マジ恋への転生者
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〜2年F組〜

 

 

『改めて、復学した敦賀迷彩だ。又よろしく』

 

翔一・一子・クリス「「「メ〜イ〜」」ツル兄〜」

 

 

ドーン

 

 

『ぬお!またか!』

 

 

今回は三人が飛びついてきた

 

 

『先生、私の席は変わってますか?』

 

 

三人をどうにか退けてウメ先生に聞く

 

 

梅子「ああ、お前は変わらず源の隣だ」

 

 

“わかりました”と言ってタツの隣の席に座る(位置は窓側の最後尾)

 

 

その後は滞りもなく放課後になった

 

 

 

〜放課後〜

 

 

私達、風間ファミリーの2年組はSクラスに来ていた。

 

 

一子「義経達いるかしら?」

 

『居るから大丈夫。弁慶と与一の気配もあるしな』

 

卓也「相変わらずのチートっぷりだよね、メイは」

 

 

そうタクは呟く。今更だが、確かに自分はチートだと認めよう。悲しいけどな…………と言うか九鬼家従者部隊1000人+揚羽さんとクローン組の1005人相手して勝ったんだし、これでチートじゃないっていう人は何処のバグキャラだらけの世界出身だよ

 

 

マルギッテ「検問だ。ここは通れないと知りなさい」

 

ガクト「揉める気はないぜ?挨拶してお友達になりたいんだ」

 

『やめとけガクト。明らかに下心ありありの顔だろうが、お前』

 

ガクト「ひでぇぜメイ……」

 

クリス「ガクトの言うとおり、挨拶に来ただけなんだマルさん。通してくれ」

 

マルギッテ「…………どうぞ」

 

『(ヤッパリクリスに甘いな)お役目ご苦労様です』

 

 

私達はマルさんの横を抜けて教室に入った

 

 

クリス「やはり義経はスキが無いな」

 

一子「弁慶も凄く強いわね。間近で見ると良く分かるわ」

 

 

少しすると、義経はこちらに気づいて駆け寄ってきた

 

 

義経「……あっ!」

 

大和「よ、挨拶に来たよ」

 

一子「東西交流戦ではどうも。源さん」

 

義経「わざわざ挨拶に来てくれたのか、ありがとう。弁慶ー、与一ー、お前達も来てくれ」

 

弁慶「はーい」

 

 

義経に呼ばれて弁慶がゆらーっと歩いてくる。途中、与一を引っ張って与一は引きずられてきた

 

 

俺達は互いに自己紹介を済ませた。ただ1人、

 

 

与一「…1つ言っておくぜお前達。あまり俺に関わらない方がいい…不幸になるからな」

 

 

……与一を除いて。というか、

 

 

ガクト「なんか、こんな奴がいたよな」

 

一子「懐かしくもあるよねぇ、この中二病的な感じは」

 

翔一「那須与一に質問だ!人生とはなんだ?」

 

与一「フン、死ぬまでの暇つぶしだろうよ」

 

 

グサッ!

 

 

『くくく……』

 

大和「や、やめろぉっ…そんな事言って、後で恥ずかしいのはお前なんだぞ!!」

 

与一「俺に干渉するな。面倒事に巻き込まれたくなければな」

 

 

そう言って与一はそっぽを向いた。会堂と同等の厨二病だし、しかたないか

 

 

大和「あふんっもうやめて!」

 

一子「過去の自分の生き写し…これは恥ずかしいわね」

 

義経「すまない皆、こんな事を言ってるが、与一はいいやつなんだ…だから、仲良くしてやってほしい」

 

与一「あほらしい。どこまで優等生なんだよ」

 

弁慶「与一?公衆の面前で義経に恥をかかせたらどうなるか教えておいたはずだが?」

 

与一「冗談じゃねぇやってられるか!」

 

 

与一はすぐさまその場を逃げ出す

 

 

『……捕まえようか?』

 

弁慶「できればよろしく」

 

 

頼まれたので氣の糸を出して与一の後を追わせ、付ける

 

 

与一「な!?これは兄貴の氣の糸!?動けん!?」

 

 

糸を操り、与一を連れ戻す

 

 

弁慶「ご協力どうも。掴まえたぞ与一。私はお前を掴まえた」

 

与一「ぐおおおっ、あ、姉御、待て、離せ!!」

 

『冬馬、ちょっと窓開けてやって』

 

冬馬「こうですか?」

 

『そうそう』

 

弁慶「与一、ちょっと頭冷やそうか」

 

与一「う、うおあああああっーーーーーーー!!!!!」

 

 

与一は片手で窓の外まで豪快に放り投げられた。暫くしてから、着水音が聞こえたのでおそらくプールまで行ったな。その光景を見た義経はタオルを持って廊下へ飛び出していった

 

 

その光景にファミリーの面々はポカーンとしていた

 

 

卓也「…ツッコム暇なかったよ。えらく濃いのが来たねぇ」

 

 

と、その時

 

 

百代「よーしつーねちゃん、たったかおー☆」

 

 

モモ先輩がやって来た

 

 

小雪・ふぶき「「どーん!」」

 

 

ユキとふぶきも来た。ユキが私の背中に飛びつき、その背中にふぶきが乗っている

 

 

『おっと。急に飛びつかないの、ユキ、ふぶき』

 

小雪・ふぶき「「はーい」」

 

 

中の良いこって

 

 

『あれ?ユキ、冬馬と準は』

 

 

二人の頭を撫でながら聞く

 

 

小雪「ん〜?トーマと準は先に帰ったよ?」

 

『そうか、なら私らは会話に混ざるか』

 

 

丁度その時クラウディオさんがモモ先輩と会話をしていた

 

 

クラウディオ「武神は義経様達に勝負を挑みたいとお見受けしました」

 

百代「もうワクワクしすぎて先生に注意されたくらいですよ」

 

 

あんたはドラゴンボールの悟空ですか?

 

 

クラウディオ「しかし今はお断りします」

 

百代「そうですか…って引っ込むような性分じゃないんですよ。戦わせてくださいよ。ウズウズしてるんです」

 

クラウディオ「もちろん戦いから逃げている訳ではございません。悩みがありまして、学園外からの挑戦者達です。なにせ相手はあの源義経。外部からの挑戦者もかなりの数になるでしょう」

 

百代「人気者ですからね。外の人間にまで気を回していては、キリがないのはわかりますが…」

 

クラウディオ「そこでこういうシステムをとります。義経様達と戦いたいものは武神と一戦し、武神に認められた者のみが、義経様達と勝負することができる。お力を貸していただけますか?」

 

百代「それはいい、OKです!戦いに不自由しなさそうだ。でも義経ちゃん達ともきちんとたたかいたいなー」

 

クラウディオ「もちろんでございます。きちんと舞台は用意しますゆえ、ご安心ください」

 

一子「えーっと、つまり学園の人たちは勝負を挑んでいいのね?」

 

百代「おーなんだワン子やるきか?」

 

一子「うん!またとない機会だしね」

 

クリス「それでは自分もぜひお願いしたいな!」

 

弁慶「すでに申し込んでる人がいるので順番待ちだけどね」

 

一子「あはは…みんな考えることは一緒ね。待つわ待つわ」

 

クリス「それまでは腕を磨いておくか」

 

 

………話について行けない……だと

 

 

『大変だユキ、ふぶき。話について行けない』

 

小雪「お〜それは大変」

 

ふぶき「ど〜しよ〜」

 

『「「あはははは〜」」』

 

卓也「そこの三人。笑ってないで何とかして」

 

 

タクが助けを求めてきた。モモ先輩・カズ・クリスの三人からのオーラがとんでもないことに

 

 

どうしてこうなった?

 

 

卓也「義経達がメイの事話してたみたい。それよりメイが天下五弓の称号持ってるとか、天神館の元四天王で十勇士全員相手に出来るとか、九鬼家従者部隊1000人切り達成したとか、戦場の白い悪魔って呼ばれてたとかってホント?」

 

『…………………………………………誰から聞いた?』

 

 

多分今の私からはちょっと黒っぽいオーラが出ているだろう

 

 

卓也「え、えっと。よ、義経から」

 

『よしユキ、ふぶき。ちょっと降りてくれ』

 

小雪「わかった〜」

 

ふぶき「うん!」

 

 

二人はすぐに降りてくれた

 

 

そして早足に義経のもとに向かう

 

 

『よ〜し〜つ〜ね〜』

 

義経「ど、どうしたのだメイさん」

 

『何を勝手に人の秘密をばらしてくれてるんだい〜?』

 

 

ムニムニムニミニョーン

 

 

私は笑顔で義経の頬をひっぱた

 

 

行き成りの事で慌てる周りの者達(一部除く)。そして私の笑顔が若干黒いことから誰も止められずにいる

 

 

義経「め、メイひゃん!にゃにふぉふるのだ!?」

 

『私が面倒事を避けようと隠していた称号や通り名や二つ名を((悉|ことごと))くばらしてくれたのはこの口か?うん?』

 

 

ムニムニミニョーン

 

 

義経「ふぁからいふぁいって〜〜〜〜!!!」

 

 

あ、なんか楽しくなってきた

 

 

義経「メイひゃん〜〜〜〜〜〜!!!」

 

 

すると弁慶が

 

 

弁慶「ちょっとメイ〜」

 

『ん?何だ弁慶』

 

弁慶「私にも触らせなさいよ〜」

 

義経「ふぇんふぇい〜〜〜〜!?」

 

 

便乗してきた。主見捨てるならまだしも弄る側に回っちゃったよ

 

 

清楚「メイちゃんそろそろ放してあげなさい。それと弁慶ちゃんも便乗しないの」

 

 

いつからか居た清楚さんが止めたのでやめよう。この人怒らせると一番怖いんだよ。頬から手を放してやると義経は抓られていた箇所を摩りながら涙目で文句を言ってきた

 

 

義経「義経は痛いって言ってるだろメイさん!」

 

『うるさい、そんなことよりさっさと理由を言わないか』

 

義経「む〜〜〜〜〜!!」

 

 

口を膨らませて手をパタパタと動かす義経、相変わらず子供っぽいなこいつは

 

 

『全く、私が面倒事が嫌いなのは知っているだろう』

 

義経「す、済まない。話していないとは思わなかったのだ」

 

『まあいいや、じゃあ私はそろそろ失礼するよ。九鬼本部に届け物があるからね』

 

 

何届けるかって?旅の途中で犯罪者から回収した刀を届けに行くんだよ。妖刀が初代鬼徹・二代鬼徹・三代鬼徹・大刀『首斬り包丁』・大刀『鮫肌』・黒刀『ひな』・怨刀『不倶戴天』の七振り。業物が大双剣『((鮃鰈|ヒラメカレイ))』・雷刀『牙』・鈍刀『兜割』・長刀『縫い針』・爆刀『飛沫』・夫婦刀『斬鉄剣』・炎刀『((迦具土命|カグツチ))』・((十束剣|とつかのつるぎ))『((天之尾羽張|あめのおはばり))』・十束剣『((伊都之尾羽張|いつのおはばり))』・十束剣『((天羽々斬|あめのはばきり))』・十束剣『((大量|おおはかり))』・十束剣『((神度|かむど))』・十束剣『((布都御魂|ふつのみたま))』・十束剣『((佐士布都神|さじふつのかみ))』・十束剣『((甕布都神|みかふつのかみ))』・((草薙剣|くさなぎのつるぎ))『((都牟刈大刀|つむがりのたち))』・草薙剣『((八重垣剣|やえがきのつるぎ))』・草薙剣『((沓薙剣|くつなぎのけん))』の18振り他数十振りの神剣・妖剣・聖剣・宝剣・妖刀・名剣・冥刀・名刀・怨刀・木刀・薙刀・戟・偃月刀・矛・槍・銃・大刀・大剣・小刀・太刀・小太刀・等を犯罪者・テログループから回収したから(軽く美術館開けるくらい)持ってきてたんだ。家じゃ飾っとくくらいしか出来ないし、帝さんに聞いたら“じゃあ九鬼で保管しといてやるから明日持って来い”って言われたからコッチ来る前に寮に持ち込んだんだよ

 

 

『ほら、行くぞふぶき』

 

ふぶき「ほいさー」

 

 

そう言って肩に飛び乗るふぶき

 

 

小雪「僕も着いてくー」

 

弁慶「んーなら序に負ぶって行って」

 

 

すでにべろんべろんな弁慶。そのままふらふらと私の背にもたれ掛ってくる

 

 

小雪「あー!弁慶だけずるいー!僕も負ぶって〜」

 

 

そう言って弁慶の背中に負ぶさるユキ。正直あたりからの殺気や視線が半端ない

 

 

義経「あわわ。も、申し訳ないメイさん」

 

『いいって、気にするな。じゃあ弁慶送ってくな』

 

清楚「なら私もついでに良い?」

 

 

良い?と聞きながらユキの背中に乗るあたり、図太い

 

 

『構いませんよ。じゃ、行きますか』

 

 

そう言って四人背負い、肩にエナメルバック四つ掛け、左手に錫杖、右手に木刀二本持った何とも奇妙な姿で九鬼極東本部に向かった

 

 

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後書き

 

 

誤字等ありましたらご指摘願います

 

 

説明
第十四話
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続き楽しみにしています(ヒナたん)
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真剣で私に恋しなさい! マジ恋 チート 転生 駄文 

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