小・恋姫無双(小ネタ)38
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186: おかしな証拠

沙和「…ぐぅ」

凪「沙和、寝るな。まだ仕事中だ」

沙和「あわ!凪ちゃん…これは違うの、ちょっと華琳様の本を読んでただけなの」

凪「嘘をつくな。そんなものないじゃないか」

沙和「うう…本当は昨日夜更かししちゃったの」

凪「まったく…」

 

 

 

真桜「いや、その前に寝てた理由が『華琳様の本読んでた』ってところにつっこむべきやろ」

 

187:絡み合う…

一刀「稟!しっかりしろ!知恵の輪から何を想像したんだ!…いや、いい。やっぱり聞きたくない。なんとなく聞くだけ時間を無駄にする気がする」

 

188:春蘭日記・十五の演

某月某日

私は最近までお世辞にも自分は頭がいいとは思ってなかったが、これは間違いだった

お世辞ならばどんな評価をしてもよいことに気が付いたのだ

例えば、『お世辞なら私は頭がいい』と言っても何ら問題はないのだ

他にも次のようなことが考えられる

『お世辞なら華琳様の本は興味深い』

『お世辞なら風は会議中に寝たりしない』(『風』の部分を『真桜』『沙和』などに変えても同じような意味になる)

『お世辞なら愛紗の料理は人類が食べるに値する』(『愛紗の料理』の部分を『家畜の餌』『生ごみ』などに変えても同じような意味になる)

さっそく利用しようと、桂花に『お世辞ならお前は人並みに胸がある』と言ってみた

すると、最初ぽかーんとお世辞なら威厳のある顔をしたので説明したところ、『すごいじゃない。お世辞ならあんたって馬並のかしこさよね』と言われた

なぜだろう、お世辞を言われたのにまったくうれしくない

やはり人間は本音が一番ということだろう

だが、桂花とは本音を語ったところで今よりいい関係になれるとはお世辞にも思えないのはなぜだろう

 

 

 

秋蘭:よく考えればこの言い回しは本音がだだ漏れになるな。そう考えると今日も普段通りの姉者だったというわけだな

 

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189:霞は意外と頭脳派です

霞「おお、大将!あれはなかなか良かったで」

華琳「あれ?なんのことかしら?」

霞「あれやあれ。大将の本のことや」

華琳「私の本?…ああ、鍋敷きに最適だったってことね。死にたいのかしら」

霞「おわ!なんでそうなんねん!?違うって!勉強になったってことや!」

華琳「勉強?…ああ、本は固いけど枕にならないこともないって学んだのね。やっぱり死にたいのかしら」

霞「なんでやねん!?違う!内容が良かったってことや」

華琳「内容?」

 

 

 

華琳「…なるほど分かったわ。私の本は燃えやすい素材からできてるから火を焚いたり、処分するのに便利だったってことね。絶対に許さないわ」

霞「捻くれすぎやろ!何があったんや!?」

 

190:道

蒲公英「ねえ、お姉さま。ご主人様に教えてもらった店の道ってこれで合ってるの?」

翠「だいじょうぶだって。姉のことが信じられないのか?」

 

 

 

翠「今だって適当に歩いてるだけなのに、そんなこと言われたら余計に不安になるだろ」

説明
恋姫のキャラの中では春蘭が好きです
どのくらい好きかと言うと『恋姫の眼帯をしているキャラで一番好きなキャラは?』と聞かれたら、迷わず春蘭と答えるでしょう
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コメント
↓張松を呼ぶんだ!!(飛鷲)
すっかり疑心暗鬼な華琳が不憫です…もう本の内容を暗記でもしないと、信じて貰えないな。(ノワール)
もう華琳の本の扱いがひどすぎて……。゚(゚´Д`゚)゚。(喜多見功多)
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