真・リリカルなのは 第二章 闇の書始動編 第一話 始まりの鐘 |
なのは「平和って素晴らしいの!」
プレシア・テスタロッサが首謀で起こった事件、略してP・T事件が集結して、2週間
当然だが何事も起こらず、平和に過ごしていた なのは
アリサ「突然何言ってるのよ? なのは、代々毎日平和よ」
すずか「そうだね」
なのは「何時平和じゃなくなるかわからない、このご時世、楽しまなきゃ損なの!」
アリア「あんたのハイテンションにはついていけないわ」
すずか「あはは」
なのは「という訳で、何所かに遊びに行こうなの!」
アリサ「無理、最近暇じゃないし」
なのは「白けた奴なの、じゃあ すずかちゃん!」
すずか「ごめん なのはちゃん…………………私も忙しいかな」
なのは「ふざけた奴らなの! 主役が遊びに行こうって言ってるんだから、予定開けろなの!」
アリサ「煩いわよ なのは。今の所、主役っぽくないわよ」
なのは「!?」
すずか「まぁまぁ アリサちゃん………………何とか予定空けるように頑張るよ なのはちゃん」
なのは「いや、今回の話で多分平和じゃなくなるからもういいの……………」
アリサ&すずか「「???」」
なのは「はぁ〜」
アリサ(まったくもう、仕方ないわね)「いいわ、じゃあ何所かに遊びに行きましょ」
なのは「え?」
すずか(アリサちゃん……………)「そうだね、1日ぐらいならいいかな」
なのは「……………………………………………………………………」
こ、こやつら………………アドリブで来やがったの
アリサ「じゃあ何所に行く? なのは」
すずか「私は何所でもいいよ」
なのは<作者! いいの? これいいの? アドリブやらせて本当にいいの?>
<OK>
なのは<チクショーーーーーーーーーーー>
アリサ「なのは?」
すずか「どうかした? なのはちゃん」
なのは「な、何でも無いの。え〜と、じゃ、じゃあネズミーランド行くの!」
アリサ「遠いわよ! 今日中に行ける距離じゃないわよ!」
すずか「デ……………じゃなかった、ネズミーランドは秋田にあるからね〜」
なのは「………………………………………………………………………………」
アレって秋田にあったんだ………………知らなかったの
てっきり千葉だと思ってたの「千葉でも遠いわよ?」!?
アリサ「全く、予定組んでないなら、遊ぶとか言わないでちょうだい」
すずか「まぁまぁ アリサちゃん。ネズミーランドはまた今度ね」
私達はいつもの所で別れたの………………………すると
なのは(大きい車なの…………あっ!)
すずかちゃんとアリサちゃんが連れ去られそうなの!!
犯人A「見たな………」
なのは「!? あっ」
なのはは気絶させられた………………………
〜廃工場〜
な………っ………て
……は……………じ………
なのは(何か聞こえるの………………………)
な…は……っ…りして
…のは…ゃ…だ…じょ……
なのは「う〜ん」
アリサ「なのは! しっかりして!」
すずか「なのはちゃん、大丈夫?」
なのは「う〜ん…………おはようなの、アリサちゃん、すずかちゃん………………」
アリサ「………………アンタ、天然ね」
なのは「ほえ?」
あれ? ここ何所?
アリサ「状況、把握した?」
すずか「私達、誘拐されたみたいなの」
なのは「……………………どうして?」
アリサ「私とすずかはお金目的でしょ……………でもアンタは……………」
すずか「ごめんね、なのはちゃん……………巻き込んじゃった………………」
犯人B「やぁ、お目覚めかい?」
薄暗い部屋に、入ってきた男
なのは&アリサ&すずか「「「!?」」」
犯人B「ではそろそろ始めようかな」
アリサ「あんた達! 言っとくけど身代金目的の誘拐の成功率はほぼ0%よ!!」
すずか「諦めてください!」
なのは「…………………………………………………………………………」
何かこの2人、慣れてるの…………………………………
犯人C「ひゃはははは!!! 俺達の目的が身代金だと思ってるのか?」
もう1人、部屋に入ってくる
アリサ「違うとでも言うつもり?」
犯人C「ああ違うね、俺達の目的は化け物退治さ!」
すずか「!!」
アリサ「はぁ? 意味わからないんだけど?」
なのは「全くなの。いい年して厨二から抜け出せないなんて、哀れを通り越して、滑稽なの」
犯人C「て、てめぇ! 俺は厨二じゃねえ!」
なのは「どう見ても厨二なの。化け物を倒して、英雄面したい典型的な厨二なの。ほら付き合ってあげるから、さっさと終わらせるの。あまりの怒りで封印されていた、あなたの力が解放されて、怪物を2秒で倒すの、それでめでたしなの!」
犯人C「……………ここまでイラついたのは、生まれて初めてだぜ」
なのは「その怒りで解き放つの! 禁断の力を!」
犯人C「て、てめぇ!!!」
犯人B「乗せられてますよ 犯人C。すこし冷静になりなさい」
犯人C「す、すまねえ 犯人B。俺としたことが」
アリサ(こいつら、名前すら無いなんて……………捨てキャラ決定ね」
犯人C「おいっ!! 途中声に出てたぞ!」
なのは「つ、ついに解き放たれるの、禁断の力が!」
犯人A「騒がしいぞ」
さらに、もう1人入ってくる
どうやら、リーダーのようだ
犯人B「犯人A すみません、厨二が禁断の力を解き放つようでして……………」
犯人C「おいっ!!」
犯人A「言っている意味が全く理解出来んが、まあいい」
犯人B「では全員揃ったことですし、始めますか………………化け物退治を」
なのは「ついに厨二劇場が見れるの…………………ワクワクワクワク」
犯人B「ほかのお友達には見学しててもらいましょうか、ねぇ? 月村すずか?」
なのは&アリサ「「!?」」
すずか「ああ………………や、やっぱり……………………」
犯人C「そうだよ、俺らの目的はてめぇだ!! 月村すずか!!」
犯人A「フン、人々を襲い、血を啜る化け物め!! 粛清してくれる!!」
アリサ「ちょっと! すずかを化け物扱いしないでよ! 怒るわよ!」
犯人C「はっ! 化け物に化け物って言って、何が悪い」
アリサ「ちょっと すずか! 何黙りこんでるのよ! 言い返しなさいよ!」
すずか「…………………………………………………………………………」
アリサ「すずか?」
なのは「まさか……………………」
犯人A「こいつは本物の化け物……………吸血鬼だ」
アリサ「!?」
なのは「そんなことないよ! すずかちゃんは普通にニンニク食べれるよ!」
犯人B・C「「…………………………………………………………………………」」
犯人A「吸血鬼がニンニクが弱点なのは迷信だ」
なのは「!?」
犯人C「お前たちは、コイツに騙されてるんだよ! 油断したときに血を吸うためにな!」
犯人B「寧ろ僕たちは君たちを救っているのさ」
なのは「嘘なの!! 悪いのはお前たちなの!」
犯人B「ほう、何故そう思うんだい?」
なのは「名前が犯人って、悪役だからそんな名前付けられたの!」
犯人A「フン、面白いガキだな。お前の言ったことは一理ある。俺達は人助けの為に、コイツを殺るんじゃない……………コイツの首には懸賞金が掛かってるからな!」
犯人C「しかも一生遊んで暮らせるほどの莫大な金だぜ」
犯人B「私達は社会から消された屑、ならばとことん落ちて見せましょう」
犯人A「……………と、言うことだ………………このことを知ったお前たちには此処で死んでもらうことになるがな!」
犯人Aは銃を出し、なのは達に向けた
すずか「やめてぇぇぇぇぇ!!!!!!」
犯人A「ああん?」
すずか「欲しいのは吸血鬼である私の首でしょ? 関係無い アリサちゃん達を巻き込まないで!」
なのは達の前に出て、盾になろうとする すずか
犯人A「フン、死ね」
犯人Aは引き金を引く
なのは(クッ 仕方ないの! レイジング!?)
パアァン
犯人A「ぐ…………は………」
ドサァ
急に倒れる 犯人A
犯人C「おい!どうした! 犯人A!」
パアァン
犯人B「ぐあっ!!」
ドサァ
犯人C「!? 犯人B「パアァン」な…………ぜ?」
ドサァ
すずか「え?」
アリサ「な…………何が起きたの?」
パアァン
なのは達を縛っていた縄が千切れた
アリサ「何だかよくわからないけど、助かったわ!」
すずか「よかった…………………本当によかった…………………」
アリサちゃんとなのはちゃんが無事で…………………………
なのは「…………………………………………………………………………」
今の魔力は……………………
なのは「ありがとうなの…………………………」
〜公園〜
すずか「黙っていてごめんね……………………でも騙すつもりはなかったんだ、ただ………」
アリサ「わかってるわよ! そんなこと気にしないで」
なのは「そうなの! それより来週ネズミーランドに行くの!」
アリサ「まだ言ってるのアンタ………………………………」
なのはの発言に呆れる アリサ
すずか「…………………怖くないの?」
アリサ「何が?」
すずか「私、吸血鬼だよ………………化け物なんだよ?」
なのは「化け物じゃないの!」
すずか「え?」
アリサ「そうよ、化け物だったら私達を助けようとしないわよ」
なのは「すずかちゃんは私達のお友達なの!」
すずか「………………ありがとう」
2人の温かい心に、涙を流す すずか
アリサ「はいはい、湿っぽいのは終り、もう帰りましょ? 親が心配するわ」
〜海鳴タワー頂上〜
?「強い力を魔力を感じた………………やっぱり居るな、魔導師」
このままチンタラやってらんねえ………………行くか!
?「待ってくれよ! はやて」
謎の少女が大切な人の為に、魔力を持つ者達に牙を剥ける
〜廃工場〜
?「やれやれ、失敗か」
?「こんな屑を使うから失敗する」
犯人A・B・Cは、この2人に利用されていたようだ
?「でも意外といい所までいったじゃん?」
?「邪魔されたがな」
?「あいつ何者よ?」
?「名は天城カイトと言うらしい」
?「何で名前知ってんの?」
?「調べたら、意外とすぐにわかった」
?「ふ〜ん」
?「まぁ取り合えず当分の間、俺達は動かん。魔導師共の戦いに巻き込まれたくないからな」
?「暇だぜ〜 手っ取り早く 月村忍とすずかをぶっ殺す方法無いかな?」
?「時がきたら、直接行けばいい。とにかく今は待機だ」
?「はいはい、それじゃあ帰るとしますか? ((嵐|らん))」
嵐「待て ((黒牙|こくが))」
黒牙「?」
嵐「あの屑共の処分をしておけ…………俺達の正体がバレては厄介だ」
黒牙「それもそうか……………それじゃ、いただきます♪」
嵐「そんな屑共の血などうまいか?」
黒牙「まぁまぁかな」
嵐「そうか………………」
犯人A・B・Cは完全に血を吸われ、干からびてしまった
彼らは一体何者か?
何故すずか達を狙うのか?
彼らは物語に出てくるのは、もう少し先である
新しいフラグを立てちゃった……………………………
そんなことより、新しい映画の内容が気になって夜も眠れません
あ〜どんな話なのかな〜
説明 | ||
大分ハイペースな気がしますが第二章突入です!! | ||
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