魔法少女リリカルなのは 幸せを望む転生者
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夕也「完ッ全ッ復ッ活!!」

 

そんな事とともにポーズも取ってみた

 

遥「はいはい。すごいですね。」

 

・・・・すこし悲しくなってきた・・・打ちひしがれろ・・・

 

なのは「ちょ、ちょっと遥ちゃん。夕也君、机に顔押し付けちゃったんだけどっ!?」

 

アリサ「それに、ちょっとなしか泣き声も聞こえてくるんだけど・・・」

 

すずか「だいじょうぶ?夕也君?」

 

ああ・・・

 

夕也「労わってくれるのはすずかだけだよ。」

 

俺はものすごく感動し、すずかの手を握った

 

夕也「ありがと。俺を見捨てないで」

 

すずか「う、うん。見捨てるわけないよ(う、うわ。ちょっと泣き顔だけど可愛い///)」

 

俺はそれから少ししてなんとか調子を取り戻し

 

夕也「で、なにかあったのか?」

 

遥にこの前のお茶会の時のことを聞いた

 

遥「ああ。そのことなんだけどあんたさあ。」

 

夕也「ああ。なんだ?」

 

遥「赤い鎧を纏った魔導師って知らない?」

 

夕也「ぶっ!」

 

思っていたこととは違うことを言われ思わず吹いてしまった

 

遥「ちょっとなによ?私はこの前フェイトが来てそのフェイトが言っていた事が気になるだけなの」

 

夕也「へえ・・・ちなみになんで探していたのかな?」

 

遥「知らないわよ。でもあのときアリシアもいたんだけどさ。」

 

うん。それについては知っている。だってその赤い鎧の魔導師、俺だからね

 

遥「フェイトとアリシアがその話を私達に聞いてくるときに、ちょっと真剣な目をしていたの」

 

夕也「ふうん。」

 

遥「あれは・・・多分。・・・・恋ね!」

 

夕也「・・・・・はあっ!?」

 

俺は思わず聞き返してしまった

 

夕也「そ、それ、お前の見間違えなんじゃないのか?」

 

遥「まあ、そうかもしれないけど・・・ていうかなんであんたがそんなに反応するの?」

 

夕也「えっ?い、いや、それは・・・」

 

俺は思わず口をつぐんでしまった

 

しまった・・・反応しなきゃ良かった・・・

 

遥「ねえ。どういうことよ?」

 

はあ、しょうがない、言ってもあまり変わらないだろう・・・

 

夕也「実は・・・」

 

俺はあのときのこと(12話参照)をかいつまんで説明した

 

説明し終えると

 

遥「なに?あんたはそんな重要なことを隠してたわけ?」

 

う、後ろに修羅が見えるのは気のせいだろう・・・気のせいと信じたい・・・

 

夕也「ま、まあ。報告しなかったのは謝る。ごめん」

 

遥「まあ。謝るなら許すけど・・・」

 

夕也「それよりも授業始まるぜ、さっさと自分の席に座れよ」

 

遥「うん。わかったわ」

 

さあて、どうするべきか・・・

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〜放課後〜

 

俺は普通に家に帰っていた

 

その時視界に見覚えのある姿が二人ほど

 

夕也(あれは、アリサとすずか?)

 

今にも連れ去られそうになっている・・・って!?

 

夕也「まさかっ!?誘拐!?」

 

誘拐ならやばい!

 

俺はすぐに携帯で自宅に電話をかけた

 

すると少しして

 

リニス[はい。もしもし。前園ですが・・・]

 

リニスが出てくれた

 

夕也「リニスか!?]

 

リニス[はい。夕也?どうしたんですか?そんなに慌てて?]

 

夕也[慌てるわ!アリサとすずかが誘拐されたんだよ!]

 

リニス[えっ!?本当ですかっ!?]

 

夕也「車のナンバーは覚えたから!とりあえず高町さんとこの人達に事情を説明して来てもらってくれ!]

 

リニス「わかりました!無茶はしないでくださいね!]

 

そういって電話が切れた

 

さあて、お姫様救出作戦始めますか・・・

 

アリサSIDE

 

・・・あれ?私達どうしたんだろう?

 

・・・そうだ、たしか帰ってたら黒服の大人たちが近寄ってきて

 

そ、そうだ!すずかはっ!?

 

アリサ「す、すずか?大丈夫?」

 

すずか「う、うん。大丈夫」

 

よかった。大丈夫なようだ

 

???「おやおや。お目覚めかな?」

 

どうやらこいつが私達を誘拐した犯人のようだ

 

アリサ「あんたの目的は何!?お金が目的なら」

 

すると犯人は私が言うのを遮るように言った

 

???「いやいや。そんなことではこんなことしませんよ」

 

?じゃあ、なんで・・・

 

???「私達の目的は「夜の一族」にあるんですよ」

 

すずか「ッ!!??(ビクッ)」

 

アリサ「ど、どうしたの?すずか?」

 

すずかは犯人が言った「夜の一族」の話を聴いた瞬間青ざめた

 

???「簡単に説明しますと夜の一族とは吸血鬼のことなんですよ。人の何倍もの身体能力を持ち人の生き血を吸う。」

 

アリサ「え?吸血鬼って・・・」

 

訳がわからなかった。それがなんの関係が・・・

 

???「まあ、気づかないのも無理はないでしょう。簡単に言うなら君の隣にいる子は化け物、というわけですよ」

 

アリサ「嘘・・・よね?すずか!嘘って言って!」

 

すずか「・・・・・・」

 

すずかは俯いたままだった

 

じゃあ、本当に・・・?

 

???「まあ、今回の誘拐の目的は当主の座を私達に譲っていただくのが目的だったんですが・・・関係ない人間を捕まえたのはこちらの手違いでしたが交渉材料にはなってくれるでしょう?」

 

私の思考は男の言葉を聴いてはいなかった

 

思考にあるのはただ一点

 

なんで相談してくれなかったの?

 

ただ、それだけである

 

すずか「ごめんなさい。こんなことに巻き込んでしまってごめんなさい・・・」

 

すずかが俯きながらも私に対して謝罪をしている

 

・・・私はなにを疑っていたのだろう・・・

 

私が信じるのは・・・

 

すると

 

男「あのう。遊んでもいいですか?」

 

???「いいですよ。しかし丁寧に扱ってくださいね。交渉材料になるんですから」

 

男「わかってますよ・・・」

 

男がひとり私達に向かって歩いてくる

 

男「えへへ・・・おじさんといいことしようね」

 

アリサ「ひっ!?」

 

私は恐怖した

 

誰でもいいからぁ・・・私を助けてよぅ・・・

 

私は涙を流していたとき1人の少年の顔が浮かんだ

 

どんなことにも一生懸命でいつも笑っているあの顔が

 

アリサ すずか「「助けて・・・助けて!!夕也君!!」」

 

私達は同時に叫んだ

 

すると私達の前に黒い服を纏った今一番来てほしい人がいた

 

その人は拳を握り締めると

 

夕也「じゃあこれでもくらっときなっ!」

 

相手に向かって叩きつけ

 

夕也「((百鬼夜行|ピック))!!」

 

そう叫ぶと手から黄色と黒のブロックが連結して飛び出し男を壁まで叩きつけた

 

男を壁まで叩きつけた後私達の前に来て膝をつき

 

夕也「だいじょうぶでしたか?姫様?」

 

そう言って私達の手を取って優しく口付けをした。

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誘拐事件
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魔法少女リリカルなのは 恋愛 ハーレム 

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