IF−ザフィーラのとある日常−上 |
IF―ザフィーラのとある日常―
海鳴市での、夜天の主たる八神はやてと守護騎士ヴォルケンリッターたちの自宅でのこと。
目が覚めるとそこは、ベッドの上であった。時計はAM7:43を表示していた。
「ん、昨日の夜の記憶がない。」
思い出そうとすると、ひどい頭痛がした。すると急にドアが開き、我が主はやてが入ってきた。
「ザフィーラ、起きた〜?」
「今先ほど目が覚めました。主よ昨日の記憶がないのですが何か知りませんか?」
主は、一瞬身を強ばらせてから
「そんなことより、朝ご飯できてるで、居間においで。」
と何事もなかったかのように話を逸らした。
その言葉に不信感を抱きながらも従い、ベッドから出た。しかしなぜ、この姿のままベッドに寝かせられていたのだろうか。疑問ばかりが頭によぎる。また夜のことを思い出そうとしたがやはり頭痛がして思い出せなかった。
居間に行くと既にヴィータやシグナムは朝食を終え、仕事の用意をしていた。
「ザフィーラ、今日は一日休んでええで、家でゆっくりしててな。」
と主は言った。確かに昨日の夜のことを思い出そうとすると頭痛がするが、休むほどでもないものであった。
「そうだな、今日は休んだ方がいいかもしれんな。」
とシグナムがいい、ヴィータもそれにうなずいていた。
「む、ところでシャマルはどうした。」
そう言うと、主もシグナム、ヴィータも動きが止まった。
「あのな、今日はシャマルは出かけたんよ。」
と主が言った。
「特に問題はありません。」
と言うと、主は、
「ダメやしっかり休まんと、無理したらあかんよ。今日はしっかり休まなあかんからな。」
と言い残し、出かけた。
家に一人、昨日のことを整理していた。
昨日の朝、朝食を終え、いつも通りの時間に家を出た。
「そうだ、今日の夕飯何食べたい?みんな。」
唐突に主がそのようなことを言った。
「うーん、あたしははやての作るものならなんでもいいよ。」
「同じく。」
「なら、わたしははやてちゃんの手伝いをします。」
「ザフィーラは?なんか食べたいもんある?」
「とくには。」
「なら、肉じゃがでもつくることにしようかな。」
と話しをしているうちに高町なのはやフェイト・T・ハラオウンなどを見かけた。
「なのはちゃん、フェイトちゃんおはよー。」
「はやてちゃん、みんなおはよー。」
「はやて、みんなおはよう。」
そこでシグナムが
「では、主はやて、私は仕事に向かいます。」
「今日はあたしも一緒なんだ。」
「そうなん?ならヴィータ、シグナム気いつけてな。」
「はい、行ってまいります。」
「行ってくるよ、はやて。」
と言って、シグナムとヴィータは仕事に向かった。
「はやてちゃん、ザフィーラと一緒に散歩ついでに買い物してから帰るから。」
「分かった、シャマル、こけたりせんようにな。」
「ひどいです。はやてちゃんいくらなんでもなにもないところでは転びません。」
「いや、シャマルならばわからんな。」
と私が言うと、
「そうだねー、フェイトちゃん。」
「うん、シャマルならありえるかもね。」
と高町やテスタロッサはわらっていた。すると、シャマルは泣きながら走って行った。
「ザフィーラ、気いつけてな。」
主はやては言って、私の頭を撫でた。
「はい、行ってまいります。」
と言って別れた。
あとがき
ふっと思いついたザフィーラの話です。
いろいろ原作とは違いますが、題名通りのIFつまりもしもの物語です。文才に恵まれているわけでもないため、読みにくい文かもしれません。
もともとはイラストを描いているので時折、不定期で投稿させていただきます。
この話は次で完結できれば完結させたいと思います。何となくオチはみえていますがwww
これからは短編を出していくのでアイデア等ありましたら、コメント宜しくお願いします。
説明 | ||
闇の書事件後の八神家での話です。 ふっと思いついた話ですので、原作との相違点があるかもです。 ザフィーラのとある日常なので、なんでもありなかんじで書いちゃいました。 次で完結させたいと思っとります。 コメント大歓迎なので、アドバイス、アイデア等宜しくお願いします。 |
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