魔法少女リリカルなのは 幸せを望む転生者
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あれから、五ヶ月が経った・・・・・

 

この間にさまざまな事があった。

 

一番、印象に残ったのはデパートでヴィータがマスコット人形である『呪いウサギ』に目を奪われていたことだろう。

 

あれ、何で『呪い』なんだろう・・・ものすごく不気味なんだよな・・・

 

ま、これで皆の騎士甲冑は決まっただろう。

 

ちなみに、前回模擬戦したのはシグナムとザフィーラだけである。

 

理由としてはシャマルとヴィータの騎士甲冑がまだ出来ていなかったからである。

 

そして、今日も学校の帰りに八神家を尋ねた。

 

夕也「はやて〜〜。いるか〜〜?」

 

・・・・・呼びかけてみてもはやての声は聞こえない。

 

?何でだ?

 

シグナム「・・・・・前園か・・・」

 

夕也「シグナム?どうしたんだ?」

 

なんだかシグナムの様子が変だ・・・

 

そして次の言葉に俺は耳を疑った。

 

シグナム「主が・・・入院した・・・」

 

夕也「ッ!?何だって!?」

 

シグナム「突然倒られて・・・病院にお運びになったら・・・発作と言われて・・・念の為に・・・」

 

夕也「・・・そうか・・・・・」

 

俺はシグナムの説明に納得した。

 

・・・・・・塞ぎこんでもしかたないか。

 

夕也「お腹すいてるだろう?なんか作るよ?」

 

シグナム「ああ・・・ありがとう・・・」

 

シグナムの顔は最後まで暗かった。

 

シグナムSIDE

 

私達はあるビルの屋上に来ていた。

 

シグナム「主の身体を蝕んでいるのは、闇の書の呪い・・・」

 

シャマル「はやてちゃんが闇の書の真の主として覚醒すれば!」

 

ザフィーラ「我らの主の病は消える・・・少なくとも進行は止まる!」

 

ヴィータ「はやての未来を血で汚したくは無いから人は殺さねえけど・・・それ以外の事だったら何だってする!」

 

シグナム「そして、前園にも、迷惑は掛けたくない。だから「だから、何だ?」なっ!?」

 

私達は驚いていた。

 

ビルの屋上の入り口に立っていたのは

 

主の友達 前園夕也と青い騎士甲冑を身に纏った金髪ショートヘアーの女がいた。

 

SIDE OUT

 

いやぁ、危ない、危ない。

 

シグナム達が家から出て行ったのを確認してセイバーに連絡をとり尾行してきたのはよかったが

 

まさか、俺の話が出てくるとは思わなかった。

 

夕也「紹介してなかったな、俺の家族でありユニゾンデバイス、セイバーだ。」

 

セイバー「セイバーです。ユウヤ共々お見知りおきを。」

 

夕也「・・・・・さっきの話を聞いてたけど闇の書が完成すればはやての足の病気は直んのか?」

 

シグナム「・・・・・ああ、おそらく。」

 

ヴィータ「おいっ!待て、シグナムっ!!夕也は関係ねぇだろ!これはあたしたちの問題なんだ!」

 

ムカッ

 

ムカッっときたぞ、今のセリフ

 

夕也「ヴィータ、それは今までの俺達の思い出を否定しているんだぞ?」

 

ヴィータ「・・・どういう意味だよ?」

 

夕也「【関係ない】、【私たちの問題】・・・・・この言い方は当人はそう思ってなくとも聞いた本人は傷つく言葉なんだぞ?なにせ、今までの生活の中の思い出を【関係ない】と言ってるようなもんだからな。」

 

ヴィータ「・・・そ、それは・・・」

 

夕也「お前達と関わった・・・それだけで俺はもう関係者だ。だから【関係ない】ってのは使えねぇ言葉なんだよ。」

 

シグナム「・・・・・それで、お前はどうしたいんだ?」

 

ようやく、話を本題に戻す。

 

夕也「もちろん、俺も手伝う。で、具体的にどうすればいいんだ?」

 

シグナム「とりあえず魔導師たちから魔力を蒐集したり、他の次元世界の魔法生物から蒐集する。」

 

魔導師から?・・・・・待て、魔導師ってことは遥やなのは、フェイトやアリシア達から蒐集すんのか?という事は十中八九管理局が絡んでくんな

 

夕也「シグナム、魔導師からの蒐集は最後の手段にしよう。」

 

ヴィータ「?なんでだよ、夕也?」

 

夕也「いいか?魔導師から魔力を奪うって事は犯罪だろうう?」

 

シャマル「た、確かに・・・」

 

夕也「そんなことをすればお前達の主であるはやてが罪を背負うことになる。お前ら、それだけはいやだろ?」

 

守護騎士全員「「「「・・・・・・」」」」

 

全員が押し黙る。

 

沈黙は肯定と受け取るぜ。

 

夕也「だから、そんなことすれば結果的にはやては助からない。」

 

ザフィーラ「ならば、どうするんだ?」

 

ザフィーラは問いかけてくる。

 

夕也「さっき、シグナムも言ってたが魔法生物から魔力を蒐集する。魔導師から蒐集するよりも効率は悪くなるけど野生の生物なら犯罪にはならないだろう。」

 

そこで、大まかなことは決められた。

 

おおっと、そうだ。伝えとかなきゃいけないことがあったんだ。

 

夕也「それと、お前達と行動するときはこの仮面着けとくからな。」

 

俺はそう言ってセイバーに頼んどいた仮面を取り出す。

 

セイバーの手にあったのはどことなく仮面とはいえない小さい竜の頭の骨のようにも見えた(イメージはTOD2のジューダスの着けてる仮面)。

 

夕也「これ、着けてるときは別の名前でよんでくれ。」

 

シグナム「だが、それだけでは「あぁ、大丈夫。」何故だ?」

 

夕也「こういうこと・・・ソル。セットアップ!」

 

ソル『セットアップ!』

 

俺はデバイスを起動させBJを展開した。

 

夕也「セイバー。頼むぞ。」

 

俺は右手を差し出し

 

セイバー「はい、ユウヤ。」

 

セイバーは俺の右手に手を添えた。

 

そして、高々に叫ぶ。

 

夕也「ユニゾンッ!!!」

 

セイバー「インッ!!!」

 

そして、俺達を光が覆った。

 

そして、光が消えると、俺のBJは変化していた。

 

所々にセイバーのBJにあった鎧が施され、全体的に青色になり、また、所々に黒のラインが入っていた。(イメージはALO編の服とセイバーの服を足して2で割った感じ)

 

そして、髪の色もセイバーの金髪になっていた。

 

夕也「蒐集に参加するときはこの姿で、この仮面をつける。」

 

シグナム「・・・・・・わかった。「待て。」?ザフィーラ?」

 

ザフィーラは真っ直ぐ俺を見つめ

 

ザフィーラ「覚悟はあるのか?((アレ|・・))に頼らずに出来る覚悟はあるのか?」

 

・・・・・・・・・・・・・

 

夕也「・・・・・・・覚悟は・・・ある。・・・・俺は・・・

 

 

 

戦うっ!!!!」

 

 

 

ザフィーラ「・・・・・・お前の覚悟、しかと、見届けた。途中で投げ出すなよ。」

 

夕也「・・・・・・・ああっ!!!!」

 

そして、俺達のはやてを守る戦いが始まった・・・

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あとがき

 

はい。書き終わりました。

 

今さら思うんですが呪いウサギってどこが可愛いんでしょうね?

 

現実にあったら子供達泣きそうなんですけど・・・

 

とまぁ、愚痴はこれくらいにして

 

次回から主人公、前園夕也と守護騎士たちによる蒐集の様子を書いていこうと思っています。

 

では!次回に!

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守護騎士と夕也の決意
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魔法少女リリカルなのは 恋愛 ハーレム クロス ジャンヌ・ダルク 

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