魔法少女リリカルなのは 幸せを望む転生者 |
はあ、ソルに探知頼んどいてよかったぜ・・・
俺じゃまず『こいつ』の反応はわからなかっただろうからな・・・
遥「ゆ、夕也・・・どうしてここに?」
夕也「心配だったからに決まってんだろう?おまえ無茶するし。それに桃子さんに感謝しろ?」
遥「えっ?」
夕也「桃子さんが言ってくれなきゃ覚悟決めて来れなかったからな」
回想
夕也「ッ!?」
この感じ・・・ジュエルシードが発動したのか・・・
ソル『ッ!?マスター!大変です!』
夕也「どうした?ジュエルシード発動なら俺にもわかったぞ?」
ソル『それではありません!ジュエルシードの中に『((奴|悪魔))』の反応が!」
夕也「なんだと!?・・・いや、でも・・・」
ソル「マスター!?何を躊躇っているんですか!?早く行かなければ皆さんが!?」
夕也「でも「夕也君・・・」?・・・桃子さん?」
ソルと話していたら接客をしているはずの桃子さんがやってきていた
夕也「どうしたんですか?「なんかね、いやな予感がするの・・・」えっ?」
桃子「なにか、よくないことが起こりそうな・・・遥ちゃんとなのはが心配なの・・・」
桃子さんはカウンターに居る士郎さんに目線を向けた
俺も思わず目線をそちらに向ける
桃子「この胸騒ぎみたいなものはあの人が怪我をしたときにも感じたわ・・・」
すると、桃子さんは視線を俺に戻し
桃子「だから、遥ちゃんやなのはに何か起こるんじゃないかって・・・お願い、夕也君、アルトリアさん」
そう言って頭を下げてきた
夕也「ちょっ、桃子さん!顔を上げてください!・・・わかりました。いきます!」
桃子さんは顔を上げ
桃子「夕也君・・・」
そう呟く。
ここまで、言われたら頑張らないと!
俺は、素早くエプロンを外し
夕也「行くぞ。セイバー」
セイバー「はい、ユウ」
セイバーもエプロンを外していた。
そして、店を出るとき
桃子「お願いね・・・夕也君・・・」
そんな呟きが聞こえた気がした
回想終了
夕也「・・・と、そんなことがあって今此処にいるわけ」
俺は剣を振って一時『こいつ』を下がらせる
下がらせても警戒は怠らず、剣の切っ先を『悪魔』にむける
悪魔「貴様が、もう1人の『特異点』か・・・」
夕也「特異点かどうかは知らないがお前を倒す存在であるのは確かだな・・・」
悪魔「貴様を殺せば俺達の仲間たちの無念も晴らせるというわけだ・・・」
この間も悪魔は俺に向かって殺気を飛ばしてくる
・・・くるっ!
悪魔「死ねぇ!!((シンドバット|・・・・・・))の生まれ変わりよ!!」
夕也「くっ!?(シンドバットの生まれ変わりだと!?どういうことだ!?)」
思考を巡らせてる間も攻防は続く
悪魔「シャッ!」
夕也「くっ!?・・・ふっ!はあっ!」
悪魔「ぐぎゃっ!?・・シャァッ!」
・・・ッ!隙が!
夕也「今だ!」
悪魔「ギャア!?」
悪魔が手傷を負った!今だ!
俺は剣を平行に構えて、手を剣に置き、剣を垂直に構えなおし
夕也「神の名の下に!」
そう唱えると俺の背中から半透明ではあるが翼が生えた
皆「「「「「「「何(だ)あれ!?翼!?」」」」」」」
皆が驚いているが俺は気にせず
夕也「闇より生まれし悪しき者を・・・」
そう唱え、光が俺と悪魔を包む
悪魔「ギャアアアッッ!!!この俺様がああああぁぁぁ!!」
そして光を俺の剣に移し
夕也「ここに!封印せん!!」
飛び上がって、悪魔に剣を振り下ろした。
悪魔「が・・・・あ・・・・」
切り裂いた後、俺は十字を組むように腕を絡ませ
夕也「チェックメイト・・・!」
そう、唱えた。
悪魔「ぎゃああああああ!!!!・・・・・・・(シューン。ポン)
悪魔はチェスの駒に姿を変え、平行にした剣の先に落ちてきた。
夕也「・・・・・回収・・・完了・・・」
こうして、初の悪魔との戦闘が終わった。
クロノ「な、なんて戦いだ・・・」
皆が困惑しているな・・・
夕也「おいっ!早く封印しろっ!!」
なのは フェイト「「えっ?う、うん!」」
あれ、なんかデジャブ・・・
なのは フェイト「「ジュエルシード・・・封印!!」」
ふう、終わった・・・あっと、忘れてた
夕也「この転移魔方陣の上に置いてと・・・よし、OK。」
駒は魔方陣の上でどこかに転移される・・・まあどこかはわかってるんだけどね・・・
夕也「セイバー。帰るぞ。」
セイバー「はい、ユウヤ。」
実は、万一の事もあるのでセイバーには隠れてもし俺が負けたらみんなを守って戦ってくれといって待機させておいたのだ。
俺達が帰ろうとすると
リンディ「待って!ユウ君!」
リンディさんが止めてくる。
ユウヤ「・・・・・・」
俺は無視して翠屋への帰路についた。
セイバーをその場に残して・・・
セイバーSIDE
ふう、ユウヤも損な役割を任せるものです・・・
リンディ「ユウ君・・・」
あのリンディという女性、気落ちしていますね・・・
セイバー「無駄ですよ。」
リンディ「えっ?」
まあ、任せられたので役割を果たしますか。
セイバー「いくら管理局員として話を聞こうとも、ユウヤは絶対に話を聞こうとはしません。」
リンディ「なら、どうすれば話を聞いてくれるの?」
ここまで、言ってわからないとは・・・一方通行の考えしか出来ないんでしょうか
私は、思わずため息をつく。
セイバー「では、ヒントを与えます。ユウヤは管理局は嫌っています。ですが、あなた達個人に関してはそれほど、嫌ってはいないようですよ」
リンディ「えっ?一体どういう・・・」
私は自分の足元に転移魔方陣を発現させる。
セイバー「答えがわかったら喫茶翠屋へお越しください。今ユウヤは学校が終わったらそこでバイトしておりますので。場所はハルカとナノハに聞いてください。そうだそれから
フェイトさん、アリシアさん、アルフさん、プレシアさん。リニスからの伝言です。
私は元気でやっています。心配しないでください、と・・・」
四人「「「「ッ!?」」」」
セイバー「では、確かに伝えましたよ・・・」
私は魔方陣を起動させ、その場から転移する。
これで、わかってくれるといいのだが・・・
私はそんなことを考えながら翠屋の玄関の前に転移した。
あとがき
セイバーの性格が違うかもしれませんがこれは夕也に触発されて変わったのです
さあ、次回はなぜ夕也が管理局を嫌うのか・・・その理由がわかります
それでは!また次回に!
説明 | ||
悪魔との戦闘 | ||
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コメント | ||
似たようなSSで私が一番近いと思ったのは「Arcadia」サイトの【リリカルなのは 〜生きる意味〜】ですかね…。でも、今は随分減ってしまいましたが三次創作っていうジャンルもありますし、なのはのSSの量も莫大ですから、似た展開があっても、全然歓迎♪(フィーネ) 失礼ですがこの作品は完全にオリジナルの魔法少女リリカルなのはの二次創作でしょうか?他作品と似た点が多数あるので気になります(ラピス) |
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