誰よりも異常(プラス)で誰よりも過負荷(マイナス)な人外さん、スキルを知り、コピーする者
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ウィ〜ッス、飛鳥ですよ〜っと

 

 

 

 

挨拶しといて何だけど、今現在挨拶してられる場合じゃないんだよね

 

 

なぜなら

 

 

 

 

 

善吉「え――――――――というわけでございまして。不知火と一緒にターゲットを発見するも捕獲には失敗。その後逃走を許してしまいました」

 

 

現在、善吉がボロボロの状態で投書案件の報告をしている

 

 

え?俺が犬探ししなかったのかって?

 

 

俺は学食の新メニュー開発の案件が回ってきたから、軽く30くらい案出して、食育委員会の殆どの者のプライド的なのをへし折ってきた。委員長ズの((食人|くろうど))さんと((孤呑|このみ))さん以外は皆OTLの体制になっていたね

 

 

まあ、それはさておき

 

 

『しかし、善吉よぉ。お前は阿呆か?』

 

善吉「お前はもっとオブラートに包んだ話し方が出来んのか!?」

 

『いや、内臓喰われたー!・・・と見せかけて実はソーセージでした☆≠ネんてネタ、今時のバラエティでもやらんよ?しかも成体の狼狩りに特化した狩猟犬相手、それも野生化したものには特に。そんな事を平然と行う阿呆に阿呆と言ってなにが悪いんだ?』

 

善吉「ウグッ!反論出来ない」

 

『まあ良いや。めだかちゃん、善吉がココまでボロボロになるくらいヤンチャで可愛らしい犬だそうだ。一緒に行って解決するか?』

 

善吉「いや、めだかちゃんや飛鳥の手を借りるまでも無いって。不知火に頼めば何とか……」

 

めだか「待て善吉。その案件、やはり私が動こう!」

 

善吉「いいけど・・・・・つーかいいのかよ。相手は動物だぜ?」

 

めだか「構わんさ。バスケ部部室の普請要請の案件はあらかたカタがついておるし。何より!私の不甲斐なさが原因で貴様が他の誰かに頭を下げるなど我慢ならん!!故に改めて!目安箱への投書に基づき、生徒会を執行する!!」

 

 

 

 

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善吉「なにムキになってるんだ?」

 

 

アレから犬が居る所に来たんだが、善吉が責任を持って“不知火と”一緒に片付けると言ったのでめだかちゃんの機嫌メーターが一気にマイナス値を叩き出し、ちょっとご機嫌斜めだ

 

 

不知火「バカだったり、妬いたり、動物のこと苦手だったり。案外あのお嬢様って人間味があるんだね〜」

 

『? 半袖、なに言ってるんだ?めだかちゃんは動物好きだぞ?』

 

不知火「え?人吉はお嬢様は動物が苦手だって言ってたよ?」

 

『あぁ〜、そいつはお前の勘違いだ。なあ?善吉』

 

善吉「ああ」

 

不知火「ほへ?」

 

『めだかちゃんは((普通の人|ノーマル))から見たら異常なほど動物好きだ。どれくらいかと問われれば、例え((本気|マジ))噛みされても愛情表現と見受けるほどだ』

 

不知火「じゃあ何で動物が苦手なのさ?」

 

『すぐに分かるさ』

 

 

するとボルゾイ君が血相を変えてこちらにとてつもない速度で走ってきた

 

 

『ありゃりゃ』

 

不知火「え・・・と、人吉くん。これどーゆーコト?」

 

善吉「だからさ、((めだかちゃんが動物を苦手なんじゃなく|・・・・・・・・・・・・・・・・・・))、((動物がめだかちゃんを苦手なんだよ|・・・・・・・・・・・・・・・・))」

 

『確か、動物園に遠足に行ったときに動物が一匹たりとも表に出てこなかったってコトがあったらしいな』

 

善吉「ああ、アイツは生まれてこの方動物を一度も触った事が無ぇんだよ」

 

『そうか、試してみる価値はありそうだな』

 

善吉「ん?何をだ?」

 

『イヤ、俺はめだかちゃんと真逆でどんなに凶暴な動物――――それこそトラやクマとか――――も寄ってきて寝転がるんだよ』

 

善吉「だから?」

 

『だから俺が近くに居ればめだかちゃんも動物触れるんじゃね?って思ってな。おーーい!めだかちゃーん』

 

めだか「な、何だ?」

 

 

目に見えるほど落ち込んでますな。ONE PIECEのフォクシーが割れ頭って言われたときくらい

 

 

『いいからいいから』

 

 

現在ボルゾイ君は俺の足に顔を擦り付けている

 

 

『今なら多分めだかちゃんでも触れるから』

 

めだか「ほ、本当だな!?」

 

『ホントホント』

 

 

恐る恐るといった面持ちでボルゾイに手を伸ばすめだかちゃん

 

 

さわ

 

 

 

めだか「!?さ、触れた!」

 

『はいはい、落ち着け』

 

めだか「どうして触れるのだ?」

 

『めだかちゃんは“動物避け”っつー体質だろ?』

 

めだか「あ、ああ」

 

『俺はめだかちゃんと真逆の“動物寄せ”って言う体質何だ』

 

めだか「何だその体質は!羨まし過ぎるぞ!」

 

『この体質のお陰でクマにトラにライオンにワニにその他諸々の肉食獣まで腹を見せて寝転がるんだぞ?犬や猫ならまだしも・・・・・・・・って聞いてないな』

 

 

クマのあたりからボルゾイに夢中だったからな

 

 

『善吉、めだかちゃんが納得するまで俺居なきゃいけんかな?』

 

善吉「お前がいなくなってボルゾイ逃げたらめだかちゃん泣くぞ?」

 

 

む、それは後で某柔道界の((王子|プリンス))見たいなのが殴りこみかけそうだな

 

 

 

 

その後2時間ほど撫でたりしていた、その間すげー暇だった。ハァ

 

 

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後書き

 

 

まだ原作の一巻の途中までしか終わってないとか orz

 

 

文才が無いのが恨めしい

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