魔法少女リリカルなのは 幸せを望む転生者
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〜訓練室〜

 

夕也「さて、訓練室に着いた訳だが・・・おまえら、デバイスの名前、決まったか?」

 

アリサ「確か、デバイスに名前を登録しないといけないのよね?」

 

夕也「そうそう。それと自分とデバイスの使う魔法体系の登録、自分の名前、そして((愛称|マスコットネーム))と正式名称を登録する。これで、晴れてデバイスはお前達専用となる訳だ。」

 

すずか「そうなんだ・・・」

 

すずかは青い結晶をまじましと見つめている・・・

 

まさか・・・

 

夕也「なあ?すずか?「何?」まさかとは思うが改造したいとか思ってないだろうな?」

 

すずか「そ、そんなことはないよ・・・」

 

動揺した・・・

 

・・・か、考えてた訳じゃないよな・・・

 

夕也「デバイスいじりたかったらデバイスマスターの資格取るといいぞ。」

 

すずか「私でも取れるのっ!?」

 

夕也「確か誰でも取れたはず・・・でも専門知識が必要だけど・・・」

 

すずか「だいじょうぶ!私がんばるから!!」

 

夕也「わかったけど・・・その前にデバイスの設定を済まそうな。」

 

すずか「そ、そうだね・・・」

 

夕也「さて、この二人はどっちに適正があるか・・・」

 

俺は両方に適正があったけどこの二人はどうなんだろうか・・・

 

クロノ「適性検査の結果が出たが・・・二人とも魔力を持っているが奇妙なんだ・・・」

 

夕也「妙って?」

 

クロノ「二人とも、ミッドチルダ式もベルカ式も適さないと出たんだ。」

 

夕也「・・・ちょっと待て。それって、二人には適する術式が無いって事か?」

 

クロノ「そうなんだ・・・一体どういうことなんだ?」

 

俺も同意見だ・・・

 

本来、術式には主流となっているミッドチルダ式と近接特化のベルカ式の二つがある。

 

これら以外は見つけられていない。

 

一体、どういう・・・・・・

 

この時俺は気づかなかった。

 

アリサが((誰か|・・))と話していることを・・・

 

アリサSIDE

 

ふうん、どういうことなんだろう・・・

 

さっきの話を聞いていると皆が使っている魔法は私たちには適さなかったらしい。

 

ということは

 

???『姫様。』

 

アリサ「え?」

 

???『ここです、姫様。』

 

どこからか声が聞こえ、声の元を探していると自分の手元から聞こえることに気づいた。

 

アリサ「まさか、あんたが?」

 

???『はい、姫様に伝えたいことが。』

 

アリサ「なに?」

 

???『僕ははそこらへんにあるデバイスとは違って、今普及している術式が使えないんだ。その代わり『   』という物が使えるんだ。』

 

アリサ「え?それってすごいの?」

 

???『使い方次第では何通りもの戦い方が出来るね。』

 

アリサ「へぇ・・・それってすずかも?」

 

???『うん。元々僕とあっちのデバイスはその為に作られたような物だからね。』

 

アリサ「ふうん、そうなんだ・・・」

 

そんな会話を続けているとすずかが近寄ってきた。

 

すずか「アリサちゃん、デバイスから話聞いた?」

 

SIDE OUT

 

すずかSIDE

 

私は今、デバイスがどうなっているかを観察している。

 

???『よう、主。』

 

あれ?今、聴いたこと無い声が・・・

 

???『お前の手元のデバイス。』

 

え?確か人格は設定しないと出てこないはずじゃ・・・

 

???「俺達の場合は元から人格はある。ただ名前が無いだけだ。それと使用術式も決まっている。『   』って名前だ。』

 

すずか「それをアリサちゃんは知ってるの?」

 

???『今、あいつから説明を聞いている筈だぜ。』

 

アリサちゃんを見てみると自分のデバイスと話していた。

 

私は確かめにいった。

 

すずか「アリサちゃん、デバイスから話聞いた?」

 

SIDE OUT

 

すずかが話を振ってきた。

 

アリサ「っていう事はすずかも?(ボソッ)」

 

すずか「うん。(ボソッ)」

 

アリサ「やってみる?(ボソッ)」

 

すずか「うん。(ボソッ)」

 

なにやら、アリサとすずかがヒソヒソ話をしているが・・・

 

何か、あったんだろうか?

 

まあ、それよりもこっちの問題だ。

 

今、エイミィさんにミッドチルダ式とベルカ式以外の術式を検索してもらっているが如何せん資料が圧倒的に少ない。

 

エイミィさんもがんばってはいるが・・・

 

ドンッ!!!!!

 

っ!?何だ!?今の!?

 

俺が音の出所を探すとそれは直ぐに見つけられた。

 

それは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔力を放出したアリサとすずかだった。

 

 

 

 

 

 

 

って、おいっ!?

 

夕也「お、おいっ!?ちょっと待て!?さっきも言ってた通りお前達の使う術式を今エイミィさんが」

 

アリサ「大丈夫、デバイス達が((教えて|・・・))くれたから。」

 

夕也「で、デバイスが教えてくれたって・・・」

 

どういうことだ?デバイスが教えてくれたって・・・

 

アリサ「マスター認証、アリサ・バニングス。私の((愛機|デバイス))に固体名称を登録。((愛称|マスコットネーム))はシンク。正式名称『パラディオン・エクセルド』」

 

すずか「マスター認証、月村すずか。私の((愛機|デバイス))に固体名称を登録。((愛称|マスコットネーム))はガウル。正式名称『エクスマキナ・グラン』」

 

そして二人は使用術式を言い放った。

 

俺達の聞いたことの無い術式を・・・

 

アリサ すずか「「使用術式は・・・『紋章術』っ!!!」」

 

そして、全てが登録され

 

アリサ「頼むわよ、シンク・・・」

 

すずか「一緒に頑張ってね、ガウル・・・」

 

二人はデバイスを高く掲げデバイスの名前を叫ぶ。

 

アリサ すずか「「パラディオン・エクセルド(エクスマキナ・グラン)、セットアップ!!!」」

 

そして、二人を光が包んだ。

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あとがき

 

色々な人が書いているだろうと思っているアリサとすずかが戦う話にしようと思っております。

 

それと、紋章術の詳細を知りたい人は「DOG DAYS」とググればわかります。

 

アリサとすずかのデバイスの人格もわかる人にはわかるかな?と思っています。

 

では!次回に!

説明
アリサとすずかとデバイス
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コメント
DOG DAYSネタか!!(rukie)
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魔法少女リリカルなのは 恋愛 ハーレム クロス ジャンヌ・ダルク 

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