魔法少女リリカルなのはtheSORCIERofZERO 第3話〜到着と荒事〜
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どうも、お久しぶりです。

テストや色々有りすぎて更新出来ず申し訳ありません。

今回は、久々のウルトラマンゼロの方です。

どうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「そろそろか」

 

 

 

 

空間の裂け目の出口が見えてきた。

 

 

 

 

「行くぜ!!」

 

 

 

 

俺は空間の裂け目から出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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????

 

 

 

「…………どうやら、着いたみたいだな」

 

 

 

目を開けると砂地に倒れていた。

近くには廃倉庫のような建物があった。

 

 

 

「しかし、此処は何処だ……ん?」

 

 

 

暫く考え込んでいると、ある異変に気が付いた。

 

 

 

「いつの間に人間になっているんだ、俺」

 

 

 

いつの間にか人間になっていて服を着ていたのだ。

ちなみに容姿は紫の瞳にブラウンのロン毛でかなりの美形である。(薄桜鬼の沖田総司似)

服装は茶色のブーツに黒のジーンズ、紺のTシャツに黒のベストである。

 

 

 

「とりあえず、ここから出るか」

 

 

 

『では、私が案内しましょう』

 

 

 

「誰だ!!!」

 

 

 

聞き慣れない声が聴こえて周囲を警戒するが気配が全くない。

 

 

 

『私はここですよマスター』

 

 

 

「何?」

 

 

 

声の主は左腕に嵌めている

ウルティメイトブレスレットから声が聴こえる。

 

 

 

「お前は?」

 

 

 

『初めまして、私はリィンフォースと言います、宜しくお願いします、マスター』

 

 

 

「あぁよろしくな、あとタメ口でいいぜ、リン」

 

 

 

『リン?』

 

 

 

「愛称だよ、リインフォースは長いからな、それとマスターは止めてくれ」

 

 

 

『ではどうお呼び………呼んだらいいのだ』

 

 

 

「ふっやっぱりこの方が楽でいい………名前か……そうだな……」

 

 

 

俺は暫く考えていると、ある名前が思い付いた。

 

 

 

「リョウ、八神リョウだ」

 

 

 

八神リョウ、俺が死ぬ時まで名乗っていた俺の本名。

 

 

 

『分かった、ではリョウと呼ぼう、宜しく頼むぞ、リョウ』

 

 

 

「よし、じゃあそろそろ行くか」

 

 

 

『ちょっと待て』

 

 

 

この場から出ようとするとリンから呼び止められる。

 

 

 

「なんだ、リン?」

 

 

 

『今から、必ず使う事を教えるから一回で覚えろ、まず念話だ』

 

 

 

「念……話?」

 

 

 

聞いたことのない単語が出てきて分からないリョウ。

 

 

 

『試した方が早い、では行くぞ』

 

 

 

《このシスコンが》

 

 

 

するといきなりリョウの頭の中にリンの声が響いた。

ん、シスコンだと。

 

 

 

〈誰がシスコンだゴラァ!!!………あれ?〉

 

 

 

《ほぅ、一発でマスターするとは流石だな、次はバリアジャケットの話だ、そのまま念話で会話するぞ》

 

 

 

その後も時空管理局やらバリアジャケットやらデバイスの説明を聴いた。

 

 

 

《最後にお前の身体についてだ》

 

 

 

〈なんだ、俺の身体に何かあるのか?〉

 

 

 

《あぁ、ある》

 

 

 

リョウの質問にリンは答えた。

 

 

 

《お前の身体は簡単に言えば人間の姿をしたウルトラマンだ、ウルトラマンの状態の時の身体能力や念力を使え、バリアジャケット無しで宙に浮く事も出来る》

 

 

 

〈本当か、だが余りこの姿で空を飛ぶのは止めておこう〉

 

 

 

《その方がいいだろう、これで私からの説明は終わりだ、長くなって済まないな》

 

 

 

〈いや、ありがとな………でっ此処は何処なんだ〉

 

 

 

説明が終わったのでとりあえずリンに場所を聞く。

 

 

 

《此処は海鳴市付近にある廃倉庫辺りです》

 

 

 

〈鳴海市、だと〉

 

 

 

おもいっきり死ぬ前にいた場所じゃないかと思っていると、廃倉庫の前に大きな車が数十台止まった。

物陰に身を潜め確認すると、大人数の男達の中に目隠しをされ口をテープで塞がれ手首を縛られた女性二人が強引に倉庫の中に連れて行かれた。

 

 

 

 

《リョウ》

 

 

 

 

〈分かってる、行くぞ〉

 

 

 

 

見つからないように倉庫の中に潜入した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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廃倉庫内

 

 

 

 

 

 

倉庫内に入って行くと、男達と誘拐された女性の言い争う声が聴こえてきた。

位置を確認すると二人の女性の前に少し間を置いて大勢の男達が立っている。

 

 

 

 

「あんた達一体何する気よ!!!」

 

 

 

 

「いやいや君達の家からお金を貰おうと思ってね、君達には人質になって貰うよ」

 

 

 

 

リーダーであろう男が言った。

すると隣にいた男Aが、

 

 

 

 

「リーダー、コイツらヤッちまっていいですか?」

 

 

 

 

その言葉に女性は強ばった。

リーダーの男はその言葉に

 

 

 

 

「しゃーねぇー、いいぜ」

 

 

 

 

「ありがとうごぜいます」

 

 

 

 

男Aが少しずつ近寄る。

 

 

 

 

「こ、来ないで」

 

 

 

 

「悪いな、恨むなら自分を恨みな」

 

 

 

 

その言葉を聴いた瞬間、頭の中の何かが音を立てて切れた瞬間、物陰から飛び出し男Aを殴り飛ばした。

男Aは首から上を天井に埋めていた。

 

 

 

「テメェらの………」

 

 

 

 

「な、何者だてめぇ!!!」

 

 

 

一人の男がナイフを取りだしリョウ目掛けて降り下ろすが………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「テメェらの血は何色だ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リョウは攻撃をかわし、男の腹部目掛けて拳を入れた。

男はその場に泡を吹きながら倒れた。

 

 

 

 

「なんだ貴様、まさかヒーローにでも名乗ろうってか?」

 

 

 

 

リーダーの男の質問にリョウは答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いや、ただの亡霊だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リョウの答えにリーダーの男は微笑んだ。

 

 

 

 

「ふっ………亡霊か……なら都合がいい」

 

 

 

 

リーダーの男が右腕を挙げた瞬間、男達がリョウの周りを囲んだ。

 

 

 

 

 

「亡霊なら殺しても構わないよなぁ…………殺れ!!ぶち殺せ!!」

 

 

 

 

「「「「「「「「「「オラーーーー!!!!」」」」」」」」」

 

 

 

 

取り囲んでいた男達が一斉にリョウに襲い掛かる。

リョウは男達の攻撃を避けた瞬間に一撃を入れ次々と倒していく。

拳、蹴り、間接技、挙げ句の果てには人を持ち上げ地面や壁に投げつける等をして戦力を削っていく。

そして残るはリーダーの男一人になった。

 

 

 

 

「な、なんなんだよ、お前………」

 

 

 

 

リョウはリーダーの男に言った。

 

 

 

 

「言った筈だぜ、亡霊だってな」

 

 

 

 

「そうか亡霊、化け物か、だったら!!!」

 

 

 

 

リーダーの男は隠していた銃を取りだしリョウに向けた。

 

 

 

 

「化け物同士共に死ね!!」

 

 

 

 

「化け物同士だと、テメェ何言ってやがる!!!」

 

 

 

 

「知らねぇようだな……だったら教えてやる、紫の髪をした女はなぁ……」

 

 

 

 

「やめてぇ!!!」

 

 

 

 

目隠しをされた金髪の女性が叫ぶがリーダーの男は構わずに言い放った。

 

 

 

 

「夜の一族てっ言う吸血鬼なんだよ!!……どうだ分かったろ、さっさと死ねぇ!!」

 

 

 

 

「………ハァ!!!」

 

 

 

 

リーダーの男はリョウに向けて引き金を引こうとした瞬間、リョウは左手をリーダーの男に向けて掲げた。

銃を握っていた手は金縛りが掛かったかのように動かなくなった。

 

 

 

 

「………あ、あれ手が……手が動かねぇ」

 

 

 

 

「…………だったらなんだ……」

 

 

 

 

一瞬紫の髪をした女性を見たリョウは、左手を掲げながらリーダーの男に少しずつ近づく。

その目には怒りが籠っていた。

 

 

 

 

「なにも知らないくせに勝手な事言うんじゃねぇ!!!」

 

 

 

 

「来るな、来るな!!!……動けよ、動いてくれよ!!」

 

 

 

 

リーダーの男の目の前に来るとその手にある銃を右手で取り上げる。

 

 

 

 

「聴こえたぜ、俺の堪忍袋の緒が切れる音がな!!!」

 

 

 

 

そう言うとリョウは右手に持っている銃を握り潰した瞬間、そのままリーダーの男の顔面目掛けて右ストレートを放った。

リーダーの男は5メートル当たりまで吹き飛んだ。

 

 

 

 

「これは彼女達の分………」

 

 

 

 

「た、助けてくれぇ」

 

 

 

 

リーダーの男は倉庫から這い出ようとするがリョウに髪を掴まれて無理やり立たせられた瞬間、腹部に膝蹴りをお見舞いされた。

男は倒れそうになるが、リョウに左手で胸ぐらを掴まれて何とか立っていられる状態である。

 

 

 

 

「これは彼女を化け物と罵った分だ、そしてこれが……」

 

 

 

 

「や、止めてくれ」

 

 

 

 

「俺の、怒りだ!!!!」

 

 

 

 

リョウは躊躇無く再び顔面目掛けて右ストレートを放った。

男は顔面血だらけのまま気を失った。

リョウは彼女達に近寄り縄をほどいていく。

最後に目隠しを取り大丈夫かと聞いた。

 

 

 

 

「おい、大丈夫か?」

 

 

 

 

「はい、ありがとうございま………」

 

 

 

 

紫の髪をした女性がリョウを見た瞬間、目を見開いた。

金髪の女性の方もリョウを見た瞬間、驚いた顔をした。

 

 

 

 

「リョウ……さん?」

 

 

 

 

何故俺の名前を知っていると聞こうとした時、頭の中で死ぬ前に出会ったある二人の少女の面影が目の前の彼女達に重なる。

 

 

 

 

「まさか………アリサ……すずか?」

 

 

 

 

半信半疑の中、名前を聞いてみた。

それを聞いた途端、彼女達は眼に涙を浮かべながらリョウに抱き着いた。

 

 

 

「「リョウさん!!!」」

 

 

 

 

「ちょっ待った落ち着け!!」

 

 

 

 

リョウは彼女達を身体から引き剥がそうと彼女達の肩に触れると、彼女達の身体は震えていた。

 

 

 

〈しゃーねぇーな〉

 

 

 

 

リョウは身体から引き剥がすのを止めて、両手で彼女達の頭を撫でて落ち着くを待った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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いかがでしたでしょうか。

リョウ(ウルトラマンゼロ)は彼女達とはどんな関係だったのか、それは次回のお楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

説明
作者「最近さぁ、書くと長くて、読んでみると短いんだよ」


〇芋「はぁ、良いんじゃねぇ、それで」



作者「良いのかねぇ」


〇芋「それよりさぁ、少し開けて投稿すると閲覧数延びないんだよなぁ」


作者「良いじゃねぇかよ、俺なんかまだ三桁だよ」


〇芋「…………すまん」
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コメント
ありがとうございます。(KANNBARU)
更新乙です。( ̄∇ ̄*)ゞ開いてしまう期間はあまり気にしないで、体調に気を付けて頑張って下さい。(東文若)
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