どこまでも、ずっと・・・。 |
設定はエンディングの真っ最中。弱ネタバレ注意。
「(エミル・・・見てて。私、パパとは違うやり方でテセアラの人たちに、シルヴァラントの事を認めてもらう。)」
私は決意をした。最後まで、私たちが暮らすこの世界を助けてくれた彼に。
それが、彼の願いなのだから。
自分を犠牲にしてまで、この世界を守り通そうとした彼の願いなのだから。
でも、彼は・・・エミルはきっと戻ってくる。
何年、何十年たっても、必ず戻ってくると信じている。
そう、思わずにはいられなかった。
「(・・・・・・。)」
そうして、決意し終えたその時。
目の前には、エミルが居た。
「ただいま。マルタ。」
「嘘・・・。エミル・・・!?」
驚いた。言葉にも表せないくらいに。
その笑顔も、何事もなかったかのように。
「・・・エミルッ!」
私は我慢できず、エミルに抱きついた。
「エミル・・・っ!本物・・・だよね?嘘じゃないんだよね!?」
「・・・うん。僕は本物だよ。マルタ。」
「・・・っ!」
抱きしめる力を強くした。二度と、二度と離さないように。私をおいてどこかに行けないように。
「・・・痛いよ、マルタ。」
「・・・ばかぁ!誰のせいだと・・・」
思ってるの、という言葉は最後まで出てこなかった。
エミルが私にキスをしたからだ。
「・・・っ!!」
今日、何度目の驚きだったんだろう。
しばらくすると、エミルが私から離れた。
そして、言ってくれた。
「マルタ・・・ごめんね。・・・でも、もう離さない・・・!」
ずっと一緒に、居てくれると。
「当たり前だよぉ・・・。ずっと・・・、ずっと一緒なんだから!離れてくれって言っても離れないんだから!!」
「あははは・・・。そんな事言わないよ。」
エミルが困った様に笑った。
そんな彼の言葉も、そんな仕草も。
「僕達ならきっと・・・ううん。どこまでも一緒に行けるよ!」
「あったりまえ!私達の愛の前に、敵はないんだから!!」
全てが、愛しい。
もしこの世に、神様が本当に存在するなら。
私はこの瞬間から、いつまでも願い続けよう。
愛しき彼と、いつまでも一緒にいれることを・・・。
「大好きだよ。エミル。」
FIN
後書き
めっちゃ短くてすいません!
後から読み返して「うっわぁ・・・ベタな詩だなぁ・・・。」と、自分の文才を嘆きました。
また妄想が出来たらうpしたいと思います。
・・・この後書きって今のssぶち壊してる気がするのは俺だけでしょうか・・・?
説明 | ||
釘宮様大好きでやってきたテイルズオブシンフォニア ラタトスクの騎士ですが、妄想が止まらなくなり書いてしまいました。 お気に召していただければ幸いです。 |
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TOSRK テイルズオブシンフォニアラタトスクの騎士 エミル マルタ | ||
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