真・リリカルなのは 第二章 闇の書始動編 第六話 激しくなる争い |
管理外世界から逃亡したシグナム達は、自身達の家に帰還した
ヴィータ「畜生、あの魔導師め!!! 今度会ったらブッ飛ばす!!!」
シャマル「まあまあ、蒐集は出来たんだから良しとしましょう」
ザフィーラ「だな。あの砲撃が直撃していたら…………………不味かっただろう」
シグナム「…………………………………………………………………………」
シャマル「どうかしたの? シグナム」
先ほどから黙っているシグナムに話しかける シャマル
シグナム「いや、ただこの数日ではありえないほどのパワーアップだと思ってな」
ザフィーラ「確かに……………特にあの金髪の魔導師はお前と対等に戦えていたな」
シグナム「このままでは不味いかもしれん」
ヴィータ「ケッ! それがどうしたんだよ! アタシらが負けるってのか?」
シグナム「主はやてを死なせてしまえば、我々の敗北。つまり蒐集の失敗は大きな痛手となる」
シャマル「確かに、管理局が来るのが今回に限って、ものすごく早かったわね」
シグナム「これからも管理局は邪魔しに来るだろう。もしもの時は…………覚悟を決めねばならん…………………奴らを殺す覚悟を……………」
ヴィータ「シ、シグナム………………お前………………」
シグナム「主はやてを死なせたくないのだ……………………何があっても……………」
シャマル「それは私達も同じよ シグナム」
ヴィータ「そうだぜ」
ザフィーラ「うむ」
シグナム「知っている…………………だからこそ、これ以上管理局に邪魔されるわけにはいかんのだ」
ヴィータ「次、アタシらの邪魔しに来た時は………………………………」
シグナム「ああ、殺傷で行く。もう我らに誇りなどあるまい? 主はやてとの約束を破った我らには……………」
シャマル「シグナム………………………」
シャマル・ヴィータ・ザフィーラは驚いていた
シグナムは、この4人の中で、一番誇りを大切にしていた騎士なのだから………………………
シグナム「さて今日はもう寝て、明日に備えるとしよう」
シャマル「そうね」
騎士達は眠りにつく………………………新たな覚悟を胸に秘めて
〜翌朝〜
はやて「で?」
ヴォルケンリッター「「「「???」」」」
はやて「昨日は何所に行ってたんや?」
シグナム「すみません 主はやて。ヴィータの奴が道に迷ってしまって………………………………探すのに苦労しました……………………」
ヴィータ<シグナム!! て、てめぇ仲間を売るのか!!>
シグナム<腹ペコシグナムの件………………忘れたわけではあるまい?>
ヴィータ<まだ根に持っていやがったか! 肝が小さい奴だぜ!>
はやて「ヴィータ………………まだ道順覚えてないんか? そろそろ覚えてや?」
ヴィータ「も、もうちょっとで全部覚えるからよ! だからもう少しだけ待ってくれ!」
はやて「うんうん、ヴィータは努力家で良い子やな」
はやては嬉しそうに言う………………………しかし、一瞬だけ顔が曇ったことに気づかない ヴィータ達だった
〜時は進み1時間後〜
シグナム「では、お気をつけて」
はやて「大げさやで、シグナム………………………ほな行ってくるわ」
はやては図書館に行った
はやて「今日も会えるといいな〜」
はやては、カイトのことが気に入ったようだ
〜カイト視点〜
カイト「!!!!」
や、奴は…………エセ関西人!!
不味い…………………見つかっては厄介だ………………
よく図書館を利用する カイト
その所為で何回か、はやてに話しかけられるようになった
カイト自身はそれが鬱陶しいと思っている
失せろと言えば、ほとんどの人は離れていく
しかし、はやては特に気にせず、何度も話しかけて来るのだった
カイト「あれほどまでにしつこい女は知らん………………見つかる前に帰るとするか」
カイトは図書館から脱出を試みる
はやて「へぇ〜 そうなんや〜」
すずか「うん、翠屋のケーキは本当に美味しいよ♪」
はやて「今度行かなアカンな」
カイト「どうやら会話に夢中のようだな」
これなら容易い……………………
カイトは無理なく図書館からの脱出に成功した
カイト「チッ もう此処は使わないでおくか」
カイトは二度とこの図書館に来ることは無かった
しかしカイトは、はやてと遭遇することとなる
これも運命か……………………
〜はやて宅〜
シグナム「では、行ってくる」
シャマル「お留守番お願いね」
ヴィータ「わかった」
シグナムとシャマルは蒐集を行うために出かける
管理外世界に行っても管理局が邪魔するなら、素早く行動できるこの地球で蒐集したほうが良いという判断である
無論、魔力を持つ人は少ないため、発見できない場合は管理外世界に行くが………………
シグナム「シャマル、どう見る?」
シャマル「十中八九囮でしょうね」
シグナム「やはりか………………だが行く価値はある」
シャマル「ええ、管理局員の魔力は高いから、ページがかなり埋まるわ」
突如として現れた高い魔力
管理局の罠と思いつつも、蒐集を試みる
〜アースラ〜
クロノ「良し、掛かった」
管理局員を囮とする作戦
これは騎士達を誘き出す作戦だが、もう1つ目的がある
なのは達と騎士達が地球で戦闘を行ったとき、カイトが介入するかどうかを確かめることだった
そのことを知ってるのはクロノだけだが……………………
クロノ(天城………お前は騎士達と敵対するか? それとも………………………………)
万が一、ヴォルケンリッターと手を組むことも頭に入れておく
〜フェイト&なのはVSシグナム〜
シグナム「クッ」
さすがに2人相手は厳しいか………………
魔力反応があった場所には既に、なのはとフェイトが待ち構えていた
シャマル「私もやるわ! シグナム」
シグナム「しかし シャマル、お前は……………」
シャマル「私だって騎士よ」
シグナム「………………そうだな、任せるぞ!!」
シャマル「ええ」
フェイト「なのは!」
なのは「うん、行くよ! フェイトちゃん!」
なのは&フェイト「「必殺コンビネーション!!!!」」
なのは「ブラストォォォォォ!!!!!!」
フェイト「カラミティィィィィィィ!!!!!!!!!」
シグナム「グワァァ!!!!!」
シグナムは、なのはとフェイトのコンビネーション攻撃に翻弄され、倒される
シャマル「シグナム!! クッ」
なのは「降参してください!」
シャマル「………………まだ負けてないわ」
なのは「…………そうですか……………なら!」
なのははシャマルに砲撃魔法を使おうとする
なのは「ディバイン「させるかぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」!?」
アイゼン(ラケーテンハンマー!!)
なのは「クッ」
何とか回避する なのは………………しかし、砕かれた地面の破片がなのはを襲う
レイジングハート(プロテクション!!)
相棒に助けられる、なのは
フェイト「増援か!!」
ヴィータ「こっからはアタシが相手だ!!」
フェイト「倒す!!」
フェイトの斬撃をハンマーで叩き潰す ヴィータ
そこでフェイトはあることに気づく
フェイト「殺傷設定!?」
ヴィータ「そうだ!!! これ以上邪魔するなら、マジで殺すぞ!!!」
フェイト「クッ」
フェイトは戸惑う…………………殺傷設定の敵と戦うのは今回が初めてのためである
なのは「ディバインバスター!!!」
ヴィータ「何!?」
なのはの砲撃が直撃する
ヴィータ「やりやがったな! ぜってぇぇぇぇ潰す!!」
ヴィータはなのはに突撃する…………………………しかし
カイト「フレイムイレイザー!!!」
ヴィータ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
カイトの砲撃には耐えきれず、吹き飛ばされる ヴィータ
シャマル「か、彼は…………………………」
に、逃げるしかない
シャマルは転送魔法の準備を行った
シャマル(私の転送魔法は時間がかかる。それまで持ちこたえられるだろうか…………………)
なのは「カイト君……………………」
カイト「漸く姿を現せたな騎士共、今度は逃がさんぞ」
シャマル「クッ」
不味い………………………
シグナム「飛竜一閃!!!!」
カイト「何?」
ボロボロの状態で剣を振るう シグナム
蛇のような剣がカイトに襲いかかる…………………しかし
カイト「下らん技だ!」
カイトは自身の剣でレヴァンティンを切り裂く
シグナム「!!!」
レヴァンティンに傷をつけるとは………………………
シグナム「ここからは私が相手となろう」
カイト「フン、消されたいようだな」
シャマル(シグナム、悪いけど戦わせてあげないわ)
カイト「!?」
シャマルは転送魔法を使い、シグナムとヴィータ共に、その場から撤退した
カイト「チッ」
魔力を追うこともできないようだ
カイト(時間が掛かる分、かなり使い勝手の良い転送魔法だな、魔力感知をさせないとはな……………)
カイトは何所かに飛び去ってしまった
なのは「ま、待って! カイト君!」
なのはの静止など無意味だった
〜アースラ〜
クロノ「やはり協力は可能のようだな」
天城を利用する……………
正しい行動とは思えない……………けど!
クロノ「もう、あの悲劇を繰り返させない」
クロノを焦らせる原因とは一体?
闇の書とは一体?
シュテル達の話を作成中なんだけど、難しいね〜
ストーリ自体は大分オリジナルになる予定です
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あ〜ストックが〜 本気でヤバいよ〜 |
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