IF−ザフィーラのとある日常−下 |
目が覚めると、時間は15時をまわっていた。リンディ提督の話だと主はやてはもう帰ってきていてもおかしくない時間だった。確かシャマルが仮眠をとる前に
『はやてちゃん、今日フェイトちゃんの家で昼食とるって。』
と言っていた。
よく考えてみればこの時間は普通の子供ならば友人と遊んでいるはず、安心するとシャマルがリビングに来た。
「ザフィーラ、今日はやてちゃん、夕ご飯はフェイトちゃんの家でご馳走になるって、シグナムとヴィータちゃんは遅くなるから夕飯は先に食べてていいって。」
「そうか、…まて、シャマルが夕食を作るのか?」
「そうだけど。肉じゃがの材料があるし。」
「外食にしたらどうだ?」
「シグナム達が帰ってくるのに?」
正論を言われた。今は15時30分、シグナムとヴィータが遅くなるということだから21時はすぎるだろう。
「ザフィーラ?」
「なんでもない。」
どうすればいいか食べずに済むか考えていたが、なにも浮かばないまま夕食の時間になった。
「ザフィーラ、できたわよ。」
「分かった。」
嬉しそうに私の器に肉じゃがをよそっていく。
「今日はおいしくできたと思う。」
「そうか。」
ダラダラと冷や汗が止まらない、シャマルはものすごい眩しい笑顔で私の感想を待っている。
意を決し、口に入れた。それは主はやての作るものには劣るが、シャマルにしては上手にできていた、と感じた。
「どう?おいしい?」
「おいしいと思う、ぞ。」
急に眩暈がしてきた、シャマルが何かを言っていた。最後に聞いたのは、
「ザフィーラ?大丈夫!?」
というシャマルの泣きそうな叫び声だった。
そうだ、昨日の夕飯にシャマルの肉じゃがを食べて、意識を失ったのだった。
時間がいつの間にか遅くになっていた。夢で思い出した。
すると、玄関の開く音がした。
「ただいま〜。」
主はやてが帰ってきた、一緒にシグナム、ヴィータ、そしてシャマルがリビングに入ってきた。
「ザフィーラ、調子はどうや?」
「大丈夫です。昨日はご迷惑を掛けました。」
「思い出したんか。」
「はい、昨夜シャマルの作った肉じゃがを食べて気を失ったのだと。」
主はやては気まずそうな顔をした、するとシャマルが前にでて
「ザフィーラ、ごめんなさい。」
「かまわない、大した問題ではない。」
というとシャマルはほっとした顔になった。
「さて、今日は昨夜作れなかった分おいしいの作らへんとな。」
「はやてちゃん、手伝います。」
「「「やめとけ!」」」
シグナム、ヴィータ、私は声をそろえてそういった。
「大丈夫や、シャマルには、皮むきと切る仕事やから。」
そういうと、私を含めみんなほっとした。
シャマルは、ひどいです、などと言ったがみんな無視した。
そうして、私の日常は過ぎていく。
あとがき
やっと、終わらせました。
あまりにもおもしろくないので退屈させてしまったでしょう。すみません、心からお詫び申し上げます。
ザフィーラにもこんな日常があったのかなという思いつきで書きましたから、多々、問題点はあると思いますが、ご容赦ください。
こんな駄作を書いた、文才のない私ですが、今後も宜しくお願いします。
説明 | ||
完結させました。 駄作ですが、読んでいただければ幸いです。 ザフィーラ中心の話なので、いろいろ分からないところは自分で勝手に解釈してます。すいません(-"-) |
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シャマル 八神はやて ザフィーラ 魔法少女リリカルなのは | ||
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