なんか神の不手際で転生するらしい
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「○○太子〜」

 

 

 

今俺達は音楽の授業を受けている。因みにアイツ等が入ってから俺の学校生活は一気に平和になった。だってアイツ等高町のところへ行くしバカ男はバカ男で勝手に言い合いしていたりしているしこの前なんか結界張って潰し合いしていたよ・・・・・別のクラスの奴だったけどな。

おかげで話し掛けられることもないし、まあセイバーがどうにかしてカモフラージュできないかと言われたから空気になる薬を飲ませたら存在感が普通になった。いや、だってアイツいるだけで威厳やらなんやらがにじみ出ていていやがおうにも注目集めちまうんだよな・・・・あんなんでも英霊だしな。ランスロット?アイツは己が栄光のためでなくでカモフラージュしているから無問題。

 

 

 

「何か今失礼なこと考えていませんでした?」

 

「いや何にも」

 

「そうですか・・・」

 

 

 

流石直観スキルは伊達じゃない・・・・

それからのことだがアイツ等ことあるごとに高町にアプローチという名の迷惑行為をしているんだよな・・・もしかして、これから起こることは高町がキーパーソンなのか?

 

 

 

「まあ、どうでもいいんだけどな」

 

 

 

実際そうだし、勘違いしてもらっては困るから言うが、別にこれから起こることが俺に迷惑がかかることじゃなければ別にいい。繰り返すが迷惑さえ掛からなければいい。ちょっとしたトラブルやうるさかったりするくらいなら許容範囲だし、アイツ等が高町達をストーカーしても俺はどうこう言うつもりもない。今までのフセテンにしたって向こうが変な言いがかりをつけて殺しに来たから殺しただけだ。

 

 

 

「さあ、今日はハエトリグサについて勉強するよ〜」

 

「あれ?ゼツ先生。帰ってきたんですか?」

 

「はっはっは、僕は例え死んでも第二第三の僕がいるからね。一人くらい死んでも問題ないよ。」

 

「いやそれはそれで問題ですよ!?てか、死んだんですか?」

 

 

 

刃が思わずツッコミをいれた。

 

 

 

「はっはっは、じゃあ早速始めるよ〜」

 

 

 

とまあゼツ先生が復帰?してこの日の授業は終わった。因みに転校生たちは存外授業中は大人しい。授業中『は』だけど

 

 

 

帰り道・・・

 

 

 

「オイテメエ!人の肩ぶつかっておいて詫びの一つもねえのか?」

 

「肩の骨折れたつってんだよ!!」

 

「さっさと治療費と慰謝料出しやがれ」

 

「・・・・・咬み殺すよ?」

 

 

 

うん、今日も平和だな〜なんか断末魔とかゴォレンダァとかいう音が聞こえるけど平和だ。うん、いたって平和。

 

 

 

「今こそ積年の恨み晴らしてくれるぞ!!プルプル真拳奥義!!豆腐の角!!!」

 

「豆腐!!テメエがところてんにした仕打ちは死んでも忘れねぇ!!!」

 

 

 

コレが俺の住んでいる町。・・・・・いたって普通の町。

 

 

 

 

 

 

次の休みの日

 

 

 

『では、次のニュースです。昨夜、眼球移植手術がついに確立されました。この技術は10年前に行われ当時成功しましたが。技術力の高さや治療器具等の様々な問題を問われていましたが、今回のことで眼が見えない人たちに光を与えることができるでしょう。』

 

 

 

10年前か〜そう言えばちょうど俺と同じ年だな。それにしても・・・・

 

 

 

「あ〜、暇だな〜」

 

 

 

そう、暇なのだ。でも、だからと言って修練の門行くのも面倒だしな〜

 

 

 

「あ、そうだ。」

 

 

 

そう言えば、最近客間(という名の物置部屋)が埃まみれだったんだ。この際だ。掃除しよう

 

 

 

少年?清掃中・・・・

 

 

 

「取りあえずこんなものか・・・よしあとは(ゴト)ん?」

 

 

 

何かが落ちた音がした。しかし、あたりを見回してもとくに何かが落ちた形跡がない。しらみつぶしに探してみると掛け軸のちょうど真下に何か箱のようなものがあった。あんなものあったか?とりあえず掛け軸のところへ行ってみると掛け軸の裏にちょうどさっきの箱が収まるくらいの空間があった。こんなもの見たことないぞ?まあ、この物置部屋を掃除したのは大晦日の大掃除以来だが・・・・

とりあえず中をのぞいてみた・・・・そして

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それが俺にとって最も重大で同時に開けてはならないパンドラの箱でもあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日・・・・

 

 

 

俺はある人物を待っていた。場所は学校の屋上・・・・というのもここには誰もいない。特殊な人払いの結界が張ってあるため、誰にもわからないだろう。

 

 

 

Side:タマモ

 

 

 

「ご主人様?マスター?」

 

 

 

朝からマスター伸がおりません!!ああ!やっぱり一昨日のお昼に内緒でご主人様のお腕でご飯を食べたことを根に持っているんでしょうか?それとも私の『マスターの残り湯コレクション』がバレて・・・・

 

 

 

「セイバー!タマモ!!」

 

「どうしたランスロット?」

 

「ちょっとこっちに来てくれ!」

 

 

 

なんだかただならぬ様子で狂k・・・・ランスロットさんがガラクタ部屋から出てきましたわ。私あの部屋和室で結構気に入っていますのに・・・今度ご主人様に直訴してみましょう。

 

 

 

「一体なんだというのだ。」

 

「これを見ろ!」

 

「これは・・・・」

 

 

 

Side:伸

 

 

 

「一体私を呼び出して何の用ですか〜?」

 

 

 

そう言っていつも通りに言ってくる人物。俺が待っていたのは神だった

 

 

 

「・・・・・」

 

「・・・もしかしてひやかしですか?なら帰らして・・・」

 

「・・・・・麻井千歌」

 

「・・・・・それはあなたのこの世での母親の名ですね。それが一体・・・」

 

「惚けるな。俺が俺になる前まではお前が今までお膳立てしていたんだ・・・・なら知らないわけがないだろう?」

 

 

 

Side:セイバー

 

 

 

ランスロットが埃部屋で見せた物は一冊の日記帳だった。しかし、どう見てもその日記帳の筆跡は我らがマスターである麻井伸のものではなかった・・・・というより

 

 

 

「名前を書く欄に名前が二つ書いて((あった|・・・))ようですね」

 

 

 

そう、この名前が書いてあった欄には二つ名前が書かれた跡があった一つはまだ認識できるのだがもう一つは擦り減っていてよくわからない。そしてその一つの名は麻井千歌と書かれていた。たしか・・・・今は亡きマスターの母君でしたね。

 

 

「コレがどうかしたのですか?」

 

「まあ見てください。」

 

 

 

そう言ってランスロットがその日記帳を広げた

 

 

 

○月×日

 

 

今日、お医者様に見てもらった結果。やっと私たちの間に子供ができたわ!ここから私たちの生活が始まるのね!

 

 

 

そこには何の変哲もない子供を見に宿したという母親だけが感じられる幸せを募った文章が書かれていた・・・・私にはよくわからないが・・・・というより長い。これだけで5ページは行きそうですね。

 

 

○月△日

 

 

私は今日ほどうれしい日は無いわ!だって一時の子だけじゃなくてもう一人子が宿ったのですもの!!禁酒をするのは少し辛いけど、彼との間にやっとできた私たちの子供のためですもの此れくらい我慢できますわね!!

 

 

 

・・・・・・・・・・・・え?

 

 

 

「ちょ、ちょっと待ってください?これ・・・この日記にある一児の子ってご主人様ですよね?」

 

「ああ・・・・おそらく」

 

「でもマスターは確か前世は二人兄妹でしたが今回は一人っ子だって・・・・・」

 

「・・・・つづけるぞ」

 

 

◎月□日

 

 

今日お医者様から言われました。男の子と女の子だそうです!早速名前を決めなくちゃ!!男の子の名前はあの人が決める約束だったから女の子のほうはどうしようかしら?

 

 

 

ということはマスターには・・・・((妹|・))がいた?え?ならその子は・・・・

 

 

△月○日

 

 

なんだか最近身体の調子がよろしくないわ・・・・でも愛する息子娘たちのためなら・・・

 

 

 

そこから先は自分が病気に侵されていることやその治療に全力を注いだことが克明に描かれていた・・・・・そして・・・・

 

 

 

×月◆日(×の部分はもう読めない)

 

 

此処から先は夫である麻井伸元が書く。もう妻は瀕死だ。そして医者は絶望的な選択を私たちに押し付けた。曰く・・・・

 

 

 

 

 

 

『母親の命を取るか子の命を取るか選んでください。ですが後者を選んだ場合。母親はもちろんどちらかの胎児が死んでしまいます。』

 

 

 

その時の医者の表情はとても印象的だった。無力さを噛み締める苦悩に満ちた表情・・・・おそらくあらゆる手を尽くしたのだろう。そして『申し訳ございません!これが現代医学の限界なんです・・・・・』と私に何度も頭を垂れていた。

 

 

 

「・・・・・そんな」

 

「じゃあマスターの妹は・・・・」

 

 

 

×月▼日

 

 

今日、妻である千歌に医者の言ったことを伝えた。そしたら妻は

 

 

 

「なら頑張って二人とも産まないとね!」

 

 

 

そう言って元気にいつもの・・・・いやおそらく私に見せた中で一番の笑顔を見せてくれた。ああ・・・そうか、私の妻はもう覚悟しているんだな・・・・・強いな。多分一生かかってもかなわないな。

 

 

×月×日

 

 

 

今日が出産の日だ。もちろん私も立ち会う。励ますことしかできないが。満分の一以下の奇跡にかけてみたいと思う。皮肉なものだな。現実しか見ない私がこのような戯言を言うとは・・・・

 

 

 

×××日

 

 

無事に出産できた・・・・妻と娘の命を犠牲に。やはり奇跡は起きなかった。だが、私の妻が命に代えても残してくれた((命|光))だ。何が何でも大切にしよう。

 

 

××××

 

 

どういうことなのだ!こんなことがあっていいのか?先日医者から私の息子・・・・伸の精密検査をしたのだが。なんでも伸は先天的に眼に異常があるらしい。このままでは失明してしまうと言われた。なんということだ・・・・神はいったいどこまで我等を不幸に落とせば気が済むのだ!だが、このまま手を拱く私ではないぞ。

 

 

 

××××

 

 

ついにそろえた。そのためにずいぶんと金が消えて行ったが些細な問題だ。・・・・表裏問わず((世界中の名医|・・・・・・))を集めることに成功した。それなりに金がかかったが構わん。息子に光を与えるためならば・・・伸の眼の異常は眼球にあるらしい。そこで先生たちの判断は『眼球を丸ごと入れ替える』という物だった。そして幼い体である彼の身体では耐えきることが難しいかもしれないと・・・・私はそれでも受けることを選択した。今見てもあの時は気が狂っていたとしか思えない。生まれたての幼児に手術をさせることもそうだが・・・・・いくら適性が高いからと言って、すでに死んでいる妹の眼球を移植させようなどとは・・・・

 

 

 

「な!?」

 

「それじゃあ・・・・まさか十年前の手術の患者って・・・」

 

「ああ・・・・マスターだ。」

 

 

 

 

 

Side:伸

 

 

 

「この眼は妹のものだろ!!!」

 

 

 

俺はその時、湧き上がる感情を抑えきれなかった。殺意のソレとは少し違うソレ・・・・怒りとも似つかないソレを神にぶつけた。嫌、怒ってはいるのだろう。

 

 

 

「俺が最初にアルハザードの知識を読みふけっていた時に確か言っていたよな?『あなたの眼は私の力で改造している』・・・・・なのにこれはどういうことだ!答えろ!!」

 

「・・・・まあ今のあなたなら大丈夫でしょう。なら教えておきます。・・・あなたの写輪眼、万華鏡写輪眼、輪廻眼は確かに私の力で特別な調整を与えて『視力・瞳力回復機能』を施しました。ですが、転生者であろうがなんだろうが写輪眼の開眼条件は一緒です。・・・・まあ輪廻眼に関してはもう少し別の調整を施しましたが(正確には輪廻眼の調整のせいで他の部分がこうなったのですが)・・・・話を戻します。そして写輪眼の開眼条件は『失意などによる負の感情で自身が打ちのめされる』という物です。正直言って・・・この第一の条件がとても難しい。なんせ普通の転生者全員そういうものはありませんからね。だからと言って転生後にそんな目に合う保証はありませんし能力が発現せずに簡単に死んでしまってもこちらが困ります。何度も転生させるというのも面倒ですし」

 

「だが俺は違った・・・」

 

「ええ・・・あなたは前世で過去に二回ソレを体験しています。故にあなたは写輪眼への適性がとても高かった。それはもうその次の条件である『最も親しい者の死を体験する』万華鏡写輪眼へ開眼できるほど・・・まあ輪廻眼に関しては調節して万華鏡まで開眼すれば後はきっかけさえあれば開眼できるようにしましたけどね・・・・ですがあなたは転生すると言った際に心の変化がありました。もうわかっていますよね?それがなんなのか・・・・」

 

「・・・・・」

 

「ですが、まあ運命というのは神ですら時に御しきれぬものでしてね・・・・あなたの出産にイレギュラーが生じてしまったのです。それが・・・・『もう一つの命』の存在です。」

 

「・・・・・どういう意味だ」

 

「この世界の貴方の母親である麻井千歌。彼女はあらゆる方面で天才でした。ですが彼女はそれ故に生来から生殖面が機能不全に陥っていたりしていたのです。」

 

 

 

そう言って出したのはその当時の母のカルテ。確かにそこにはいろいろなことがかかれていた。

 

 

 

「ですが前者のこれについてはこちらも手を打ちましたから問題なかったのです。そして・・・・あなたを転生させなければならない私はその本来は宿すはずのないその人のこどもとして貴方を転生させることにしました。あの人たちは子供を欲しがっていましたから。そしてそのまま行けばあなたの能力は輪廻眼まで発現できるかどうかはともかくきっかけさえあれば『全て』発動できるようになっていたのです。ですが・・・・」

 

「その母体にはさらにもう一つの命が宿ってしまった」

 

「ええ・・・宿すべき命の床は一人分しかありません。そして転生者は優先しなければなりません(いくら彼の居た世界未満の下位世界ならば何度も転生させられるとはいえそんなことを許していたら何が起きるかわかりませんし)。」

 

「だから俺が生まれ母と妹が死んだと・・・・」

 

 

 

なんだそれ・・・・・・俺が何かを望むたびに俺はかけがえのないモノを失う・・・・・いやそれは分かっていることだし、あの時だって薄々気づいていた。でも・・・・・なんかを望んじゃいけないのか?人並みの幸せを味わいたいと思っちゃいけないのか?親に甘えたいと思っちゃいけないのか?

 

 

 

「自分を責めないでください!!少なくともあなたのせいではありません!それに出自がどうであろうともあなたの両親が貴方を愛していた心は本物です!!!」

 

「!!」

 

 

 

そうだ。俺は親に愛されていた。でなければ母が俺を産むことなんてなかっただろう。流産してしまえばいいのだから・・・・だが母・・・母さんは迷いなく命を差し出した。そのおかげで俺はここにいる。そして・・・・・父さんも・・・・敵わないなやっぱり・・・・

 

 

 

「そうか・・・・もういい。父さんと母さんが俺に愛情を注いでくれていたことは分かっていた事だった。」

 

「申し訳ありません。この事実をあなたが知ればあなたの精神が壊れてしまう可能性もあったので・・・・」

 

「ならいい・・・・お前にもお前で考えてのことなら別にいい。それにあの時は浮かれていたしな・・・・そう思うのも無理はない。」

 

「そうですか・・・それから」

 

「?」

 

「貴方の眼の能力には実は障害を受けていたのです。」

 

「障害?」

 

「はい・・・封術吸引の能力等一部の能力が使えませんよね?アレ本来ならちゃんと使えるのですよ。非物質なら何でも吸収できますから・・・・」

 

「・・・・・まさか」

 

「察している通りです。貴方の輪廻眼の能力の一部が貴方の眼に残っていたのです。いえ・・・正確に言うならあなたの妹にほとんどの能力が移ってしまったのです。本来生まれるのはあなただけでしたから」

 

「なるほどな・・・・てっきり魔力とチャクラは別々のものだと思っていたが・・・・」

 

「いえ・・・・性質が違うだけで本質は同じです。忍術には五大性質変化・・・・こちらの魔法にも変換資質がありますので。なので、理論上はあなたにもチャクラが使えないことは無いのですが・・・・」

 

「いや、理論上ならいい・・・・」

 

「そういうと思いましたよ・・・・ですが、貴方の身体がその眼をようやく受け入れたようです。いや、正確には馴染んだというべきでしょうか・・・・」

 

「それは俺がこの眼の真実を知り、受け入れたからじゃないか?」

 

 

 

まあ、例えそれをあの時に言っても多分錯乱はしなかったな。少なくとも俺は簡単には死ねない。それがますます強くなっただけだ。

 

 

 

「そうかもしれませんね・・・おっともうこんな時間ですか!?ではでは!また〜」

 

 

 

そう言って神はどこかへ行った。多分帰ったのだろう。そうだよな。俺達はあの時はまだ死んでもらっては困る存在・・・・なら必然的に、優先されるのは自明の理。いや、そんなことより・・・・

 

 

 

「あーあ、どうしてくれるんだよ・・・・恨むぜ・・・お袋」

 

 

 

 

 

 

 

大切なモノ・・・・増えちまったじゃねぇか。

 

 

 

 

 

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ヒャッハー!おっとすまねえな!俺の名は((皇武|すめらぎたける))!!この世界のオリ主だ!いやぁ〜最初にテンプレが来たときはもうテンションマックスだったZE!当然転生先はリリカルなのはの世界だ!だけど転生した場所はミッドチルダの提督一家だったのは意外だったZE!!しか〜し!!!それが幸を奏して魔力量は・・・・まあ元からEXって頼んであったから問題ねぇんだが魔法の使い方と実戦に関しちゃ俺の右に出るものはいねぇ!!前世の二次小説にいるオリ主(笑)共とは何もかもが天と地ほどの差よ!!!

だが、今回!俺の親たちも引退!!そして故郷である地球に帰ってきたというわけだ!!かわいい妹も聖祥小学校に入学したからな。しかしいざ来てみればなんと砕けえぬ闇事件まで終わっているではないか!

くそう・・・・・せっかくの原作キャラ達とのイチャラブハーレム計画が・・・まあアリシアがいたのはよかったけどNA!しかもなんか知らねえが俺の他にも転生者がいるらしい。一発で見て分かったぜ・・・あの金髪と銀髪の典型的踏み台野郎ども!しかもそれだけじゃなく俺が転校した同じ日に14人も踏み台転生者が入ってきやがったんだ!!ありえねぇよマジで!!しかもコイツ等、先のこと知っていんのか高町ばかりに声をかけてきやがるし必要以上にニコポナデポしようとしているんだぜ?明らかに嫌がっているのによ・・・おかげで俺の時にも嫌な顔しちまっているんだぜ?あれじゃやりたくてもできねぇよ・・・・まったく、だが俺には神からもらったあの能力がある。これさえあれば無敵よ・・・そしてこの先の冬の事件で高町は完璧に俺のものになる・・・・楽しみだZE

 

 

 

「ちょっとよろしいでしょうか?君」

 

「あ、はいなんでしょうか?」

 

「翠屋という店を知りませんか?この近くにあると聞いたのですが」

 

 

 

何?翠屋だと!?そこに居たのは野郎と・・・おお!アレは俺のフェイトじゃねえか!!ちなみにフェイトとアリシアの区別の仕方は実はフェイトのほうが胸が三センチ大きいんだ!!まあ、ちっぱいはちっぱいで俺は大好物だけどNA!俺は両刀なんだZE!!

 

 

 

「あ、それならここをまっすぐに・・・」

 

 

 

明らかに怪しさ満点の野郎に懇切丁寧に説明していく俺の嫁。くぅ〜なんて健気なんだ・・・本当にアリシアとプレシア家族一緒に暮らせてよかったな・・・・

 

 

 

「ありがとう。方向音痴ですみませんね」

 

「いえ・・・それじゃあ。」

 

 

 

よし、あの野郎をここで潰す!奴は転生者だ!間違いない!俺の勘がそう言っている!!大方、大人キャラとして原作に介入してそのままハーレムとシャレ込むつもりなんだろうがそうはさせねえ!!あんなロリコンの魔の手に俺の嫁たちを傷物にされてたまるか!!!なら早速・・・・

 

 

 

「オイ!テメェ!!」

 

「?どうかいたしましたか?」

 

「テメエ!俺のフェイトに手を出してタダで済むと思ってんじゃねぇだろうな?」

 

「フェイト・・・・ああ、先ほどの女の子のことですか。私は彼女に場所を教えてもらっただけなのですが・・・・もうよろしいでしょうか?私これからその店で友人と待ち合わせをしておりまして」

 

 

 

なんだと!?俺のなのはをもう恋人扱いだと?コイツは今消す!でないと俺のなのは達が不幸になる!!間違いねえ!!!

 

 

 

「テメエは殺す!!この史上最強にして最凶のオリ主である皇武様がな!!」

 

「・・・・やれやれ。初めてですよ。・・・・・この私をここまでコケにしたお馬鹿さんは・・・・」

 

 

 

 

 

 

この日、一人の転生者がこの世から抹消された。その後の彼の行方を知る者は誰もいない。

 

説明
第六十六話:どうやら俺の眼には重大な秘密があったらしい・・・・てかここにきて今更!?
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コメント
フセテン達にブチ切れて魔王なのはや死神フェイト降臨してくれないかな?原作主人公だしオリ主(笑)のチートを上回るバグが発生しても世界が許すだろう。(hikage961)
おぉう、なんか伸と刃の知らん間にフセテンが一人消された。(頭翅(トーマ))
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