魔法少女リリカルなのは 退屈嫌いの転生者の介入録 |
銀髪との模擬戦後
さっきの戦いを翠屋で皆で振り返っていた
アリサもすずかも居る
「凄まじいなあの防御は」
クロノがアイギスを評価する
「ホントにね。もしかしたらなのはちゃんのスターライトブレイカーも防げたり?」
「出来るかもしれないけどやろうとは思わねぇなぁ」
エイミィの疑問に答える俺
「何で?」
アイギスで防ごうと思わないと言った俺になのはが質問してくる
まぁ自分の魔法を防ごうと思わないと言われてるわけだしな…
「何となく。あんな見た目固定砲台クラスの砲撃を防ぐのは骨だろ」
「固定砲台………」
砲台扱いされ落ち込むなのは
「でも、私としてはこれの方が凄いと思うよ」
とフェイトが映像を切り替えて武器の弾幕に突っ込む俺を映す
「防御を捨て、最低限のダメージで済む進み方を選んでいるのか………」
とシグナムが恐ろしいなとでも言いそうな言い方で言う
「あの弾幕をあれだけのダメージで進む方法何てあったのか?」
「それは僕も気になってたんだ。教えられるなら教えて欲しいんだけど?」
ヴィータとユーノが聞いてきた
が…これに関しては………
「レアスキルのおかげとしか言えないな………」
「またか…」
呆れるはやて
「未来予測のレアスキル?クロ君ってそんなの持ってないでしょ?」
と俺の持つレアスキル全てを覚えているからかシャマルがそう言うと
「えっとたしか…」
なのはが何か考える
「空気の壁で防御する"アイギス"、火を起こして操る"プロミネンス"」
フェイトが思い出すように言う
「え〜と………水中で活動できるようになる"マーメイド"に影を操る"アンブラ"………あ!あと手に持ったものを硬化させる"ペネトレイター"!」
指折りながら言うアリシア
「空を飛ぶ"イカロス"に魔力値を大まかに見る"ディスカヴァリー"に身体の一部を吸盤のように着けて他人を拘束する"レモラス・サッカー"、そんで目を合わせた相手に自分と全く同じ動きをさせる"パペット・イン・ザ・ミラー"に脚力強化の"アイリス"」
「?」
説明口調で言うはやてと自分の名を呼ばれたのかと反応するアイリス
「石を爆弾にする"ダビデ・ストーン"、指先に光を灯しそれを操る"ルミエール"、電気機器に触れるだけで、機器のスイッチを操作することができる"タッチパネル"、見ている場所の音や声をその場にいるような感覚で聴くことができる"ファラウェイ・リスナー"、自分の周囲を無音にする"クワイエチュード"」
黙々と上げてゆくシグナム
「触れた相手の人格をコピーしてその人格となる"プリマドンナ"、不可視の触手を操れる"ヒュドラ"………そして本人が理解していない"ジョーカー"」
「うぐっ!」
ザフィーラはシグナムと同じように黙々と言うが最後に刺を言う
………確かにジョーカーに至っては理解していないけど…
能力説明の紙に『自分で確かめてね♪』とか書かれていたせいだろ
「あらゆるものを破壊する能力にどんなものでも治す(直す)能力。治す能力は凄いよね。闇の書すらも直すんだから」
と感心するユーノ
「占星術によってほぼ100%の確率で未来を予知する能力、記憶を奪う能力。君の能力は危ないものが多いな………」
「五月蝿い…」
一言多いクロノ
「でも優秀な能力も多いでしょう?」
「ああ、ユーノが言っていたようにどんなものでも治す能力に治せないものは無いだろう?」
とフォローしてくれるアイリスと朔哉
「あとあれよね、誰にでも変身できる能力。あれもすごいわよね。ホントに誰にでもなれるんだから」
と楽しそうにシャマルが言う
けどな?
「あれってそれほどいいものじゃねぇよ。変身中は思考と喋り方がほぼ本人そのものになるから…」
「でも楽しそうじゃない」
と俺の頭を撫でながら言うリンディさん
すんません………お願いですから頭撫でるのやめてもらえません?恥ずかしいっす
「光の球出して攻撃できる"Seraph"に手を出す"Lucifer"プロミネンスみたいに炎を操れる"Phoenix"水を使う"Cuelebre"。何で日本語表記じゃねぇんだ?」
「知らね」
若干説明が雑なヴィータ
「あとはあれでしょ?風を自由に操れる"Sylphid"に土で武器や防具を作れる"Vouivre"世界を数値化して認識する"Sophia"」
「Vouivreってなんでも作れそうで面白そうだよね」
「確かにそうね」
とソラニカの談義を始めるアリサとすずか
「で、あとはデータウェポン達っと………何もしないで未来を見るスキルなんてないよね?」
と言うエイミィ
確かに"未来を見る"スキルなんてそれこそ占星術によってほぼ100%の確率で未来を予知する能力くらいだ
「………Sophiaか?」
と言うリインフォース
「何でやリインフォース?」
「Sophiaは世界を数値化し認識するスキルです。それを計算すれば多少の未来予知は可能かと」
「That's right!Sophiaを使えば多少の間違いはあっても未来予知ができるんだ」
「なんやそれ!?どこのチートや!?」
チートって………
「でも結構計算しんどいんだぞ?」
「それでも十分チートや」
どうやらチート認定は変わらないようだ
「クロ、良い事教えてあげる」
とアイリスがなにやら企んでいるような顔で言う
「貴方のスキルの一つ、ジョーカー。此れは触れた相手のスキルをコピーする能力よ」
「ほう…」
「でも、コピー出来るのは一つ迄で其れも一回使えばまたコピーしなければ使えないのよ(でも、もしかしたら………)」
随分と扱いが難しいスキルだな
「で、恐らく貴方は屑のスキルをコピーしているはずよ」
屑………銀髪くんか?
「試しにやってみたら?何かを取り出すのをイメージしてみて」
取り出す………そうだな…どうせなら銀髪くんが最後に使ってたあれはどうだろう…
そう思い銀髪くんが最後に使ったあの剣を出すイメージをすると
「おお!」
空間からあの剣が生えた
試しに引っこ抜いてみる
「おお!!」
思っていた以上にしっくりくる
振っても問題ないどころか手に馴染んでゆく
「凄いなこの剣。で?しまう時は?」
「しまうイメージをすれば大丈夫だと思うわ」
言われた通りしまうイメージをすると
空間に剣が飲み込まれてゆく
「おおおお!!」
意外に楽しいなこれ
そして出し入れを繰り返す
それを見ていた皆が驚いた顔をしていた
「な、何で何度も使えるの?」
代表してなのはが聞いてきた
「あ………」
そう言えばそうだ
一回きり………そのはずなのに何度も使えている
「どうやらデメリットが無かったようね」
「つまり?」
理解してはいるが一応聞くと
「其の能力が貴方の物になった、と言う事よ」
その言葉を聞いた皆が
『どこまでチートになるつもりだよ………』
と言ったのは言うまでもない
クロは"((王の財宝|ゲートオブバビロン))"を習得した
クロ「魔法少女リリカルなのは」
なのは「た、退屈嫌いの転生者の介入録!」
フェイト「ぶ、文章ラジオ…」
「「「はーじまーるよー」」」
クロ「えー今回はアイリスと朔哉が戦った所為で部屋全体が煙で覆われている上にあいつらが未だに戦ってるので場所とメンバーを変えて進めるぞ。今回のメンバーはいつも通りの俺と」
なのは「た、高町にゃにょひゃ………舌噛んじゃったぁぁぁぁぁ!」
フェイト「ふぇ、ふぇ、ふぇ、フェイト………です」
クロ「緊張しすぎだろ………」
フェイト「だ、だって!」
なのは「いきなりすぎるよ!」
クロ「もちつけ………じゃない落ち着け」
フェイト「う、うん………スー、ハー、スー、ハー」
なのは「ヒッヒッフー、ヒッヒッフー」
フェイト「それは違うと思うよなのは」
なのは「あれ!?」
クロ「まぁ、落ち着けばいいよどうでも。んじゃ質問コーナー………なんだが」
なのは&フェイト「「?」」
クロ「質問と呼べるのは一つくらいしかなかったんだ」
なのは「そうなの?」
クロ「というわけでそれに答えて終わりになる。いくぞ」
フェイト「う、うん」
クロ「はらっぱ様からだ。未来が見えたのもレアスキルなのかな?………それはこの話に書いてあるな…」
なのは「うん」
フェイト「終わっちゃった………」
クロ「仕方ないだろ?だって他のコメントがほとんど"さっさとダブル苗字消えて"系な物だったし。だからダブル苗字って誰だよ」
なのは「知らないなら知らない方がいいと思うよ」
フェイト「あれは近寄らないで欲しいかな」
クロ(何だ?急に寒くなったぞ?)
なのは「今回はこれで終わりだね」
フェイト「じゃ、またいつか会う日まで」
なのは&フェイト「「ドライブ・イグニッション!」」
クロ「締めを取られた!!??」
説明 | ||
21話 新たな力 | ||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
4500 | 4262 | 3 |
コメント | ||
取り柄すら失せたな…もしかして彼はダブル苗字の名前を最後まで知ることないんだろうか?大して問題じゃないけど(笑)(Lapis lazuli) | ||
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