それぞれの違い・・・さやことさーや(前編)
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ここは、さやこランド・・・の不思議な森・・・。みんなはハイキングに来て、綺麗な虹を見ていました。

 

先生「皆さん!お昼ご飯の時間です!」

 

みんな「はい!いただきます!」

 

みんなはお昼ご飯を食べて・・・さやこだけが残りました。

 

そう、さやこにはお楽しみのおやつタイムでした。

 

今日のおやつは大好物のイチゴでした。

 

さやこ「イチゴは大好物!」

 

さやこは最後の1個を食べようとしたとたん!

 

男の子1「お姉ちゃん!僕にも食べさせて!」

 

女の子1「私も食べさせて!」

 

男の子2「俺も!」

 

女の子2「あたいも!」

 

みんなが集まってきてイチゴの取り合い!

 

ところが、手が滑ってイチゴが転げ落ちてしまいます。

 

転がった場所は、綺麗な虹の中!

 

さやこ「待って!私のイチゴ!」

 

クリフト「ああ!さやこさん、待ってください!!!」

 

エッド「私も行きます!!!」

 

3人はあっという間に虹の中に消えていきました。

 

男の子2「あ・・・俺は知らないよ!」

 

女の子3「あたしも・・・。」

 

ウラさやこ「何を言ってるのよ!さやこが大傷を覆って帰ってきたらどうするのよ!?」

 

すると、生徒たちは一瞬で黙りました。

 

先生「とりあえず、さやこたちの帰りを待ちましょう・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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気が付くと、そこは誰も知らない森でした。

 

エッド「いたたたた・・・・・・。クリフトさん、大丈夫ですか?」

 

クリフト「ウウ・・・私も大丈夫です・・・。」

 

クリフトがよく見ると、明らかに服の違う女の子が倒れているのに気が付きました。

 

クリフト「あ・・・あの・・・・・・。大丈夫ですか???」

 

服の違う女の子はゆっくり目を覚ましました。

 

女の子「う〜ん、あっ!私の仲間はどこにいますの???あなたは知っています!?」

 

クリフト「えっ!?わ・・・私、知らないです・・・・・・それに・・・さやこさんにそっくり・・・。」

 

さやこ?「あら、失礼だわ!私の名はさーや、それに・・・なんで私があの女にそっくりなのよ!」

 

クリフト「え?さーや・・・さん?」

 

さーや「みんなからは『さーや様』と言っていますわ。・・・ところであなたたち、見かけない顔ね・・・名前を教えなさい。」

 

クリフト「わ・・・私ですか???私の名前はクリフト・・・。」

 

エッド「私はエッドです。でも・・・さやこさんとは違う性格ですね・・・。」

 

さーや「さやこ???私・・・その人に会ってみたいです。」

 

クリフト「でも・・・ここにはいません。もしかすると、あなたのお友達もはぐれているはず・・・。」

 

さーや「あ!そうでした!私の仲間を探さないと!あなたたちも一緒に探してくれる?」

 

エッド「もちろんです。」

 

クリフト「私たちも、さやこさんを探しています。あなたの友達も一緒に探します。」

 

さーや「本当?お兄さんたちがいると心強いわ!一緒に探しましょう!」

 

 

 

 

 

 

 

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さやこはと言うと・・・・・・?

 

さやこ「ウ・・・・・・?あ・・・私のイチゴは・・・?」

 

さやこはイチゴを探して、やっと見つけました。でも、イチゴは泥だらけでした。

 

さやこは、タイムふろしきを使って、新品のイチゴに戻して食べました。

 

さやこはあたりを見回し、2人がいないことに気が付きました。

 

さやこ「エッド!クリフト!」

 

しかし、さやこはどんなに大きな声を出しても2人には聞こえないくらいの広さでした。

 

さやこ「ここは・・・どこなの???」

 

さやこはあたりを見回しながらエッドとクリフトを探します。

 

しかし、よそ見をしていたせいか・・・1人の男の子にぶつかってしまいました。

 

さやこ「うっ!誰???」

 

男の子「こっちこそ危ないな!君がよそ見をしていたからぶつかったではないか!・・・・・・あれ?さーや様?さーや様!無事で何よりだ!」

 

さやこ「さーや様???誰?誰のこと?」

 

すると、女の子が現れました。

 

女の子「その子は、私たちが知っているさーや様ではないです。」

 

男の子「なんでだよ!ポワン!じゃあ!いったい誰なの???」

 

ポワン「あなた、名前を聞いていなかったですね・・・あなたは?」

 

さやこ「私?私はさやこ・・・さやこランドの女の子よ。あなたたちも見覚えのない人ね。あなたたちの名は?」

 

ポワン「私はポワンです。さーや様の相棒です。この子は魔銃士ダルタ、こちらもさーや様の相棒です。」

 

魔ダルタ「(舌打ち)さーや様じゃあないのか・・・。」

 

すると、ほかのみんなの声が聞こえてきました。

 

みんな「さーや様!さーや様は無事か!!!?」

 

ポワン「ミミ!シシ!ジヨン!ライジイ!アルカ!ジャンヌ!ダルタ!レオン!マジカ!サリエル!皆さん、無事で何よりです!実は、さーや様はまだ、行方知らず・・・。」

 

マジカ「マジかよ。ありえねえ・・・さーや様はどこにいるんだ・・・。」

 

アルカ「さーや様はどこにいるんだろう・・・。」

 

さやこ「あ・・・あなたたちも知らない人だらけ・・・・・・なんなの・・・さっぱりわからない・・・。」

 

すると、ミミがさやこに近づき・・・。

 

ミミ「なあ、ポワン・・・。この子・・・さーや様に似てないか?」

 

ポワンも何かに気が付く。

 

ポワン「ああ、確かに・・・さやこはさーや様とほぼ似ていました・・・。」

 

さやこ「・・・・・・私に・・・・・・そっくり?あなたたち・・・さーやと言う子を探しているの?だったら、私・・・一緒に探すわ!」

 

ジヨン「え?いいの???」

 

さやこ「もちろん!私は、エッドさんとクリフトさんを探しています!きっと、さーやもあなたたちを探しているはず!」

 

ライジイ「おお、それはありがたいのぉ。」

 

ダルタ「助かるよ!ありがとう!」

 

レオン「君はさーや様と似ているんだね!おれもうれしいな。」

 

ジャンヌ「さーや様が見つかるまで、あなたと一緒にいます!」

 

ポワン「皆さん、この人はさやこ。さーや様と似ていますが、違うのは服装です。」

 

シシ「本当だ。星柄の洋服に白いポケットがある!それに靴は赤!」

 

ミミ「赤は俺も好きだ!」

 

サリエル「さーや様に似た女か・・・よろしくな!」

 

さやこ「ほかの皆さんも見つかるかも知れません。行きましょう!」

 

さやこは不思議な子たちと一緒に行くことになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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その頃・・・クリフトとエッドは、さーやと一緒に行動していた。

 

 

クリフト「ところで・・・あなたは何ですか?」

 

さーや「私は・・・・・・((火|ひ))・・・((水|みず))・・・((風|かぜ))・・・((土|つち))・・・を操るもの・・・私の仲間も同じような存在です。」

 

クリフト「はぁ・・・なるほど・・・・・・さーやさんはほかの皆さんと同じなんですか・・・。」

 

エッド「火に水・・・土と風・・・・・・属性なんですか?」

 

クリフト「火属性に水属性、風属性に土属性・・・・・・さーやは、不思議な人です・・・・・・。」

 

さーや「ん?ところで・・・あなたたちはどこからやって来たんですか?」

 

エッド「私は、さやこランドとは違ってカートゥーンネットワークシティからやって来たのです。」

 

クリフト「私は、ドラクエタウンです。私とエッドさん、それにさやこさんは同じさやこランド出身です。」

 

さーや「・・・・・・。」

 

さーやがふと空を見上げると暗くなっているのに気が付きました。

 

さーや「あら・・・、もうこんな時間・・・。エッド・・・クリフト・・・一休みをしませんか?」

 

クリフトもエッドも上を見て・・・。

 

エッド「そうですね・・・疲れました・・・。」

 

クリフト「ここで一休みしましょう。」

 

さーや「私は美味しいものを取って来るからそこで待っててね。」

 

クリフト「はい、待っています。」

 

 

 

 

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さやこも同じで・・・・・・。

 

さやこ「あら?すっかり暗くなってしまいましたわ。」

 

その時・・・。

 

犬「ガウガウ!」

 

ポワン「あら、シーサーと黒魔法使いジヨン・・・ウサミコにゴズとメズ・・・ジンとフウジイ・・・あなたたちも無事でしたね・・・。」

 

シーサー「クゥ〜ン・・・。」

 

ポワン「やはり、あの時に戦い・・・・・・ジバクガエルの爆発で皆さんはバラバラになってしまったようね・・・。」

 

ゴズ「それにしても、かわいいイケメンがいるね・・・。」

 

さやこ「失敬ね!私は女の子!」

 

メズ「ゴズ・・・さーや様と同じく女だと思うわ!」

 

ウサミコ「でも、さーや様はそんな性格じゃあないわ!」

 

黒ジヨン「さーや様はみんなにやさしいうえ、厳しい一面があるぞ!」

 

フウジイ「さーや様みたいじゃが・・・さーや様と同じことができるの???」

 

さやこ「むちゃくちゃだけど・・・・・・もう夜ですし・・・・・・。」

 

マジカも上を見て・・・。

 

マジカ「さやこの言うとおりだ。あたりは真っ暗だから探すのにかなり苦労するだろ?」

 

レオン「それにここは食べ物が探しにくいよ。」

 

さやこ「・・・・・・みんな・・・困っているね・・・仕方がないわ・・・本当は出したくないけど・・・・・・『キャンピングカプセル』!みんな、離れて!」

 

ジャンヌ「あ・・・はい・・・。」

 

さやこは、キャンピングカプセルを地面にさすとのカプセル型テントになりました。

 

さやこ「みんな、この中は暖かいから入って!」

 

ポワン「ありがとうございます!さやこさん!」

 

 

 

 

 

 

 

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さーや「クリフト・・・エッド・・・木の実をどうぞ。」

 

クリフト「木の実?どこからとって来たんですか?」

 

エッド「毒はないんでしょうか?」

 

さーや「この木の実はリンリンの実って言うの。リンゴみたいな味だから食べて。」

 

2人は目をつぶってかじって食べた。

 

クリフト「あ・・・甘酸っぱい!」

 

エッド「美味しい!本当にリンゴだ!」

 

さーや「・・・喜んでもらえてよかったです。」

 

クリフトエッドがさーやを見た。

 

どうやら、一人が苦手な女でした。

 

クリフトが、自分のかじったリンリンの実をさーやに渡しました。

 

さーや「?!」

 

クリフト「自分が取ってきた木の実でしょ?あなたも食べたら?」

 

さーや「・・・・・・。」

 

さーやも木の実をかじって食べました。

 

さーや「・・・ありがとう・・・今まで私に木の実をあげる人っていなかったの。」

 

クリフト「みんなで食べると、うれしさも倍です。」

 

さーや「うれしさも倍???・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

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さやこたちは、夕食を食べていました。

 

ミミ「おいしい!」

 

ダルタ「本物の食べ物をここで味わえるなんて、うれしい!」

 

さやこ「みんな、喜んでもらえてうれしいわ・・・。はあ・・・、エッド・・・クリフト・・・今・・・どこにいるんだろう・・・。」

 

その風景を見た、魔人ジンが・・・。

 

ジン「カタカタカタ・・・。」

 

ジャンヌ「え?『その子にパンケーキを分けたら』って???・・・・・・。」

 

さやこは、少しだけ悲しそうな顔・・・。

 

すると、魔銃士ダルタがシュークリームをさやこにあげました。

 

さやこ「・・・・・・?・・・・・・。」

 

さやこは、シュークリームを食べました。

 

さやこ「・・・・・・ありがとう。あなたたちって・・・やさしい一面があるのね。うれしさが増えたような気がします。」

 

不思議な子たちも少しだけ笑みをこぼしました。

 

黒ジヨン「さーや様・・・無事でいますように・・・・・・。」

 

 

 

 

 

エッドとクリフトとさーや・・・さやこと不思議な子たち・・・果たして、さーやは不思議な子たち・・・さやこはエッドとクリフトと再会できるのか?

 

 

 

 

後編に続く・・・。

説明
私とさーや見た目はそっくりだけど・・・服は違っていて、まつ毛がある・・・。この違いで分かる?さーやは、クリフトとエッドと一緒に行動して、私はオレカカードのキャラと一緒に行動する。それぞれが何かに気が付くストーリー。
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