恋姫†無双 異・魏伝〜蒼天〜 2章
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「何だ・・・?」

 

少年が訝しげに、呟いた。

 

「陳留の刺史さんの軍なのですよ〜」

 

程立さんが答えた。

 

「では我らは、面倒くさくなる前に退散するとするか」

 

助けてくれた、女の子が呟き・・・

 

「そですね〜。お兄さんは、あの人達に保護して貰うと良いのですよ〜」

 

程立さんが答え、戯志才も同意するように頷いた。

 

「助けていただき、ありがとうございます」

 

少年が頭を下げ、感謝を伝えると、

 

「なに、気にすることはない。では、達者でな・・・」

 

凛とした女の子が詰まり、

 

「あっ・・・俺は、北郷一刀と言います」

 

「そうか、では、北郷・・・さらばだ」

 

一刀が名乗りを聞き、その場を三人は離れた。

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一刀は、三人と別れた後、紫水を制服のベルトに通し、散らばっていた荷物をまとめた。

 

「今、手元にあるのは・・・財布、携帯、学生証、通学用のリュックに、それに胴着に竹刀に、この紫水だけか」

 

荷物を確認し、腰の刀に手をあて、自分の置かれた状況を考え初めた。

 

「また、爺ちゃんに拉致られたんだろうか・・・場所は、どこだ?」

 

さっき取り乱して叫んだ割には、冷ややかな一刀であった。

 

「さっき陳留とか言ってたけど・・・たしか、三国志で曹操が旗揚げしたのが、確かそんな名前だったような気がするけど・・・まさかな」

 

色々と考えていると、陳留の刺史の軍が到着した。

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「貴様が華琳様の領地で、賊を働く愚か者か!」

 

黒髪をした凛とした女の子が、いきなり手に持つ刀を突きつけ一刀に言った。

 

「いきなり変な言いがかりは止めてもらえないですか」

 

一刀が首を横にふりながら、反論すると

 

「我らの得た情報では、このあたりを賊が荒らしている。

その場にいる、お前が賊でない訳がない」

 

黒髪の女の子が無理矢理な理屈を言うと

 

「姉者、話が進まなくなるから、黙っててくれ」

 

水色の髪の女の子が呆れながら、言うと・・・黒髪の女の子が

 

「しゅ〜らん。でもコイツが〜」

 

「すまないな、姉者が失礼した。

姉者が申したように、この辺りに賊がはびこっていてな。我らは、その討伐に来たんだが」

 

謝罪と自分たちの目的を一刀に伝えると、一刀は、自分があった賊の情報を伝えると・・・

 

「秋蘭、賊は見つかったの?」

 

馬に乗った小さいながらも覇気を放っている女の子が、水色の髪の女の子に話かけた

 

「華琳様、どうやらこの者の話だと、賊はこの場を離れたようです」

 

「その話は本当に信用出来るの?」

 

「この者が話した賊の人相は我らの情報と酷似しておりますので、信用出来るかと・・・」

 

「そうか・・・一足遅かったか。なら、このあたりを探らさすために斥候を放ち、街に帰還する。

その者には、もう少し詳しく話を聞きたいから、一緒に連れていく」

 

「「御意」」

 

小さな女の子が指示を出すと、二人はテキパキと行動を初めた。

 

「悪いが、一緒に来てもらうぞ」

 

水色の髪の女の子が一刀に伝えると

 

「分かりました。断って、あの黒髪の人に攻撃されたくないですから」

 

一刀も荷物を纏めたカバンを持ち、ついて行く事にした。

 

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こんにちは。たっちゃんです。

 

まずは、読んで頂き、ありがとうございます。

やっぱり難しいですね。

 

第2話の投稿になります。

久しぶりに仕事が休日出勤がなく、時間ができたので、書き上げました。

 

誤字、脱字には、気をつけたつもりですが、ありましたら、ごめんなさい。

 

説明
この作品は真・恋姫†無双2の魏√を主とした
2次創作作品になります。

オリキャラ登場や性格崩壊は多分おこります。
それでも構わないという方はお進み下さい。

誤字、脱字、非難はご容赦を〜。
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コメント
motomaru さん そこは、お楽しみにしてください。(たっちゃん)
ちょいチートカズトかな?(motomaru)
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蒼天 真・恋姫†無双 恋姫†無双 

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