IS〜蘇りし幻[ゲシュペンスト] 第四話 〜起動、黒い騎士〜
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KANNBARUです。

戦闘のシーンが難しい。

そしていつもどうりの短文です。

書くと長く感じるのに読んでみると短い。

どうしてだろう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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光が徐々に収まっていく。

そして光の中から現れたのは、青を基調としたカラーリングで全面装甲(フルスキン)のISを装着した一夏が現れた。

 

 

 

「本当に……ISを……起動した」

 

 

 

司令の呟きが聴こえたが、そろそろ行かなければならない。

 

 

 

「サマー1、織斑一夏、作戦行動を開始する」

 

 

 

左腕に搭載している、三連マシンキャノンで天井を破壊し、その破壊した天井から飛翔する。

 

 

 

 

 

 

 

 

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「行ったか」

 

 

 

撃たれた腹部を押さえながら、もう豆粒のようになった織斑君を見た。

 

 

 

「行け……織斑君…………君はこんな所に居ては…………駄目な男だ」

 

 

 

「司令!!!大丈夫ですか!!!」

 

 

さっきの破壊音を聞いて部下達が入ってくる。

それでは、一芝居打つとしますか。

 

 

 

「兵士ISを強奪し脱走した……IS部隊を発進させろ……捕獲出来ぬ場合……撃墜しても構わない」

 

 

 

「了解!!!」

 

 

 

行け………織斑君………君はいつか……自分の本当の正体を知る事になるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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国境付近

 

 

 

 

 

 

「そろそろ国境だな」

 

 

 

 

脱走して何事も無く国境辺りまでこれた。

しかし問題がある。

 

 

 

 

「うぉっと危ない」

 

 

 

 

体制が崩れそうになるが何とか堪える。

今抱えている問題、それは初期設定ままであり一次移行、最適化処理がまだなのである。

キャノンを発射する時に弾が出るまでにラグがあった。

 

 

 

 

「この状態でドイツの部隊が追い付いて来たら不味い」

 

 

 

 

まだ戦える位だから良しとするが、このままの状態だと落とされるがオチだ。

 

 

 

 

「ここで襲われたらヤバイなっ!!!」

 

 

 

悪態を吐いているその時、

回避アラートがなった瞬間に身体を翻してレーザーブレードを抜き打ち、前方から迫るレーザーを切り落す、やはり身体の動きにISがまだ追い付いていない。

レーダーを見ると前方からIS四機。

 

 

 

 

「たった四機………精鋭かよ……後少しだったのに………仕方ねぇ!!!」

 

 

 

 

ブースト全開で追ってくる小隊のもとに行く。

その小隊の先頭を切っている隊長は、見知った顔だった。

すると向こうから通信がきた。

 

 

 

 

『そこの脱走兵、ISを解除して投降しろ、応じない場合は撃墜する』

 

 

 

 

オイオイ司令、ドイツ領にいる時には容赦しないとは聴いていたがこれはないでしょ。

 

 

 

 

(どうする、話し合いで何とかなるわけ………無いよな……)

 

 

 

 

『どうした、投降しろ、応じない場合は撃墜する、これは冗談ではないぞ』

 

 

 

 

後ろの人がもう撃つ気満々でアサルトライフルを構えてらっしゃる。

 

 

 

 

(仕方ねぇな駄目元で!!!)

 

 

 

 

このまま撃たれるのは困るので覚悟を決めて通信を開いた。

 

 

 

 

「見逃してくれないか、ハルフォーフ大尉、ボーデヴィッヒ少佐」

 

 

 

 

『織斑准将!!?どうして貴方が、何故ISに乗っているのですか!!!』

 

 

 

 

まぁその反応が当たり前だよなぁ。

ハルフォーフ大尉は少しわざとらしく咳をした後、真面目な顔をした。

 

 

 

 

『投降して下さい織斑准将、さもないとホントに撃墜しますよ』

 

 

 

 

「優しい警告をありがとう………だが、俺はモルモットになるのは御免被る!!!!」

 

 

 

 

そう言い切った瞬間に上昇し暫くした後上昇を止める、さっきまでいた場所にはアサルトライフルの弾が通り過ぎた。

ハルフォーフ大尉の後ろで待機していた二人が俺を追って上昇する。

 

 

 

 

「成る程、元から戦う気でいたか………」

 

 

 

 

まぁ話し合いで何とかなるわけ無いとは思っていたけどっと少し後悔している時にもボーデヴィッヒの部隊の内二名が織斑目掛けてアサルトライフルを撃ちながら迫ってくる。

それを避けるが機体がまだ不安定であり装甲に掠る。

 

 

 

 

「くそ、このままじゃ!!!」

 

 

 

 

そう言いながらも織斑は三連マシンキャノンで応戦しながら接近し一人に斬りかかる。

しかし、やはり機体が不安定していないのか、やはりズレが生じており、簡単に避けられ逆に至近距離でショットガンを思いっきり喰らい後方へ吹き飛ばされ、絶対防御が発動しエネルギーが大幅に消耗しながらも体勢を立て直す。

だがその直後にもう一人が織斑の背後に周り両手剣で背中を切り上げた、織斑は反応できてはいたが機体が言うことを聞かず、ここでも絶対防御が発動しエネルギーが大幅に消耗し織斑は地上に降り立つ。

だが織斑はその場に立ち尽くしたまま銃弾を受け続けても動こうとしなかった。

一人が止めを刺すべくショットガンを収め、両腕にミサイルポットを出現させ狙いを定める中、織斑は自分の相棒に問いかける。

 

 

 

 

「なぁ相棒………俺はこんな所で止まれないんだよ………だから……答えてくれ…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ASRF(アスレフ)!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう叫んだ瞬間、ミサイルポットを発射しミサイル全弾織斑に直撃、爆発し大量の煙が織斑を包んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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sideラウラ

 

 

 

 

「この程度か………」

 

 

 

 

織斑にミサイル全弾命中し、織斑を包むように煙が上がった。

ISを起動したのが織斑だったとは少し驚いたが………

 

 

 

 

「だが、その程度だとはな………失望したぞ……織斑一夏」

 

 

 

 

目の前の煙にそう言い放ち、帰還しようと背中を向けたその時…………背中に突き刺さるような寒気がした。

私は条件反射で再び織斑のいる方を見た瞬間、煙から一筋の光が私の部下を貫き、戦闘不能に陥った。

 

 

 

 

「馬鹿な………一撃……だと……」

 

 

 

 

私はふと自分の手を見た、手は小さく震えていた。

少しずつ煙が晴れていき……その中から現れたのは……………見た目は同じだが、ロングライフルのような物を持った織斑が現れた。

青だった装甲の色が黒に変わり、まるで黒い騎士を思わせる感じになっていた。

 

 

 

 

「まさか、初期設定のまま戦っていたのか……」

 

 

 

 

そして私は知ることになる………織斑の本当の実力を……そして恐怖を………

 

 

 

 

 

 

 

 

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「まず一人………たく……遅いぜ……相棒…」

 

 

 

 

フォーマットとフィッティングが完了し、真の姿になった相棒に問いかける織斑。

 

 

 

 

「行くぜ相棒……俺達の力……見せつけてやろうぜ!!」

 

 

 

 

織斑は空中に舞い上がり、ミサイルポットを装備したISに一気に距離を詰めようとするが、ミサイルポットのを発射した。

 

 

 

 

(身体との動きにズレは無い………機体も安定している……イケる!!!)

 

 

 

 

右手に握りしめたS-オクスタン・ランチャーを収納し、代わりにG-リボルバーを両手に展開し、縦横無尽に空中を駆け巡り回避ながら次々と迫りくるミサイルを全弾撃ち落として行く。

ミサイルを撃ち落とした織斑の背後にミサイルポットから両手剣に変えて振りかぶり黒い騎士に振り下ろすが、織斑は振り返り左手に持っていたリボルバーで受け止めた。

 

 

 

 

「その攻撃パターンは…………」

 

 

 

 

織斑は空いている右手にリボルバーからレーザーブレードに持ち代えて相手のISの両腕を切り落とした。

 

 

 

 

「既に想定済みだ!!!」

 

 

 

 

そして間髪入れずに両肩のハッチを開き至近距離でクレイモアを発射した。

クレイモアを喰らったISは戦闘不能になり、少しずつ地上に降りて行く。

 

 

 

 

「さぁ、次はどっちだ!!!」

 

 

 

 

織斑がラウラとクラリッサを見たその時………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜空に黒い閃光が織斑を襲った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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いかがですか。

さて、頑張りますか。

 

 

 

 

 

 

 

あ、次回ウルトラマンかも………。

 

 

 

 

 

 

 

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