真・恋姫†無双 〜桃始華のつぼみ〜
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 関羽と張飛に主と仰がれて困った劉備は一度二人を連れて家に帰ることにした。

 

その帰り道胸のことを指摘すると怒られるからそれ以外で言いたいことを言ってみた。

 

 

 

「関羽さんの髪はいつ見ても綺麗ですね」

 

「そうですか///ありがとうございます」

 

「むー・・・」

 

「その戟の造形も綺麗ですね」

 

「これですか?これは戟ではなく青龍偃月刀と言うんですよ」

 

「ああ、そうでしたね」

 

「そうでした?」

 

「いえ・・・こちらの話です」

 

「?」

 

 

 

 俺がこの世界の住人ではないということを言っても良かったのだがなんとなく隠してしまった。

 

実は、秘密を持つ俺カッコイイとか思ってしまっていた。

 

 

 

「そういえば北郷様は桃香様とどういう関係で?」

 

「((兄妹|きょうだい))だよ、そんな恋仲という関係じゃないから」

 

「そうなんですか・・・それにしても桃香様は随分慕っておられるようですが」

 

「なんでも傍にいてやると落ち着くらしいからいつも離れずにいたらこうなった」

 

「そうですか。北郷様は桃香様のことをどうお思いで?」

 

「え゛っ、俺?!俺は・・・・・・・・・・アイツ、いつも失敗ばっかするから危なっかしいんだよ。だから守ってやらないといけないなって感じかな」

 

「とても仲のいい兄弟なんですね」

 

「そうか?普通だよ。そんなことよりほら、あれがそうだよ」

 

 

 

 木々の隙間から村が見える距離まで来た。

 

さて、母さんはなんて言うかな。

 

案の定といっていいほど帰りの時間も普通の人よりかかっている。

 

こいつ・・・本当に大丈夫なのか?

 

 

 

 

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「ここが私の生まれ育った村だよ」

 

「良い村ですね、笑顔があふれています」

 

「あったかい村なのだー」

 

「えへへー」

 

 

 

 村を褒められて嬉しいのはわかるがお前が褒められてるということじゃないからな。

 

むしろ少し馬鹿にされてる感じもしないこともない。

 

俺が桃香を馬鹿にしているからそういう解釈にあるのか?

 

なんにしてもこの村が平和なのは確かだ。

 

この村で育ってきたら頭の中が平和ボケするのもわからなくはない。

 

旅先でいろんなことを学び成長することを祈るしかないな。

 

 

 

「ほら、さっさと母さんの所に行くぞ」

 

「あ、まってよ〜」

 

 

 

 

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 家についた俺たちは早速母さんに事の顛末を話した。

 

母さんは真剣に桃香の話を聞いていた。

 

それは自分の子の旅立ちを応援するような目ではなかった。

 

何かの使命を感じて少し悲しげな目だった。

 

 

 

「・・・ていうことがあったの・・・・・・・私どうしたらいいかな?」

 

「・・・・・・そう。桃香これを」

 

「これは?」

 

「私達の血には前漢の中山靖王・劉勝ってひとの血が流れてるの。その人が証として持っていた代々伝わる宝剣よ、持って行きなさい」

 

「お母さん・・・」

 

「長い旅になるけど頑張りなさい」

 

「はいっ!」

 

「今日は疲れたでしょう、出発は明日にしなさい。貴方達も今日は泊まっていきなさい」

 

「ありがとうございます」

 

「ありがとうなのだ」

 

「桃香、二人を空き部屋にお連れしなさい」

 

 

 

 部屋には俺と母さんだけが残った。

 

空気は少し重く母さんは何も話そうとしない。

 

 

 

「いいのか?」

 

「いいのよ」

 

「アイツ自分の未来もどうしたらいいのかアンタに聞いたほど頼りない奴だぞ?」

 

「頼りなさは大丈夫でしょう、あの子には優秀な先生が着きますから」

 

「ん、俺?ちょ待てよ俺も行くのか?嘘だろ?」

 

「あの子と離れ離れになって困るのは誰?貴方じゃないの?というか貴方がここに残ろうとしていた事の方が驚きよ」

 

「くそっ・・・///この性悪女が!」

 

「ふふふ、さあ貴方もリュックに荷物入れて支度してきなさい。忘れ物がないようにしなさいよ」

 

「桃香のやついつものろまなくせにこういう時だけテキパキ動きやがって。どうせ明日は早朝から行くんだろうな。というか俺はアイツとは違うからそんなミスしねーよ!」

 

「また会いましょうね・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・アイツを連れて必ず戻ってくるからそれまで飢え死にするなよ!」

 

 

 

タッタッタッタッタッタッ

 

 

 

「これから寂しくなるわね・・・」

 

 

 

 

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 その日の夜、外に出て行く桃香の姿を見つけた。

 

俺が跡をつけたら桃香は一人夜空を見上げていた。

 

別に普通についていっただけで足音を殺そうとかは全くしていない。

 

そういえばコイツの兄になったのも星が綺麗な夜だったな。

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「不安なのか?」

 

「きゃっ・・・ってなんだお兄ちゃんか、もう脅かさないでよぉ〜」

 

「・・・お前は明日からの旅、どう思ってる?」

 

「・・・・ちょっと不安かな」

 

「お前、急に素直になったな。・・・・・・・・・はぁ・・・仕方ないな、不安なら俺もついていってやるよ」

 

「えっ本当に!?」

 

「ああ、本当だ。お前、俺がいないと一人で寝れないだろ?」

 

「そ、そんなことないもん!一刀さんが横で寝てくれないと寂しいだけで寝れないわけじゃないもんっ!!」

 

「・・・・・・・・。大丈夫だ・・・俺がついてる」

 

「お兄ちゃん・・・ありがとう/////」

 

 

 

 

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うむ、次からようやく旅立ちですな。

 

長いわー旅立つまでホント長いわー。

 

しかも文章が幼稚だからさらにウザイですねわかります。

 

すいませんでした本当にすいませんでした・・・。

 

何を謝ってるかわかりませんがすいませんでした・・・・。

 

それと一部違和感を感じるかもしれませんが気のせいです気にしないでください

 

本当に気にしないで・・・・気にしないでくださいっ!!

 

その疑問は別に間違いじゃないです、たぶん・・・。

 

誤字脱字は受け付けてますよ?

 

 

まあ更新はなんと言われてものんびりやりますけどね!!

 

ながくながあああああああああああああくお付き合いをお願いいたします。

 

 

 

 

説明
第5話です。

前から言おうと思ってたんですけどすっかり忘れてたことが1つ

この作品の一刀は少し強気です、その点ご了承を。

時々少しでは済まない時が少々。

こいつ別人じゃん!?とか言わないでください><

この一刀少し優しさを削りかっこよさにパラメーターを振っただけですっ!
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