魔法少女リリカルなのは 転生者の日常その3 |
俺はあのカスゴミどもを始末するために河川敷に来ていた。此処なら邪魔は入らないし、物も壊れる事がないだろう。
「此処で構わねぇな?」
後ろから付いてきているカスゴミどもに言った。
「あの店の中でも良かったんだがな?どうせモブ野郎なんて瞬殺だしな」
「それよりさっさと始めようぜモブ野郎。瞬殺してやるからよ」
………さっきからモブ野郎モブ野郎って言ってけどどう言う意味だよ?意味不明な単語使いやがって。
「それじゃあ、俺がこの手に持っている石を上に投げっからそれが落ちたらスタートな?」
俺がそう言うと、カスゴミどもは「良いぜ」と言った。
さて、それじゃあ上に投げるか。
俺がそう思い石を上に投げようとすると
「「「「「「「「護(くん)(様)!!!」」」」」」」」
「……なんだお前ら来たのか?つうか早苗と妖夢、仕事はどうした?」
「「大丈夫です!!士郎さんと桃子さんから許可はもらいました!!それより頑張ってください護様!!!」」
………士郎さん、桃子さん、応援のために仕事抜けてきて良いのかよ?………まぁ、応援に来てくれたのは嬉しいけどな。
「護くん!」
「なんだよ高町」
高町が心配そうな声で俺を呼んだ。
「………気をつけてね」
高町がそう言うと、後ろに居たテスタロッサ達も俺にそう言ってきた。俺は短く「……あぁ」とだけ答えるとカスゴミ以下どもに向き合った。
「……てめぇ、いつの間に俺のなのは達を洗脳しやがった!!!」
………は?何だこいつら?俺が高町達を洗脳した?意味不明何だが?つうか俺が高町達を洗脳してなんのメリットがあるってんだ?
「このモブ野郎!なのは達は俺のだと何度言えばわかる!!」
「ハァッ!?バカかてめえ!何度言わせる気だ!!なのは達は俺のだ! もう一度言うぜ
オ レ の な の は た ち だ!!!このクソモブが!!」
………何か聞いててイラつくな。多分あのなのは達の中に早苗と妖夢も入っていると思うと………腹が立ってしかたねぇッ!!!
『護くん大丈夫かな』
私は念話で、フェイトちゃん、アリシアちゃん、はやてちゃんに言った。
『分からんな。あいつ等さっきデバイスを取り出してたくらいやし』
『そうだね。…でも皇臥達さっきよりは落ち着いてるみたいだから大丈夫だと思うけど……』
『さすがのあいつらでも一般人に魔法は使わないでしょ』
私は最後のアリシアちゃんの言葉に『そうだよね』、と言って念話を切った。
「……それじゃあ、石を投げるぜ」
俺がそう言い、石を上に投げた。するとその瞬間
『『ソニック ムーブ』』
「ッ!!」
と言う言葉が聞こえると同時に護は川の方へと吹っ飛ばされていた。
「「あっw悪い悪いww手が滑っちまったZE☆・・って俺の真似すんなクソモブが!!」」
そう、この二人皇臥と紅蓮にだ。この二人は石を投げた瞬間に高速移動魔法で護の前に移動し、身体能力を強化する魔法を掛け護を殴ったのだ。
これを見ていた早苗と妖夢以外の者たちは目の前の光景に唖然とした。
まさか本当に皇臥達が魔法を使うとは思っていなかったからだ。
「ま、護ッ!!」
アリサはいち早く正気戻りに川に吹っ飛ばされて行った護の所に向かう
しかし
「アリサお前らが迷惑してたモブ野郎をぶっ飛ばしてやったぜ!」
そう言って皇臥は護の所に行こうとしていたアリサの手を掴む。
「ッ!?放せこの気色悪いッ!!」
「ハハ、ホントアリサはツンデレだな」
「何言ってんだてめぇ!!アリサが本当に嫌がってる事自体分かんねえのか!!これだからクソモブはだめなんだよ!!」
「何だとこのクソモブが!!あのモブ野郎ごときに魔法使ってた分際で!!!」
「あぁ!?てめえも使ってただろうが!!」
こいつら………魔法の事なんか知らない一般人である護に魔法使ってたの!?
「あんたら…魔法を知らない護に魔法を使ったの!!」
「「使ったぜ、当然だろ?何で俺様があんなモブ野郎に手加減する必要があるんだwww」」
と、こいつ等は言った。こいつら…本当に最低だッ!!しかも石が落ちてから始まるはずなのに護が石を上に投げた瞬間に魔法使って攻撃なんて……最低過ぎて最低と言う言葉以外何も出てこない。
って、それよりも護よ!!!
「さっさとこの汚い手を放しなさいよ!!」
「「( ゜∀゜)ツンデレ最高!!って真似すんじゃねえよ!!!」」
皇臥と紅蓮がそう言った瞬間
ドゥッッ!!!!!
「「「「「「「「ッッッ!!!?????」」」」」」」」
川に吹っ飛ばされた護からものすごい量の深紅の魔力が溢れ出ていた。
(チッ!油断していたとは言え吹っ飛ばされるとはな……俺もまだまだだな)
それにしてもあいつら俺が普通の人じゃなかったから良い物の……高速移動魔法に身体能力強化の魔法使って殴ってくるなんて普通のやつじゃ先ず骨が折れて病院行きか当たり所が悪かったら死んでたぞ?
あいつらそれを分かっててやったのか?俺がこの力を持っている事はあいつらは知らないはずだ。
つまりは俺を殺す気でやったって事かあいつら?………つうかでけぇ魔力を持ってるとは思っていたけどまさか本当に魔法を使えるなんてな。まぁ今はそんな事どうでもいい
(そっちがその気なら………やってやんよ)
俺は心の中でそう言うと自身の持つ魔力の半分を解放した。
「な、なんやこの馬鹿デカイ魔力は!?」
「ま、護くんなのあれ!?」
と言って早苗と妖夢以外の外野陣は護の魔力に驚いていた。
「「なっ!?て、てめえ何もんだ!?」」
と、外野陣と同じく驚いていた皇臥と紅蓮は護にそう言った。
しかし護は
「早苗!結界を頼む!!」
「はい!任せてください護様!!」
それを無視した。自分達がモブ野郎と思っている護に無視された皇臥と紅蓮は頭に血が上り、掴んでいたアリサの手を放して
「おい、ギルガメッシュ!!」
「エミヤ!!」
「「セットアップだ!!」」
『『…set up』』
そう言うと二人はバリアジャケット纏った。
二人のバリアジャケットは皇臥がフェイトのギルガメッシュ、紅蓮が英霊エミヤと同じ格好だった。
「死にやがれこのモブがぁ!!」
そう言うと先ず皇臥が護に向かって自身の後ろに展開した王の財宝からたくさんの宝具を放った。
「抜け駆けしてんじゃねえぞ!!」
紅蓮もそう言うとすぐ様作り出した宝具を空中に展開し、それを放った。
ドドドドドドドドドドォォォオオオッッッッ!!!!!!!!!!!!!
無数の宝具の弾幕が護に降り注ぐ。
これくらいくらえば絶対無事では済まないだろう。
砂塵が舞う中、終わったなと思った皇臥と紅蓮は攻撃の手をやめた。
「ハッ、やっぱモブはモブだな」
「丁度良い、皇臥此処で決着をつけてやるよ」
「いいぜこのクソモブが、今日こそ格の違いをみせてやる」
そう皇臥が言った瞬間。
「この程度かよ?」
と砂塵の中から、来ていた服のはところどころ破けていたが体は全然無傷の護が出てきた。
皇臥と紅蓮は驚きながら護を見ていた。
「て、てめえ一体どうやって俺達の攻撃を防ぎやがった!?」
「…防いでねえよてめえらの攻撃なんざ」
「じゃあなんで無傷なんだよ!?」
「簡単な話だぜ?お前らの攻撃が俺の鋼皮を傷つける事が出来なかった……それだけの話だ」
俺がそう言うと奴らは頭に?マークを浮かべこいつ何言ってるんだと言った顔をした。
まぁ、鋼皮と言ったところでこいつらには分からねえか。
「行くぜ…魔月」
俺はそう言うと深紅の魔力で構成された刀が現れた。
そして
「「!?」」
消えた。護が皇臥と紅蓮の視界からあの巨大な魔力とともに一瞬で消えたのだ。
そしていきなり後ろからデバイスに魔力反応があった。
それに気づいた皇臥と紅蓮は後ろを振り向こうとするが…
「フンッ!」
「「ぐわぁぁぁあッ!!」」
刀の一振りによって発生した剣圧により吹き飛ばされた。
それに畳み掛けるように護は人差し指を吹っ飛んで行った二人に向け
「虚弾」
魔力を固めた弾を連続で二人に放った。
連続でしかもかなりの早さの弾に二人はなすすべも無く当たっていく。
数分間虚弾を放っていた手を止める。最後に両腕で深紅の魔力刀を握ると魔力をその刀に集中させ
「月牙…天……衝ッ!!!」
超高密度に圧縮した魔力の斬撃を二人のバカ共に放った。
ドガガガガガガァァアアッッ!!!!!!!
その斬撃は大地を裂き、天へと結界を裂き飛んで行った。
………バカどもを巻き込みながら……………
その後二人の姿を見たものは誰もいない……………のか?
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第三話「河川敷での決闘」 | ||
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コメント | ||
どうせなら虚閃で消し飛ばしても良いと思うwww(piguzam]) 護のスーパーフルボッコタイム!(Fate) 瞬殺されたオリ主くん・・・・・・やっぱり弱いね。護の物語楽しみにしてるよ。(ohatiyo) |
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