魔法少女リリカルなのは 幸せを望む転生者 |
・・・・・・・・・?
あれ?どこだ?ここ?
気づくと俺は真っ白い空間にいた。
???「起きてください、夕也さん」
・・・?誰かが俺を呼んでいる?
起き上がって声のする方を見てみるとそこには
俺達を転生してくれた神様が立っていた。
夕也「・・・・・俺、ここにいるってことは・・・死んだって事なのか?」
神「いえ、死んだわけではありません。しかし、あのままにしていては死んでいたので意識だけをこちらに呼ばせてもらいました。」
夕也「・・・・・・みんなは・・・・?」
神「皆さん、戦っています。いいですか?よく聞いてください。闇の書には(悪魔|・・))がとりついていました。貴方以外に封印は出来ません。」
夕也「じゃあ、さっさと戻らないと・・・「話は終わりではありません」・・・」
神「・・・・・遥さんが・・・・・闇の書に・・・吸収されました・・・」
夕也「っ!・・・・・本当・・・ですか?」
神「はいっ・・・本当・・です・・」
くそっ!!
俺は力任せに地面?を叩いた。
夕也「俺は・・・・・・大切な・・・・・友達も・・・・守れないのか・・・・・」
神「・・・・・・貴方に真実をお伝えします。」
夕也「?・・・真実って・・・何ですか?」
神「貴方方・・・夕也さんと・・・遥さんの・・・前世の真実・・・そして、その前の人生の話を・・・」
夕也「・・・・・・・・・」
俺は神様からその話を聞いた。
その話を聞いたとき俺は驚愕した。
夕也「本当・・・・なんですか・・・?」
神「私は・・・嘘は・・・吐きません・・・」
夕也「何で・・・・・」
神「((貴方|・・))のためですよ・・・夕也さん・・・・・いや、『 』さん。」
っ!?それは・・・俺の前世の・・・名前・・・
神「知ってますよね?彼女のことも・・・」
夕也「ああ・・・・・」
神「ならば、助けてあげてください。彼女はこのままでは闇の書の中で永遠の楽の中で死んでしまいます。」
夕也「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
神「夕也さんっ!!」
夕也「・・・・・・・・・・・・・わかった。助け出すっ!!絶対に!!」
神「はいっ!お願いします、夕也さん。現実の貴方の身体も回復したようです。どうか、彼女をよろしくお願いします。」
そして、俺の意識は自分の身体に戻っていった。
〜現実〜
夕也「・・・・・ん・・・・んあ・・・」
セイバー「ユウヤ!!大丈夫ですか?」
夕也「ああ、ありがとう。セイバー。・・・皆は?」
セイバー「あの後現れた悪魔と戦っています。・・・・・・すいません、ユウヤ。ハルカを「知ってる、神様が教えてくれた。」・・・」
夕也「セイバーが引け目を感じることはない。それよりも・・・」
俺は立ち上がった。
夕也「遥を・・・・・助け出す!!」
セイバー「っ・・・はいっ!!」
夕也「セイバー!ユニゾン!!」
セイバー「インッ!!」
俺はセイバーとユニゾンし、ソルを起動する。
ソル『ユウッ!!大丈夫ですかっ!?」
夕也「ああ、心配かけたな。ソル。早速で悪いが2ndだ。」
ソル『わかりました。2ndフォーム。ドラグノイド』
俺は両手に籠手を装備する。
そして、俺は飛翔した。
遥を・・・救い出すために・・・!
神城SIDE
くそっくそっちくしょう何なんだよこれはっ!?
今、俺は闇の書の意思と戦っているはずだ。
出来ることならリインフォースも俺のハーレム要員にしようと思ったんだが何だよこいつはっ!?
こんなのがリインフォースだとっ!?おかしいだろっ!?
リインフォース?「貴様が最後の『特異点』だな!?貴様を殺して俺の糧としてやる!!」
神城「『特異点』ってなんの事だよっ!?くそっ!((無限の剣製|アンリミテッド・ブレイド・ワークス))!!」
俺は自身にある魔力の全てを使って剣を精製し、リインフォース?に向かって放った。
リインフォース?「・・・・・・この程度か・・・」
バキンッ
そ、そんな・・・俺の((無限の剣製|アンリミテッド・ブレイド・ワークス))で精製した剣が効かないなんて・・・
リインフォース?「拍子抜けだな・・・吹き飛んでな・・・」
そして、俺は腹を強打され吹き飛ばされた。
SIDE OUT
俺が到着するとそこにはなのは達がいた。
なのは「夕也君っ!?」
フェイト「もう大丈夫なのっ!?」
アリシア「もうちょっと安静にしてた方が・・・」
夕也「大丈夫、俺はもう大丈夫だ。セイバーに傷口は治してもらった。」
ユーノ「でも、血は流しすぎたんでしょっ!?無茶しない方が・・・」
夕也「大丈夫だって・・・それよりも・・・」
俺はリインフォース?に向き直った。
夕也「てめぇか・・・!」
リインフォース?「貴様からあいつの気配がする・・・そうかっ!てめぇが((シンドバット|・・・・・・))だな!?」
夕也「そうだよ・・・教えてもらった・・・遥の事も・・・」
リインフォース?「そうか・・・だが、どうする?その頼みの((聖女|・・))も闇の書に堕ちた・・・もはや、貴様らに勝ち目は無い。」
夕也「勝ち目?勝ち目っていうのはな・・・」
俺は構え((虚空瞬動|こくうしゅんどう))で奴の懐に行き
夕也「自分の手で勝ち取るもんなんだよっ!」
強烈なアッパーをかました。
奴が怯んでいる隙にユーノに念話を送る。
夕也「(ユーノ!!頼みたいことがある・・)」
ユーノ「(な、何・・・?)」
夕也「(闇の書の防衛プログラムが暴走したら・・・少しの間だけでいい、殲滅は待ってくれ。)」
ユーノ「(な、何をする気なの・・・?)」
リインフォース?「てめぇごときに!!」
夕也「(遥を・・・連れ戻す!!)」
リインフォース?「やられる俺じゃねぇんだよ!!」
悪魔は俺の頭を強引に掴んだ。
夕也「ぐわっ!?があああああああっっっっっ!!!!」
リインフォース?「仲良く寝てな。」
そして、俺は闇の・・・いや、((夜天の書|・・・・))に
「アプソープション」
吸収された。
なのはSIDE
夕也君も・・・吸収されちゃった。
ユーノ「皆、動揺しないで!!夕也達が戻ってくるまで僕達で持ちこたえるんだ!!」
ユーノ君の言葉に私達は我に帰った。
そうだっ!吸収されたからって帰ってこないって事は無いんだっ!
だから
なのは「高町なのは、全力で頑張りますっ!!」
負けないっ!
SIDE OUT
フェイトSIDE
夕也が・・・
ユーノ「皆、動揺しないでっ!夕也達が戻ってくるまで僕達で持ちこたえるんだ!!」
そう・・・そうだ・・・絶対に帰ってくる・・・!
だから・・・!
フェイト「フェイト・テスタロッサ、行きます!!」
帰ってきて、夕也・・・!
SIDE OUT
アリシアSIDE
夕也・・・死んじゃったのかな・・・
ユーノ「皆、動揺しないでっ!夕也達が戻ってくるまで僕達で持ちこたえるんだ!!」
夕也達・・・?そうだ・・・!戻ってこないなんて誰が決めたんだ!
夕也は必ず帰ってくる!!
アリシア「アリシア・テスタロッサ、行きます!!」
必ず、帰ってきてね・・・夕也・・・!
SIDE OUT
俺は真っ暗闇の中に立っていた。
いや、立っているというのも俺が感じていることだ。
ここは、いったい・・・?
???「これでこの世界もおわってしまうんだな・・・」
?何か声が聞こえた・・・
・・・・・・いったい、誰なんだろう?聞いたこと無い声だったけど・・・
その声の主を探す。
やがてその子は見つかった。
夕也「君かい?さっきの声は・・・?」
???「え?何で人がここに・・・」
その子はどこか神秘的な雰囲気を醸し出していた。
髪は金髪の肩まで届く感じのショートヘアー、輝くような金色の瞳、そしてどこか全てをあきらめているような感じがした。
???「そんな・・・君は・・・幸せな記憶が・・・無いとでも・・・いうのか・・・」
夕也「確かに・・・幸せな記憶は・・・数少ないね・・・でも、そんな過去でも俺にとっては過去だ。それは逃れられない真実、その過去があるから俺という存在が今、ここにいる。」
???「そうか・・・」
夕也「ああ〜〜一つ、質問していいか?」
???「何だ?」
夕也「あなたは一体誰ですか?」
???「私は闇の書の『防衛プログラムの管制人格』だ。」
夕也「へえ〜〜〜〜〜・・・・・・ねぇ、生きたい?」
管制人格「え?」
防衛プログラムの管制人格SIDE
この人は何をいっているんだろうか・・・
夕也「いや、生きたいのかって聞いてんの。」
管制人格「私に・・・生きる権利など「じゃあ、何で泣いてるの?」え?」
そんな筈・・・っ・・・
頬に触れてみるとそこには水があった。
私は・・・泣いていたのか・・・?
ポスッ
私は彼に抱きしめられた
管制人格「え・・・な、何で・・・」
夕也「生きてていいんだ・・・生きていれば生きる権利や未来を見る権利は誰にでも等しくある。」
管制人格「でも・・・私は・・・」
夕也「あなたはあなただ。ここから何をするかはあなた次第だ。」
・・・・・・・・・私は
管制人格「私は・・・生きてもいいんですか?主達と一緒に歩いていいんですか?一緒に・・・
未来を見てもいいんですか?」
夕也「さっきもいった。誰にだって生きる権利はある。未来を見る権利もある。君は
生きてもいいんだ。」
その言葉で私の中の感情のダムが決壊した。
管制人格「う、うわああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
夕也「泣きたいときには泣け、胸くらいは貸してやるから・・・耐えられなくなったら俺の所にこい。一緒に泣いてやるから・・・」
私は決めた。この方を“主”にしようと・・・
SIDE OUT
夕也「落ち着いたか・・・?」
管制人格「は、はい・・・あの!」
夕也「?何だ?」
管制人格「あなたを主として登録したいんですが・・」
夕也「え?でも夜天の書の主ははやてで「私はあなたがいいんです。」・・・」
管制人格「・・・・・・・・・・」
夕也「・・・・・・・わかった。じゃあ、名前を決めないとな。」
管制人格「名前・・・ですか?」
夕也「さすがに、『防衛プログラム』とか『管制人格』とかは嫌だろ?」
管制人格「くれるんですかっ!?私の名前!」
夕也「ああ・・・・・・う〜〜〜〜〜んそうだな〜〜〜〜〜〜」
管制人格「ドキドキ、ドキドキ・・・」
夕也「・・・・・・・・アリス・・・てのはどうかな?」
管制人格「アリス・・・・・・とてもいい名前です!」
夕也「よしっじゃあ、これからお前の名前はアリスだ。」
管制人格改めアリス「はいっ!我が主っ!!」
夕也「いこうか、アリス。」
アリス「はいっ!!」
そして、俺達は歩き出す。
遥の下へ・・・
はやてSIDE
暗い・・・それに・・・眠い・・・
寝ても・・・ええんやろか・・・
???「寝てはいけません、我が主。」
誰や・・・ウチを呼ぶのは・・・
???「あなたはここであきらめるんですか?((夕也|・・))は諦めてませんよ。」
・・・夕也・・・君?
そうや・・・夕也君も・・・諦めてない・・・
やったらウチも・・・・諦めたら・・・アカン!!
そして意識が覚醒すると先程まであった眠気が嘘のようになくなった。
そしてウチの目の前には銀髪の綺麗な女性が立っていた。
???「お待ちしておりました・・・我が主・・・」
はやて「主って・・・ウチの・・・ことか・・・?」
ウチはこの人にあったことは無い。でもなんでやろうか。
この人はものすごく近くにいたような気がする。
???「落ち着いて聞いてください。今、闇の書は大昔に私にとりついた悪魔の支配下に置かれています。」
ちょ!?悪魔って!?
はやて「悪魔って!?ホンマなんか!?」
???「はい、本当です。」
はやて「ど、どうしたら・・・」
???「落ち着いてください、奴は闇の書の奥深くに閉じ込められていたため、力が戻っていません。ですので、一部の権限が使用可能になっています。使用可能の権限の名前を『管理者権限』といいます。この管理者権限を行使して守護騎士プログラムを切り離してください。」
はやて「うん。わかったわ・・・ところで、名前は?」
ウチはあった当初からの疑問をぶつけてみた。
???「私に名前はありません。」
はやて「そうなんか・・・よっしゃ!ウチが名前贈ってあげる!!」
???「・・・・・・え?」
はやて「そうやな〜〜〜〜・・・・・リイン・・・フォース・・・そうや!」
はやて「あなたの名前はリインフォース、祝福の風、リインフォースや!!」
???「リイン・・・フォース?私の・・・名前・・・」
はやて「そうやっ!!」
リイン「ありがとう・・・ありがとうございます!!我が主!!」
リインフォースは涙を流して喜んだ。
はやて「気にせんでええよ、リインフォース。ほな、いこうか!!」
リイン「いえ、少しの間だけ待ってください。」
はやて「?何でや?」
リイン「夕也が・・・・・・西園を・・・連れてくるまで・・・」
ピシッ
その時空間にヒビが入る音と
バリンッ
空間が割れるような音がしてそこから
夕也「おっここにいたのか、はやて。」
服と髪の色が変わった夕也君と何処か神秘的な感じを思わせ胸に((十字架の形をしたロザリオを着けた遥|・・・・・・・・・・・・・・・・・))ちゃんが出てきた。
あとがき
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
何でしょう・・・やりたいこと書いてたらここまで長くなった・・・・・
ここまで、長かったですよ・・・
さて、次回は夕也と遥の謎。解き明かされます。(((神城|バカ))は関係ありません)
そして、遥のBJが変化しています。
では!次回に!
説明 | ||
前世の真実 管制人格の涙 | ||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
5270 | 5031 | 7 |
タグ | ||
魔法少女リリカルなのは 恋愛 ハーレム クロス ジャンヌ・ダルク | ||
はらっぱさんの作品一覧 |
MY メニュー |
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。 |
(c)2018 - tinamini.com |