喪失感 |
さようならすら言えずに
旅立った貴方を怨みたい
あれだけ悪口を言っといて
あれだけ喧嘩をしておいて
あっさりと、何事もなく
いなくなるなど許さない
私はもっと悪口を言いたくて
私はもっと喧嘩をしたくて
ぎゅっと瞑った両の目に
涙の滴が後を絶たない
なんで、どうして
旅立ったのは貴方なの?
頭に浮かぶのは疑問と
楽しかった思い出ばかり
未来を考える隙すら
与えてくれないそいつらは
貴方の愛おしさの証で
貴方を愛した証でもある
怨みたいけど怨めない
突然の貴方の旅立ちに
悲観と落胆が入り混じった
短い呼吸にまた涙が滲み出す
喪失感
(今はただ何も考えられなくて)
説明 | ||
最愛なる旅行者のキミへ、 写真好きなキミの愛すべき旅仲間より。 | ||
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