真・恋姫無双 天下統一伝 第十五話 |
広宗県につきました
陣幕は紅に任せ、俺は星と永久をつれて軍議がある天幕へと向かっています
因みに、豫州の守りは緑と風に任せてます
「しっかし、面倒くさいことこの上ないな
天幕までわざわざ出向かなければいけないって」
「仕方ないでしょう
諸侯どうしの話し合いならまだしても
大将軍直々の軍議ですから…」
「めんどくせ〜」
「主、そのやる気のない気を表面に出すのやめてくれませぬか?
我々までやる気が削がれてしまいます」
「そうはいっても、俺は合理主義なんだ
面倒くさいことは嫌いなんだよ、二度手間だから」
そうこう話しているうちに天幕につきました
番をしている衛兵が近づいてきました
「代表者の名と軍勢の数を申し上げてください」
「豫州刺史 李 優行
軍勢は55000で〜す」
「了承、では武器をこちらに」
ふ〜ん、こういうところは徹底してるんだ
「わかった、行くぞ、星、永久」
「「御意」」
そう言って中に入っていった
中に入ると、有名どころの諸侯さんがズラリと肩を並べていた
曹操、孫策、袁紹に袁術に、あれは馬超か
劉備がいないけど、まぁいいか
何進はさすがに…いないか
その代わり、名代と思われるサラシを巻いた痴女wが(誰が痴女やねん!!)上座に座っている
取り敢えず、何進の名代の前で跪き、教科書みたいな御託を述べないとね
「豫州牧、李 優行、55000の兵を率い、勅使により参上仕りました」
「おお、あんたが、最近有名な豫州の牧さんなんや!!
まぁ、そういう堅苦しい挨拶は別にいらんで
うちは、何進の名代の張遼って言うんや
まぁ、名代言うても形だけやし、いつもどおりにやってくれてええで」
「は、はぁ…」
何ここ?自由放任すぎだし
いい加減だし…
まぁ、こういう空気は嫌いじゃないけど…
やりにくいったらありゃしないぜ…
とりあえず着席
となりに永久が座り
後ろに、星が立った
…あまりに暇なので、周囲を見渡してみる
人数そこまでいるわけでもないから
即座に終わりそうな気がするけど
真正面にいるのは、曹操
さすが、覇王、覇気がめっちゃ出てる
んで、控える軍師は荀ケで、護衛は夏侯惇か…
心なしか、荀ケが殺気を出してこっち睨んできてるな
まぁ、軍師の出す殺気なんてたかが知れてるけど
そのとなりが、孫策か
んで、控えるのが周瑜かな?多分
護衛がいないようだけど、まぁ恋姫のアニメ見ている限り
要りそうにないからいっか
その隣で、蜂蜜水かな?をのんでいるのは
袁術と張勲か
あんなお気楽長だと、そろそろ、孫策が独立戦争起こすだろうな
『燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや』
(意味:燕や雀のような小鳥には、大鳥の大志はわからない)
まさにそれだな
んで、俺の隣で足組んで、クルクルパーマをした奴が
袁紹か
隣にいるのが、顔良と文醜だろうな
まぁ、見た感じ傲慢で私利私欲のために動くやつだな
俺が嫌いなタイプだぜ
んで、奥でキョロキョロしているのが、公孫賛か
特徴もなんも見当たらないな
そういって、観察していると
「すみませ〜ん、遅れました」
「全く、桃香様とご主人様がモタモタしているからです」
「はわわ〜、す、しゅみません、あ、かんじゃった」
「ごめんって、愛紗!!次からは気をつけるからさ」
劉備軍が入ってきた
「ええで、別にうちは気にしてへんから」
張遼…、それはいくらなんでも
遅れたんだから少しは罰するとかしろよ…
「ほな、始めよか
さっきも言ったと思うけど、もう一度言っとくわ
うちが何進の名代の張 文遠や、
まぁ、うち、どっちというと武官やから
軍議の内容には多分干渉できへんとおもうけぇ
まぁ、作戦は、よほどひどいのでなければ好きにしてもらってええで」
本当に自由奔放な放任主義だな…
まさか、自分が軍議に干渉しないって
「そう、それじゃぁ、好きにやらせてもらうわ
春蘭、行くわよ
桂花はそのまま残って策を」
「「御意」」
曹操が立ち上がってそう言った
続いて孫策が立ち上がり
「そうね、私も武官だから
干渉しないでおくわ
ところで冥琳
ここで酒飲んでもいいかしら?」
孫策が、どこかから徳利を取り出してそう言った
「雪蓮、その徳利はどこから出した
それとダメに決まっておろう
いくらなんでも、身内での酒盛りではあるまいし」
「ぶぅ〜、冥琳のケチ!!」
「何とでも言え、ほら、早く天幕に戻っておけ」
「ふんだ、いいもん、軍議から帰ったら祭とお酒飲む約束してるもん」
あ、周瑜に青筋が…
「ほう、こんな大切な時に酒盛りとは
祭殿には、しっかりとお灸を添えておく必要がありますな」
「あ、ヤバッ、言っちゃった…
ゴメンネ、祭」
そういって、孫策はそそのくさと逃げ帰った
さてと、んじゃ俺も
「星、永久の守護頼むよ
俺、先に天幕戻るから」
「御意」
「永久はちゃんと、軍議をしておいてね
あ、あと帰ってから追加があるかもしれないから」
「分かりました〜」
そういって俺は衛兵から村正を返してもらい
天幕に戻った
〜李通軍天幕〜
「張角の逃走する道のりがわかったか!!」
現在、明命の報告を聞いてます
「はい、賊の中に忍び込ませた部下の報告によりますと
現在、黄巾賊が立てこもっている城の後ろに広がる山間部に
逃走するとありました
あと、これは途中で聞いた与太話なのですが
曹操が、張角たちを捉えようとしているらしいです」
やっぱり、30万もの兵力を集める
兵士源には目も眩むか
「ありがと、明命」(ナデナデ)
「はうぅぅ、刃様」
ん?反応が前の話と同じだって
まぁ、気にすることはないさ(どこかの空気王の真似)
「ただいま戻りました」
「戻りましたぞ、主」
そうこういっていると
永久と星が戻ってきた
「お帰り、んでどんな感じ?」
「はい、ご主人様の目論見のとおり
北門を開け
三方から攻めるという形となりました
東から、曹操、劉備連合軍 30000
南から袁紹、袁術軍 110000
西から我らと官軍75000が攻め上ります
そして、張角らが逃亡したところを
一気に捉える算段です」
「総勢215000か
でも黄巾賊は300000
…!!、永久、予測でいい
この300000の中で戦えそうなのは?」
「さすがご主人様
理解が早いです〜
そうなると15万程度ですね」
「こっちが勝るな
この勝負、貰ったな
あと、明命、お前には…」
明命に行動を
支持していると…
「軍議中申し訳ございません
曹操殿が、こちらに来ています」
来客が来た
ご視聴ありがとうございました
「作者?」
何だい?
「お前テスト前だろ?
そんなに余裕ぶっこいてていいのか?」
大丈夫…………ではないね
「それでは、私が勉強を教えて差し上げましょう」
あれ、永久さん、その手に持っているのは
「作者は数学が大の苦手でしたから
その問題集です」
軽く1000ページ位くらいありそうですが
「ええ、10000ページありますが」
マジで!?
「さぁ、これをテストの日までに解いてください!!」
やめてぇぇぇぇぇ!!
「さて、ゴミな作者もさりましたし、ご主人様 ♪」
「あ、あぁ(作者、ご愁傷様…)」
「では
「「ご視聴ありがとうございました」」
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