IS-インフィニット・ストラトス ネクサス 急展開ーAccelerationー
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 ある日の一年一組の教室。一夏はいつもどおりに授業を受けていた。

(最近、ビーストの出現が少ないな。嵐の前の静けさなのか?それとも・・・・)

 そんなことを考えていると一夏の胸に急激な痛みが走る。一夏は胸を押さえる。

「ぐっ・・・・・・・・・」

「織斑君、大丈夫ですか?」

 山田先生が一夏に声を掛ける。

「は、はい・・・・大丈夫です。」

「また無茶しないで下さいね。」

「はい・・・・・」

 一夏の状態に箒、セシリア、シャルロット、ラウラは心配をしていた。

 

「大丈夫、一夏?」

「無理はするな。」

「大丈夫だって、皆。」

 休憩時間、食堂で一夏は箒達に心配させていた。

「だがお前は一度ここでも倒れているんだぞ。」

 箒達は一夏が臨海学校とグラウンド、そして奇襲事件の後で倒れたときのことを思い出した。

「へ〜、報告にあった通りだね〜。」

 そういいながら近づいてきたのは楯無であった。隣には簪も一緒にいた。

「でも、どうしてあの時倒れましたの?」

「ま、まあ・・・・・多分疲れてたからかな?」

「嘘を言うな。」

「ラ、ラウラ?」

「臨海学校のときは肉体が限界であったことを隠してただろ。疲れているというレベルじゃないぞ。」

 ラウラの言葉に一同頷く。その時チャイムが鳴り響く。

「じゃ、じゃあそろそろ戻らないといけないから。」

 そう言って一夏は急ぎ足で教室へと向かった。

「絶対なにか隠しているわね。」

 鈴の言葉に一同頷いた。

 

 何とか何を逃れたがこのままじゃまずいな。早く何とかsっ!

 廊下で一夏は胸の痛みに苦しみだした。

「ぐあぁぁぁぁ・・・・・・・」

 一夏は片膝を突き、苦しむ。一夏はそのまま気を失い、倒れた。

 

 一夏君、どうしてあんなことしたのかしら?いつもの一夏君ならあんな回避方法しないはずなのに・・・・

 楯無はそう考えながら廊下を歩いていると、倒れている一夏の姿を見つける。

「一夏君!!」

 楯無は急いで一夏に駆け寄る。

「しっかりして、一夏君、一夏君!!」

 楯無は一夏の身体を揺さぶるがまったく反応が無い、楯無は一夏の首に手を当てる。脈はあった。次に呼吸を確認した。空気の流れは耳で確かに感じ取れた。楯無はISを展開して一夏を保健室に運んだ。そしてこのことを千冬に知らせた。

 

「大丈夫か、一夏!!」

 千冬が血相を変えて保健室の扉を勢いよく開けて入ってくる。

「織斑先生、織斑君は大丈夫です。今は寝ているだけです。」

「そうですか。よかった・・・」

 保健室の先生の言葉に千冬は安心し、ホッと胸をなでおろす。

「でも驚きましたよ。まさか織斑先生があんな勢いで入ってくるなんて。」

「すみません、お恥ずかしいところを見せてしまって。」

「いえ、家族なんだから仕方ないですよ。」

 

 一夏が保健室で寝ている頃、楯無は一夏の部屋にきていた。

「まあきっと起きてからしばらく寝ることになるから何か持っていってあげようかしら。」

 そういういいわけで楯無は一夏の部屋を物色する。

「さ〜て、官能本とかはないのかしら〜♪」

 そういいながら机の上を見ていると一冊のノートに目に入ってきた。明らかにほかのノートと違い厚いノートであった。

「何かしらこれ?」

 楯無はそのノートを開き、中を見る。中にはビーストの写真と名前が記入されていた。

「男の子らしいわね。」

 そう笑いながら読んでいたが、ふとあることに気付いた。

「どうしてこんなことが書かれてあるの!?」 

 楯無は自分が見ている物の内容に眼を疑った。

 翌日一夏は何事も無かったかのように振舞った。そしてその週の日曜日、楯無は人気の無い森に一夏、箒、セシリア、鈴、シャルロット、ラウラ、簪、千冬、山田先生を呼んだ。

 

説明
一夏は考え事をしながら授業を受けていると胸の痛みに苦しみだしてきた。一気に急展開にしてしまってすみません。中々アイディアが出てこなくて・・・・
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インフィニット・ストラトス IS アイディア 痛み Acceleration ネクサス 考え事 

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