紫苑「ウルを狩猟に来た時もそうだけど、この寒さは如何にもならないわね」

祭「そこはホレ、ホットドリンクでも飲むしかなかろう？」

紫苑「これがまた曲者なのよ」

そう言いつつも二人はホットドリンクを一気飲み、口からファイアブレスを噴いたのは言うまでもない

・・・どこぞの美食家覇王様はお気をつけて・・・

祭「くっは〜、確かにこれは曲者じゃのう」

紫苑「ええ、多分凪ちゃんぐらいね。これを普通に飲めるのは」

祭「そうじゃのう、っとこんな所で談話しとる場合じゃないの！」

紫苑「そうだったわ、えっと今回の狩猟対象は『ドスバギィ』ジャギィやフロギィ種より上の鳥竜種」

祭「ヤツはフロギィ種とは違い毒の霧は吐かんが」

紫苑「ええ、当たった対象を問答無用で眠らせる睡眠液攻撃に注意しないと」

祭「ああ、では行くか紫苑よ」

紫苑「ええ、行きましょう」

所変わって、エリア７にて

祭「ヤツじゃな」

紫苑「ええ蒼白く（そうはく）の皮膚、頭に鶏冠・・・間違いないわね」

祭「時に紫苑よ」

紫苑「何？祭」

祭「北・・・一刀が奴の事を元『スネ夫』と言うておったのじゃが、意味分かるか？」

紫苑「『スネ夫』？いいえ知らないわね」

祭「まあ良いか、周りのヤツは任せるぞ？」

紫苑「分かったわ、じゃあ行きましょう」

紫苑「先手必勝！」シュババババ！

ビス！ビス！ビス！

バギィ達「グゥウアアアア！！」

ドスバギィ「グオオオオオオ！？（俺の子分共に何してくれとんじゃ〜！？）」

祭「こっちも居るぞ！？」ブゥオッ！ブシュッ

｛ここからはドスバでお送りします｝

ドスバ「グルギャアアアア」フォッ！

祭「くっ！」バチィン！

シュババババ！

ドスバ「グッギャアアア！（熱っち〜〜〜！）」

紫苑「祭！」

祭「紫苑！助かった」

紫苑「そんなことより今のうちに畳み掛けましょう、仲間を呼ばれては敵わないわ」

祭「そうじゃな」

それからは一方的な戦いになった

後衛の紫苑が曲射を駆使し火矢の雨を降らし

前衛で祭がその毒の刃で斬り付け、モンスターの体力を奪って逝く

そしてドスバがエリア移動する方向に落とし穴を仕掛け

文字道理イジメた