真・リリカルなのは 第二章 闇の書始動編 第四話 進化する相棒
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謎の敵に倒され、アースラに運ばれた なのは・ユーノ・フェイト・アルフ

 

なのは「う〜ん」

 

あれ? ここは?

 

ユーノ「気が付いたかい?」

 

なのは「…………ユーノ君?」

 

ユーノ「ごめんよ、助けに来たのに……………君を守れなかった」

 

なのは「ううん、仕方ないよ。それに負けたのには私自身が悪いから」

 

ユーノ「なのは…………………………」

 

なのは「ユーノ君…………………レイジングハートが」

 

クロノ「心配無用だ」

 

なのは「クロノ君!じゃあここはアースラ?」

 

クロノ「ああ、それよりもレイジングハートは無事だ。コアが無傷だったからな。自己修復を行ってるよ」

 

なのは「よかった…………………」

 

クロノ「完全な敗北だな」

 

なのは「うん…………………………」

 

クロノ「彼女達は強い……………流石はベルカの騎士」

 

なのは「騎士?魔導師じゃなくて?」

 

クロノ「ああ、ベルカ式を使う方は騎士と言う。まぁ騎士を名乗るのは自由だから、ベルカでも魔導師はいるがな」

 

なのは「そうなんだ…………………じゃあカイト君も騎士なのかな?」

 

クロノ「気づいていたか、奴らと天城の魔法が同じであることに」

 

なのは「うん」

 

クロノ「正直わからないな、彼はミッド式も使うからな。それに自信を騎士と名乗ったことがない」

 

ユーノ「まさか、天城カイトとさっきの奴らは味方?」

 

クロノ「いや、それはない。エイミィの報告で、君たちが戦う前に天城は騎士達と戦っている」

 

ユーノ「あいつが勝ったの?」

 

クロノ「恐らくな」

 

なのは「…………………………………………………………」

 

凄いの カイト君………………………私とはレベルが違うの…………………………

 

クロノ「その辺については、フェイトが目を覚まし次第詳しく話す」

 

なのは「フェイトちゃんも負けたの?」

 

クロノ「ああ…………………バルディッシュも酷いありさまだ」

 

なのは「そんな……………………………」

 

クロノ「フェイトはそこまで傷を追ったわけじゃない。それよりも今は君だ なのは、君はリンカーコアが傷ついている」

 

なのは「え!?」

 

クロノ「だから当分の間、安静にしてるんだ」

 

なのは「安静にしていればリンカーコアは回復するの!?」

 

クロノ「当たり前だろう………………何を焦っている?」

 

なのは「え? い、いや〜 早くミセスハンマーにリベンジしたいな〜 って」

 

クロノ「呆れて何も言えん。とにかく安静にしていろ、いいな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜技術室〜

 

マリエル「う〜ん」

 

どうしようかな〜

 

マリエル「あ、どうも! 考え事してて気づかなかったよ、私はマリエル」

 

クロノ「いや、知ってるが?」

 

マリエル「で、このちっこいのが クロノ」

 

クロノ「………………先ほどから何をほざいている?」

 

マリエル「ちびっ子のクロノが話しかけてくるから、私は話を聞いてやることにした」

 

クロノ「…………作者め、さてはマリエルの口調と性格を知らんな………………」

 

マリエル「それで クロノ君、何か用?」

 

クロノ「いや、君が僕を呼んだんだろ!」

 

マリエル「うっかり〜」

 

クロノ「…………………………………………………………………………」

 

ああ、作者よ……………コイツを今すぐ真面目キャラにしてくれ…………………………

 

無理

 

クロノ「orz」

 

マリエル「クロノ君? どうかしたの?」

 

クロノ「何でもない、それより要件を言ってくれないか?」

 

マリエル「このデバイスちゃん達が、改造してほしいって」

 

クロノ「すればいいだろ、君の得意分野だ」

 

マリエル「これ見てみて、この子達が望んでいるものを」

 

クロノ「これは!!」

 

マリエル「やっちゃってもいい?」

 

クロノ「………………………いいだろう、騎士に勝つにはこれしかないだろうからな」

 

マリエル「わかったよ♪」

 

クロノ「どれぐらいかかる?」

 

マリエル「もう出来たよ♪」

 

クロノ「何!?」

 

マリエル「小説の素晴らしい所だね♪」

 

クロノ「…………………………………………………………………………」

 

もう勝手にしてくれ………………………………………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜海鳴図書館〜

 

はやて「やっと、ウチの出番かいな…………………待ちくたびれたわ」

 

ウチの名は はやて、八神はやてや! この小説の主役の1人や!!

 

え? にしては出番遅いなって? じゃかましいわボケ!!

 

これも何もかも作者が悪いんや!

 

第一章から出せ! ウチを出すために書き直せ!

 

え? これ以上文句言ったら、第二章以降出さへんやって?

 

………………………………………………………すみませんでした

 

はやて「にしても、届かんな〜」

 

ウチは今、本を借りようとしたけど、手が届かへんのよ

 

へ? 身長低いなって? 車いすやからや!!!

 

パサァ

 

はやて「へ?」

 

ウチが取りたかった本が膝の上に置かれてる…………何で?

 

ウチが見上げると

 

?「…………………………………………………………………………」

 

はやて「…………………………………………………………………………」

 

な、何かめっちゃ怖い男の子が居る…………………………いや、人は見かけで判断したらアカン

 

取り合えず、本を取ってくれたっぽいから、お礼言っとこ

 

はやて「ありがと…………う?」

 

なんでやねん!?

 

お礼言ってる途中でウチに背を向けて、どっかに行こうとしよる

 

はやて「ま、まってぇな!」

 

?「…………………………………………………………………………」

 

む、無視しよった、無視しよったでコイツ…………………こんな可愛らしい女の子を無視するか普通?

 

はやて「ちょっと、無視せんといて〜」

 

男の子は立ち止まり、

 

?「………………何の用だ?」

 

!? こ、怖っ!!!!

 

なんちゅう怖い声や…………………………ホンマに子どもか?

 

いや、アカン………………………声で人は判断できん

 

はやて「本、取ってくれてありがとうございます」

 

?「フン」

 

再び男の子は歩きだした

 

はやて「…………………………………………………………………………」

 

………………アカン……………コイツ、殴りたい

 

いや、照れ隠しやな…………………うん、そうに違いない

 

はやては、車椅子を動かし、男の子の後を追う

 

はやて「私の名前は八神はやてって言うんです。あなたの名前を聞かせてもらっても?」

 

?「失せろ、貴様に名乗る義理は無い」

 

コイツ………ええやないか……………………とことん喋りかけたる、関西人舐めんなや!!

 

はやて「ありますよ、だって恩人の名前ぐらいしりたいじゃないですか」

 

?「もう一度言う、失せろ。そして、もう話しかけて来るな」

 

はやて「いやです、名前を聞かせてくれるまで、聞き続けます」

 

?「…………………………………………………………………………」

 

はやて(黙秘か……………………甘いで!!)

 

はやて「お名前は?」

 

?「…………………………………………………………………………」

 

はやて「お名前は?」

 

?「…………………………………………………………………………」

 

はやて「お名前は?」

 

?「…………………………………………………………………………」

 

はやて「お名前は?」

 

?「…………………………………………………………………………」

 

はやて「お名前は?」

 

?「………………貴様、俺が名乗るまで聞き続けるつもりか?」

 

はやて(貰った!)「はい♪」

 

?(ここまでしつこい奴は初めてだ……………ウザいな)「天城だ」

 

はやて「ちゃいます、私が聞きたいのは下の名前です♪」

 

カイト「…………………………………………………………………………」

 

はやて「お名前は?」

 

カイト「…………………………………………………………………………」

 

はやて「お名前は?」

 

カイト「……………………カイトだ」

 

はやて(フッ 見たか、関西人魂を!)「天城カイト君やね? よろしゅうに」

 

カイト「貴様、関西人か?」

 

はやて「貴様やない、はやてや…………ってか何でウチが関西人ってわかったん?」

 

カイト「関西弁で喋ってるだろうが…………………このエセ関西人が」

 

はやて「グハッ!!」

 

い、今までどんな言葉にも耐え抜いてきたウチやけど……………今のは効いたわ…………

 

カイト「フン」

再び移動する カイト

 

はやて「何所に行くん?」

 

カイト「帰るに決まっているだろ」

 

はやて「え〜 もう帰んの? じゃあまた明日!!」

 

カイト「…………………………………………………………………………」

 

このガキは何を言っている?

 

言葉の意味がわからずに無視をする カイト

 

はやて「明日もまた会えるといいな……………………………」

 

口と態度は気に入らんかったけど、カイト君は良い人や、ウチにはわかる

 

ウチと話す人はみんな、ウチの足に目線が行くか、同情や哀れみの視線を向けてきよる

 

でも彼はそんなことなかった…………………ウチの目だけ見ていた

 

しかも、足が動かんだけで甘えるなって言ってるように思えた………………

 

はやて「……………………………………………………」

 

めっちゃ良い男やん!!

 

はやて「今日は良い日やな〜」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜アースラ〜

 

なのは「こ、これが…………………………」

 

フェイト「私達の新しいデバイス……………………」

 

マリエル「そう、本来なら古代ベルカ式のシステムであるカートリッジっを搭載した、あなた達の新しい相棒よ」

 

なのは「名前はあるのですか?」

 

マリエル「いや、私じゃなく、持ち主であり、パートナーである、あなた達が付けなきゃ」

 

なのは「…………………………………………………………………」

 

私は負けた…………………レイジングハートの期待に答えられなかった

 

でも、レイジングハートは私と共に歩んでくれる

 

もう二度とレイジングハートを壊されたりしない!!

 

共に行こう、何所までも!

 

なのは「あなたの名前はレイジングハート…………………………レイジングハート・エクセリオン。私の新しい希望」

 

フェイト「…………………………………………………………………………」

 

今まで無理をさせてごめんね、でも私はもっと強くなる! あなたと共に!

 

フェイト「新たな私の想い………………………バルディッシュ・アサルト!」

 

マリエル「うんうん、いい名前だね」

 

なのは「ありがとうございます」

 

マリエル「それじゃあ、さっそくカートリッジを使った模擬戦、行ってみよ〜」

 

なのは「…………………………………………………………………………」

 

…………………………次は勝つ!!

 

待っててね、ミセスハンマー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

関西弁がちょっと強めかな?

 

流石に意味がわからない所は無いと思いますが、もしあったら↓のコメントにどうぞ

 

お答えします

説明
マリエルのキャラ崩壊・・・・・してるのかな?
原作知らないから適当に性格を考えてみた
もしかすると当ってたりして・・・と思いこむ
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タグ
リリカルなのは あくまで主役はなのは・・・・・・と思う 流れは原作 

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