしてはいけない。理解できない事と信じられない事はいっしょの事ではないのだ。たとえ、その意味が理解できないことでも、真実ならば人はそれを信じることができる。もしも自分に理解できない事をすべて信じることができないならば、人は呼吸することも信じられなくなるだろ?」
口で言うのは簡単だけど、普通の人だったら理解できないことを信じるは難しい。
どうやら俺はまだまだこの人を見誤っていたらしい。
「大したものだな。為政者にしては弱々しすぎると思ったが……。そなたは自分と違うものでも受け入れられる強さを持っておる。その強さは中々持てるものではないぞ。うむ、余もまだまだ見る目がない。今にも枯れそうな痩せ木に見えていたものがその実、雄大な大樹に生えた枝葉のほんの一本にすぎなかったとはな」
「ははは。私はそんな大それたものではないさ。君の言う通り、私は今にも枯れ果てそうな老木でしかない。ただ、私は君達よりもほんの少し生きているからな。少しばかり柔軟に対応できるだけだ」
「ふ、謙遜するでない。元老院の古狸ように無駄に歳を食うだけでまるで何も変わらない石頭の連中もおるのだ。そなたは十分に聡明であると余が保証しよう」
「ありがたい言葉だな。そういえば、君は昔、一国の王だったこともあるのだったな。ふむ、今からでも敬語で話した方がよろしいですか、陛下?」
「いや、今の余は皇帝ではない。偉大なるローマ帝国の第五代皇帝、ネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクスはもういない。今ここにいるのは、ただ愛する者と共にいたいだけの普通の少女、ネロ・クラウディウスだ」
冗談めかしたヘルタント子爵の言葉に対して、ネロは少し寂しそうに、でもとても嬉しそうな様子で答える。
ヘルタント子爵はそんな彼女の様子を見て薄く微笑む。
「少し話は変わるが、君の話を聞いた以上、私は君達に対してできるだけの援助をしたいと思っている」
「しかし、それは……」
「遠慮はしないでくれ、タクトくん。君達はここについて全く何も知らないだけでなく、人脈も財産も何もない。そんな状況では正直どうしようもないだろう?」
「それは、そうなんですが……」
「君が心配することはなにもない。私も一応、貴族のはしくれだからね。身寄りのない子供を二人養うことくらいなんともない」
「タクトよ。余もこの提案にはありがたく乗せてもらうべきだと思うぞ。他に手があるならともかく、何の手もない以上はこの善意を受け取るべきだ」
「……わかりました。そういうことなら、ありがたくその申し出に乗せてもらいます」
「それは良かった。ただ、一つだけ問題があってな……」
二人の言葉に押されて援助を受けることを決めると、ヘルタント子爵は嬉しそうにしながらも、どこか困ったような顔をしていた。
……どうしたんだろうか?
「いや。援助すると言った以上、君達は私の領地で暮らしてもらうのがいいのだろうができれば私は君達にはこことは別の場所で暮らしてもらいたいのだ」
「……? どういうことですか?」
「それは――」
ヘルタント子爵が返事をしようとしたその時、執務室の扉を誰かがノックした。
「お話し中に失礼します。領主さま、御昼食の準備が整いましたがいかがいたしましょうか?」
入ってきたのは白いエプロンを身に付けた女の人だった。
たぶん、この城で働くメイドの一人だろう。
「ああ、もうそんな時間か」
メイドの言葉にヘルタント子爵は驚いたように返事をした。
俺も気づかなかったけど聖杯戦争の話が思ったよりも長かったみたいだ。
「すまないが、今は旅人の二人と大事な話をしているから、昼食はまたあとで……いや、ちょっと待ってくれ。この二人にも昼食を用意することはできないか?」
「へ。旅人さんにですか? そ、そうですね……。料理長に聞かなければ詳しくはわかりませんが、領主さまが普段食べるようなお食事ではなく、私達のような城の者が食べるようなものなら準備できるかと思いますが……」
突然のヘルタント子爵の問いかけに、メイドは目を丸くして答える。
ていうか、俺達の分の昼食?
「ふむ、そうか。タクトくん、ネロくん。君達が良ければだがこの話の続きは昼食を食べながらでもしないか? 残念ながら、君達に十分な食事を準備することはできないのだが……」
「いえ、俺はそんなの気にしませんから。ネロもそれでいいよな?」
「当然であろう。ありがたく御馳走になるとしよう」
「そうか、なら移動するとしよう」
? ? ?
「それでヘルタント子爵。どうして俺達をここに住ませたくないんですか? ここはあなたの領地でしょう?」
「うむ、余もそれが気になる。そんなに自分の領地に自信がないのか?」
「……」
食事をしながら先ほどの疑問を聞くと、ヘルタント子爵は顔を曇らせる。
心なしか、食事のペースも落ちている気がする。
ヘルタント子爵はしばらく何も言わずに食事を続けていたが、やがて溜息を一つついてナイフとフォークを置いた。
「君達は先ほどオーガ三体と戦ったな? 実はそれこそが私が君達にここに住んでほしくない理由の答えなんだ」
「どういう意味ですか?」
「異世界から来た君達にはまだよくわかっていないだろうが、普通オーガが三体も一度に現れるようなことはないんだ」
「む、そうなのか? それにしてはここの者達は兵も村人もずいぶんと手慣れた感じだったが?」
「ん?」
ネロの言葉に少し違和感を覚えた。
手慣れた感じがした?
確かにここの人達はオーガが出てきたことを知ってもパニックになったりせず、すぐに対応していた。
警備兵もオーガに対して素早く対応していた。
ということは……?
「ああ、それが問題なんだ。我が領地には先ほどのオーガのようなモンスターが他の場所に比べ頻繁に出没する」
くっ、やっぱりそういうことか!
ヘルタント子爵は疲れたように溜息をついて話を続ける。
「我が領地の北には灰色山脈と呼ばれる広大な山脈が広がっている」
「そこにモンスターが大量に住みついていてこの村を襲うのか?」
「いや、確かにそういった側面もあるが、それだけならばモンスターが人の大量に住んでいる場所を頻繁に襲ったりすることはない。一番の問題は灰色山脈の<果てしない渓谷>と呼ばれる場所に住んでいるブラックドラゴン、アムルタットのせいなのだ」
「ブラックドラゴン?」
「むう、きな臭いことになってきたな……。つまりそのドラゴンが原因でこの村はモンスターによく襲撃されるというのか?」
「ああ。アムルタットの放つドラゴンフィアのせいで、灰色山脈にはモンスターがぞくぞくと集まってくるのだ」
「ドラゴンフィアとはなんですか?」
「詳しいことは私にもわからないがドラゴンが放つ相手を威圧するオーラらしい。その威圧感にモンスターは惹かれ、そしてアムルタットへの恐怖によりこの灰色山脈を離れることができなくなり、灰色山脈のふもとにある我が領地を襲うようになるのだ」
「なんと……。それは頭の痛い問題だな」
つまり、アムルタットっていうブラックドラゴンがいる限り灰色山脈にモンスターは集まり続けて、このヘルタントが襲われる可能性も高くなるってことか。
でもそれなら、アムルタットがいなくなればここも普通の場所と変わらなくなるってことだよな?
「ふむ、ならばそのブラックドラゴンを退治すればよいだろう。ここの兵の力ならばそれも可能なのでないか?」
俺が思ったことをネロがそのままヘルタント子爵に伝える。
すると、ヘルタント子爵はますます表情を暗くする。
「それができればどれだけいいか……。五十年前にアムルタットが休眠期から目覚めて以来、過去に八回ものアムルタット征伐軍を派遣しているが全て失敗に終わっている」
その言葉に部屋が静かになる。
「で、ですが、失敗したといっても何らかの戦果はなかったんですか? ほら、例えばアムルタットに傷を負わすことができた、とか……」
ヘルタント子爵は静かに首を振る。
「過去にアムルタットに戦いを挑んだ軍は全て全滅に近い被害を受けている。だが、こちらが相手に与えた損害はほぼゼロだ」
その言葉に俺とネロは絶句する。
あの警備兵達ほどの力を持った兵士がみんな全滅したっていうのか……。
「むう。どうやら余の思っている以上にそのドラゴンは強いようだな……」
あまりの話にさすがのネロも少しばかり元気を失っていた。
「だ、だったらアムルタットと交渉をしてみたらどうですか? この世界のドラゴンが話せるか知りませんけど、もし話せるならどうにかしてここから立ち去ってもらうとか……」
「残念ながら、ドラゴンと交流するにはドラゴンラージャが必要なのだ」
「ドラゴンラージャ?」
また俺の知らない単語だ。
「ドラゴンラージャとは人間とドラゴンの懸け橋になる特殊な力を持つ人間の事だ。ドラゴンは人間よりも高位の種族のため人間がドラゴンと交流するにはドラゴンラージャが必要になるのだ」
「だったら、ドラゴンラージャがいないと人間とドラゴンは会話をすることができないんですか?」
「そのとおりだ。人間と交流できるのはドラゴンラージャと契約を結んだドラゴンのみ。そして残念ながらアムルタットにはドラゴンラージャがいない。ゆえにアムルタットとは交渉することもできないのだ」
「なんと回りくどい……」
ネロがため息をつく傍らで俺は今の会話を頭の中でまとめていた。
つまりアムルタットというブラックドラゴンがいる限り、この村はモンスターが大量に出没する。
だけどその元凶であるアムルタットは精鋭ぞろいのこの村の兵でも倒すことができず、おまけに交渉することもできないってことか。
俺が考えこむ姿を見たヘルタント子爵が沈んだ表情のまま再び話し始める。
「わかったかね。ここではモンスターの襲撃により毎年たくさんの領民が命を落とす。だから私はなにも知らない君達にここに住んでほしくはないのだ」
ヘルタント子爵のその言葉に俺が感じていた今までの疑問が全て氷解していくのがわかった。
この村で最初に感じたあの奇妙な空気。
――あれは、この村が今まで何度もモンスターに襲われ大量に人々の血が流れたせいなんだろう。
ジャック達、この村の人達のあまりにも早いモンスターへの対応。
――あれは、この村の人達が常にその可能性を考え、そしてもしもの時の覚悟を決めているからなんだろう。
あまりにも強い、サンソン達この領地の警備兵。
――あれは、モンスターとの命がけの戦闘を数多く重ねてきたせいなんだろう。
妙にテンションの高かったここの人達。
――あれは、いつも悲しみに襲われてきたからなんだろう。
殺風景だったヘルタント子爵の執務室。
――あれは、たび重なるモンスターの襲撃によって何度も少ない損害がでているせいなんだろう。
そこまで考えてから口を開く。
「……わかりました」
「そうか、わかってくれるか。追い出すようですまないがこれも君達のためなのだ……」
俺はその言葉に首を横に振る。
「いえ、領主さま。俺とネロはここ、ヘルタント領に住ませてもらいます」
「ふ。やはりな」
「なんだと!」
楽しそうなネロと驚いたヘルタント子爵の言葉が同時に響く。
「俺はまだほんの少し前にここに来たばかりですが、それでも俺はこの村やそこに住んでいる人の事が気にいったんです。最初に出会ったロバートさん達や居酒屋で会った人達、警備兵隊長のサンソンさん、ハーメル執事に、もちろん領主さまも。そしてこの村の悲劇を知ってしまった。それなのにそれを忘れて他の所に行くことなんてできません」
強い意志を込めて、ヘルタント子爵に自分の気持ちを伝える。
「しかし何度も言っているがこの村にはモンスターがよく襲撃してくる。今回大丈夫だったからといって、次回もこうして生きていられるとは限らないんだぞ?」
ヘルタント子爵はそれでもまだ迷った素ぶりを見せ、俺を説得しようとしてくる。
もちろん、ヘルタント子爵の言葉はもっともだ。
現に今回の戦闘でも俺は死にかけた。
いや、あのときサンソンが助けにはいってくれなかったら確実に死んでいただろう。
それでも、俺はこの村の人達を助けたいと思った。
だって、この村の人達が好きだから。
「わかっています。でも、大丈夫です。俺はこう見えても何度も死線を彷徨ってきたんです。だから俺達の力で少しでもこの村の被害を減らしたいんです」
「き、君はここに住むだけでなく、モンスターまで退治するというのか?」
「はい。……ところで領主さま、警備兵の人達の給料って領主さまが出しているんですよね?」
「あ、ああ……。彼らは村の警護もしているが、名目上はこの城の警備兵だからな」
ヘルタント子爵は突然の話の移り変わりに、目をパチクリさせながら答えた。
「だったら、俺とネロを警備兵に迎え入れてください。そしたら領主さまからの援助も給料として堂々と受け取ることができます」
「タクトくん、わかっているのかね? ここの警備兵の死亡率は余所とは比べ物にならないほど高いんだぞ。それなのに警備兵に入りたいというのか?」
「決心は変わりません。俺をヘルタント領に迎え入れてください、領主さま」
「ヘルタント子爵よ、一応言っておくが、我が奏者は一度決めたら中々に頑固だぞ。諦めたほうがよいと思うぞ?」
「……なぜだ? 君は今まで人並みの幸せを手に入れたことがないんだろう? それに戦うこと自体も嫌いだという。それなのに、どうしてわざわざ平穏な生活を捨ててまで再び戦いの日々に帰ろうとするのだ?」
俺とネロの言葉にヘルタント子爵は手で頭を押さえながら疲れたように言葉を漏らす。
……確かに、ヘルタント子爵の言葉は一部合っている。
俺は戦いが嫌いだ。
戦いで誰かが傷つくのが嫌いだ。
今日のオーガとの戦いだってできればしたくなかった。
でも。
「……俺は確かに戦いも争いも嫌いです。でも、自分や他の人の命を守るためなら俺は戦うことをためらいません」
それはあの((聖杯戦争|殺し合い))の日々で誓ったこと。
「さっきも言いましたが、俺はここの人達が好きなりました。だからここの人達が悲しむ顔はできるだけ見たくない。ましてや知らないふりができるほど俺は大人じゃありません」
別に正義の味方を目指しているわけじゃない。
単純に、俺はここの人達が好きになっただけだから。
だから、守りたい。
ただ、それだけ。
でも、俺にとってはそれだけで命をかける理由には十分なんだ。
「それに大丈夫ですよ。俺は簡単には死にません。あの地獄のような聖杯戦争を生き抜いたんですし、なによりも――」
そこまで言ってネロの方を見ると、彼女は自信満々に笑っていた。
「――ネロがいる限り、俺は負けませんから」
「ふっ、当然であろう。奏者がいる限り、余に敗北などありえぬのだからな!」
ほとんど同じことを言ったネロに少しだけ苦笑する。
静かに話を聞いていたヘルタント子爵もやがて根負けしたように首を横に振りながら苦笑した。
「そこまで言うならばもう私からはなにも言うまい。君達の望む道を進めばいい」
「ありがとうございます、領主さま」
「なにを言っているのだ。礼を言いたいのはこちらの方だ。…………ありがとう、タクトくん、ネロくん。これから君達の力で我が領民の命を守ってほしい」
「はい、もちろんです」
「ふ、任せるがよい!」
こうして、俺とネロはヘルタント領に暮らすことになった。
あとがき
というわけで、第八話『選択』でした。
無事(?)拓斗はヘルタント領に住むことになりましたね。
や、さすがにここでヘルタント以外の場所に行ってもらっても困りますが。(苦笑)
拓斗がヘルタントに住むことにした理由は本文でも語っていますが、『ヘルタントの人を守りたい』というのが大部分を占めています。
「今日初めて来たのにヘルタントのことが好きすぎない?」と思わる方も当然いるでしょうが、拓斗は自分と同じような『どこか歪んでいる存在』を好意的に見やすい面が多少あるのでこういう結果になりました。(EXTRA本編でもランルーくんや黒ランサーのようなアブナイ人間でさえ、『危険』とは思っても『嫌悪』はほとんどしていませんでしたし、ユリウスにすら手をさしのばしています。他にもありすとかラニとか)
では、また次回お会いしましょう。
(春休みに入り存分に骨休みをしている)メガネオオカミでした。
説明 | ||
お久しぶりです! もう忘れている方も多いと思いますがこりずに投稿させてもらいます! 今回はタイトル通り『選択』の回です。 ある意味、今後の方針を決定する重要な回かも? そんなこんなで第八話『選択』。 お楽しみいただけたら幸いです(^^) |
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コメント | ||
kuorumu様>お待たせいたしました! 想像通り、拓斗達の入隊により『ある程度』の死傷者は減ることになります。……そこで零にならないのがヘルタントの恐ろしさですね……。征伐軍に関しては本編の方でw(メガネオオカミ) ようやっとキターー! タクト達は警備隊入りか。これで死傷者もある程度は減るかな。二人は第九次アムルタット征伐軍には参加かな、それとも居残り組か・・・。たぶん居残り組だと思うけど(kuorumu) |
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