真・リリカルなのは 第一章 ジュエルシード争奪戦 第十九話 運命の真実
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アースラに連れて行かれた フェイト

 

彼女が目を覚ますと、何とかプレシアについて聞きだそうとする

 

リンディ「初めましてフェイトさん、私はこのアースラの艦長リンディ・ハラオウンです」

 

フェイト「………………………………………………………」

 

なのは「…………………フェイトちゃん」

 

しかし、何を話そうとも無言を貫く フェイトだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜海鳴タワー周辺〜

 

カイト「ウィザード、あの雷の魔法を使った魔導師が何所に居るかわかったか?」

 

ウィザード(Yes ロード こちらをご覧ください)

 

カイト「時の庭園? 知らんな………………………」

 

まぁ地球ではないから、当然と言えば当然か

 

カイト「しかし………………………」

 

別の世界から、この地球に魔法を放てるとは…………………

 

カイト「かなりの魔導師だな………………」

 

これほどの魔導師にロストロギアを悪用されては厄介だ……………………………

 

カイト「行くか………………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜アースラ内〜

 

リンディ「時の庭園?」

 

アルフ「ああ」

 

クロノ「そこにプレシア・テスタロッサがいるんだな?」

 

アルフ「ああ、もう何所かに移動してる可能性もあるけどね」

 

リンディ「偵察隊を出しましょう」

 

何も話さないフェイトの代わりに、プレシアの情報を渡す アルフ

 

アルフ(フェイト……………………これはフェイトの為なんだ!)

 

形的にはフェイトを裏切ることとなった アルフ

 

リンディ「情報提供感謝します、ではフェイトさんの所に行きましょうか」

 

アルフ「え?」

 

リンディ「あなたはフェイトさんの使い魔なんでしょう? だったら主人の所に居るべきよ」

 

アルフ「リンディ……………………ありがとう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜フェイトの部屋〜

 

フェイト「…………………………………………………………………………」

 

母さん……………………どうして………………………………

 

私は訳がわからなかった………………………何故攻撃対象が私だったのか…………………………

 

フェイト(教えてください 母さん…………………私はそれほどまでに役立たずなんでしょうか?)

 

私は……………………………………………………

 

フェイト「私は、必要の無い人間………………………」

 

アルフ「フェイト!」

 

部屋に入ってすぐに、フェイトを抱きしめる アルフ

 

フェイト「アルフ?」

 

アルフ「フェイトは私にとって必要な存在なんだよ!」

 

フェイト「え?」

 

アルフ「フェイトの幸せがアタシの幸せだ」

 

フェイト「アルフ…………………………」

 

アルフ「だから、自分は必要ない人間とか………………言わないでおくれよ」

 

フェイト「アルフ………………ごめん、ごめんね、アルフ」

 

アルフに抱きしめられながら泣く フェイト

 

その光景を覗いていた リンディ……………………ある意味最低な「何か言ったかしら?」いえ、

 

リンディ(プレシア…………………………あなたには、愛情というものが無いの?)

 

エイミィ「艦長!」

 

リンディ「!?」

 

ちょっ!! エイミィ!! 覗いてたのがバレたじゃない!!

 

エイミィ「今すぐに指令室に来てください!!!」

 

リンディ「何かあったの?」

 

エイミィ「プレシア・テスタロッサがサーチャーに映りました!!」

 

全員「「「!!」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜指令室〜

 

なのは「あの人がフェイトちゃんのお母さん……………」

 

プレシア「見ているのかしら? 管理局」

 

全員「「「「「「!?」」」」」」

 

プレシア「そう言えば役立たずのフェイトは管理局に保護されたようね。ちょうどいいわ、もう要らないから、あなた達で処分してくれる?」

 

フェイト「え?」

 

プレシア「ジュエルシードが全部集まったら、殺す予定だったけど…………………アレ如きに魔力を消費するのも、勿体ないじゃない?」

 

リンディ「ふざけないで!! あなたは自分の娘を何だと思ってるの!」

 

リンディの声はプレシアには聞こえない………………………が

 

プレシア「言っておくけど、フェイトは娘じゃないわよ? 私の娘はアリシアだけ」

 

フェイト「アリシア?」

 

プレシア「アリシアのクローンでしかないフェイトなど、娘であるはずが無い」

 

全員「「「「「「!?」」」」」」

 

プレシア「まぁでも、粗悪品にしては頑張ったのかもね…………………じゃあね偽物」

 

言い終わると、プレシアはサーチャーを壊した

 

フェイト「あ、あ…………………………………………」

 

わ、私はクローン…………………

 

私は偽物…………………

 

私は娘じゃ無い…………………………………

 

フェイトは、この真実が受け止めれないでいた

 

局員B「映像、再び出ます」

 

リンディ「クッ」

 

その映像には偵察隊の人間がプレシアによって、次々と殺害されているところだった

 

そして

 

プレシア「!?」

 

カイト「どうやら貴様が黒幕らしいな」

 

全員「「「「「!?」」」」」

 

クロノ「天城…………………アイツ!」

 

プレシア「よくもジュエルシードを破壊し尽くしてくれたわね、天城カイト」

 

カイト「次は貴様を討つ…………………どうせ((邪|よこしま))なことを考えているのだろう?」

 

プレシア(チッ 魔力を消費せざる負えんか)

 

カイト「行くぞ!!」

 

なのは「私達も時の庭園に行くの!」

 

ユーノ「ああ」

 

アルフ「すぐに終わらせて、戻ってくるよ。だから待っててね フェイト」

 

クロノ「良し、僕に着いて来い」

 

なのは「何かリーダーぶってるの」

 

クロノ「違う! そういう意味で言ったんじゃない、道順を教える意味で言ったんだ」

 

4人で時の庭園に向かった

 

フェイト「……………………………………………………………」

 

私は何の為に生れてきたんだろう?

 

リンディ「ねぇフェイトさん、あなたこのままでいいの?」

 

フェイト「……………………………………………………………」

 

リンディ「このままでは本当にアリシアっていう子の偽物で終わってしまうのよ?」

 

フェイト「……………………………………………………………」

 

リンディ「今から始めればいいんじゃないかしら? フェイト・テスタロッサを」

 

フェイト「!!」

 

リンディ「あなたはまだ生きているのよ? フェイトさん。醜くても最後まで足掻くべきではないかしら?」

 

フェイト「私は……………………生きてる…………」

 

リンディ「……………………………………………………………」

 

リンディは退室した

 

フェイト「……………ありがとう…………ございます…………」

 

フェイトは時の庭園に向かった

 

リンディ「………………………………どういたしまして」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜プレシアVSカイト〜

 

カイト「フレイムバレット!!」

 

プレシア「はぁあ!!」

 

プレシアは、カイトの弾丸を鞭で弾き飛ばす

 

カイト「チッ」

 

プレシア(なるほど、フェイト如きでは勝てないわけだわ)

 

プレシアは、カイトの戦闘技術を素直に驚いていた

 

プレシア(こいつは本物の天才ね。如何に努力しようとも、この歳でこの実力はっ!!)

 

カイト「カオスフレア!!」

 

プレシア「フォトンバースト!!」

 

お互いの技がぶつかり、相殺する

 

カイト「やるな、女」

 

プレシア「口の聞き方には気をつけなさい、小僧」

 

カイト「フン、敵に敬意を表せとでも言うつもりか? 年増」

 

プレシア「……………………………………………………………」

 

そろそろ決着をつけないと不味いわね

 

体力は圧倒的に不利……………………私の力が全盛期のままなら、余裕だったものを…………………

 

プレシア(それにしても、こいつ…………私が大嫌いな((禁忌|ザプリェット))ベルカ式とはね)

 

どこまでもイラつかせる小僧…………………

 

カイト「ウィザード!」

 

ウィザード(カートリッジロード!)

 

プレシア(っ!! 来るか大技)

 

カイト「大紅蓮斬!!!」

 

地面を這いながら、赤い斬撃がプレシアを狙う

 

プレシア「これは躱すが吉ね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜時の庭園・入口付近〜

 

なのは「それじゃあ行くの!」

 

ユーノ「うん!」

 

アルフ「プレシアの奴を一回ぶん殴らなきゃ、気が収まらないよ!」

 

クロノ「油断するなよ」

 

機械「侵入者、排除」

 

なのは「何か、ガン○ムみたいな奴が来たの」

 

アルフ「防衛プログラムが発動したんだね。こいつは強いよ」

 

クロノ「スティンガレイ!!」

 

ガン○ムは腕からプロテクションのようなものを出し、それで攻撃を弾いた

 

なのは「ビームシールド!?」

 

クロノ「これは……………手こずりそうだな」

 

なのは「コラー! ガン○ムはビームシールドは搭載してないの! ビク○リー気取りするのはやめろなの!」

 

ユーノ「なのは! シリアスなときぐらい真面目にやろうよ!」

 

なのは「許されることと、許されないことがあるの!」

 

ガン○ム「侵入者、排除」

 

ガン○ムは、魔力で構成された刃を持つ剣を構えた

 

なのは「ビー○サー○ルの色が緑なの! ウィ○グ気取りはやめろなの!」

 

クロノ「……………………………………………………………」

 

……………………もう何が何やら

 

ガン○ム「侵入者、排!?」

 

ドッカァァァァァァン

 

ガン○ムは砕け散る

 

全員「「「「!?」」」」

 

アルフ「フェ、フェイト………………」

 

フェイト「……………………………………………………………」

 

なのは「フェイトちゃん………………」

 

フェイト「私も行く………………」

 

クロノ「……………………………わかった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜プレシアVSカイト〜

 

カイト「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

 

プレシア「勝負、あったわね」

 

カイト「もう勝ち気取りか? 三流だな」

 

カイトのバリアジャケットはボロボロだった

 

カイトですら、プレシアに勝てないようだ………………………

 

プレシア「後3年ほど、経験を積んでいたら、私は勝てなかったでしょうね」

 

プレシアは鞭でカイトを叩く

 

カイト「クッ」

 

プレシア「お前には数々の礼がある。楽に死なさないわよ?」

 

カイト「ほざけ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜なのは視点〜

 

クロノ「ここから二手に分かれよう」

 

なのは「え?」

 

クロノ「君たちはプレシアの所に行ってくれ。僕はこの揺れの原因を調べる」

 

実は先ほどから、時の庭園は揺れているのだ

 

クロノ「ただの揺れじゃない、早急に止めなければいけない気がする」

 

なのは「わかったの!」

 

フェイト「こっちに母さんが居る」

 

狭い通路を抜け

 

フェイト「母さん!」

 

プレシア「来たのね粗悪品、そんなに私に処分されたいのかしら?」

 

フェイト「!?」

 

私は驚きました、母さんの発言ではなく、母さんの後ろにある物にです

 

大きなポットの中に幼い少女が入っていました

 

フェイト「わ、私?」

 

プレシア「馬鹿言わないで、お前のようなゴミではない。私の娘のアリシアよ」

 

ユーノ「アレがアリシア…………………」

 

カイト「フン、死体を飾るのが趣味とはな……………良い趣味してるぜ」

 

なのは「カイト君……………………………」

 

初めて見ました、カイト君が傷を追っている所を………………………………

 

え? クロノと戦ったときに傷ついたことあるよって?

 

カイト君とクロノ君は戦ったことないの♪

 

プレシア「貴様らにはわかるまい………………貴様らにはぁぁぁぁ!!!!!!」

 

アルフ「来るよ!」

 

フェイト「母さん、あなたを止めます………………あなたの娘、フェイト・テスタロッサてして」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回、最終回!!

 

お楽しみに!!

 

 

説明
もうすぐ第一章は終わります。意外と早かったな〜
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タグ
リリカルなのは あくまで主役はなのは・・・・・・と思う 流れは原作 

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