裏次元ゲイムネプテューヌR
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1…始まりはいつもの日常から

 

・・・・・・夢を見た。

何処にでもあり、ありふれた日常・・・・・・

あの鏡に映った子供は自分だろうか・・・・けれどもその顔はぼやけて見えない・・・・・

そんな子供の後ろに立っていた大人を振り向いて・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

???

「ん・・・・・・・・・」

顔を見るその前に目が覚めた。「また夢か」と、青年は呟いた・・・・・・

青年の名はユウザ、幼いころの記憶がないフリーターだ。

様々な人からの依頼、クエストを受けて、その報酬で生きている。

時計は午前の3時を指していた。どうしてこんな時間に起きたのか、青年は考えたが・・・・・

 

ドンドン!

 

床下から何かがたたく音が、それを邪魔している。

 

ドンドンドン!!

 

??

「ユウザー。起きろー。ちょっと来ーい。」

下の階の駄菓子屋の親仁が、ホウキか何かで天井を突きながら催促をしている。

「恐らくあれで目が覚めたのだろう」とユウザは思った。

こんな時代に駄菓子屋なんて売れるのかというツッコミは無しの方向で。

駄菓子屋の上に自分の部屋があり、ユウザから家賃を受け取っていて何とかもっている状態だ。

完全に目が覚めてしまったのか、眠れそうにない。

 

ドンドンドンドン!!!

 

催促の天井突きが段々うるさくなっていく・・・・

仕方がないので、ユウザは下に降りて、要件を聞くことにした。

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所変わってとあるビル街、街中は明かりで満ちており、夜空の星よりも眩く感じるほどだ。

そんな中、ビルからビルに移って、街の誰にも気付かれず、いつものように繰り広げられていることがあった。

それは・・・・・・・

 

ダダダダダダダダダ!!! タタタタタタタ・・・・・タンッ!!

 

たった二人の闘争だった。

 

スタッ・・・・キキキキキキキキキ!!

 

一人は軽装備で、大きめのライフルのような機関銃を乱射した。

一人は重装備でありながら軽快に走って避けたり持っている少し大き目の盾で防いだりして、弾を退けた。

 

スタッ・・・・チャッ

 

???

「全く持って不愉快だね・・・・どうしていつも僕の邪魔ばかりするのかな?」

 

スタッ・・・・ブンッ!!

 

????

「それは私の台詞だ。いつもそうだが、私の依頼人ばかりを狙っているのか?」

???

「まさか、賞金の額が高い奴を狙ってるだけだよ。何で君は賞金首を守っているわけ?わけがわからないよ。」

????

「賞金がかかっているなら濡れ衣を着ている者も深い事情がある者もお構いなしに殺そうとする貴様よりかマシだ。」

 

タンッ!ダァン!ブンッ!ガキンッ!ギィィィィィ・・・・!!

 

二人は戦いながら話し合っている。剣をいなし、弾をかわし、盾で防ぎ、銃でいなし、離れたり、近づいたり・・・

???

「そんなの賞金にかかるのが悪い。全く・・・君のせいで商売あがったりだよ。どうしてくれるんだよ。」

????

「前からマトモな職に就けと言っているだろう、何時まで銃を持っているつもりだ、チータ。」

銃を構え、黒衣の青年チータは皮肉めいたような笑みを見せた。

チータ

「生憎、これしか向いてないわけでね。そっちこそ用心棒とか護衛とか防衛とかやめたらどうだい?デバッカ」

白き鎧を纏う青年、デバッカは左に楯を、右に剣を構えながら、さらに強くにらんだ。

デバッカ

「笑止。私は生涯護る事しかやったことがない身、どうにもならん。」

それを聞くと、チータは乾いた笑い声をだした。

チータ

「・・・生涯それしかやったことがない・・・か・・・・・その一つその一点はだけは、同じなんだね・・・・・」

二人はその一言を最後に言葉を交わす事をやめ、いつものように、今宵も舞い踊るように、闘争を繰り広げる。

・・・・・ただ、お互いの意地を賭けて・・・・・・・

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始まりは些細なことかもしれない。

 

?????

「ふふふふ・・・・・」

 

小さな事かもしれない。

 

ユウザ

「はぁ・・・・また無茶ぶりだろうなー・・・・・」

 

それでも・・・そうだとしても・・・・・・

 

チータ

「この勝負、勝ちはもらうよ・・・・・・・・」

 

関係などないのかもしれない・・・・・

 

デバッカ

「今宵もまた、護って見せる・・・・!!」

 

そして、いつもの日常は・・・・・

 

?????

「さあ・・・・始めましょう・・・・伝説を・・・・・・」

 

歪みとうねりが加わり、新たな日常が・・・・新たな物語が・・・・幕を開ける・・・・・

 

??????

「これは・・・・まさか・・・私の力が・・・・失われている!?」

 

次回、裏次元ゲイムネプテューヌR 2・・・・・・・【いつも】が変わる【トキ】(仮)

説明

完全ノープランモノですが、良ければどうぞ。

※キャラ崩壊注意!(自分の作品全てにも言えますが)
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コメント
コメント、ありがとうございます!平行世界の物語ですので、結構違います。さらに言えばこの物語、過去のボツネタが元です。(ヒノ)
byZ いつもの3人はいたけど・・・ byH 話しが少し違う?これは期待してまっています。( Z ハデス)
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