真・リリカルなのは 第一章 ジュエルシード争奪戦 第十話 癒された傷、抉られた傷 |
ユーノ「なのは、具合はどうだい?」
なのは「大分マシになったの」
ユーノ「よかった…………………」
あの後、転移魔法で逃げ、魔力を隠すことができる魔法を僕となのはにコーティングして、何とか逃げ延びた
なのは「…………………………………」
ユーノ「なのは………………………」
やはり昨日の敗北を噛み締めているんだろう
はっきり言って完敗だった、手も足も出ないとはこのことだね
…………正直、勝てる気がしない、フェイトって子にも、あの天城カイトにも……………………
レイジングハート(フェレット、あなたはマスターを舐めすぎです)
ユーノ「え?」
なのは「…………………………次は勝つの!!!」
ユーノ「!!」
なのは「次は勝って、ちゃんとお話聞かせてもらうの!! フェイトちゃんも、カイト君も!」
ユーノ(なのは……………そうだ、元はと言えば僕が巻き込んだんじゃないか!! それなのに僕がへこんでどうするんだ!!)
レイジングハート(勝ちましょう マスター!! あの2人に!!)
なのは「うん、勝つよ。私とフェイトちゃんとカイト君は、絶対分かり合えるはずだから」
ユーノ「……………………………………………………」
何故だろう?
なのはの言っていることは悪く言えば、根拠の無い戯言だ
でも、本当にあの2人を説得して、分かり合う……………………そんな気がする
ああ……………そうか、それがなのはの強さなんだ
僕なんかよりずっとレイジングハートの方が、なのはの事を理解している
そして、なのははレイジングハートを心から信頼している……………………
最高のタッグだよ、君達は
だから僕は、僕の出来ることをやる。君に僕の技術を全部教える!
それが僕が今、一番やらなくちゃいけないことだ………………そうだろう? レイジングハート
ユーノ「わかったよ なのは、正直あの2人とは関わらない方がいいと言おうと思っていたけど、君の願いがあの2人との和解なら、僕は君に戦いの戦術を教えるだけだ」
なのは「ユーノ君……………………」
ユーノ「けど約束してくれ なのは、絶対に無茶だけはしないって………………勝てないと思ったら逃げるのも勇気だよ!」
なのは「わかったの ユーノ君………………………それじゃあ特訓なの!」
まだ少しだけ体が痛いけど、傷は癒えているから………………心の傷は……………
私はもっと強くなる! きっと、どこまでも強く!!
最終的には主人公が一番強くなるのがお決まりパターンなの♪
〜時の庭園〜
アルフ「フェイト、大丈夫かい?」
フェイト「大丈夫だよ アルフ、それよりアルフこそ大丈夫なの?」
アルフ「この程度、どうってことないよ」
私達はあの男の子に負け、ジュエルシードを4つ壊された後、家まで逃げ、今日まで傷を癒していた
あの男の子の攻撃、かなり痛い
非殺傷とは思えなかった…………………
フェイト(でも勝つしかない)
そう、勝つしか道はないのだ
あの男の子はジュエルシードを破壊している
放っておけば、残りのジュエルシードも全て壊されるかもしれない……………………
フェイト(母さんの求めている物が消える!!)
………………そんなことはさせない、絶対に!!
アルフ「フェイト…………やっぱり私も…………………」
フェイト「大丈夫だよ アルフ、すぐに戻ってくるから、待ってて」
そう言って私は母さんが居る部屋へ、入っていきました……………………
フェイト「母さん……………」
プレシア「…………………………………………………………………」
フェイト「ご、ごめんなさい。謎の魔導師に負けて、3つしか持って来れませんでした」
フェイトは3つのジュエルシードを、プレシアに差し出す
プレシア「たった3つ? これだけ時間を掛けといて、たった3つ? 冗談でしょ? フェイト」
フェイト「…………………………ごめんなさい、母さん」
プレシア「…………………許さないわ!!」
プレシアは鞭を手に持ち、フェイトを鞭で叩いた
フェイト「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
そうとう痛いはずである
鞭は所々棘が付いており、叩かれたフェイトの服は少しだけ破れ、血もでている
プレシア「フェイト、私は最低でも15個は欲しいの。それなのにたった3つ? お前は満足にお使いすらも出来ないのか!!」
プレシアは何度も何度もフェイト鞭で叩き続ける
……………フェイトが意識を失うまで
プレシア(この役立たずの出来そこないが! 少しくらいは使えると思っていたが、これほどまでに粗悪品だったとは!)
病気でなければ、今ここでコイツを殺し、自らの手でジュエルシードを集めたものを!!
プレシア(……………私には時間が無い)
一か八かこの粗悪品に頼るしか無い
プレシア「聞いていて? フェイト、次に戻ってくる時は最低でも10個は持ってくるのよ?」
そう言い残し、部屋から出ていくプレシア
………………フェイトが意識を取り戻したのは、それから10分後だった
〜地球に帰還中〜
アルフ「フェイト、あの女、何か暴力振るってこなかったかい?」
フェイト「母さんはそんなことしないよ」
アルフ「事例があるから、否定はできないよ」
フェイトはアルフを心配させないよう、破れた服を着替えていた
フェイト(待っていて 母さん、次は全部集めてくるから!!)
そのためには…………………
フェイト「絶対勝つ!!」
しかし私は気づきませんでした……………
私の前に立ち塞がるのはあの男の子ではなく、もう1人の方ということに…………………
母を思うフェイト、しかしその心は届かない
心の傷はどんどん抉られていくのだった
〜大原海岸〜
カイト「デカいな…………………」
ここは鳴海の大原海岸
何故ここにカイトか居るのか?
それは………………………………
?「プコォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!」
ジュエルシードが発動し、巨大なクジラになっていたからである
カイト「………カートリッジ」
ウィザード(OK カートリッジロード)
カイト「消し飛べ クジラ!! フレイムイレイザー!!!」
砲撃魔法とは思えないほどの速さで技を放つカイト………………しかし
クジラ「プオフォ!!」
クジラは海底に潜ってしまう
カイト「チッ 厄介だぜ」
そういってカイトも海へ潜り、クジラを追いかける
カイト(デカ物のくせに速い)
泳いでいるのではなく、水中内で飛んでいるカイト。しかし、クジラに追いつかない
カイト(このままではジリ貧か……………仕方あるまい)
カイトのスピードが突如上昇し、
カイト(遊びは終りだ!! 疾風………怒涛!!)
魔力変換資質が「炎熱」から「暴風」に変化している……………………
クジラ「クルピィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!」
暴風を纏った刃で、クジラは真っ二つに切断された………………………そして
パキッ
ジュエルシードも砕いた
カイト(フン、まさかフォームチェンジを使うことになるとはな……………)
今だ明かされていないカイトの力
カートリッジシステムを持ちながら、ミッド式の魔法とベルカ式の魔法を両方使い、
魔力変換資質が「炎熱」から「暴風」に変わるフォームチェンジとは?
彼はどれ程の実力を持っているのだろうか…………………
プレシアがかなりの悪役に………………………プレシアファンに叩かれそうorz
この第一章が終わったら、オリキャラの天城カイトについて紹介したいと思います
まだ大分先ですが………………………………
これだけは聞いておきたいという事があれば↓のコメントにどうぞ!!
無ければ勝手に書きますが………………………
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アレ?何か最近投稿が早いような・・・・・・・ | ||
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コメント | ||
意見ありがとうございます!(ohatiyo) あの長い行間は場面変換毎に空けてるのは理解できますが、三分の二〜三分の一は削っても良いんじゃないかと思っております(Lapis lazuli) え?そうですか?この位が丁度いいと思ったんですが・・・・・・・・次からは気をつけます(ohatiyo) 無駄に行間空けすぎじゃね?(Lapis lazuli) |
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