IF−ザフィーラのとある日常−中 |
主と別れた後、逃げたシャマルを追いかけた。
「シャマル、どこまで走ったのだ。」
とため息をつきながらつぶやいた。街中で飛ぶわけにもいかないためいつも行くスーパーに向かった。
そこで知った顔を見かけた。リンディ・ハラオウンであった。あちらも気づいたらしく、念話で話しかけてきた。
「あら、ザフィーラさんじゃ。」
とニコニコしながらこちらに歩いてきた。
「リンディ提督、お久しぶりです。」
「いやーね、念話とはいえ、こんなところで提督なんて呼ばないで、リンディでいいわ。」
「ところでどうしたの?こんなところに一人で来るなんて。」
「シャマルが逃げてしまったので、追いかけてきたのですが見つからず、ここに来れば会えるだろうと。」
「あら、シャマルさんが。そうね、ここで待っていれば会えるわね。」
「じゃ、私はフェイトさんたちが今日は早く帰ってくるから、お昼ご飯の買い物をしてしまうわね。あなたもどう?」
「いえ、お構いなく。」
というと、それじゃ、とだけ言い残しスーパーに入っていった。
念話をシャマルに飛ばしてみた。
「シャマル聞こえるか?どこにいる。」
返事はこない、あちらから遮断しているようだ。
「仕方ない、帰るか。」
と思い帰ろうとすると、
「ねえねえ、ママ、おっきなワンコがいる〜。」
子供が私に近づいてきた。私は対して反応もせずに、おとなしくしていた。
「あら、八神さん家の子じゃない?」
「おっきいわねー。」
と主婦たちが2,3人集まって、会話し始めた。子供たちは、私の上に乗ったりしっぽに触ったりして遊んでいた。
「ワンコ―、前へ進め−、ゴー!」
一人の子供が私の上に乗り、歩けというので、歩き始めると子供ははしゃぎ笑っていた。他の子供も乗りたいと言い始め、私は困ってしまった。
すると後ろから突然声をかけられた。
「あまり、ワンちゃん困らせちゃだめだよ。」
シャマルが少し落ち着いた表情で子供たちに言った。すると子供たちは口々に
「おばさんだれー?」
「おばっ!」
顏を引きつらせながら、こう言った。
「まだ、おばさんじゃないわよ。」
と優しく言うが、子供たちはシャマルの顏が怖かったのか
「おばさん怖いー。」
と言って泣きながら親の元に行ってしまった。シャマルは二度もおばさんと言われたことで、半泣き状態だった。
「大丈夫か、シャマル。」
「大丈夫、じゃない。」
「先ほどは、すまなかった。」
「もう、いいわよ。」
シャマルはそういうと、とぼとぼ歩いて行った。
「シャマル買い物はどうするのだ。」
「あっ、そうだった。」
といい、あわててスーパーの中に入っていった。
「やれやれ、騒がしい奴だ。」
少し待つと買い物袋を下げて、戻ってきた。
「お昼ご飯は、朝の残りでいい?」
「ああ、かまわん。」
家に帰ると、10時ごろだった、
人間形態になり、新聞を読み始めると気になる記事を見つけた。その記事の内容は、ある朝に公園から、カン、カンと音がするので午後、公園に行くと空き缶がすべてボロボロになっていたという話だった。
それをのぞいたシャマルは、
「なのはちゃんじゃない?その記事の話。」
「高町だな。」
などいろいろと話しているうちに12時をまわっていた。昼食を済ませた後は、少々仮眠をとった。
あとがき
完結できませんでした。
次回こそ完結させて見せましょう。
ザフィーラの日常ですが、なんとなくリンディさんを出してみました。子供と遊んでるザフィーラ、イラストでみたいなぁと思いつつ書いてみました。
駄作ですが、よろ〜です(^O^)/
説明 | ||
中編です。 完結できませんでした。思った以上に書くことがありすぎて、もう最初の設定を忘れかけてましたwww 駄作ですが宜しくお願いします。 |
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リンディ・ハラオウン シャマル ザフィーラ 魔法少女リリカルなのは | ||
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