恋姫無双・異端録2 プロローグ2
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20XX年 東京都某所──フランチェスカ学園大学講義室

 

東京都某所にあり広大な土地を有するフランチェスカ学園大学。その講義室に、学園生である北郷一刀の姿があった。

 

「・・・・・・で、あるからして。鳥居が赤いのには理由があり、意味もなく赤いわけではないのです。また他にも柱を逆に建てる「逆柱」という風習もあり──と、今日の講義は此処まで。今回はテスト方式でなくレポート提出にするので各自作成して提出するように。」

 

講義終了の合図と共に教授はそう告げると講義室から出て行った。室内にいた学生も講義室から出て行ったが、多くの学生は休憩ではなくそのまま図書館に資料を集めに行くようだ。

 

「みんな考える事一緒なんだなぁ・・・俺たちも行くかー。」

 

笑いながら親友の及川に提案すると、及川も賛成し図書館へ資料を集めに行くこととなった。

 

「ありそうなのは・・・地下図書室かー。ちょっと地下行ってくるけど及川は何か欲しいのあるか?」

 

学園の図書館は地下2階地上3階の構造になっており、比較的重要な資料は地下に所蔵されていた。

 

「や、特にねぇかなぁ。」

 

半ば口癖になった「了解」という言葉を言いながら、一刀は地下へと向かっていった。

 

地下へ到着し、書庫の扉を開けた途端に空気が変わったのを感じた。

圧倒的な存在感・・・高密度な何かを一刀は敏感に感じ取っていた。

 

フラフラと引き寄せられるように圧倒的な存在感の”何か”に近づいていくと

そこにあったのは鏡だった。

 

「銅鏡・・・?なんで地下書庫に・・・?」

 

疑問に思いながらも司書に預けようと鏡を拾い上げた瞬間

足場が消え悲鳴を上げるまもなく落ちていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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落ち始めた当初はさすがに錯乱し声も上げていたが、落ち着き冷静になってくると、もう落ちていないことに気がついた。

 

(落ち・・・てない?どういう事だ・・・?)

 

気がついたら石畳の上に立っていた。

そこはまるで墨で塗りつぶしたかのように真っ黒な世界だった。

しばらく周囲を見渡していると正面に門と、足元に門に続く道があることに気がついた。

 

《こちらへ・・・》

 

(声・・・?門からか・・・?)

「誰かいるのか?」

 

突然聞こえてきた声に疑問を感じながらも一刀は誰何の声を上げる。

 

《こちらへ・・・》

 

(虎穴に入らずんば・・・か。果たしてこの先に虎子は居るのかね・・・っ)

 

そう思いながら1歩踏み出した瞬間。一刀の脳内に記憶が溢れた。

ソレは島津家に所属する一刀の血を血で洗う激戦の記憶だった。

ソレはフランチェスカにいる一刀の絵に描いた様な平和の記憶だった。

 

《記憶・・・断片・・・統合・・・》

 

1歩1歩踏み出す事に新しい情報が頭に溢れ、そして記憶として定着していく。

 

(そうか・・・俺は・・・)

 

追体験しているのだ。自分ともう一人の自分の人生を。

 

フラフラになりながらも門の前に立った時、二人分の人生を体験した一刀の意識はゆっくりと沈んでいった。

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はしがき。

 

と、いうことでプロローグ2話目でした!

正直設定もクソもない回です。

入れなくてもいいかなぁ。なんて思っていましたが

思索面だけでもカタカナを入れたいという一心だけで出てきた設定です。

無計画にも程があるwww

唸れ厨二心!・・・ということで

1話目と違って現代風の場所に居ますね。

1話目の一刀と2話目の一刀がフュージョンしてチ一刀となるわけですが。

現代知識で内政チートとかはない・・・と思います。・・・ないといいなぁ(フラグ)

 

次回からようやく本編・・・?です。

 

あ、蜀ルートです。変化球凄いかもしれませんが。

 

桃香=あざとい(含:キャラデザ)

あざとい=かわいい

かわいい=正義

 

・・・うむ。

説明
当たり前と言ったら当たり前なのですが作品タイトルにプロローグ〜とか書かないと訳わからないことになりそうですね。
ということで付けてみました。
読んでみれば(あまりの内容のなさに)悟れるかもしれないSSはっじまっるよー。
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コメント
>yosi様 その通りでございます。真理!真理なのです!あざとい劉備。あざとい劉備をこれからもよろしくお願いします。(frytto)
あざとかわいいは正義。(yosi)
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駄文 空っぽ 恋姫無双 初心者 

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