IS-インフィニット・ストラトス ネクサス 整備科ーThe department of maintenance ー |
翌日の放課後の第二整備室。
「黛先輩、今日は来てくれてありがとうございます。」
「言っておくけど私は高いわよ〜?」
「ウルトラマンが光線技を放つ瞬間の写真でどうですか?」
「乗った!!」
簪の専用機を完成するに当たって一夏は整備科二年エース・黛薫子の力を借りることにした。
「おりむ〜。わたしにも写真ちょうだ〜い。」
そしてのほほんさんこと布仏本音も必要である。一年ではあるがその力は十二分に整備科メンバーと言える。
「ふーむ。それじゃああとは京子とフィーさんに手伝ってもらいましょうかね。」
「俺とのツーショットですか?エサは。」
「よくわかったわね。後頼めたらいいんだけど・・・・・」
「ウルトラマンの写真ですね。お安い御用です。」
「ありがと〜。私達ウルトラマン好きだから。」
「ふぃーは一回しかデテイナイウルトラマンの写真ガ欲しい。」
「いいですよ。」
こうして一夏、黛、のほほん、簪、京子、フィーの五人で作業にかかることになった。
「織斑君、そっちのケーブル!」
「はい!あ、大型レンチも。」
「ありがと。」
簪の『打鉄弐式』を完成させるために二年生整備科メンバー全員に指示され、一夏は走り回っているが三手先を呼んで準備している。
「じゃあ俺別作業少しするんで。」
「何をするの?」
「簪にとって必要なものを作るんです。」
一夏はキーボードを叩く。だがその音はマシンガンの如く鳴り止むことを知らない。
「は、早いよ織斑君!」
「どうやったらそんなになるの!?」
「コンピューターが追いついていってないよ!?」
皆が驚きを隠せなかった。一夏は片手でキーボードを叩き、もう片方の手で電話に出る。
「はい?」
『もしもし一夏か?頼まれていたプログラム作ったぞ。』
「ありがとうございます、憐さん。」
『いいって。それよりこのシステム、マルチオートロックシステムに使うのか?』
「よくわかりましたね。」
『このシステム前に弧門が使ったことがあるぞ。でもそのシステムはISに対応していないから結局使えないままお蔵行きになったがな。』
「そうだったんですか。ありがとうございます。」
『そっちのほうのシステムも手伝うからこっちに転送してくれ。』
「わかりました。転送します。」
「織斑君誰と話しているんだろう?」
「れん・・・・って言ってたけど?」
「それより私たちは私たちの仕事をしましょう。」
一夏が頑張ってキーボードを叩いている姿は、簪には格好良く見えた。
説明 | ||
簪のISを完成させるために一夏は黛に助けを求めた。 | ||
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片手の漢字の変換ミスがあります。ゆっくりと正確に最初から、漢字や文章を直していってほしいです。この次も楽しみに待っています。(駿河) | ||
タグ | ||
インフィニット・ストラトス IS 助け maintenance ネクサス department | ||
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